JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

鉄肝にも限度

2005年12月01日 | d-f

                  

ついに今年も「進歩がない年月を過ごしているなぁ」と、反省しながら、毎日のように飲み続ける12月がやってまいりました。
今月にそなえてここ1週間ほど自重を続けておりますが、来週あたりから、いよいよ鉄肝フル回転の模様です。

今年、入社してきた○○君は、「下戸の○○」と呼ばれ、お酒が一滴も飲めません。以前騙されてウォッカが数滴入ったオレンジジュース(けしてスクリュードライバーとは言えぬ代物らしいです)を飲まされたらしいのですが、救急車とまではいかなくしも、その後の宴が台無しになったそうであります。

「○○君、お前にとっちゃ、地獄の月がやってきたなぁ」
「そんなこと無いですよ、僕、宴会好きですから」
「はぁ?」
話をきいてみると、宴会のバカ騒ぎが好きで、ウーロン茶だけで何時間でも付き合えるとか。プラス、カラオケでもあれば全く問題ないそうです。
「そりぁ、つまんねーだろ? 酔いもしないであのくだらなさは乗り越えらんないよ」というと
「そうですか?今、飲まないで宴会楽しむヤツって、けっこういますよ」

酒は二の次で、カラオケがメインだったり、女がメインだったりする宴会が増えている?
そんなもんなんですかねぇ、現代は
私が若い頃は、「元の3倍は飲むぞう」みたいな、
「カラオケなんざぁ二の次、女だって.......ともかく飲むぞう!」てきな
それが宴会だと思っていましたが

まぁ、バカ飲みしないのは良い傾向なんでしょうけどね

宴会の酒も変わりましたよね、
昔は、ビールで乾杯、後は日本酒か、水割りみたいな感じでしたが、
今は、ビールで乾杯、後は何とかハイみたいな  
「あんなジュースに毛が生えたようなもの飲んで旨いのかなぁ?」って、ここでおやじ~~ってのがバーンっと出るわけですね。

いや、いかに「おやじ~~」でもいい、私は頑なに、ビールで乾杯、日本酒カパカパ、ウイスキーグイグイで、後はバーに逃げ込んでバーボンカパーで〆、を今年も貫きましょう。

「おじさん、おじさん、いい年なんだから、節操ある飲み方をね」天の声が聞こえます。
歳を取れば、限度を知った酒飲みにならないとね、鉄の肝臓もさびて固ーくなっちゃあ何にもならないし。

ジャズのアルバムでも限度をもって聴くのが良いっていうのありませんか? 「ヤクルト」みたいなの
あのちっちゃな「ヤクルト」一本だと、「思いっきり飲んでみてー」って思うけど、いっぱい飲んじゃうとあの小ささがベストだっていうヤツ。
私にとって今日のアルバムがそんなアルバムです。
ケニー・ドリューとペデルセンのディオって好きなんですけど、3曲ぐらいでちょうど良いんですよ私の場合、だからこのアルバムもぶっ続けに聴いたら、嫌いになってしまいそうで怖いんです。「DARK BEAUTY」みたいなトリオだと話は違うんですがね。
ともかく、3曲ぐらいを聴くと、とても素敵なアルバムです。

DUO / KENNY DREW 
1973年4月12日録音
KENNY DREW(p) NIELS-HENNING φRSTED PEDERSEN(b)
1.I SKOVENS DYBE STILLE RO
2.COMME SUMMER
3.LULLABY
4.KRISTINE
5.SERENITY
6.DET VER EN LφRDAG AFTEN
7.DO YOU KNOW WHAT IT MEANS TO MISS NEW ORLEANS
8.WAVE
9.DUO TRIP
10.HUSH-A-BYE 

おまけ、
今年、一つだけ去年と違うことをはじめました。ブログとHPです。ある意味進歩ですよね?