ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

フロストバイトベスト

2011年01月16日 | 大会レポート

0116_yokota 【本場のエアロビは違うぜ】
第30回フロストバイトロードレース(ハーフ)。色々アメリカンアバウトなロードレース・・だけど、1時間23分24秒! なんだなんだなんだ、自己ベストだぞぃ。0116_yokota02

今朝の体重も61.5kgと順当。昨日軽い感じだったのに加えて、さらに気分をよくしてのスタートライン。今年は自己申告タイム順のゼッケン割り振り(1:15~1:30ゾーン)で慌てず並べてよかった。
当初の予定通りに前半は「攻撃的守り」の走りを。「攻撃的守り」って、まぁ、最初っから積極的に走るけどいい気にならないっていう意味。
さっそく2km程の所で後方から選手が近づいてきて声かけられる。うわっ、同い年の元ハセツネチャンプ・ノザキさんじゃないですか!足が痛くなりそうだから無理しないと言ってたけど、ちょっとだけ前に出てみたら心拍数5拍も上がったので、即撤退。これが「攻撃的守り」。
後は普通だったらとても一緒になんて走れないランナー・ノザキさんの後方20m位をキープ。それにしても滅多にないことだからじっくり観察するとすんばらしいハムストだ。心拍数の目安は160拍。

朝から風が強く吹いていて、その強風と戦う覚悟は相当に出来ていたが、基地内の建物のおかげで前半は思った程つらくない。楽しみにしていた5kmの表示が見当たらず、ペースの修正は後送り。
国道16号線のフェンスに出ると、本日所用でDNSの地元仲間セイゴさんの声援。広い滑走路に出たあたりからは隣にピタリとヤングアメリカ人が並ぶ。
8km地点、32:33。だいたい思っていた通りのタイム。
北面のフェンス越しに、山トピのドン・yahushigeさんの声援を受ける。ありがたい。
10km、40:26。このレースの距離表示の不正確さには折り紙つきだけど、体感的にはちょうどピタリかな。心拍アベレージも161。予定通り。足は大丈夫か、呼吸は問題ないか、何より気持ち的に余裕はあるか。すべてクリア。
そろそろ折り返してくるトップ選手とすれ違うはず。一人、二人、三人、四人・・。このあとぐるりと小周回に入るので会えた選手はたったのトップ4!えっ、それって自分がいつもより速いからか?
ちょっと気分が盛り上がったのも束の間、今年はコースが変更になっていた。

いったん引き離していた、さっきまでずっと隣にいたヤングアメリカンが再び追いついてきたので・・ここで一発にっこり英会話教室だ。
How old are you?
seventeen.
I'm 55。
Oh Good !
・・・な~んてやりあって、せっかく追いついてきたところを可哀想だけど、そのヤングアメリカンは置き去りにしてきた。

折り返しですぐ後方にマイスターのニシムラさん。おやおや、なんで後ろに。折り返した所でスピードの落ちていたノザキさんをかわす。神経痛がつらい様子。それでもこりゃまさかの展開だよ。

後半戦に入り「攻撃的守り」は捨て、一段ギアを切り替え「攻撃的その気」へ。165拍キープで向かい風に立ち向かえ。選手の後ろに付いて風よけをしたいけど、スピードが合わないので、ここは仕方ない、ハリ天が引っ張る。その気になって攻めろ。向かい風の揚力を使う特殊走法(みんなやってるか?)の見せどころだ。

さて、そろそろ初ハーフのハリマネとすれ違ってもよさそうな。来た来た。遠くから手を振っている。元気そうだ。ハイタッチ。すぐ後ろにmakiちゃんも、ハイタッチ。元気交換だ。ヨッシャ~。

15km、1:00:38。よし、心拍アベレージは165にアップしているが行ける。
ハリ天を風よけにしていたというニシムラさんが追いついてきて、久し振りの並走。そう言えばレースでの彼との並走なんて、初めて会った第1回TTRの時以来かな。富士五湖100kmチャンプ、元24時間走日本代表選手と一緒に走れるだけで今日は大満足だ。
遮るものが何もない広い滑走路、ここの強烈な向かい風をクリアすれば追い風が待っている。UTMFの話なんかしていたらあっという間だった。

