JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

新規開拓作戦

2005年12月26日 | p-r

先週まで忘年会という名のもと、多いに好物を楽しんできましたが、さすがに今週は仕事納めの「打ち上げ」ぐらいでしょう。なにか飲みに行く口実を考えなければ、清原や中村をくどいた、名将故仰木監督のことばのような、真に迫った理由は無いものでしょうか。

ところで、みなさんは新規の飲み屋を一人で探すなんて事はありますか?
さすがに女性が一人で飲み屋を探し歩くというのは、そうとうの勇気が必要でしょうが、私はけっこうこのパターンが多い方だと思っています。

かといって行き当たりばったり、片っ端から入ってみるわけではありません。まずは臭い(?)、臭いといっても実際に香りがするわけではありませんが、なんとなく良さそうな臭いがする方向とか店ってありません?つまりは直感ですね。

高校生の時、前にお話ししたNHKの大会が福岡で行われました。夜、ホテルをそうっと抜け出した私は、臭いを頼りに中洲近くのジャズ喫茶を探し当て、一杯飲んできたことがありました。(高校生がこういうことをしてはいけません!)
当時は、ジャズ臭に敏感だったんですね。

話を戻しましょう、臭いの次は、縄のれん、バー系をねらいます。
最近はそうでもありませんが、そもそも「縄のれん」というのは、中を覗かせるためにかけたものです。ですから、のれんに手をかけたからと行って入らなくちゃいけないというのは、間違った常識であります。
「縄のれん」というのは、指でちょっと払って、中を覗く、客が少なければ「ゆっくり飲めそうだ」、客が多ければ「楽しく飲めそうだ」これを判断できたものなのです。

バーの前では一度中の音を聴いて、大きな笑い声や、がさがさした雰囲気が感じ取れれば、ドアを開けずに他の店を探します。

中に入ったら、しばらくの間、店主とお客さんのやりとりをつまみに飲みます。ここで、ほぼ、その店の大筋がつかめますので、「ストライク」と思ったら、私の場合長居をしてしまいますね。
本道から行くと、そこそこで1回目は帰るのが良いのでしょうけど

さて、今日は、新規開拓のマウンドに立つためにも、何とか名采配と拍手をいただけるような最高の口実を、一杯飲みながら考えなければ。
BGMはと、そうそう、アルフレッド・ライオンが4000番台の先発に選んだニューク投手に頑張ってもらいましょう。
ブルックリン・ドジャースのドン・ニューカム投手にそっくりだと、誰がつけたともなく「ニューク」と呼ばれたロリンズ、
はたして、題名のごとく「ニュークの時代」はやってきたのでしょうか?

NEWK'S TIME / SONNY ROLLINS
1957年9月22日録音
SONNY ROLLINS(ts) WYNTON KELLY(p) DOUG WATKINS(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.TUNE UP
2.ASIATIC RAES
3.WONDERFUL! WONDEFUL!
4.THE SURREY WITH ERINGE ON TOP
5.BLUES FOR PHILLY JOE
6.NAMELY YOU

追伸、
またまた、HPの「ジャズ四方山話」をアップいたしました。よろしければご覧下さい。