こんにゃくゼリーによる窒息事故が相次いでいる状況を受け、消費者団体などを中心として商品の販売禁止を求める声が高まっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070617-00000033-mai-soci
ある女性団体は、これまでの行政の取り組みが不充分と批判、全ての消費生活用品を対象とする強制的リコール制度の導入や、官庁や業界の枠を超え一元的に事故防止策を講じる「事故防止センター」の設立を政府に求めたという。
こうした動きは、何かDV法やストーカー規正法などと同じ社会構造を感じさせる。ある分野を特定の集団により支配し、外部からは一切口出しが出来ない仕組みを作ろうという「権力化」の動きである。
今回の件で運動を展開している団体がフェミ系の団体なのかどうかはわからない。しかし女性が中心の団体ならフェミが近づいていく可能性は充分考えられる。
すると一体どんなことが起きるのかあれこれ想像してみた。まず第一に考えられるのが、被害者やその関係者が女性である場合には大きな活動をするが、男性ばかりの被害者にはあまり力を入れないというものだ。今回の件では、三重県で男の子を亡くした母親の悲しみと怒りを大きく取り上げ、世論の支持を得ようとしている。
次に考えられるのが、訴訟などで責任を求める矛先を男性中心に求めるというものだ。三重県の事故の例では、こんにゃくゼリーの製造販売元も訴訟の対象となっているが、この会社は愛知県にある中小企業だ。恐らく男女共同参画に関する取り組みなどやる余裕がないだろう。しかしこれが育児休暇など女性の就労を積極的に推進している企業だったらどうなるだろう。果たして訴訟の対象となるだろうか。
このように、ある事件や事故をきっかけとして大きな運動が起こり、特定集団の権力化を招くというのは今後も起きることだろう。しかしその運動にフェミニズムのような悪質権力が介入するのは間違いないだろう。フェミニズムの目的は社会全体の支配だ。そんな勢力が介入すれば社会運動はたちまち本来の目的を逸脱してしまうだろう。正しい社会運動の姿を決して見失わないように国民が監視する必要があるだろう。
*** お知らせ ***
第4回世界家族会議報告・シンポジウムのご案内
日時:平成19年6月23日(土)
午後2時10分~3時20分
場所:セシオン杉並(視聴覚室)
(杉並区梅里1-22-32/電話03-3317-6611)
(最寄り駅:東京メトロ丸の内線「新高円寺駅」または「東高円寺駅」)
パネリスト:
コーディネーター・杉並区議会議員 松浦芳子
パネリスト 日野市議会議員 渡辺眞
伊勢崎市議会議員 伊藤純子
日野市議会議員 古賀壮志
ジャーナリスト 岡本明子
参加費:無料
情報元
http://www.azaq-net.com/bbs/bbs.cgi?tani6010
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