<LIPKIND PRODUCTIONS>
●NETTOシリーズ
LP005 H01NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス I
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129
ガブリエル・リプキン(Vc)
ミシャ・カッツ(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月21日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300054と同演奏
LP008 H02NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス II
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107
ガブリエル・リプキン(Vc)
ヴォイチェフ・ロデク(指) シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月17日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300055と同演奏
LP011 H03NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス III
サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
ガブリエル・リプキン(Vc)
アントニー・ヘルムス(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月18日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300056と同演奏
LP014 H04NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス IV
ドホナーニ:チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調 作品12
ガブリエル・リプキン(Vc)
イヴァン・メイレマンス(指)アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2009年11月25日ズットフェン市立劇場
GLP 0300057と同演奏
LP001 C01NE ¥2180
ミニアチュール&フォークロア
モシュコフスキ:
ギターラ Op.45-2、ヴィエニアフスキ:スケルツォタランテラ Op.16、
アルベニス:タンゴ、ディニーク:ホラ・スタッカート、
ガブリエリ:リチェルカーレ第5番*、チェレプニン:歌と踊り Op.84-2、
プロコフィエフ:ワルツ Op.65、
グラズノフ:アラブの旋律、ベン=ハイム:Lively*、
スクリャービン:ロマンス、
ストゥチェフスキー:オリエンタル・ダンス、
ツィンツァーゼ:チョングリ*、
メンデルスゾーン:無言歌集より第43番、ポッパー:妖精の踊り Op.39、
フォーレ:アレグレット・モデラート**、
チャイコフスキー:子守歌デュポール:エチュード第7番*、
イベール:白い小さなろば、
カサド:インテルメッツォ・エ・ダンツァ・フィナーレ、
ブロッホ:祈り、ピアッティ:カプリース第5番、
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、クライスラー:中国の太鼓
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ)
アレクサンドラ・リュプチャンスキー(P)
録音:2006年 *チェロ・ソロ **2台チェロ(多重録音)
GLP-0016142と同演奏
LP003 S01NE 3枚組 ¥4450
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲 全曲
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ)
録音:2006年
GLP-0016142と同演奏
驚異のチェリスト、リプキンの旧譜が白いシンプルなジャケットの「NETTO」シ
リーズでお求めやすい価格になって再登場します。NETTOとは、イタリア語で
「はっきりとした、正味の、けがれのない」といった意味。品番のLP**(数字)
はリリース順番、アルファベットの「C」は「Chamber(室内楽)」、「S」は
「Single - voice polyphony」、「H」は「Cello heroics」を示しています。
わかりやすい品番形態で、皆様に音楽をお届けできるようにという思いがこめ
られています。
●Exclusiveシリーズ-
LP002 C01EX(SACD-Hybrid) ¥2980
ミニアチュール&フォークロア
GLP-0016142、LP001 C01NEと同演奏
LP004 S01EX(SACD-Hybrid) 3枚組 ¥6750
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
GLP 0016142、LP003 S01NEと同演奏
品番のEXはExclusive。NETTOのシンプルな装丁とは一味違った、特別な装丁で
のお届けです。現行盤のジャケットと雰囲気は似ています。
<RADIO FRANCE>
FRF 012(SACD-Hybrid) ¥2300
ストラヴィンスキー:
(1)結婚(1923年現行版)
(2)結婚(1919年版。1、2場のみ)
(3)ピアノラのための練習曲(ルネ・ボス打込みによるヤマハ・ミディピアノ)
ロシア語歌唱
ヴィルジニー・ペシュ(Sop)、カタリン・ヴァルコーニ(A)、
ピエール・ヴァエロ(Ten)ヴァンサン・ムネ(Bs)、
ルネ・ボス(指)フランス国立放送合唱団
打楽器アンサンブルad’ONF、スコプ・ピアノ四重奏団(1)
フランソワーズ・リヴァラン、フランソワ・ゴーチエ(ツィンバロン)、
モントリオールSMCQ打楽器アンサンブル、
ハイナー・スコプ(ハルモニウム)、
ルネ・ボス(ヤマハ・ミディピアノ打込み)(2)
