治療に来て下さる方々によくある話。
どこか不都合なところが出来ると、気が塞いでしまう。すると当然毛細血管の流れも悪くなって益々治りが遅くなる。
痛いのなら動かなければいいだろうと全く体を使わないでいると、肝心の傷は治っても使っていなかった筋肉がぐんと落ちていて、今までの半分くらいの負荷で別のところを悪くしたりしてしまう。
負のスパイラルに入り込んでしまうと往々にしてこんな目に会ってしまう。
ただ、どこかでその負の連鎖を断ち切ることが出来ると、一気に今度はプラスのスパイラルにはまり込むことは可能だ。
一つのことがうまく行き出すと、次から次へと良くなっていく例はたくさん見てきた。ついでに治っていく。
余計な連鎖を断ち切ること。
それにはまずしっかり目の前に見えることに向かい合うことが肝心、肝心。