【あちこちのしだれ桜が満開だった】
実は、東男に京女。
なのだ、我が家は。
妻は出生から4年間を京都で過ごした。
その4歳児の記憶にはほとんど残っていない、まだフワフワと浮いたままだった魂の一片を探すのが目的の1つだった先週の京都旅行。
記憶にないのだから記憶は辿れず。姉から聞き出しておいた旧住所をiPhoneのMapにピンドロップして捜し回った。
学生時代によく聴いた、さだまさしの「きみのふるさと」(国道沿いを西から東〜♪)
結婚前に妻は千葉の柏に住んでいたので、ちょうど国道沿いを「西から東」へと向かいながらこの歌詞に想いを重ねたものだった。
「君を育てた街に会いたかった〜♪」
だけど、もう1ヶ所、幼い頃の妻を育ててくれた街を訪ねておかねばならなかったのだ。東ではなく西へ。ずっとずっと気にかけていた宿題の1つだったのだ。ここに無事提出終了。
ま、50年も前とは辺りの様子もすっかり変わってしまっており、訪ねてみても懐かしい香りがする訳もなく、一応ウロウロと足跡を残してすっかり満足しきった二人は金閣寺へと向かったのでした、まる。ちょうど1週間前の今日の出来事。