[録音:2005年8月、2006年9月/フランス放送スタジオ]
ストラヴィンスキーのバレエ・カンタータ「結婚」といえば、4台のピアノと
打楽器が織りなす原始的で強烈な音響で知られていますが、その形態に落ち着
くまで3度オーケストレーションが試みられました。まず1917年に大管弦楽用
に執りかかるものの中断、同年秋に小管弦楽用も試みたものの、これも中止、
1919年にはピアノラ(自動ピアノ)、ハルモニウム、2台のツィンバロン、打楽
器のための版に着手し、第2場までほぼ完成させますが、演奏の困難さが予測
されたゆえ、これも断念しました。その1919年版を指揮者のルネ・ボスが2005
年に蘇らせた興味深い録音が出現しました。現行の1923年版も併録されている
のも嬉しく、両版の違いを実感できます。
4人の名ピアニストがガンガン弾きまくる1923年に対し、1919年版のピアノは
1台、それも自動ピアノというのがユニーク。ここでは指揮者ボスがヤマハの
ミディピアノに自ら打込み、それを披露しています。カップリングの「ピアノ
ラのための練習曲」も同様で、最新テクニックで人間の運動神経を越えた超絶
演奏を実現させるだけでなく、ボスの意気込みと偏執マニアぶりもうかがい知
ることができます。いずれも自然で迫力に満ち、コンピューター演奏とは思え
ぬ熱がこもっています。さらに、ハンガリーの民俗楽器ツィンバロンを2台駆
使して独特の色彩を生み出しているほか、足踏みオルガンのハルモニウムも
敬虔かつ鄙びた味を出していて面白さの連続、聴き手を全く飽きさせません。
資料としても貴重の極みで、ロシア音楽ファン必携の1枚と申せましょう。
<CARPE DIEM>
CARPE 16288 ¥1550
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):アーチリュートのための作品集
トッカータ第8番/舞踏のためのガリアルダ第4番
コッレンテ第2番/半音階的トッカータ第12番(*)/トッカータ第3番
変奏によるサラバンドのアリア(*)/トッカータ第26番(*)/パッサカリア
コッレンテ第10番/トッカータ第3番(*)/リチェルカーレ・ムジカーレ第1番(*)
トッカータ第7番/ガリアルダ第1番/コッレンテ第9番/トッカータ第6番
ガリアルダ第3番/コッレンテ第8番/フランス風サラバンド
リチェルカーレ第1番/トッカータ第8番(*)
チャッコーナ「スペイン風マリオナ」
(*)「リュート曲集第1巻」(1623)から
/(無印)「リュート曲集第2巻」(1639)から
ロザリオ・コンテ(アーチリュート)
録音:2011年8月24-27日、アヌンツィアータ修道院、ロヴァート(イタリア)
アレッサンドロ・ピッチニーニはボローニャに生まれ、ルネサンス末期からバ
ロック初期にかけてイタリアで活躍したリュート奏者・作曲家。アーチリュー
トはリュートに棹のような拡張ネックを取り付け開放バス弦を張った楽器。
ピッチニーニは1623年出版の「リュート曲集第1巻」において自分がこの楽器の
発明者であると主張しています。ロザリオ・コンテは1966年イタリアのタラン
トに生まれ、バーリのN・ピッチンニ音楽院で学んだ後、バーゼルのスコラ・
カントールムでホプキンソン・スミスに師事したリュート、ギター奏者。
CARPE 16289 ¥1550
オランダのリュート音楽
ティシウスのリュート曲集(1595-1646)から
Met dat schuijtgen al over dat meertgen/Jan Dirrixz
In een groot ongheluck/T' souw een meijsken gaen om wijn
Ick lijd' int hart pijn onghewoon - Mr. David
Daer is een Leeuwerck doot ghevallen
フレホリオ・フエト(1550以前-1616頃):ファンタジア
ニコラ・ヴァレ(1583頃-1644以後):
前奏曲/緑の菩提樹の下で/哀歌の形式によるパヴァーヌ
イングランドの歌
フレホリオ・フエト:ファンタジア
ヨアヒム・ファン・デ・・ホーフェ(1567-1620):
前奏曲/アルマンド/涙のパヴァーヌ/Susanneken
Het Laeste Leijtsche Afscheyt/Favorito - Diomedes Cato
Windeken/ガリアルド/ファンタジア第6番/アルマンド/ガリアルド
フランドルの歌
エマヌエル・アンドリアーンセン(1554頃-1604):
イングランドの歌-別のイングランドの歌-イングランドのサルタレッロ
アントニー・ベイルズ(リュート)
録音:聖マリア教会、シェーネモーア(ドイツ)、時期の記載なし
リュート界の重鎮で、アムステルダムのスウェーリンク音楽院教授として数多
くの優秀なリュート奏者を輩出したアントニー・ベイルズによる、16世紀後半
から17世紀前半にかけてのオランダのリュート音楽。
<DUTTON>
CDEA 1919 ¥750
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
フランツ・ワックスマン指揮
RCAビクター室内管弦楽団 1946年
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調Op.31
ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1935年
グルーエンバーグ:ヴァイオリン協奏曲Op. 47
ピエール・モントゥー指揮
サンフランシスコ交響楽団 1945年
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
CDEA 1920 ¥750
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」-第3幕間奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調Op.74「悲愴」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1935年(ウェーバー) 1938年(チャイコフスキー)
CDEA 9812 ¥750
ハイドン:交響曲第96番 ニ長調「奇蹟」Hob.I-96
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1947年
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1946年
ラヴェル:スペイン狂詩曲
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1946年
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1947年
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮
CDEA 9813 ¥750
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1928年
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1926年
R・シュトラウス:「ドン・キホーテ」Op.35
バイエルン国立管弦楽団 1941年
R・シュトラウス指揮
CDEA 9814 ¥750
ストラヴィンスキー:
「ペトルーシュカ」組曲
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
交響楽団 1928年
「火の鳥」組曲
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
コンセール・ストララム管弦楽団 1928年
ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
イーゴリ・ストラヴィンスキー(P)
エルネスト・アンセルメ指揮
コンセール・ストララム管弦楽団 1930年
CDEA 9815 ¥750
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
フェリックス・ワインガルトナー指揮
パリ音楽院管弦楽団 1939年
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ペトロ・ドゥ・フレータ=ブランコ指揮
管弦楽団 1932年
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲op.25
ポール・パレー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団 1934年
マルグリット・ロン(P)
CDEA 9816 ¥750
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28
ミラノ・スカラ座管弦楽団 1947年
交響詩「死と変容」Op.24
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1947年
「町人貴族」組曲Op.60
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1929年
クレメンス・クラウス指揮
●NETTOシリーズ
LP005 H01NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス I
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129
ガブリエル・リプキン(Vc)
ミシャ・カッツ(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月21日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300054と同演奏
LP008 H02NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス II
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 作品107
ガブリエル・リプキン(Vc)
ヴォイチェフ・ロデク(指) シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月17日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300055と同演奏
LP011 H03NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス III
サン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
ガブリエル・リプキン(Vc)
アントニー・ヘルムス(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2009年2月18日
ヴィトルト・ ルトスワフスキ・コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
GLP 0300056と同演奏
LP014 H04NE ¥1680
チェロ・ヒロイックス IV
ドホナーニ:チェロと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ニ長調 作品12
ガブリエル・リプキン(Vc)
イヴァン・メイレマンス(指)アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2009年11月25日ズットフェン市立劇場
GLP 0300057と同演奏
LP001 C01NE ¥2180
ミニアチュール&フォークロア
モシュコフスキ:
ギターラ Op.45-2、ヴィエニアフスキ:スケルツォタランテラ Op.16、
アルベニス:タンゴ、ディニーク:ホラ・スタッカート、
ガブリエリ:リチェルカーレ第5番*、チェレプニン:歌と踊り Op.84-2、
プロコフィエフ:ワルツ Op.65、
グラズノフ:アラブの旋律、ベン=ハイム:Lively*、
スクリャービン:ロマンス、
ストゥチェフスキー:オリエンタル・ダンス、
ツィンツァーゼ:チョングリ*、
メンデルスゾーン:無言歌集より第43番、ポッパー:妖精の踊り Op.39、
