治療に来て下さる方々によくある話。
どこか不都合なところが出来ると、気が塞いでしまう。すると当然毛細血管の流れも悪くなって益々治りが遅くなる。
痛いのなら動かなければいいだろうと全く体を使わないでいると、肝心の傷は治っても使っていなかった筋肉がぐんと落ちていて、今までの半分くらいの負荷で別のところを悪くしたりしてしまう。
負のスパイラルに入り込んでしまうと往々にしてこんな目に会ってしまう。
ただ、どこかでその負の連鎖を断ち切ることが出来ると、一気に今度はプラスのスパイラルにはまり込むことは可能だ。
一つのことがうまく行き出すと、次から次へと良くなっていく例はたくさん見てきた。ついでに治っていく。
余計な連鎖を断ち切ること。
それにはまずしっかり目の前に見えることに向かい合うことが肝心、肝心。
今日は各地で魅力的なレースが繰り広げられておりましたが、、、
わたくし、自治会の仕事をちょこっとした以外、ほとんど1日中ボーッと何することもなく肌寒い晩秋の時を過ごしていました。
昨晩、自治会関連の飲み会で派手に飲んで（帰宅後玄関で寝ていたらしい、あは(^^ゞ）、どうやら肝臓が疲れているらしいです。よく寝たし、頭も痛くないけど、何だかずっと気だるい一日でした、まる。
【 × 3 】
3日連続でプールへ。
スイムはとにかく水中での抵抗を極力少なくすればいいってことはよ～くわかっている。つもり。
体が真っ直ぐ水平に保たれていて、ケノビをしたら息が続くまでスーッと浮かんでいられたら最高。
20代の頃は学校のプールの横、つまり10ｍをケノビ伏し浮きで行けていた。
いつの頃からか、プールの壁を思いっ切り蹴っても5ｍ通過あたりで足だけが急激に落ちるようになった。足に筋肉がついて重くなったからだ云々と言われるけど、とにかく息はまだまだ続くのに足がプールの底についてしまってジ・エンド。
頭をグッと下げ、重心も前。それでお尻もふくらはぎも水面にぷかり、、、という映像を見ていると、なんてことないただの浮き身なのになぁ。と大きなため息。
走れない時はスイムでしょ。
っていう訳じゃないけど予定通り今日はスイム。
さんざんアドバイス頂いた①頭を入れる ②すぐに水をかかず我慢して前に伸ばす伸ばす伸ばす
今日の一人レッスンはひたすらこの2点を意識しつつ体を真っ直ぐにして泳ぐ。
両呼吸も4ストローク1ブレスもせずに、2ストローク1ブレスでゆったり泳ぐ、というか泳げて実にいい感触。
ってにんまりしたけど、動画を撮ってもらったりするとまだまだあちゃ～って感じなんだろうなぁ。
って、気を引き締めた。
困ったことに膝の調子がよろしくない。
何年かに一度、ちょっとばかりご機嫌斜めになるのは決まって左側。ハセツネ前にもその左膝がおかしくて直前2週間走るのをやめた。テーピングを施して走ったハセツネでは何の問題もなく走れた。走れたがあまりに足への負担が大きくて50km以降の下りがヨレヨレだった。この時、完璧に無理強いをしていたことは明らかで、主に下半身の筋バランスを狂わせてしまったようだ。
そして、このところ右足を着地した時にいやな痛みの感触が膝に出ているのだ。しかも痛めてた左ではなく、右。歩く時に顕著。さらに言えばはっきりしたのはレース直後でなく2週間ほど経過してから。
バイクで超高回転のトレーニングをしたことの影響もあるかもしれないけど、やっぱりハセツネでの無理強いが引き金だろう。
自分的にはとっても珍しいケースだ。仕事的にもこういう感触はチャンス到来、興味津々ということで、あれこれ治療的ポイントを探っている。
そんな訳で今年はハセツネより勝負レースとして決めていた大田原の準備がほとんど出来ず仕舞い。またまたバイクオンリーの調整で臨むしかなくなってしまった。困ったことだけどこうなってしまった以上それはそれで仕方ないでしょ。
昔々まだ20代の頃、20kmの丹波谿谷マラソンっていうのがあって、第1回から参加していた（5回くらいでなくなってしまった）。開催日は11月3日。いつもどこを見上げても見事な紅葉に圧倒されていた。
今日は11月4日、快晴。よし、お昼過ぎになって、急に思い立った我ら。
奥多摩の奥の方から治療に来て下さる方から、今年の紅葉は色づきがよくないって聞いたばかりだったけど、なかなかチャンスもないし丹波山村までビートルを飛ばして行ってきた。実は道の駅で1升瓶のワインを買うのが目的だったりもしたけど。
さてさて、問題の紅葉は確かにちょっと冴えなくて、色付いた山の斜面より空の青さと雲の動きにばかり目が行ってしまった丹波山ドライビングだったよ。
【こんなイメージで】
9月に奥さんを亡くされた北九州に住む学生時代の友人に会いに行って来た。
何一つ変わらない風情で迎えてくれた彼。みんなでしこたま飲んで、大騒ぎして、散らかしてきただけ、みたいな。
簡単に元気になんてなれやしない。一人になった時にえも言われぬ寂しさと悲しみに包まれてしまうのだと先日別の人から聞いたばかりだ。
自分とあいつを入れ替えてみたら、もうどうにかなってしまいそうでその先を考えることは不可能。だから、結局は何も言ってやれないし、何の力にもなってやれない。そのことだけが際立ってしまった。事態を知ってからだって、とうとう手紙のひとつも書けなかったのだ。
力を落とす間もないように見える寺の住職という彼を笑顔でサポートしていたお嬢様があまりに素晴らしく、その存在に救われた。彼女が立ち働く姿を目にしていると、そのお嬢様の結婚披露宴の数日後、幸せだったと言いながら家族に見守られて息を引き取られたという奥様の人柄が偲ばれ一層胸が熱くなったのだった。そういうことだ。
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