http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000312-yom-soci
しかし、世も末だと思える事件が次々に起こる昨今、女子高生が妊娠するのは当たり前のことと考えなければいけないのか。結婚まで貞操を維持する純潔心はどこへ行ってしまったのだろう。
新潟県の女子高生が自らが通う学校内のトイレで出産するという事態が発生した。産まれた男児は臍の緒がついたままで、トイレの洋便器内で発見されたが、病院で死亡が確認された。警察では殺人の疑いもあるとして捜査している。
この手のニュースが出ると、最近鳴り物入りで登場した「赤ちゃんポスト」の話題にまで波及することだろう。赤ちゃんポストが近くにあれば子供は助かったはずだと。
では今回の場合、どこへ赤ちゃんポストを設置すればよいと言うのだろうか。全ての高校の女子トイレに設置を義務付けるとでも言うのだろうか。すると今度は高校だけでは不十分だからという理由で中学校や小学校にも設置するという話に広がるのだろうか。
子供というのは、父親と母親の揃った健全な家庭で育てるということを大前提にしなければならない。未婚の母やまして赤ちゃんポストで国が育てるなどというのを価値観の多様化、家族の多様化などといって正当化していてはいけない。
更に、未婚女性の増加などの影響で、結婚難の社会が自ずと男性が性行動に対しはやる気持ちを増幅させている。それが若者の性行動の乱れへとつながっているのだ。結婚して家族を持つことの大切さを大人が手本として示すべきだ。少なくとも結婚するもしないも女性の自由という考えは捨てるべきである。