フォーレ:アレグレット・モデラート**、
チャイコフスキー:子守歌デュポール:エチュード第7番*、
イベール:白い小さなろば、
カサド:インテルメッツォ・エ・ダンツァ・フィナーレ、
ブロッホ:祈り、ピアッティ:カプリース第5番、
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、クライスラー:中国の太鼓
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ)
アレクサンドラ・リュプチャンスキー(P)
録音:2006年 *チェロ・ソロ **2台チェロ(多重録音)
GLP-0016142と同演奏
LP003 S01NE 3枚組 ¥4450
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲 全曲
ガブリエル・リプキン(Vc)
使用楽器:アロシウス・ガラーニ(1702年ボローニャ)
録音:2006年
GLP-0016142と同演奏
驚異のチェリスト、リプキンの旧譜が白いシンプルなジャケットの「NETTO」シ
リーズでお求めやすい価格になって再登場します。NETTOとは、イタリア語で
「はっきりとした、正味の、けがれのない」といった意味。品番のLP**(数字)
はリリース順番、アルファベットの「C」は「Chamber(室内楽)」、「S」は
「Single - voice polyphony」、「H」は「Cello heroics」を示しています。
わかりやすい品番形態で、皆様に音楽をお届けできるようにという思いがこめ
られています。
●Exclusiveシリーズ-
LP002 C01EX(SACD-Hybrid) ¥2980
ミニアチュール&フォークロア
GLP-0016142、LP001 C01NEと同演奏
LP004 S01EX(SACD-Hybrid) 3枚組 ¥6750
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
GLP 0016142、LP003 S01NEと同演奏
品番のEXはExclusive。NETTOのシンプルな装丁とは一味違った、特別な装丁で
のお届けです。現行盤のジャケットと雰囲気は似ています。
<RADIO FRANCE>
FRF 012(SACD-Hybrid) ¥2300
ストラヴィンスキー:
(1)結婚(1923年現行版)
(2)結婚(1919年版。1、2場のみ)
(3)ピアノラのための練習曲(ルネ・ボス打込みによるヤマハ・ミディピアノ)
ロシア語歌唱
ヴィルジニー・ペシュ(Sop)、カタリン・ヴァルコーニ(A)、
ピエール・ヴァエロ(Ten)ヴァンサン・ムネ(Bs)、
ルネ・ボス(指)フランス国立放送合唱団
打楽器アンサンブルad’ONF、スコプ・ピアノ四重奏団(1)
フランソワーズ・リヴァラン、フランソワ・ゴーチエ(ツィンバロン)、
モントリオールSMCQ打楽器アンサンブル、
ハイナー・スコプ(ハルモニウム)、
ルネ・ボス(ヤマハ・ミディピアノ打込み)(2)
[録音:2005年8月、2006年9月/フランス放送スタジオ]
ストラヴィンスキーのバレエ・カンタータ「結婚」といえば、4台のピアノと
打楽器が織りなす原始的で強烈な音響で知られていますが、その形態に落ち着
くまで3度オーケストレーションが試みられました。まず1917年に大管弦楽用
に執りかかるものの中断、同年秋に小管弦楽用も試みたものの、これも中止、
1919年にはピアノラ(自動ピアノ)、ハルモニウム、2台のツィンバロン、打楽
器のための版に着手し、第2場までほぼ完成させますが、演奏の困難さが予測
されたゆえ、これも断念しました。その1919年版を指揮者のルネ・ボスが2005
年に蘇らせた興味深い録音が出現しました。現行の1923年版も併録されている
のも嬉しく、両版の違いを実感できます。
4人の名ピアニストがガンガン弾きまくる1923年に対し、1919年版のピアノは
1台、それも自動ピアノというのがユニーク。ここでは指揮者ボスがヤマハの
ミディピアノに自ら打込み、それを披露しています。カップリングの「ピアノ
ラのための練習曲」も同様で、最新テクニックで人間の運動神経を越えた超絶
演奏を実現させるだけでなく、ボスの意気込みと偏執マニアぶりもうかがい知
ることができます。いずれも自然で迫力に満ち、コンピューター演奏とは思え
ぬ熱がこもっています。さらに、ハンガリーの民俗楽器ツィンバロンを2台駆
使して独特の色彩を生み出しているほか、足踏みオルガンのハルモニウムも
敬虔かつ鄙びた味を出していて面白さの連続、聴き手を全く飽きさせません。
資料としても貴重の極みで、ロシア音楽ファン必携の1枚と申せましょう。
<CARPE DIEM>
CARPE 16288 ¥1550
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):アーチリュートのための作品集
トッカータ第8番/舞踏のためのガリアルダ第4番
コッレンテ第2番/半音階的トッカータ第12番(*)/トッカータ第3番
変奏によるサラバンドのアリア(*)/トッカータ第26番(*)/パッサカリア
コッレンテ第10番/トッカータ第3番(*)/リチェルカーレ・ムジカーレ第1番(*)
トッカータ第7番/ガリアルダ第1番/コッレンテ第9番/トッカータ第6番
ガリアルダ第3番/コッレンテ第8番/フランス風サラバンド
リチェルカーレ第1番/トッカータ第8番(*)
チャッコーナ「スペイン風マリオナ」
(*)「リュート曲集第1巻」(1623)から
/(無印)「リュート曲集第2巻」(1639)から
ロザリオ・コンテ(アーチリュート)
録音:2011年8月24-27日、アヌンツィアータ修道院、ロヴァート(イタリア)
アレッサンドロ・ピッチニーニはボローニャに生まれ、ルネサンス末期からバ
ロック初期にかけてイタリアで活躍したリュート奏者・作曲家。アーチリュー
トはリュートに棹のような拡張ネックを取り付け開放バス弦を張った楽器。
ピッチニーニは1623年出版の「リュート曲集第1巻」において自分がこの楽器の
発明者であると主張しています。ロザリオ・コンテは1966年イタリアのタラン
トに生まれ、バーリのN・ピッチンニ音楽院で学んだ後、バーゼルのスコラ・
カントールムでホプキンソン・スミスに師事したリュート、ギター奏者。
CARPE 16289 ¥1550
オランダのリュート音楽
ティシウスのリュート曲集(1595-1646)から
Met dat schuijtgen al over dat meertgen/Jan Dirrixz
In een groot ongheluck/T' souw een meijsken gaen om wijn
Ick lijd' int hart pijn onghewoon - Mr. David
Daer is een Leeuwerck doot ghevallen
フレホリオ・フエト(1550以前-1616頃):ファンタジア
ニコラ・ヴァレ(1583頃-1644以後):
前奏曲/緑の菩提樹の下で/哀歌の形式によるパヴァーヌ
イングランドの歌
フレホリオ・フエト:ファンタジア
ヨアヒム・ファン・デ・・ホーフェ(1567-1620):
前奏曲/アルマンド/涙のパヴァーヌ/Susanneken
Het Laeste Leijtsche Afscheyt/Favorito - Diomedes Cato
Windeken/ガリアルド/ファンタジア第6番/アルマンド/ガリアルド
フランドルの歌
エマヌエル・アンドリアーンセン(1554頃-1604):
イングランドの歌-別のイングランドの歌-イングランドのサルタレッロ
アントニー・ベイルズ(リュート)
録音:聖マリア教会、シェーネモーア(ドイツ)、時期の記載なし
リュート界の重鎮で、アムステルダムのスウェーリンク音楽院教授として数多
くの優秀なリュート奏者を輩出したアントニー・ベイルズによる、16世紀後半
から17世紀前半にかけてのオランダのリュート音楽。
<DUTTON>
CDEA 1919 ¥750
バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
フランツ・ワックスマン指揮
RCAビクター室内管弦楽団 1946年
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調Op.31
ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1935年
グルーエンバーグ:ヴァイオリン協奏曲Op. 47
ピエール・モントゥー指揮
サンフランシスコ交響楽団 1945年
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
CDEA 1920 ¥750
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」-第3幕間奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調Op.74「悲愴」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1935年(ウェーバー) 1938年(チャイコフスキー)
CDEA 9812 ¥750
ハイドン:交響曲第96番 ニ長調「奇蹟」Hob.I-96
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1947年
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1946年
ラヴェル:スペイン狂詩曲
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1946年
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1947年
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮
CDEA 9813 ¥750
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1928年
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67
ベルリン国立歌劇場管弦楽団 1926年
R・シュトラウス:「ドン・キホーテ」Op.35
バイエルン国立管弦楽団 1941年
R・シュトラウス指揮
CDEA 9814 ¥750
ストラヴィンスキー:
「ペトルーシュカ」組曲
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
交響楽団 1928年
「火の鳥」組曲
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮
コンセール・ストララム管弦楽団 1928年
ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
イーゴリ・ストラヴィンスキー(P)
エルネスト・アンセルメ指揮
コンセール・ストララム管弦楽団 1930年
CDEA 9815 ¥750
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
フェリックス・ワインガルトナー指揮
パリ音楽院管弦楽団 1939年
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ペトロ・ドゥ・フレータ=ブランコ指揮
管弦楽団 1932年
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲op.25
ポール・パレー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団 1934年
マルグリット・ロン(P)
CDEA 9816 ¥750
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28
ミラノ・スカラ座管弦楽団 1947年
交響詩「死と変容」Op.24
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団 1947年
「町人貴族」組曲Op.60
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1929年
クレメンス・クラウス指揮