今日我が家に帰ると、ちょっとだけクリスマス気分。
玄関を入ると刺繍やら、娘が昔作った小さなツリーやらが飾り付けられています。
「あらま、それなりにクリスマス」
母が暇つぶしにやっていた刺繍が完成したので、玄関に飾ってみたのだそうです。
(「そういえば、娘へのクリスマス・プレゼントを何にするかまだ決めてなかったなぁ」)
オモチャでごまかせる年でもないので、選択には苦労します。
昨年は、本人が欲しがっていた CANDY DULFER のアルバム2枚と詩集を一冊、それにアルト・サックスのリードでごまかしましたが、今年はどうしたものか?
カード一枚で済ますというわけにはいかないでしょうか?(ははははは....)
娘へのプレゼントは、”彼女”へのプレゼントより難しい。
(すいません、見栄を張りました。プレゼントを贈るような”彼女”は、当然おりません。)
12月25日は、そもそも何の日かご存じでしょうか?
えっ?クリスマス?
だから、クリスマスとは何の日かという話ですよ。
えっ?キリストの誕生日?
じつは、これが微妙なんですね、キリストがもし、聖書のごとく、あの状況、つまり満天の星空のもと馬小屋で生まれたとしたら、気候が12月とは合致しないんです。
その他の理由からも、すでに「キリストの誕生日」という事は、否定されておりますのでご注意を
さて、今日はブレーキーの熱望により、アトランティックに残されたモンクとジャズ・メッセンジャーズの共演盤です。
モンクの録音にはアクシデントがつきものですが、このアルバムも、モンクが自作曲の譜面をリハーサル時に用意しておらず、レコーディングが暗礁に乗り上げたり、(モンクの曲は複雑怪奇なため、譜面無しでの演奏は難しかったとか)
当初、ベーシストはモンクが連れてきたウイルバー・ウェアの予定でしたが、薬のせいか、酒のせいか、使いものにならず、メッセンジャーズのスパンキー・デブレストになったとか、いろいろあったようです。
ともかく、モンクの曲がいかにもメッセンジャーズという感じで聴ける一枚です。(モンク自体は、モンクですけどね....はははは)
ART BLAKEY'S JAZZ MESSENGERS WITH THELONIOUS MONK
1957年5月14,15日録音
ART BLAKEY(ds) THELONIOUS MONK(p) JOHNNY GRIFFIN(ts) BILL HARDMAN(tp) SPANKY DeBREST(b)
1.EVIDENCE
2.IN WALKED BUD
3.BLUE MONK
4.I MEAN YOU
5.RHYTHM-A-NING
6.PURPLE SHADES