昨日、TEAMの関係で韓国の牧師さん三人が、
うちの教会を見学にいらっしゃっいました。
韓国にもTEAMの教会があったのかと、
内心驚きましたが、
最近立ち上がったものらしいです。
というのは、
以前からTEAM宣教師が開拓した教会はあったのですが、
すべて長老教会の傘下でした。
ところが、このほど独立して、
一つの教団を立ち上げたということです。
ところが未だまだ暗中模索で、
どんな理念でどんな教会形成をして行けばいいのか、
手探り状態だと言うのです。
それで、台湾の協同会(TEAM)が、
どうやっているのか見学に来たというのです。
なんかびっくりしてしまいました。
韓国というと今やキリスト教大国です。
その韓国の教会が台湾の教会から学ぼうとしている…、
謙虚ですね♪
とてもいい時間でした。
私たちの教会は、ちょっと変わった開拓教会です。
地域に仕える働きを通して、
伝道し、教会形成をしていますから。
しかも母教会や教団から援助を受けていたのは二年だけ。
3年目には自立していたという話しをしたら、
とても驚いていました。
じっと黙って聞いていた私ですが、
王牧師が、最後私にふってくれたので、
一言話させていただきました。
「私たちは台湾に来て14年になります。
知っての通り、
日本のクリスチャン人口は1%に満たない現状です。
台湾の方がクリスチャンも教会も多いのです。
でも、あえて台湾に出てきたのは、
私たち日本の教会が抱えている
アジア諸国への負債があるからです。
戦中日本は広くアジア諸国で、
大東亜共栄圏建設という美名のもと、
近隣諸国を侵略し支配してきました。
教会でさえ、
アジア諸国の教会に出向いて、
神社参拝を勧める働きをしたのです。
日本の教会はアジアの教会に負債を負っています。
それは韓国の教会に対しても同じです。
どうか赦してほしいです。
私たちの宣教の働きは、
そういう意味で、償いの働きなのです。」
先生方は黙って聞いていらっしゃいました。
でも、その後、
「ありがとう」
とおっしゃってくださいました。
はい、私たち宣教師は、
アジアの和解のための親善大使なのです。
私たちはいつも、
中国や韓国のクリスチャンに会うと、
赦しを求めます。
それは日本の教会の祝福につながります。
そして、いわゆる加害者の私たちが
言えることではないのですが、
…誤解を恐れないで言うと、
中国や韓国、台湾のクリスチャンは、
赦さなくてはいけません。
「赦し」なくして祝福はないからです。
アジアの教会が、
宣教の前進のために、
さらに交流が深まり、
互いに学び合い、
互いに仕え合い、
互いに宣教協力をして、
今度は他の国へと宣教の働きを広めていけたら、
それは、本当に、本当に、すばらしいことです!
感謝主!!
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