さて、長い直線路で最後の給水。水は必ず採っていたけど最後の最後に2度も受け取り失敗。何たってグローブをしているのに手がかじかんで指が動いていない。まっ、気にしない。
水が気管に入ってしまったのか後方でさかんに咳き込む様子、ニシムラさんかな?
振り向かずに一気にスパートだ。17kmの看板も過ぎている。あと4km、いよいよ「総攻撃」モードにスイッチ切り替えだ。とにかく前を行く選手を目標に一人ずつ捕らえていく。ラストハンターになれ。
苦しくなっているけどフォームを乱すようではやり過ぎだ。そこんところを忘れないようにしつつラストハンター。何故か呼吸はスーっと楽になっていて3分台のスピードが心地良い。

20km,1:20:20。あれ~、もっと速いはずだけど・・・。まっ、あとひと踏ん張り。最後のコーナーに差し掛かる頃、後方から若い選手。速い。ついていけないがもがく。
おっと、ゴールはもうすぐそこだ。ダッシュでゴール。目安にしていた25分切り達成だ。ビルドアップしてゴールが最高心拍という理想的な展開にニヤリニヤリニヤリ。
やっぱ、軽いと速く走れるよ。元が遅いからだけど、55歳にもなってハーフで自己ベストとは。フロストバイトという但し書きが入るけど、体感的にも自己ベストなので実に満足したレースだった。
 
ゴールしてしばらくしたら、親父頑張るねぇ、見えていたんだけどなぁって久々のこの人、白戸太朗さんが。0116_sirato
おぉ、か、か、勝ったぞ。


緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽い!

2011年01月15日 | 日々奮戦

0115_stand 【落とし所を見つめて】
瞬間最低体重は、当然のようにしっかりの三食であっという間に消え去ったけど、一晩経ったらグリコーゲンもしっかりと回り出した。いかにもそういう感覚。
ちょっと走ってみたら、なんだなんだという軽さ。スイスイと足が出る。昨日のあの鉛が注入された下半身は何だったんだ!
一夜にして別人だ。

ということで、明日はまたまた毎年恒例のアメリカンレース、横田基地のフロストバイトロードレースのハーフに出場。初ハーフ挑戦のハリマネの伴走はせずに、ガツンと走ってみる予定。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜び半分反省半分

2011年01月14日 | 日々奮戦

0114_hanhan 【半々だね】
水・木の2日間、以前はまった「ファスティングダイエット」に取り組んだ。プチ断食みたいなものだ。ダイエットというより体内にたまった毒出し(デトックス)の意味合いが強い。キャベツ・ほうれん草・ニンジン・リンゴをジューサーにかけ、そこへすり下ろしたバナナとレモン汁・豆乳を加えた特製ジュースを飲む。
※興味ある方はこちら「みどりの風・第45号」で0114_midori

「midori45.pdf」をダウンロード


昨年11月末から意識して体重落としをスタート。以前このブログでも「糖質バリバリ」なんて記事を書いたけど(こちら)、あれはやっぱりダメで、京都のまっちゃんがガツンとコメントしてくれた糖質カット作戦に方向修正。ご飯を極力減らして頑張ってきていた。スタート時が66.4kgで約1ヶ月経過時の年末年始が62kg~63kg台を行ったり来たり。普通ならまずまず順調ということになるけど、こちとらおやつ&アルコールカット、夕飯は半分以下と気合いのカロリー制限をしつつ、練習はばっちりなのだからこんなもんじゃとても我慢がならない。特に年明けからもう一つしゃっきりしない下がり方にイラッときたのが始まりだ。
いつものことだけどやる時はやるぞ。本気だぞ。ただレースを控えているので以前のように、3日間3食とも特製ジュースでチャレンジする完全ファスティング(断食)はやめておいた。
朝食は普通(軽めだけど)。昼と夜を特製ジュースで過ごす。日常はゆったりと過ごし、激しい運動は避ける・・・ところだけど、少しは走っておいた。

