今日は、風邪をぶり返さないよう、途中、寄り道をせずに帰ってまいりました。
これから、風呂にでも入り、家でゆっくり飲むことにいたします。
さて、みなさんは『宇宙考古学』なる学問(?)をご存じでしょうか?
今日、コーヒーを飲んでいると、うちの若いのが突然
「バブさん、デニケンって知ってる?」
「デニケン?(まさかあのデニケンではあるまい) なんだ、電気関係の検定か?」
「違いますよ、いえね、昨夜飲み屋でヘンなヤツといっしよになりまして....」
デニケンとは、私がまさかと思ったエーリッヒ・フォン・デニケンでした。1960年代後半のオカルト・ブームのさなか『未来の記憶』なる本がベストセラーとなったことがありましたが、その著者がこのデニケンであります。
今どきの若者から、エーリッヒ・フォン・デニケンの名が出て来るとは.....
「じつはね、あの一夫多妻のハーレムおやじ話から催眠術の話になって、そしたら隣のお兄ちゃんがのってきちゃいましてね」
ふむふむ、催眠術の話が、オカルトっぽい話になり、どんどん話はそのヘンなお兄さんの独壇場になったのだそうで、ついにはUFO、古代遺跡、宇宙考古学の話まで出てきたのだそうであります。
「う~ん、それも一種のオタク君なのかなぁ?」
『宇宙考古学』なる学問(?)は、まさにデニケンがとなえた説で、いわゆる古代の大規模建築物や、オーパーツと呼ばれる古代には考えられないほど進んだ知識や技術、はては聖書に書かれた奇跡までも、全てが宇宙人の仕業だとする無茶苦茶な説であります。
だから、学問と呼べる代物かどうか?(いやいや、その彼なんかにすれば立派な学問ということになるのでしょうけど)
何故ゆえに、私がこんな話を知っているのか? 何故、デニケンの本まで所有しているのか?
それは大学時代のサークル活動に由来するのですが、そのお話はのちのち
「デニケンに興味があるんだったら、本貸してやるぞ」
「いやあ、いいですよ、それよりハーレムおやじの呪文のほうが、興味あります。」
今日の一枚は、催眠術にも、宇宙人にも、まったく関係ありませんが、昨晩のコルトレーンとはコロッと雰囲気を変えて、ガーランドにしてみました。
私は、この「サマー・タイム」と、ローランド・ハナの同曲(ジョージ・ムラーツがリーダーの「PORGY & BESS」)を聞き比べる、なんてことをやったことがありました。
ガーランドとハナじゃ比べる対象が違うかもしれませんが、この2曲に関しては、ちょっと面白みがあるんじゃないかなぁ、なんて思うのですよ、いかがでしょうか?
ALL KINDS OF WEATHER / RED GARLAND
1958年11月27日録音
RED GARLAND(p) PAUL CHAMBERS(b) ART TAYLOR(ds)
1.RAIN
2.SUMMERTIME
3.STORMY WEATHER
4.SPRING WILL BE A LITTLE LATE THIS YEAR
5.WINTER WONDERLAND
6.'TIS AUTUMN
おまけ、
チャリンコ、見てる? デニケンだってよ、デニケン。笑っちゃうね。
久々におじゃましてよかったぁ^^なにを隠そうメルクルも「オーパーツ」が好きです!バブさんののちのち ききたいな・・JAZZと考古学どちらも大好きなので目が離せません
実は遺物の復元実測や図面を描いてたの^^古の贈り物は不思議で 何時間見てても飽きないし人の存在を感じて懐かしいんですよね 土器に刻まれた文様もリズムがあって^^きっとJAZZ心もあったんだろうなって思う♪
こういったブームは、脈を打つように定期的に流行ったりしますよね。
古代に夢を追うのは、面白いことだとは思いますし、豊かな想像もけしてマイナスだとは思いませんが、デニケンのように全てが宇宙人の仕業となると、ちょっとね。
「神々の~~」ありましたね。私もすっかり忘れてしまいました。
「のちのちの話」でのちのちお話ししますが
私のまわりに、この手にドップリという人間が多数いた時期がありまして、のちのちの話をお楽しみに(笑)
ともあれ、私も特に南米の「オーパーツ」には、興味があります。「南米には1度行ってみたい」なんてことを考えたこともありました。