社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

あらゆる想像力を働かせて報道を見よ --社会保険庁、緑資源機構--

2007-06-02 11:42:57 | Weblog

 社会保険庁の不祥事が相次いでいるが、今度は5000万件もの支給対象不明者が存在することが発覚した。折角年金保険料を納めたのに、払っていないことにされて将来年金が受け取れない可能性がますます高くなってきた。

 検索エンジンで関連する記事を調べていくと、5000万件というのは大袈裟だという意見も見かけるが、何れにせよ社会保険庁の管理が杜撰だということは免れない。

 他にも、緑資源機構の政治献金問題など、叩けば埃は幾らでも出てくるのではないかという状況だ。

 しかし、こうした公的機関の不祥事がマスコミを賑わす中、何の批判も受けることなく、税金を湯水の如く使っている連中は沢山いるということも忘れてはならない。

 例えば、男女共同参画予算に毎年5兆円とも10兆円とも言われる税金が使われていること、またその詳細も全くといっていいほどマスコミなどで紹介されることもないし、問題視すらされない。また高速道路や建物などの建設を行ういわゆる箱物行政も、最近では男女参画センターやDVシェルターなどフェミニズム関連施設の建設に摩り替えられて依然として行われているのが実情だ。

 勿論これらの建設は決して違法ではない。しかし年金予算でグリーンピアなどの保養施設の建設、運営などに関してはマスコミにも大きく取り上げられ、問題視されたのに、フェミニズム関連施設の建設が問題視されたという話はあまり聞いたことがない。

 今後も、政府機関や独立行政法人、特殊法人などの税金の無駄遣いの話題は出てくると思われるが、そういうニュースを耳にした時、もっと他にも無駄は幾らでもあるではないかという疑いの目をもって見ていくことが大切だろう。また、問題になりそうな事例でも、敢えてマスコミが美化して報道することもあるので注意が必要である。