完全ファスティングの時は慣れてしまうと本当に頭まで冴え渡る感覚があったけど、今回はどっちかというと「つらい」「腹減った」感が大きかった。

で、変則ファスティングダイエット昨晩で終了。今朝起きて、体重計に乗れば、なんと60.8kg。友人のさんぽさん曰くの「瞬間最低体重」を記録した。あくまでも瞬間かもしれんがにんまり。しかもいよいよ普通食。もう何を食べてもうまいのなんの。それはそれは純粋な食の幸福感を味わったのだ。ここまでは二重丸。

だがしかし、エネルギーが入り出した途端、体は大喜びで使い始めたのか、今度はクラクラが激しくなってきた。腹減り感が激しい。これじゃ仕事に差し支えるとハチミツ・レーズン・ビスケット。
お昼休みに走ってみれば、下半身には特大鉛を詰め込んでいるかのよう。久しぶりに味わうグリコーゲン完全枯渇状態だ、嗚呼大変だ。こんなんではいい練習は出来ないな。レース前としては少々考えものだという結論が引っ張り出された。マルは付けられないかな。だから半分反省した・・と。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂漠マラソンって

2011年01月13日 | 日々奮戦

0113_sunset 【1月11日・雰囲気写真】
砂漠マラソンって、サハラマラソンとか・・。
その昔、トライアスロンを始めた頃に、ある女性トライアスリートが「サハラマラソンに挑戦」のグラビア記事をしっかりと読んだのでなんとなく印象には残っていた。でも自分にはちょっと無縁の世界。

それが!
ついにハリ天、砂漠マラソンに挑戦か!

っていう話題ではなく、砂漠マラソンランナーに出会ったという話。

昨秋、信越五岳に出場した折、前夜の宿で偶然同室になったのがその方、樺澤氏。
彼は菅平の12時間ロゲの主催者で、ハリ天と部屋で顔を合わせた時に「ロゲに出てくれた人ですよね」と。てっきりそのスジの方かと思って色々話始めると、とんでもない砂漠マラソンのエピソードが彼の口から出てくる出てくる。もう一人同室だった猛虎亀田氏(こちらもおんたけのレースで仲良くなっていた)と口をあんぐり。0113_shinetu
ボトルの水が昼にはお湯になり、夜には凍る話、グミ菓子などはドロドロになる話とかはふ~ん、すごいですねぇで済んでいた。けど、
一番の驚きは「人間って冷たくて気持ちいいんですよ」って話。日本では冬に寒さを吹き飛ばそうと「押しくらまんじゅう」をするけど、暑さから少しでも逃れるために選手同士が寄り添って「押しくらまんじゅう」をするのが気持ちいいというのだ。灼熱の世界では人肌が最も冷たい・・・。ぎょえ~!初めて耳にした驚愕のエピソード。
そして、砂漠マラソンがシリーズ戦になっていて、ポイントを貯めると、2年に1度開催の南極ステージに進めるというのだ。彼は2012年の南極ステージ参加へ向けて頑張っているとのこと。南極を走る?これも初耳で実に新鮮だった。
他にも面白話をたんまり聞かせてもらった。

その樺澤さんと、日曜日の新春マラソンのゴールでバッタリ再会。(Photo by よっちマン)0113_kabasawa
3月1日に南米チリのアタカマ砂漠へ向け出発するとのこと。いよいよ南極ゲットへのステージ。自分には出来ない挑戦だ。これには大きなエールを是非是非送りたい。
ということで、本日は ↓ 砂漠チャレンジャーの紹介でした。
・ブログ「冒険野郎の記録」
http://adventure1973.blog.shinobi.jp/
・HP「冒険野郎の館」
http://www.adventure-runner.com/

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年年歳歳

2011年01月12日 | 日々奮戦

0112_guidepost 【道しるべ】
毎年同じレースを走っていると、色々な比較が出来て面白い。
昨年暮れの「みたけ山トレイルラン」も第1回からの参加でずらりと記録を並べて比べて楽しんだ。
この間の「新春マラソン・30km」も2006年から6年連続出場中。その昔の記録も引っ張り出してみたらあと2回出場していた。

