新鮮！

学生時代、ハリ天はサイクリングクラブ所属。自転車（ランドナー）に乗って日本中をあちこちしていた。
テントやでかい鍋をキャリアに積んで、ハンドルの前にはフロントバッグ。そのバッグの上面には20万分の1の地図。クラブ行事で走っている時はきちんと「企画局」なる担当の部員がコースを検討してあったし、プライベートランと称して何人かで旅するときも、周りにはたいてい地図を見て、時刻表を見て、あれこれプランニング上手の友人や後輩が必ず一緒にいた。
時に、もしかしたら道が違うかも・・なんていう時でも地図なんて全然気にならず（っていうかろくに見もせずに）、大丈夫大丈夫と（今と全く同じ）お気楽モード。「ペダルをこいでりゃ、必ず着くさ」などと名言（友人談）を吐いて、ただひたすら力任せ、体力任せの自転車乗りだった。それでもだいたい勘は正しく、大きな道間違いなど起こらなかった。
それから20年も経って、山を走るようになっても基本は変わらず（ホントはいけないけどね）。
しかし、近頃はまってしまった「ロゲイニング」では、地図読み能力は必須最低条件。
・・・で、しっかり地図を見だしたら、これが相当面白いじゃないですか。
何より、新鮮！
周囲の地形が、今手にしている紙（地図）に描かれている通りとわかった日にゃぁ（当たり前なんですが）、CPに一発で辿り着けたりしちゃぁ（そのための地図なんですが）・・・。まったくもって堪えられない至福の時なんですねぇ。

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ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい！