おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

牧会コラム

2023-01-18 23:57:04 | 牧師
昨年の9月からだっけ?
「牧会コラム」と言うのを週報に載せています。
目的は、牧師の考えていることを
皆さんに知っていただこうということ。
特にうちの教会でやっている
地域支援活動について、
理念的なことなどを分かち合っています。
あと「チャンピオンズ教育協会」の働きや、
テキストの内容などについても
少しずつ書き始めました。

先週はちょっと番外編で
こんなことを書いてみました~。

お正月に次女夫婦が帰省して泊まっていきました。結婚してまだ半年ぐらいしか経っていませんので、新婚ほやほやです。とても仲が良くて見ていてほっこりします。
S子の夫であるMさんは、9歳の時にお父さんを天に送りました。またお母さんも病気がちで、筋ジストロフィーを患い、乳がんにもなり、今生かされているのが不思議なぐらいです。
そんな環境で育ったMさんは、神さまはいつ自分の愛する人を取り上げられるかわからないという漠然とした不安を抱えながら少年期を過ごしてきました。神さまと個人的な関係を持つ前は、それが神さまへの不信と怒りになって現れましたが、イエスさまの愛を知った今は違うかたちで現れています。今日がこの愛する人と過ごす最後の日かもしれない。だから後悔のないように精一杯愛そうという決意となって現れているのです。
Mさんは在宅ワークですから、仕事に行くS子を見送るのですが、この別れが最後になっても後悔のないように、必ず「愛しているよ」と告げ、笑顔で送り出します。
いつかそんな漠然とした不安がなくなるといいのに、とは思いますが、それでも、彼に学ぶことは多いです。私たちには明日のことはわからないからです。
たとえ今日が地上での最後の一日であってもいいように、まわりの人々に愛を示しつつ、一日一日を生きていきたいと思わされた一年の初めでした。
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