■1986年(30歳)2:07:15 
 前半18分台のラップを刻みながらハンガーノックでダウン。しかし、この年は翌月の青梅で2時間切り。佐倉で撃沈したものの一応フルベストの2:58。そして初の宮古島トライアスロンへと続いた。

■1987年(31歳)2:20:05
 転勤で環境一変していた年。2:05を目標にしていたらしいがダメ走り。月間200kmに満たなかったのに青梅では2:04、佐倉でもぎりぎりサブスリー。

そして直近の6年分
■2006年(50歳)2:03:33→勝田サブスリーペースも大撃沈3:22
■2007年(51歳)2:10:36→勝田話にならず3:24
■2008年(52歳)2:05:21→つくば3:10
■2009年(53歳)2:05:43→荒川3:06
■2010年(54歳)2:07:46→勝田3:05
■2011年(55歳)2:04:59→ ? 

バーっと1月の30kmタイムを羅列し、その年のフルマラソンとの相関関係を見ていこうと目論んだのだけど。
・・・・う~ん。
昔からよく走っているなという思い出だけで、何の関係も見い出せないな。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪中雲取写真

2011年01月11日 | 日々奮戦

0111_kumotori01 寒くて思うように指が動かず苦労もしたけど、いつもとは違うとっても新鮮な感覚でカメラ遊びが出来た昨日の雲取。0111_kumotori02
さて、その一部をセレクトしてみましたので興味のある方、ご覧ください。
特に行ってみたいけどなかなか行けないよなぁって方には、ちょっとだけ「行ってきた気分」を味わっていただけるかも・・です。
大きな画像は写真クリックで。↓

<embed width="288" height="192" type="application/x-shockwave-flash" src="http://picasaweb.google.com/s/c/bin/slideshow.swf" flashvars="host=picasaweb.google.com&amp;hl=ja&amp;feat=flashalbum&amp;RGB=0x000000&amp;feed=http%3A%2F%2Fpicasaweb.google.com%2Fdata%2Ffeed%2Fapi%2Fuser%2Fharitengu%2Falbumid%2F5560837125608858865%3Falt%3Drss%26kind%3Dphoto%26hl%3Dja" pluginspage="http://www.macromedia.com/go/getflashplayer"></embed>
iPhone・iPadの方はこちらからどうぞ。

*今日はどうも雪雲が煙っているようで、雲取山が見えません。実にラッキーだったよう。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

突然雲取雪中撮影走

2011年01月10日 | 山行き

0110_kumotori00 30km走の翌日はもう1本ロングで追い込んでおきたい。
今はロードオンリーでいいのだけど、好天が約束されている冬の日、行っちゃおうかな、どうしようかな、う~ん行っちゃえ!
ということで、久し振りの鴨沢からの雲取アタックだ。
と言っても右手にはハンドストラップでデジイチを。50mm1本勝負だ。ザックの右ポケットには広角狙いのデジカメも。本当は日の出から狙いたいところろだけど、昨晩サッカーアジアカップの後半ロスタイム同点を見届けたら午前様になってしまった。あんまり睡眠時間を削ってはまずい。30kmレースで足はパンパンだし、5時起きでゆるスタート。ゆるだけど出来るだけ走って上る。すぐに汗が出てくるが、同時に冷えもする。0110_kumotori09
マイナス20度対策の防寒カメラ用皮2重手袋装備だけど、指先チンチン。シャッターがなかなか切れない。日はどんどん上り始め、あっという間に明るくなり、山にも日が差してくる。
富士山が姿を見せた。予想通りお見事!0110_kumotori10  
南アルプスの雄姿もこれまた絶好!0110_kumotori08
七ツ石小屋への分岐あたりから道は白くなってきた。ブナ坂から稜線に出るともう興奮。考えて見れば1月に2000mの山に登ること自体初めての体験だ。結構雪があるが軽アイゼンを使わなくても十分に走れる。モニターになっていたけど、ストップがかかり過ぎてレースでの出番が殆ど無かったスポルティバのクロスライト。グリップが効いて抜群の仕事ぶりだ。0110_kumotori07
連休中で下から上から登山者はかなりの人数。何?って顔をされながらもデジイチ片手に黙々と上り、立ち止まり、カメラを構えシャッターを切る。0110_kumotori04
もうどこからでも素晴らしい富士山や南アの山並み、そして足元の銀世界にエキサイトして我ながらこりゃ大変だ。0110_kumotori05
アイスバーンになっていたらこけてカメラを壊すのが嫌だからそこから引き返そうって思っていたけど、なんだなんだみんながアイゼンでほぐし雪の表面がサラサラになっていて、実に走りやすい。0110_kumotori06
久々の高地でハーハーしていたけど気分良く頂上に到着。いやぁ、いい気分。0110_kumotori01
お昼前に帰るなんて言ってきたけど、結構慎重に下っていたし、右腕筋肉痛だし、下りもそれなりに楽しんで走って、しめて5時間45分。0110_kumotori02
滴った汗は完全に氷となって髪の毛やネックウォーマーに張り付いたままだった。0110_kumotori03

