クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-02 No.28

2012年02月24日 16時29分38秒 | Weblog
★ACCENTレーベル・セールのお知らせ★
セール期間:2012年3月上旬~5月下旬
品切れ等で入荷がなかった場合はご注文打ち切りとなりますのでお早めにご
注文下さい。
対象商品は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/accent2012.html

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Grand Piano>
新レーベル「Grand Piano」をご紹介します。知られざるピアノ作品にスポット
を当てることを目的に、2012年に発足するレーベルです。世界初録音を含むレ
アなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程のペースで新譜がリリースされる
予定です。2012年ににリリースされるタイトルのジャケットデザインは、ノル
ウェー出身の新鋭画家グロー・トルセン氏が担当します。

GP601 ¥1750
サン=サーンス:ピアノ作品全集第1集練習曲全集
1-8. 6つの練習曲 Op.52
(第1番前奏曲 /第2番指の独立のための /第3番前奏曲とフーガヘ短調/第4番
リズムの練習曲 /第5番前奏曲とフーガイ長調 /第6番ワルツ形式の練習曲 )
9-15. 6つの練習曲 Op.111
(第1番長 3度と短 3度/半音階奏法 /前奏曲とフーガ/ラ・パルマの鐘/半音階的
長 3度/第5協奏曲のフィナーレによるトッカータ)
16-21.左手のための 6つの練習曲 Op.135
(第1番前奏曲 /第2番フーガのように /第3番無窮動 /第4番ブレー /第5番悲歌
/第6番ジグ )
ジェフリー・バールソン(ピアノ)
録音 2011年1-2月
フランスのロマン派音楽の発展に素晴らしい貢献を果たしたはずなのに、なぜ
か現代ではあまり評価されていないサン=サーンス(1835-1921)。でも、彼のピ
アノ曲には、まさに「フランスのエスプリ」がたっぷり詰まっていることをご
存知でしょうか?とりわけ、この3つの練習曲集には、きらめく繊細さと素晴ら
しい技巧性が溢れていて、演奏家にとっても、聴き手にとっても、いろいろな
意味で興味を引くものとなっています。Op.52の第6番「ワルツ形式の練習曲」
に見られる、華々しい技巧と美しいメロディは、とても「サロン風の音楽」な
どとは言えないほどの迫力と演奏効果を持っています。ピアニストはジェフリ
ー・バールソン。北米を中心に活躍する彼は、ジャズも得意であり、このサン
=サーンスでも、独特の間合いを感じさせるユニークな演奏を披露しています。

GP602 ¥1750
ラフ:ピアノ作品集第1集
1-12.春の便り Op.55
(冬の休息/春間近/誓い/気ぜわしく/アプローチ /混乱/非難/よそよそしい/
良いしらせ/再び 2人に/休みなし /夕べ)
13-15. 3つのピアノ独奏のための小品 Op.74
(第1番バラード /第2番スケルツォ /第3番変容 )
16.幻想曲ロ短調 WoO.15A※世界初録音
チャ・グエン(ピアノ)
録音 2011年1月28-29日UK ウィアストン・コンサート・ホール
今では、ヴァイオリンの小品「ラフのカヴァティーナ」のみが知られるドイツ
の作曲家、ヨアヒム・ラフ(1822-1882)。若い頃はリストの助手として、晩年は
マクダウェルの師として音楽界に貢献し、数多くの作品を残していますが、そ
のほとんどは現在忘れられてしまい、前述のカヴァティーナがかろうじて残っ
ていると言っても過言ではありません。このアルバムでは、彼の知られざるピ
アノ曲に光をあてています。全てが世界初録音であり、聴きすすむごとに「こ
んなに良い曲があったのか」と驚かれる人も多いことでしょう。ベトナムのピ
アニスト、チャ・グェンの共感溢れる演奏です。

GP603 ¥1750
ワインベルク :ピアノ作品全集第1集
1-4.ソナタ第1番 Op.5/5.子守歌 Op.1/6-9.ソナタ第2番 Op.8
10-11.2つのマズルカ Op.10/12-14.ソナタ Op.49bis ※5.10-14…世界初録音
アリソン・ブリュースター・フランツェッティ(ピアノ)
録音 2009年11月23-25日,2010年6月25-26日
アメリカケーン・ユニバーシティ ,
ジーン&シェリー・エンロウ・リサイタル・ホール
ポーランドで生まれソ連に亡命したワインベルク(1919-1996)は、ショスタコー
ヴィチの友人として、また晦渋な作風の無伴奏弦楽曲、及び弦楽四重奏曲の作
曲家として知られています。このシリーズではそんなワインベルクのピアノ作
品の全集化に取り組みました。第1集に収録されているのは、比較的初期の作品
で、子守歌、マズルカ、ソナタ Op.49bis(原曲 1950年に作曲されたソナチネ…
ショスタコーヴィチに献呈…1978年に改定 )は世界初録音となります。2008年
のグラミー賞にノミネートされたピアニスト、フランツェッティは、ラヴェル
を始めとした近代物と、ロシア物を得意とする人です。

GP604 ¥1750
シュルホフ :ピアノ作品集第1集
1-8.ピアノのためのパルティータ Wv63
(タンゴ・ディ・フォックス/ジャズのように/タンゴ-ラグ/テンポ・ディ・
フォックス・ア・ラ・ハワイ/ボストン/テンポ・ディ・ラグ/タンゴ/シミー・
ジャズ)
9.スージー-フォックス・ソング WV124
10-14.左手のための組曲第3番 WV80
(プレリュード/エア/ジンガーラ /インプロヴィザツィーネ/フィナーレ)
15-31.ドリア調の自作主題による変奏曲とフーガ Op.10 WV27
キャロリン・ヴァイヒェルト(ピアノ)
録音 2011年3月36-30日ドイツハンブルク音楽演劇大学
48年という、決して長くはない生涯の間に、エルヴィン・シュルホフ(1894-
1942)は幅広い音楽スタイルを吸収しました。ジャズやタンゴ、フォックスト
ロット(ダンス音楽の一種)、はたまた実験音楽など、どれもにたっぷり趣向が
凝らされ、興味深い筆致で描かれています。そんなシュルホフの作風を端的に
知りたい人にオススメが、ここに収録されている「ピアノのためのパルティー
タ」です。さまざまな表情を持つ 8つの曲は一度聴いたら病みつきになるほど、魅
力たっぷりです。ドビュッシーの影響を受けたと言われる「変奏曲とフーガ」、
斬新な「左手のための組曲」。カプースチンとは違うジャズ・テイストの音楽
をお楽しみください。




<LPO>
LPO-0060 ¥1750
ラヴィ・シャンカル:交響曲
1.Allegro-Kafi Zita/2.Lento-Ahir Bhairiav/3.Scherzo-DoGa Kalyan
4.Finale-Benjara
アヌシュカ・シャンカル(シタール)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
デヴィッド・マーフィー(指揮)
録音 2010年7月1日
ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
インドが誇る偉大なるミュージシャン&シタール奏者、ラヴィ・シャンカル
(1920-)のオリジナル作品。シャンカルはこの交響曲の構想を何十年にも渡って
練っていたと言い、用いた形式は西洋音楽のものですが、脈打つ精神はインド、
もしくは宇宙そのものです。西洋文化から啓示を受け、また多くのミュージ
シャンとも交流があり、フィリップ・グラス、ジョージ・ハリスンなどに影響
を与えたシャンカルの音楽は、グラスの作品ともまた違う不思議な高揚感を聴
き手に齎します。LPOとシャンカールは80年代にも「Raga Mala」を録音してい
ますが、当アルバムでシタールを演奏するのは彼の娘、アヌシュカ・シャンカ
ールであり、次世代への受け渡しという面でも感慨深いものがあります。マー
フィー率いるLPOも、普段とは違った味わいの音楽を聞かせてくれます。

LPO-0059 ¥1750
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
ジョン・オールディス合唱団/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音 1979年11月6日
ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
ハイティンクは1967年から1979年までロンドン・フィルハーモニーの首席指揮
者であり、10年以上に渡ってイギリスの聴衆に上質の演奏を提供してきました。
彼はベートーヴェンを始め、マーラーやショスタコーヴィチ、ヴォーン・ウィ
リアムズなど数多くの作曲家の作品をレパートリーに持つことで知られていま
すが、実はラヴェルも相当お気に入りで、コンセルトへボウ、ボストン交響楽
団との録音が広く知られています。彼の魅力あふれる解釈は、ラヴェルの音楽
に新しい光を当てるもので、この1979年のライヴも、当時「穏健な指揮者」と
してのイメージが強かったハイティンクの真の姿を伝えるものとなるでしょう。

LPO-0061 ¥1750
ベートーヴェン:荘厳ミサ曲
アン・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ)/アネッテ・ヤーンズ(ソプラノ)
ニコライ・シューコフ(テノール)/ディートリッヒ・ヘンシェル(バス)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音 2008年10月18日
ロンドン サウスバンク・センター,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
全編練りに練られた対位法が際立つ重厚で輝かしい音楽が耳に残りますが、あ
まりにも畏れ多いのか、なかなか「第九」ほどの人気を集めるところまでには
行きませんが、このエッシェンバッハによる演奏で、崇高さと爽快さを併せ持
つベートーヴェンの再認識ができるのではないでしょうか?



<コウベレックス・レーベル(LP)>
KRSL-H23(LP) ¥3600
メンデルスゾーン:
交響曲第3番「スコットランド」作品56
序曲「美しいメルジーネの物語」作品32
ゲルハルト・ボッセ(指揮)
神戸市室内合奏団
録音:2011年6月11日神戸文化ホール中ホール、ライヴ録音
アナログLP180g重量盤
ステレオ 33 1/3 Side1:26分18秒 Side2:22分48秒 Made in Japan
90歳を目前に、なお衰えないキレのあるドイツ音楽の真髄をきかせてくれる
ボッセ氏。神戸市室内合奏団の音楽監督として、合奏団との温かくも確かな信
頼関係の上に築かれた珠玉の芸術が、ひとつひとつの音に込められています。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第一コンサート・マスターであっ
たボッセ氏にとってメンデルスゾーンは人一倍思い入れも深く、日本の地にそ
の精神を伝えてきました。今に生き生きとしたメッセージを送ってくれます。
アナログで聴く現代の名演。神戸のレーベルから、L のみの限定版として発売。

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