JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

初休肝日

2006年01月04日 | d-f

              

正月も三が日が終わり、いよいよ今日から今年の実質スタートということになります。
それにしても、「初顔合わせ」で
「かんぱーい、今年もよろしくお願いします。」だけのために、クソ寒い中出掛けるというのはいかがなものでしょうか?
しかも、車で行った人は酒も飲めやしない。仮に酒が飲めたとしても、3時ぐらいに酔っぱらって放り出されても、中途半端でどうしようもないじゃないですか。
「こんなのやめて、一日休みを増やすべきだよね」みんながそう言うんですが、何故か無くならないヘンな習慣です。

私は、飲みませんでしたよ(偉い!)、今日はきっちり「初休肝日」にします。

初と言えば、今日のアルバム「TOMMY FLANAGAN TRIO OVERSEAS」ですが、フラナガンの初リーダー・アルバム。私が初めて聴いたこのアルバムは、ジャケット・デザインが違うものでした。

         

初めて聴いたのは、一番左のものだったと思います。私が最初に買ったのは真ん中。「CCCCCCCCC」のデザインは、ブレステッジが出したオリジナル・デザインですが、写真のものは残念ながらテイチクで出した復刻版です。
(最初に買ったレコードは、友人宅で行方不明、しかたなく買い直したのがこの盤)

私はオリジナル盤を、1度しか見たことがありません。今はわかりませんが、高かったんですよ、プレミアが付いていて。人気のアルバムのわりに、オリジナル盤が少なかったということなのでしょうね。どなたかオリジナル盤をお持ちですか?

まぁ、入っている曲もいっしょですし、我が家のちんけなオーディオでは音の違いも定かではないでしょうから、私には復刻版でじゅうぶんですけど

A面が好きな方が多いのかなあ? B面かなあ?
私は、けっこうB面が好きで、短い曲ですが「VERDANDI」なんか歯切れが良くていいですねえ(それは、エルビンが好きだっていうだけじゃないの?)
「WILLOW WEEP FOR ME」もいいですけどね。
このアルバムを聴くと、トミー・フラナガンって人は、「器用なピアニストなんだなぁ」と思うのは私だけでしょうか?

今日は、酒も飲まずにA、B面ともにゆっくり聴きましょう。

TOMMY FLANAGAN TRIO OVERSEAS
1957年8月15日録音
TOMMY FLANAGAN(p) WILBUR LITTLE(b) ELVIN JONES(ds)
1.RELAXIN' AT CAMARILLO
2.CHELSEA BRIDGE
3.ECLYPSO
4.BEAT'S UP
5.SKAL BROTHERS
6.LITTLE ROCK
7.VERDANDI
8.DALARNA
9.WILLOW WEEP FOR ME

ごめんなさい、
5.の「SKAL BROTHERS」の曲名ですが、Aの上に小さな○が付くのが正式です。どうやって付けたらよいのかわかりませ~~~~ん。