JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ワ~レ~ワ~レ~ハ~ ウ~チ~ュ~ウ~ジ~ン~ダ~~~~

2006年01月27日 | g-i


今日は、風邪をぶり返さないよう、途中、寄り道をせずに帰ってまいりました。
これから、風呂にでも入り、家でゆっくり飲むことにいたします。

さて、みなさんは『宇宙考古学』なる学問(?)をご存じでしょうか?
今日、コーヒーを飲んでいると、うちの若いのが突然
「バブさん、デニケンって知ってる?」
「デニケン?(まさかあのデニケンではあるまい) なんだ、電気関係の検定か?」
「違いますよ、いえね、昨夜飲み屋でヘンなヤツといっしよになりまして....」

デニケンとは、私がまさかと思ったエーリッヒ・フォン・デニケンでした。1960年代後半のオカルト・ブームのさなか『未来の記憶』なる本がベストセラーとなったことがありましたが、その著者がこのデニケンであります。
今どきの若者から、エーリッヒ・フォン・デニケンの名が出て来るとは.....

「じつはね、あの一夫多妻のハーレムおやじ話から催眠術の話になって、そしたら隣のお兄ちゃんがのってきちゃいましてね」
ふむふむ、催眠術の話が、オカルトっぽい話になり、どんどん話はそのヘンなお兄さんの独壇場になったのだそうで、ついにはUFO、古代遺跡、宇宙考古学の話まで出てきたのだそうであります。
「う~ん、それも一種のオタク君なのかなぁ?」

『宇宙考古学』なる学問(?)は、まさにデニケンがとなえた説で、いわゆる古代の大規模建築物や、オーパーツと呼ばれる古代には考えられないほど進んだ知識や技術、はては聖書に書かれた奇跡までも、全てが宇宙人の仕業だとする無茶苦茶な説であります。
だから、学問と呼べる代物かどうか?(いやいや、その彼なんかにすれば立派な学問ということになるのでしょうけど)


何故ゆえに、私がこんな話を知っているのか? 何故、デニケンの本まで所有しているのか?
それは大学時代のサークル活動に由来するのですが、そのお話はのちのち

「デニケンに興味があるんだったら、本貸してやるぞ」
「いやあ、いいですよ、それよりハーレムおやじの呪文のほうが、興味あります。」

今日の一枚は、催眠術にも、宇宙人にも、まったく関係ありませんが、昨晩のコルトレーンとはコロッと雰囲気を変えて、ガーランドにしてみました。
私は、この「サマー・タイム」と、ローランド・ハナの同曲(ジョージ・ムラーツがリーダーの「PORGY & BESS」)を聞き比べる、なんてことをやったことがありました。
ガーランドとハナじゃ比べる対象が違うかもしれませんが、この2曲に関しては、ちょっと面白みがあるんじゃないかなぁ、なんて思うのですよ、いかがでしょうか?

ALL KINDS OF WEATHER / RED GARLAND
1958年11月27日録音
RED GARLAND(p) PAUL CHAMBERS(b) ART TAYLOR(ds)
1.RAIN
2.SUMMERTIME
3.STORMY WEATHER
4.SPRING WILL BE A LITTLE LATE THIS YEAR
5.WINTER WONDERLAND
6.'TIS AUTUMN

おまけ、
チャリンコ、見てる? デニケンだってよ、デニケン。笑っちゃうね。