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新春マラソン本番力

2011年01月09日 | 大会レポート

0109_kawasaki01 1年のスタートレースとしてすっかり恒例定着した川崎新春マラソン。
今年の結果は2時間4分59秒!
久々の5分切りで総合60位、50歳代10位。
この位で走りたいという願望(目標ではなく)が満たされた結果となりました。
やっぱ本番は違うなぁってやつです。

0109_kawasaki04 今日は快晴、数日続いていた寒さもすっかり和らぎ、名物の風もほとんど吹かず絶好のコンディション。2006年のこの大会でご縁が出来たヨッシーの父さんとの勝負の日。
彼とは2006年大会で後半競り合い(この時点ではどこの誰だか不明)、その後実は同姓で同い年だということが判明、それ以外にも今年結婚30周年を迎えるとか子ども達のこととか次から次へと共通項が明らかになり、今や「兄弟」として固い絆を結ぶに至ったという歴史がある。
そのヨッシーの父さんにはこのレースではいつも後塵を拝していて、ゴールを迎えてもらうのが常になっていた。もういい加減、この状況を抜けださねば。なんとかギャフンと言わせなければ。
で、今年。ガツンと行きましたよ。一度も後ろ姿を見せることもなくブッチギリ、これまで数年分をまとめた一気10分以上の差。やりました。ちょっと調子悪かったみたいでしたけど。0109_kawasaki03

さて、レースの展開を少々。
スタート前は地元民のよっちマンの先導で約1km先のトイレまで。いつもはそんなにアップしないけど、今年は意識して心拍も上げておいた。0109_kawasaki02
5分前にスタートラインへ。今日はいつものエクサミュージックをやめる決断。1分間195歩のピッチを刻むのを音楽頼りにしていたけど、ちょっと飽きてきたのでね。さすがに体はもうリズムを覚えているだろう。一人の力で走るのだという決意でもあるかな。
いつもの音楽頼りだと失敗はないので、安心してレースに入るけど、今日は久し振りに少々リキ入った。
最初の5kmの通過が20分29秒。160拍一人練習ではなかなか走れないタイムなのでびっくり。気持ちは盛り上がったけど、こんなに速く走らなくていいので次の5kmは意識してペースダウン。
21分04秒、よしよし。
土手に上がってアスファルト道路になると急激に走りやすい。心拍数ペースは変わらなかったけど15kmまでの5kmは20分42秒。いい感じ。
いつもは向かい風で苦労するけど、今日は本当にたいしたことない。途中から小集団を引っ張る形に。
折り返しでまずはよっちマン。いいペースで30番ほどを走っている。ヨッシーの父さんがなかなか現れずこの時点で5~6分の差。今日はもらったなと早くも確信。
miyaさんに声かけられ、あきやまひろみちゃんともエール。

