JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

私はおやじ

2005年12月06日 | g-i

              

「だらしない」「センスがない」「セクハラ」は古典的おやじ像だそうで、バブル以降は「ニューおやじ」なる「新種害獣」が出現しているそうです。

『服装はある程度清潔で、じじむさくはないものの
「代理店系や、テレビ・マスコミ系などなど、目指すところが見て取れる格好。その浅はかさそのものが十分おやじ」
「確かに服装には気を使っているけど、それだけで自分は女子社員と不倫ができるとマジに思っているところがアホ」
「不倫の流行から「俺もまだいける」と思い、服装に何十万もかけ「元祖おやじ」にはできまいという挑戦オーラを放ち、自分のイメージする格好いい職業と勝手にダブらしている」
「ニューおやじ」もまた「元祖おやじ」とどっちもどっちのアホにドがつくバカおやじであろう。』

                                        

まる写しではありませんが、今日から読み始めた勢古浩爾氏の「おやじ論」の冒頭に出て来るお話しです。

私は、けして「ニューおやじ」ではありませんが、どこかで「俺はおやじじゃない」「いやだねぇおやじは、俺は違うけどね」「おやじに見えないだろう?」なんて思っています。

「おやじ」というのは、私のように「かくれんぼで仲間はずれになって見つけてもらえないようなヤツ」みたいな、みょうに孤独を感じ、「俺は違う、俺は違う.......俺はおやじじゃない」とお経のようにつぶやく者なのかも知れません。

さて、おやじバブはこの「おやじ論」を読み終わったとき、何を感じ、何を得るのか、こうご期待!

今日の一枚はバリー・ハリスにしてみました。
この時、キャノンボール・アダレーのグループの一員だったバリー・ハリス、やっぱりキャノンボールのファンキーさとはちょっと違ったんでしょうね、この録音後しばらくしてキャノンボールの元を離れてしまいます。
真面目そうな彼のピアノの雰囲気がとても良く出たアルバムだと思います。

BARRY HARRIS AT THE JAZZ WORKSHOP
1960年5月15,16日録音
BARRY HARRIS(p) SAM JONES(b) LOUIS HAYES(ds)
1.IS YOU IS YOU AIN'T MY BABY
2.CURTAIN CALL
3.STAR EYES
4.MOOSE THE MOOCHE
5.LOLITA
6.MORNING COFFEE
7.DON'T BLAME ME
8.WOODY'N YOU