いつも後半、川下りと追い風でペースアップするけど、今年はどうだろう。気分は攻め一本なので心拍数は前半と比べると一気に5拍以上。速さは感じなかったけど20kmまではひっさびさの19分台(19分56秒)。
さぁ、あと10km。峠走の上り1本分。どうってことない。勝負に出ちゃうぞ。
後ろから迫ってきていた神流のTシャツを下に着た選手と並走。スピードが出ているのできついけど、このまま十分行けそうだ。
が、給水でちょっと横に動いた途端、左ハムストにピクピクと痙攣予兆。嗚呼、このままでは絶対に来てしまう。迷う暇もなく安全ピンを1本外し、一気刺し。ちょっとのスピードダウンの間にかの選手には50m先行された。ハムストに負担なきよう足を運ぶが、ハリ天にはこれがやっぱり最大の壁だ。なんとか25kmまでの5kmは4分15秒ペースを保てたが(21分17秒)、心拍数がぐんと跳ね上がりだした。練習できているのでもう少し足が言うことを聞いてくれれば、スピードアップは可能だ。
が、そういう訳にはいかずじれったい。
最後の給水で追いついた60代ランナーと最後の競り合い。う~ん、強い。駅伝最終区モードだ。強い気持ちが大切だ。負けるな負けるな。が、少し先行される。あと1km。すぐ目の前にいるのだが追いつけない。テレビ中継されていたら、みんなじれるだろうなぁって結構冷静。
トラックに入る。ラストスパートもちょっと弱い。あああ、結局その御仁には2秒及ばず(60歳代優勝)。
でも、もがいたおかげでたった1秒だけど5分切り。2時間5分台と4分台、当然のことながら気分の違いは大きいぞ。30kmの4thベストだ。やれやれ。

05km 0:20:29  20:29←ちょっと突っ込み過ぎ
10km 0:41:33  21:04←意識してペースダウン
15km 1:02:15  20:42←いい感じ
20km 1:22:11  19:56←意外に速かった
25km 1:43:29  21:17←痙攣に見舞われるがうまく乗り切れた
30km 2:04:59  21:30←ラストがワーストはいただけない

さて、タイム的には勝田に大いに弾みがついたと言えるけど、どうだろう。あのままのペースであと12kmはもたない。フルの難しさの一端が垣間見えてくる。
なんて、難しいことは後回しにして、帰りはヨッシーの父さん&ご一緒だったカヤッチさん、よっちマンさんと乾杯!&昼食。今年も楽しく走り初めを終えることが出来ました。
※写真は2枚目以外、すべてよっちマン提供!すぺしゃるさんくすでした。

久し振りに長い大会レポになってしまった。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんとかならんかいっ

2011年01月08日 | 日々奮戦

0108_hahna 【弾があやして久々被写体に】
昨年、兄ちゃんのTAKKUが亡くなってしまい1匹になったHAHNA。
さぞ人なつこかった兄ちゃんの分まで甘えてくるかと思いきや、それは一緒に寝ている長男・弾にだけ。我々にはなおいっそう知らん顔というか、人の顔見るとダッシュで逃げる。
弾がいない日中はどこぞ日の当る場所を選んでひっそり暮らし、弾が帰ってきた夜遅くにガリガリと戸を開けてくれと言ってこたつ部屋にやってくる。
いくらなんでも、いい加減、もうちょっとはなついてもいいんじゃない?
猫でも性格出るよなぁ・・・って、一生懸命言い聞かせつつも不満たらたらの我々夫婦なのでした。
な、HAHNA、もう少しだけなんとかならんかいっ!

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落とし穴

2011年01月07日 | 日々奮戦

0107_magic 北風がすごい勢いで吹きまくった一日。こんな日は空気中の塵芥も吹き飛ばされてきれいな夕焼けが見られる。黄昏ハンター出動か! いや仕事だ。
・・・が、日の入りと同時位に時間が生まれた。電話番を頼んで農道へ出動だ。
すっかり日は落ちてしまったが、その後のマジックアワーが堪能できる。山並みもくっきりだ。
しかし、光量は少ないのでブレに注意。薄い月も出ているからブレたら即効バレバレだ。
ISO感度はあまり上げず、ギリギリまで絞り、車にカメラを押し付けて・・・息を止めて打つ!
まずまずいい感じだぞ。
上着も持たずに飛び出してきてしまったので寒い。車に乗ったままで撮影できるポイントに移動。ヒーターをガンガンにかけて窓ガラスを下ろす。そこへカメラを押し付けて打つ!
もっと決めたいと2秒のセルフタイマーも使う。よし!
外気温3.5度にすっかり冷え切ったけど、けっこう満足して帰ってきた。
Macに取り込む。
・・・ゲゲゲ。なぜだ。見事な微妙なブレ。スーパーショットだったつもりがブレている。月がブレている。0107_bure

そうか・・・。寒かったので車のエンジンをかけたままだったことに気づいた。その車のミラーやボンネットにカメラを押し付けてシャッターを切っていたのだ。バイブレーションがバッチリだよ。
嗚呼、残念無念の落とし穴。

☆治療院だより「みどりの風・第135号」昨日発行しました。→「midori135.pdf」をダウンロード

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリンター騒動

2011年01月06日 | 日々奮戦

0106_twilight さて、年賀状というタイミングでプリンターがへそを曲げてしまった。いよいよ壊れたのかと思えば、どうやらハガキへのプリントだけがうまくいかない。あの手この手を使っておだてたり、叱りつけたりしたけど、やっぱり仕事をしてくれない。
とうとう新年早々にプリンターを買い換えることになった。我が家では複数のプリンターがスタンバイしているが、メインプリンターはEPSONとCanonが交代交代でその任についていて、今回はかっこいいというハリマネの押しもあったけどCanonに決定(PIXUS MG6130)。本日届いたので(あっ、例によってネットで安~く購入)夜になってセットアップ。今時のプリンターは無線LANだ。うちはAirMacなので手動設定か・・って、またちょびっと憂鬱になっていたけど、なんてことはない。OKボタンを次々に押しているだけであっという間に繋がった。ケーブルなしだ。いやぁ、便利だ。最新機種は凄いものだ。
さて、さっそく年賀状のお返し用にプリント開始。
今年のデザインは黒のベタ率が高いせいかあっという間にブラックインクがなくなって、まさかの途中降板。0106_canon

・・・で、ハガキ印刷は嫌だと言っていたはずのEPSONに再々度チャレンジ(してみた)。なんとご機嫌に仕事を始めてくれてしまった。じゃ、新しいプリンター、なんだったんだ!って話。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄昏ハンター

2011年01月05日 | 日々奮戦

0105_twilight 昨日は陽が沈む頃になったら急激にいったいどこへ行ったのかという勢いで雲が消え去り、黄金色に輝く山の端を見せてくれた。ほとんど雲ひとつない夕暮れだった。
今日はどうだ。朝は雲ひとつない快晴だったけど、夕方になったら西の山の向こうには雲が広がっている様子で富士山だけは姿を隠してしまった。
必ずしも雲一つない快晴が絶対とは限らない。夏の山だって雲は素晴らしい演出をしてくれることが多い。今日もそれを期待して日の入り間際になるとカメラを持って走り出した。裏山だ。
期待したような光は現れなかったけど、刻々と彩りが変化していく様は見ていて飽きない。
で、考えたら大晦日からこちら、ほとんど日の出と日の入りの写真しか撮っていないことに気づいた。毎日穏やかな天気が続いたということだけど、今のところこれでは黄昏ハンターと呼ばれてしまいそうな。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なりきり練習

2011年01月04日 | 日々奮戦

0104_vw 昨晩、BS日テレで箱根駅伝の復路の激戦ハイライトを全部見て、今朝は朝の特番見て、自分の体は熱くなっていた。
山下りのつばぜり合いの後、逃げる早稲田と追う東洋の互いの気迫、シード権争いの壮絶な走り、ラスト200mでコースアウトしながら追いすがった国学院の1年生等々。
我が母校の選手たちだけでなく、ひたむきに前を向くレベルの高い若者たちの走りに大いに刺激をもらってしまった。

だからお昼に農道特設周回コースへハリマネと走りに行った。
10km走るというハリマネからまずは逃げる。ついつい予定外のスピードだ。逃げて逃げて、すると周回コースなのでやがて前に姿が見えるようになる。今度は追う追う。コースの端に移動したり、作業小屋を盾にしたりして気付かれぬよう近づき、やがてスーッと音もなく並ぶ。並んだらチラッと表情を伺うために鋭い視線を飛ばす(アレだ)。ここでは当然ながら圧倒的なスピードの差があるので気持ちも余裕たっぷりだ。そして一気に抜き去り、さらに前へ前へ。 今日はいつになく走っている人がいる。一人二人。お初の人だけどいいスピードだ。前にいる人はすべて追う。このままだとゴールは先へ先へと切りなしだけど、早稲田の選手になって逃げ、東洋の選手になって追う国学院や青学、日体、城西の選手となって競り合う。あぁあ、いい年してすっかりなりきり練習しちゃったよ。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酔いから醒めると

2011年01月03日 | 日々奮戦

0103_future 昨日は義父や義兄と飲んで戻ってきてラグビー・早明戦を見ているうちに寝てしまい、目覚めるとそのままつけっぱなしだったテレビ(NHK)では画家の中島潔さんのドキュメンタリー再放送「風の画家、いのちを描く」をやっていた。ボーッと見ていたけど「人生を決めてくれたのが母の死だった」と語る場面で背筋を伸ばした。無知なハリ天は全くそんなことは知らなかったけど、昨年5年の歳月を要して清水寺の襖絵が完成したという映像、イワシの大群の1匹1匹に生命を描き込んでいく姿に圧倒された。色々なこだわりを乗り越えることが出来たとも。峠に佇む童女は峠に上ることでその先が見える。次々に目覚めの視界に入ってくる映像や言葉に涙があふれた。

今日は恒例の師匠宅へのお年始。おいしいお酒をたんまりといただき、ハリマネが運転する車の助手席で寝呆けて目が覚めた時、ナビのテレビでは高校サッカーも終わる頃。そのままボーッと見ていたら、寛平ちゃんがいよいよ明日日本に戻ってくるということで特番を流していた。ユーラシア大陸を走り切る最後のシーンで寛平ちゃんがオイオイと声を上げて泣きながら走っていた。フォローしているTwitterではアヘアヘ~とかパンプキ~ンなんてギャグを毎日飛ばしているけど、やっぱり泣きながら走っていたんだ。間もなくゴールを迎える(1/21予定)という今、改めて心からの声援を送りたいと本気で思った。

酔いから醒めると、いつもステキな話が待ってくれていた。今年の正月はお得だよ。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日より明日

2011年01月02日 | 日々奮戦

0102_tomorow 結局、なんか落ち着かないのがお正月。箱根駅伝をじっくり見るなんて夢のまた夢。
そんな中、今日、人が来て駅伝中継を消す間際に流れた30秒CMに鳥肌が立ってしまった。
大晦日の紅白歌合戦にゲスト出演して食道癌からの復帰を果たした桑田佳祐の歌声が流れてきたのだ。おっ、またまた、いい歌を作って来たな。聴かせるバラードだ。彼とは同級生だから(って学校はもちろん違うけど)やっぱり気になる。画面にじっと見入る。「明日は今日より素晴らしい」っていう歌詞の一節が耳に届いた時、バタバタとしていた心の動きがピタリと止まった。
打ち合わせはしていないけど(当たり前)、もう30年以上も前からハリ天自作の座右の銘は、何を隠そう「昨日より今日、今日より明日」。
詳しい歌詞の前後は不明だけど、いつも「明日は今日より素晴らしい」って言い続けたい一人なのだ。桑田ぁ、仲間だぜ。

後で検索したら見つかった。今日見たのは「同じ月の下」の30秒バージョン
http://www.smbc.co.jp/cm/index.html#

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする