クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-11 No.20-1

2007年11月16日 18時45分57秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
★HERBERT VON KARAJAN100TH ANNIVERSARY
CZS-5157662 6枚組 \2780
100ベスト・カラヤン
CD1:KARAJAN CONDUCTS MOZART
CD2:THE GREAT CONCERTOS
CD3:THE GREAT SYMPHONIES
CD4:KARAJAN CONDUCTS POPULAR ORCHESTRAL PIECES
CD5:KARAJAN IN THE THEATRE
CD6:VOCAL MUSIC
カラヤン指揮の100名曲のハイライト!
12Pブックレット、 マルチパック

CZS-5158632 5枚組 \3600(予定)
ベートーヴェン:交響曲全集(限定盤) (新リマスター)
カラヤン指揮、フィリハーモニアO
スター指揮者として鮮烈に登場したカラヤンの気迫に満ちた記念碑的録音で
す。28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス

CZS-5120382(87CD+1CDROM) \27800(予定)
カラヤン/完全EMI録音第1集-管弦楽曲編(限定盤)
EMI初の完全全曲ボックス、1946年-1984年のEMI録音の全て登場
マリア・カラス/スタジオ・レコーディング・ボックス(70枚組)と同様の仕様
約320曲収録 100Pブックレット

CZS-5119732(71CD+1CDROM) \23800(予定)
カラヤン/完全EMI録音第2集ーオペラ、声楽曲編(限定盤)
EMI初の完全全曲ボックス、1946年-1984年のEMI録音の全て登場
マリア・カラス/スタジオ・レコーディング・ボックス(70枚組)と同様の仕様
約80曲。200Pブックレット

CZS-5160912 8枚組 \4950(予定)
カラヤン/グレート・レコーディングス(限定盤)
1970年代のベルリン・フィルとの録音を中心にまとめた絶頂期の名録音集
28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス

CMS-5159342 2枚組 \2950
カラヤン/ザ・レジェンド
カラヤンの名曲、名演奏が楽しめるコンパクトな2枚組み
ラヴェル:ボレロ
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
シャブリエ:スペイン
チャイコフスキー:「悲愴」第2楽章
ビゼー:「アルルの女」より
マスネ:「マノン・レスコー」間奏曲
J.シュトラウスII:「こうもり」序曲
ベルリオーズ:ハンガリア行進曲
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
シューベルト「未完成」第1楽章
モーツァルト:交響曲第40番第1楽章; 
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲
スメタナ:モルダウ
シベリウス:悲しきワルツ
J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチ
ドヴォルザーク:「新世界より」第4楽章
収録楽曲内容は既発売のCMS-5629902と同様です。
12Pブックレット、 マルチパック 両開きサックケース付き




<Ondine>
ODE 1098 \2080
ヨーナス・コッコネン(1921-1996):管弦楽作品集
チェロ協奏曲(1969)、交響曲第3番(1967)、交響曲第4番(1971)
マルコ・ユロネン(Vc) フィンランド放送交響楽団 サカリ・オラモ(指)
録音:2006年3月、10月(交響曲) 文化の家 (ヘルシンキ)
[制作:セッポ・シーララ  録音:ペンティ・マンニッコ]
ヨーナス・コッコネンは、シベリウスの "交響的思考" を受け継いだ作曲家の
ひとりです。建築家アルヴァー・アールトと親交があり、「"質への情熱" が
創作を支配する」というアールトの言葉をコッコネン自身も信念としてもって
いました。コッコネンの音楽は作風により、大きく3つの時期に分けられます。
ネオクラシカル、十二音と音列、自由調性。このディスクに集められた曲はい
ずれも、3番目の時期に属しています。 打楽器が活躍する色彩的な交響曲第3
番。"力で解決すること" を好まないコッコネンは、作品の最後にアダージョ
の楽章をもってきています。この交響曲は1968年のNOMUS(北欧音楽委員会) 賞
を受けました。チェロ協奏曲はコッコネンが書いた唯一の協奏曲。ユーモアと
活気みちた音楽の間に荘重な気分のアダージョがはさまれる5楽章の作品です。
第4番の交響曲は荒々しい情熱と宗教的内省が共存。コッコネンの代表作、オ
ペラ「最後の誘惑」 を予示する音楽とも言われます。
マルコ・ユロネンはラウタヴァーラ(ODE819)とヨウニ・カイパイネン
(ODE1062)の協奏曲を録音したチェリスト。20世紀の音楽に共感を寄せるサカ
リ・オラモ。ペンティ・マンニッコの担当した録音がフィンランド放送交響楽
団の色彩的な響きを鮮やかな音でとらえています。コッコネンの管弦楽作品を
もっとも楽しめる、重要なディスクです。

ODE 1112 \2080
フィンランドの情景 - フィンランド管弦楽作品集
ウーノ・クラミ(1900-1961):演奏会序曲「スオメンリンナ」作品30
セリム・パルムグレン(1878-1951):
組曲「フィンランドの情景」作品24-春の夢、そり旅
レーヴィ・マデトヤ(1887-1947):
オペラ「ポホヤの人々」組曲 作品52-囚われ人の歌
ロベルト・カヤヌス(1856-1933):交響的序曲
オスカル・メリカント(1868-1924):ゆるやかなワルツ 作品33
アルマス・ヤルネフェルト(1869-1958):前奏曲
トイヴィ・クーラ(1883-1918):結婚行進曲作品3b-2
タネリ・クーシスト(1905-1988):フィンランドの祈り 作品27-2
アーレ・メリカント(1893-1958):イントラーダ
ジャン・シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ 作品44-1、春の歌 作品16
レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2007年6月 フィンランディアホール (ヘルシンキ)
[制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ]
北欧でもっとも古い歴史を誇るヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団の創
設125周年記念アルバムは、18世紀、フィンランド湾に建造された要塞の島、
スオメンリンナを曲名とする序曲に始まり、春の深い悲しみを描くシベリウス
の「春の歌」に終わるプログラム。1828年にヘルシンキ・フィルハーモニック
を創設しシベリウスの交響曲第1番を初演、主に指揮者として活躍したロベル
ト・カヤヌスをはじめとするフィンランドの作曲家たちの作品が演奏されてい
ます。1995年以来、首席指揮者を務めるセーゲルスタムが指揮。2007年6月、
ヘルシンキのフィンランディアホールで録音セッションが行われました。フィ
ンランドの景色を収めたカラー写真18枚を使ったデジパックのアルバム。

ODE 1118 \2080
Act - ロルフ・ヴァリーン(1957-):管弦楽のための作品集
(1)Act(行動する) (2003)-管弦楽のための
(2)Das war schon! (きれいだった!) (2006)-打楽器ソロと管弦楽のための
(3)Tides (タイズ) (潮流) (1998) -6人の打楽器奏者と管弦楽のための
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
(1)ヤープ・ファン・ツヴェーデン(指) 
(2)マーティン・グルビンガー (打楽器) 
(2)(3)ジョン・アクセルロッド(指)
(4)ユッカ=ペッカ・サラステ(指) クロウマータ打楽器アンサンブル
録音:2006年9月、10月、2007年2月 オスロ・コンサートホール
[制作:アーリル・エリクスタード、録音:マーリト・アスケラン、オイスタ
イン・ノルデンゲン]
ノルウェーの作曲家、ロルフ・ヴァリーン(1957-)は今年、50歳。この5月には
オスロ・フィルハーモニックによる<ヴァリーン・フェスティヴァル> コン
サートが行われました。オラヴ・アントン・トメセン、フィン・モッテンセ
ン、ロジャー・レノルズ、ヴィンコ・グロブカール、湯浅譲二に学び、トラン
ペット奏者としてアンサンブルに参加して実験的ジャズとロックなど、広い範
囲の音楽を体験してきました。クラリネット協奏曲(Aurora ACD5002、ACD5011)
で NOMUS (北欧音楽委員会) 賞を受賞。現代北欧を代表する作曲家のひとり
として、海外からも注目されました。人の力が結集して生む<音の大伽藍>
「Act」。鳥の歌とモーツァルトのメロディに基づく協奏曲「Das war sch嗜!
(きれいだった!)」。潮の流れが絡み合い、ひとつの動きに収束する、6人の
打楽器奏者と管弦楽のための合奏協奏曲「Tides (タイズ)」。初録音の曲を集
めた作品集には、オスロ・フィルハーモニックの音楽監督ユッカ=ペッカ・サ
ラステ、ヨーロッパ・コンサートホール機構の<Rising Artist2007/08>に選
ばれたオーストリアの打楽器奏者マーティン・グルビンガー(1983-)、スウェ
ーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」らが参加しました。教室と語法
に別れを告げた今日の音楽。ヴァリーンがオスロのホールで市民から親しく声
をかけられていた姿と重なります。





<Simax>
-Nordic Edition-
PSC1227 \2280
エドヴァルド・フリフレート・ブレイン(1924-1976):交響曲全集
交響曲第1番 作品4 (1949-50)、交響曲第2番 作品8 (1951-54)、
交響曲第3番 作品16 (1968)
ペーテル・シルヴァイ(指) ノルウェー放送管弦楽団 
録音:2005年1月 ノルウェー放送 (NRK) (オスロ) 大スタジオ
[制作:アーリル・エリクスタード、録音:モッテン・ヘルマンセン]
エドヴァルド・フリフレート・ブレインは、ノルウェーの第2次世界大戦後世
代作曲家のひとり。指揮者としてベルゲンでデビュー。クラリネット四重奏の
ための「愉快な音楽家たち」(作品1) と「序曲」(作品2) (PSC3117) を発表、
作曲家協会のメンバーになりました。交響曲第1番がオスロで初演された後、
作曲家協会の奨学金を得てパリに留学。ジャン・ルヴィエの下で学びました。
オペラ「アンネ・ペーデルスドッテル」(PSC3121) が代表作。管弦楽のため
の「外海へむけて」(PSC3117, BIS367) は、憧れの気分にみちた簡素なメロ
ディをもち、もっとも演奏されることの多いノルウェー管弦楽作品となって
います。交響曲は3曲。第2次世界大戦後の愛国的気分を反映した、伝統的語
法の第1番。第2番は、表面的な装飾を排したネオクラシカルな音楽。オスロ・
フィルハーモニックによる1964年の演奏を聴いた批評家、クラウス・エッゲ、
ライマル・リフリング、フィン・モッテンセンの3人はそろって、ショスタコ
ーヴィチの作品との類似性を指摘しました。ドラマティックな単一楽章の第3
番。3曲のうち対位法的手法がもっとも際立ち、不協和音のクラスターなど、
モダニスト的手法も使われています。




<LSO Live>
LSO0124 \1350
ジェイムズ・マクミラン:
(1)世界の贖罪
(2)イゾベル・ゴーディの告白
(1)クリスティン・ペンドリル(コールアングレ)
サー・コリン・デイヴィス(指)ロンドンSO.
録音:(1)2003年9月(2)2007年2月21日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
バランス・エンジニア:ジョナサン・ストークス
スタートから通算50番目の記念すべき節目にあたるLSO Live最新アルバムは、
LSOとデイヴィスにとって、ともに度重なる実演を通じて長いつながりのある
マクミランの作品集。ことし3月にLSOが本拠とするバービカンセンター開設25
周年記念コンサートでも取り上げられた「イゾベル・ゴーディの告白」。1990
年プロムス初演の際に一大センセーショナルを巻き起こし、マクミランの国際
的評価を決定づけた出世作であり、いまなお彼の一番人気の作品といわれてい
ます。
作曲の動機は17世紀、宗教改革以後のスコットランドで吹き荒れた魔女狩りに
よって、おびただしい数の女性が犠牲となった史実に深くインスパイアされた
こと。全曲は曲想の異なるブロックに分かれていますが切れ目なく演奏されま
す。暴力的なリズムと不協和音が支配する中間部では、集団ヒステリー下での
吊るし首と火あぶりを表現しているのでしょうか。ここぞとばかりにLSOのパ
ワフルなブラスと打楽器が気を吐き、まさにこの世の地獄のような大音響。
作曲者が「イゾベル・ゴーディのために決して歌われることの無かったレクイ
エム」と述べるように、なるほど途方もない悲しみの感覚を描くことに腐心し
たあとが窺えるのが冒頭と結尾で、陶酔さえ漂う弦楽の美しさ。真摯なデイ
ヴィスのつくる音楽は痛切な祈りとなって閉じられます。1959年生まれのマク
ミランは、カトリックへの信仰、社会主義とスコットランドへの愛国心に深く
根ざした作風がその特徴で、これまでにメッセージ性の強い作品を発表してき
ました。1662年に魔女のかどで残忍な拷問の末に処刑されたうら若き女性を題
材にしながら、そのじつは近年ヨーロッパでのファシズムの新しい高まりに対
する、自身の懸念を表明する意図が込められているともいわれます。
カップリングの「世界の贖罪」はLSOによる1996年の委嘱作。聖木曜日の典礼
にインスパイアされた曲は三部作「聖なる三日間」の第1部にあたり、基本的
にはコールアングレのためのコンチェルトという趣きになっています。1997年
の初演時と同じく当ライヴでもソロを務めるのはLSO首席の名手ペンドリル。
ときに物悲しく、豊かな表情はさすがに初演者の自負の顕れにも似て絶大な説
得力。演奏について、サンデー・テレグラフ紙、デイリー・テレグラフ紙、タ
イムズ紙とも挙って手放しの賛辞を贈っています。
ことし2007年9月25日に80歳の誕生日を迎えたLSOプレジデント、コリン・デイ
ヴィス。自らの傘寿を祝う新たな作品を委嘱する作曲家として、ここで巨匠に
より指名されたのがマクミランでした。このあと当コンビは2008年4月27日に
新作「聖ヨハネ受難曲」の世界初演を控えており、さらにこの模様はLSO Live
でのリリースが予定されています。




<GRAND SLAM>
GS2026 \2250
ベートーヴェン:
(1)交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
(2)交響曲第1番ハ長調Op.21
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1952年11月24日、25日、
(2)1952年11月24日、27日、28日、ウィーン・ムジークフェラインザール
使用音源: HMV(U.K.) (1)ALP1041, (2)ALP1324
制作:平林 直哉
※おことわり:このCDはLPより復刻しており、LP特有のノイズが混入します。
■制作者より
今回は1952年にウィーン・フィルと録音されたベートーヴェンの交響曲第6番
「田園」、第1番が登場しますが、これによってGSレーベルにおけるHMVのテー
プ録音期のベートーヴェン交響曲シリーズが完結したことになります。1951年
のバイロイトの第9などは言うまでもなく突出した名演ですが、これまでベー
トーヴェン・シリーズを手がけて制作者が改めて驚いたのは、第3、4、5、7番
などのセッション録音における素晴らしい響きです。特に第4番(GS-2011)はそ
れこそ目からうろこでした。今回の第6番、第1番も、その途方もなくスケール
の大きい、細部までこまやかな配慮の行き届いた温かく偉大な音に対し、復刻
作業を行いながらも仕事をしているのを忘れてしまうほどでした。フルトヴェ
ングラーのHMVのベートーヴェン録音は常にカタログにあるという安心感から
か、こうしたことは案外忘れられているような気もします。
今回の2曲も望みうる最上の状態の初期LPを使用し、復刻しました。音質もい
つものように、元のLPの情報を可能な限り忠実に伝えるようにしています。
(平林 直哉)
■解説書の内容
過去のシリーズと同様に、LPが発売された際の英グラモフォン誌のレビューの
翻訳を掲載します。

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07-11 No.20-2

2007年11月16日 18時45分28秒 | Weblog
<haenssler>
KDC8001 9枚組 \9180
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ベートーヴェンといえばオピッツ、オピッツといえばベートーヴェン。
1994年NHKの「ピアノ・レッスン」、2005年から日本で進められている全32曲
連続演奏会、そしてHaensslerの録音など、ベートーヴェン演奏の確固たる地
位を確立しているオピッツ。順調にリリースされているオピッツのベートー
ヴェン・シリーズですが、遂に全集となって日本先行発売を致します。ベー
トーヴェン ピアノ・ソナタ全集の名盤とされている師ケンプとバックハウ
スをまさに引き継ぐ、近年のスタンダード的アルバムです。完璧なタッチ、
確かな表現力、穏やかで真摯な演奏は、ストレートにベートーヴェンの音楽
が聴き手に浸透します。このあとはシューベルトの録音が予定されており、
ますます円熟の極みにあるピアニズムを聴かせてくれることでしょう。

98209 \2080
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.9
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ゲルハルト・オピッツ(P)
録音:2005年10月(第31番)、2006年1月(第30&32番) [ノイマルクト]




<Ondine>
ODE 1105 \2080
フィーヴァー-カリタ・マッティラ、ジャズコンサート
コール・ポーター:イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー
リチャード・ロジャーズ:私のお気に入り、ブルームーン
ジョン・ダヴェンポート&エディー・クーリー:フィーヴァー
ジャイミ・シルヴァ&ネウザ・テイシェイラ:ガチョウのサンバ
アントニオ・カルロス・ジョビン:コルコバード
ハロルド・アーレン:ストーミー・ウェザー
ジョージ・ガーシュウィン:
ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット
ジェローム・カーン:煙が目にしみる
ジョージ・ガーシュウィン:私の愛する人
コール・ポーター:
ユー・ドゥー・サムシング・トゥー・ミー、ラブ・フォー・セール
ソニー・バーク&ポール・フランシス・ウェブスター:ブラック・コーヒー
ビリー・ストレイホーン:ラッシュ・ライフ
ハロルド・アーレン:降っても晴れても
カリタ・マッティラ(Vo)
フィーヴァー・バンド、ストリングズ、キルモ・リンティネン(P、指)、
ハウ・メニー・シスターズ
アンナ=マリ・カハラ(Vo)、ピルヨ・アイットマキ(Vo)、
メルヴィ・ヒルトゥネン(Vo)
録音:2007年8月 タンペレホール (タンペレ、フィンランド) (ライヴ)
[制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ]
0ミュージカル・ナンバーを歌う「ワンダフル」(ODE848)、オーケストラをバ
ックにシンガーソングライターの曲を歌った「海に歌う」(ODE907)、キャバレ
ーソングとミュージカルの歌もまじえた「カリタ・マッティラ、ライヴ・イン
・ヘルシンキ」(ODE968)。新しいノンクラシカル・アルバム「フィーヴァー」
では、"世界のプリマドンナ" カリタ・マッティラ(1960-) がジャズを聴かせ
てくれます。メトロポリタン・オペラの舞台に招かれるようになり、アメリカ
の生活に馴染んだマッティラ。ジャズに挑むにふさわしい時がやってきました。
「まったく新しい、スタイルのまるっきり違うオペラの役を勉強するのに似て
るわ……いい音楽って決して歳を取らないの」と語るマッティラとの素敵なひ
ととき! コール・ポーター、リチャード・ロジャーズ、ガーシュウィン、ハ
ロルド・アーレン。プラターズが歌ってヒットした〈煙が目にしみる〉。ジャ
ズ・ミュージシャンたちもレパートリーにしているブラジル生まれの2曲、
〈ガチョウのサンバ〉とアントニオ・カルロス・ジョビンの〈コルコバード〉。
フィンランドでもっとも期待されるジャズ作曲家、ピアニストのひとり、UMO
ジャズ・オーケストラを率いるキルモ・リンティネン(1967-)が編曲とピアノ
を担当。フィンランド・ジャズシーンで活躍する8人編成のフィーバー・バン
ド。マッティラのバックで歌うのは人気の高い女性ヴォーカルトリオ、ハウ・
メニー・シスターズ。




<ARS PRODUKTION>
ARS38033(SACD-Hybrid) \2700
レーガー、ヴォルフ:男声合唱作品集
マックス・レーガー(1873-1916):10の歌 Op.83(1904-1909)から
Lieblich hat sich gesellet,夕べのセレナード,駆け抜ける軽騎兵,
真夏の夜,Eine gantz neu Schelmweys,恋歌,別れ
フーゴ・ヴォルフ(1860-1903)/
マックス・レーガー編曲:6つの宗教的な歌(1881);
仰ぎ見る,調和(宿屋),諦め,最後の願い,帰依,高揚
フーゴ・ヴォルフ:
3つの男声合唱曲 Op.13(1876);五月の歌,霊の挨拶,夏に
マックス・レーガー:
5つの民謡選集(1898-1899):胸の痛み,恋人の使者,小さな星,
わがディアンダールは谷底深く,昨夜私は夢を見た
9つの民謡選集(1898)から 失恋
イェルク・ゲンスライン(指揮)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(男声合唱)
録音:2007年6月1-3日、ドイツ、アドラースベルク、ドミニコ会教会
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルクはレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
OBにより1987年に創設された男声合唱団で、その名称はレーゲンスブルク大聖
堂のオルガニスト兼作曲家ヨセフ・レナー(1868-1934)に因んでつけられまし
た。2003年、創設指揮者ベルント・エンゲルブレヒトの後を継いで元団員でも
あるイェルク・ゲンスラインが指揮者に就任しました。

ARS38471 \2160
シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911
ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)
録音:2006年3月27-31日、ドイツ、グラフラート、マルタスホーフェン音楽館
使用楽器:1827-1828年、ウィーンにてコンラート・グラーフ製
ドミニク・ヴェルナーはヤコプ・シュテンプフリに師事したドイツのテノー
ル。ピリオド楽器演奏団体との共演を重ね、バッハ・コレギウム・ジャパン
のソリストとして来日もしています。

ARS38905 \2160
忘れな草 音楽は何を物語る
ドイツ民謡:月は昇りぬ
シューベルト:魔王/死と乙女
モーツァルト:すみれ
シューベルト:狩人の夕べの歌
ヴォルフ:笛吹き
ミヒャエル・ゲース:魔法使いの弟子
インゲボルク・ダンツ(ソプラノ)
ミヒャエル・ゲース(ピアノ、司会)
録音:2006年6月21-22日、ヴッペルタール、インマヌエル教会
おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、歌曲と語り(いずれもドイツ
語)によるアルバム。絵本のようなブックレットはドイツ語のみの表記となっ
ています。

ARS38906 \2160
ローベルト・シューマン 音楽と朗読によるポートレイト
ソンヒ・キム=ヴュスト(ピアノ)
ハンス・ヴェルナー・ヴュスト(台本作者、朗読)
録音:2007年5月1日
シューマンのピアノ曲と朗読(ドイツ語)で構成されたアルバム。「聴く本 Ein
Holbuch」シリーズの一枚で、ブックレットはドイツ語のみの表記となってい
ます。

ARS38907 \2160
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル 音楽と朗読によるポートレイト
パウル・ヴァイゴルト(指揮)
ジェール・フィルハーモニー管弦楽団 他
アドルフ・エーレントラウト(台本作者、朗読)
録音:2007年5月8日(朗読)
プレイエルの楽曲と朗読(ドイツ語)で構成されたアルバム。「聴く本 Ein
Holbuch」シリーズの一枚で、ブックレットはドイツ語のみの表記となってい
ます。

ARS38450 2枚組 \2160
【旧譜・限定特価】
ライン・ドイツ歌劇場の五十年1956-2006
R・シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」から Grossmachtige Prinzessin
イルゼ・ホルヴェーク(ソプラノ:ツェルビネッタ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1956年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「リゴレット」から
Gleich sind wir beide - Tochter! Mein Vater(第1幕)
ハインツ・イムダール(バリトン:リゴレット)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ:ジルダ)
不明(メゾソプラノ:ジョヴァンナ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1957年、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「マクベス」から
Den vollen Becher lasst froh uns heben(第2幕、宴会の場面)
アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ:マクベス夫人)
ハインツ・イムダール(テノール:マクベス)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1957年11月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
R・シュトラウス:「ばらの騎士」から
Sei er doch gut Quinquin - Mein schoner Schatz(第1幕)
ヒルデ・ツァーデク(ソプラノ:元帥夫人)
ハンナ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ:オクタヴィアン)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1958年2月2日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「アイーダ」から Als Sieger kehre heim !(第1幕)
イングリット・ビョーナー(ソプラノ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1963年2月14日、デュイスブルク劇場
ムソルグスキー:
「ボリス・ゴドゥノフ」から Leb wohl mein Sohn(ボリスの死)
マルッティ・タルヴェラ(バス:ボリス)
ブリギッテ・デュルラー(ソプラノ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1967年9月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「トスカ」から
Ah! Franchigia a Floria Tosca - Com'e lunga l'attesa !(第3幕)
ハナ・ヤンク(ソプラノ:トスカ)
ウィリアム・ホリー(テノール:カヴァラドッシ)
カール・フュリングス(バリトン:シャッローネ)
ヴォルフ・アッペル(テノール:スポレッタ)
ジュゼッペ・パタネ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1970年6月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ロッシーニ:「チェレネントラ(シンデレラ)」から
Nacqui all'affano - non piu mesta(第2幕)
ユリア・ハマリ(アルト:アンジェリーナ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
ライン・ドイツ歌劇場合唱団
録音1974年3月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ドヴォルジャーク:「ルサルカ」から Silberner Mond(第1幕)
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)
ペーター・シュナイダー(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1975年1月22日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
レオンカヴァッロ:「道化師」から Si puo ? Si puo ?(プロローグ)
ユージン・ホームズ(バリトン)
Hector Urbon(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1977年7月13日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「ボエーム」から
D'onde lieta usci - Dunque e poprio finita ?(第3幕)
リリアン・スキス(ソプラノ:ミミ)
ゲオルギー・チョラコフ(テノール・ロドルフォ)
ナルシン・アザルミ(ソプラノ:ムゼッタ)
ユージン・ホームズ(テノール:マルチェッロ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音1979年11月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴォルフガング・フォルトナー(1907-1987):「血の婚礼」から
Dein Vater nahm mich mit
マルタ・メードル(ソプラノ:母)
ウド・ボドニク(テノール:花婿)
ハンス・ヴァラート(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1987年2月8日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「トスカ」から Tre sbirri, una carozza - Te deum(第1幕)
ゼノン・コスノフスキ(バリトン:スカルピア)
ヴィルヘルム・リヒター(テノール:スポレッタ)
ヤノス・クルカ(指揮)
録音:1992年6月
マスネ:「マノン」から Toi ! Vous ! - Oui, c'est moi !(第3幕)
アレクサンドラ・フォン・デア・ヴェート(ソプラノ:マノン)
セルゲイ・ホーモフ(テノール:デ・グリュー)
バルド・ポディチ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年3月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」から Io viddi per vendetta(第1幕)
マリセッレ・マルティネス (ソプラノ:ミネルヴァ)
タッシス・クリストヤニス(テノール:ウリッセ)
アンドレアス・シュテーア(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年6月18日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
レオンカヴァッロ:「道化師」から
Qual fiamma avea nel guardo - Stridono lassu(鳥の歌)
ナターリャ・コヴァロワ (Vogellied der Nedda)
ジョン・フィオーレ(指揮)
デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2003年6月6日、デュイスブルク劇場
プッチーニ:「外套」から Nulla ! Silenzio(フィナーレ)
ゴードン・ホーキンズ(バリトン:ミケーレ)
アンゲロス・シロス(テノール:ルイジ)
テレーゼ・ヴァルトネル(ソプラノ:ジョルジェッタ)
ジョン・フィオーレ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
トマ:「ハムレット」から
A vos jeux, mes amis - Et maintenant ecoutez ma chanson !(第4幕)
マルリス・ペーターセン(ソプラノ:オフィーリア)
アレグザンダー・ジョエル(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2006年3月29日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
デュッセルドルフのライン・ドイツ歌劇場の創立50周年を記念するライヴ録音
集。2枚組で1枚分の価格です。

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07-11 No.19-1

2007年11月16日 18時44分52秒 | Weblog
<Piano21>
P 21028-A \2250
E・グリーグ:
ピアノ協奏曲イ短調Op.16/ペール・ギュント第1組曲Op.46/
練習曲-ショパンへの頌歌Op.73-5/抒情小曲集より
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
ホルスト・ノイマン(指揮)、ライプツィヒ放送交響楽団
「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズの始動によって録音が増
えてきたものの、これまでモーツァルト以外での協奏曲録音は非常に少なかっ
たカツァリス。ラフマニノフ、チャイコフスキー、テオドラキスに続くこのグ
リーグはカツァリスの協奏曲録音の中でも最大の目玉となる可能性が高い。
第1楽章冒頭のティンパニのクレッシェンド直後から展開されるであろう圧倒
的で独創的なカツァリス・ワールド・・・、他の追随を許さない神がかり的な
超絶技巧だけでなく、繊細で美しいタッチや深く豊かな音楽性などカツァリス
の魅力の全てを今回リリースとなるグリーグのピアノ協奏曲から聴き取ること
ができるだろう!またカツァリスの眩しげな表情の写真を用いたジャケットも
どこか新鮮。




<Timpani>
1C 1119 \2300
ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):室内楽作品集 ――
2本のフルート、トランペットと弦楽四重奏のための《古風な形式による組曲》
/木管七重奏のための《歌と踊り》/ピアノと弦楽四重奏のための《五重奏曲》
/フルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための《組曲》
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団のソリストたち、
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)
好評を博したクリヴィヌ&ルクセンブルク・フィルによる管弦楽作品集
(1C 1101)に続く室内楽作品集がリリース!師であるフランクだけでなくワー
グナーからも色濃く影響を受けたダンディ。室内楽作品にも既存の概念にとら
われない革新的な編成による魅力的な作品を残している。
またパリ音楽院の教育改革案を退けられたダンディは、ボルドとギルマンと共
に1894年にスコラ・カントルムを創設。教育者としても当時のフランスに多大
な功績を残した音楽家なのである。
ピエルネの室内楽作品集(2C 1110&2C 1111)でのハイ・パフォーマンスで話題
を呼んだルクセンブルク・フィルのソリストたちが再び参上。特にフルート奏
者マーカス・ブレンニマンの芯を持った素晴らしい音色による活躍が見事!
2007年5月6月の録音。

1C 1120 \2300
ジャン・クラ(1879-1932):合唱、声楽とオルガンのための作品集 ――
合唱とオルガンのための《聖者を讃える賛歌》/ソプラノとオルガンのための
《天使のパン》/4声のミサ曲/ソプラノ、ヴァイオリンとオルガンのための
《アヴェ・ヴェルム》/男声合唱のための《モンターニュの舞曲》/ソプラノ
とオルガンのための《アヴェ・マリア》/合唱とオルガンのための《天の女王、
喜びませ》/オルガンのための《結婚行進曲》
ソフィー・マリン=デゴール(ソプラノ)、
ピエール・ファラゴ(オルガン)、ヴァンサン・リゴー(オルガン)、
ピエール・カルメル(指揮)、ル・マドリガル・ド・パリ
ピアノ作品集(1C 1087)、歌曲集(1C 1085)、管弦楽作品全集(2C 2088)、歌劇
「ポリフェーム」(3C 3078)などのリリースを行い、知られざるフランスの作
曲家ジャン・クラの作品の再評価に取り組むティンパニからの最新録音は合唱
作品を中心としたもの。
軍人と作曲家という2つの顔を持っていたクラは短期間ながら作曲はデュパル
クに師事。軍人としては生涯を通じて海軍に所属し少将の地位を授けられてい
る。軍人としての生活と並行して行われた作曲活動によって生まれた作品は、
フランス印象派の大家たちにも引けをとらない色彩感を持っている。全曲世界
初録音。2007年5月6月の録音。

1C 1134 \2300
J・クラ:ピアノ五重奏曲/弦楽四重奏曲
アラン・ジャクオン(ピアノ)、ルーヴィニュイ弦楽四重奏団
ジャン・クラの作品集の中でも特に高い評価を得ていたピアノ五重奏曲&弦楽
四重奏曲のアルバムがディジパック仕様となって新装再発売。19世紀フランス
音楽の様々な魅力を取り入れたクラの傑作を楽しめる。
1C 1066からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1066」は廃盤となります。)

1C 1131 \2300
I・クセナキス:管弦楽作品全集Vol.3 ――
シナファイ(連接)― ピアノと86人の奏者のための/ホロス ― 89人の奏者の
ための/エリダノス ― 68人の奏者のための/キアニア(暗き紺碧の国) ―
90人の奏者のための
大井浩明(ピアノ)、
アルトゥール・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
ティンパニ・レーベル最大のベストセラー・タイトル、大井浩明&ルクセンブ
ルク・フィルによるクセナキスの「シナファイ」がデザインを一新して遂に復
活!
テレビなどのメディアに多数取り上げられ爆発的な話題を呼んだクセナキスの
「シナファイ」。10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲に挑む
大井浩明の熱演には言葉を失うこと必至。1C 1068からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1068」は廃盤となります。)

1C 1136 \2300
I・クセナキス:管弦楽作品全集Vol.4 ――
第2ピアノ協奏曲《エリフソン》 ― ピアノ独奏と88人の奏者のための/アタ
― 89人の奏者のための/アクラタ ― 16の管楽器のための/クリノイディ
― 71人の奏者のための
大井浩明(ピアノ)、
アルトゥール・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
大反響を巻き起こした「シナファイ」に続くクセナキス2番目のピアノ協奏曲
「エリフソン」を収録した注目盤。
「シナファイ」と同じく前代未聞の難易度を誇る「エリフソン」でもクセナキ
スから信頼を寄せられていた大井浩明とタマヨ&ルクセンブルク・フィルが強
烈な演奏を展開している。
1C 1084からの移行再発売。
(オリジナル盤の「1C 1084」は在庫がある限り、優先出荷となります)

1C 1126 \2300
J-G・ロパルツ:
小交響曲/パストラール/田園風セレナード/ディヴェルティメント
パスカル・ヴェロ(指揮)、ブルターニュ管弦楽団
「ロパルツ」の名前とその作品を一気に世界へと広めたティンパニ。ロパルツ
・ブームの原点とも言える作品集第1弾がこのアルバム。
パスカル・ヴェロは現在東京フィルの主席客演指揮者を務めており、新星日響
時代から日本とは馴染みの深いリヨン生まれのフランス人指揮者である。
1C 1034からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1034」は廃盤となります。)

1C 1127 \2300
L・ヴィエルヌ:交響曲イ短調/ピアノと管弦楽のための《詩曲》
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)、
ピエール・バルトロメ(指揮)、
リエージュ・フィルハーモニック管弦楽団
日本の学校のチャイムにも用いられている「ウェストミンスターの鐘」に代表
されるオルガン作品の大家ヴィエルヌ。
ヴィエルヌの交響曲とピアノ協奏曲というオルガンがメインではない作品のカ
ップリングもティンパニらしい選曲。
1C 1036からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1036」は廃盤となります。)

1C 1128 \2300
リリ・ブーランジェ:
歌曲集《空の森林開拓地》/4つの歌曲/ピアノのための3つの小品
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)、
アオニア・デ・ブフォール(メゾソプラノ)、アラン・ジャコン(ピアノ)
ブーランジェ姉妹の妹、リリ・ブーランジェの声楽作品とピアノ作品を収録。
姉であるナディアからも作曲を学んだリリは1913年に「ファウストとエレー
ヌ」でローマ大賞を受賞するも24歳という若さでこの世を去ってしまう。短
い生涯で遺した傑作の記録である。
1C 1042からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1042」は廃盤となります。)

1C 1129 \2300
A・オネゲル:
劇付随音楽《世界の戯れの物語》/コンチェルト・ダ・カメラ(室内協奏曲)
エティエンヌ・プラスマン(フルート)、
ニコラ・シャルヴァン(イングリッシュホルン)、
アルトゥール・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
クセナキスの作品集で凄まじいレベルの演奏を繰り広げているタマヨ&ルクセ
ンブルク・フィルによるオネゲル。
フルートとイングリッシュホルン、弦楽オーケストラのためにかかれた「コン
チェルト・ダ・カメラ」、劇付随音楽の「世界の戯れの物語」はどちらも貴重
な音源。
1C 1050からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1050」は廃盤となります。)

1C 1130 \2300
B・マルティヌー:室内楽作品集Vol.1 ――
夜想曲/幻想曲/ロンド/室内音楽第1番
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)、
ジャック・チャムケルテン(オンド・マルトノ)、
マーク・フォスター(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニックのソリストたち
6曲の交響曲や多くの協奏曲など400曲を超える膨大な数の楽曲を作曲した20世
紀チェコを代表する作曲家マルティヌー。
ルクセンブルク・フィルのソリストたちの活躍だけでなくだけでなく、オンド
・マルトノを含む珍しい編成による「幻想曲」にも要注目。
1C 1060からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1060」は廃盤となります。)

2C 2132 2枚組 \4600
E・ショーソン:歌曲集全集
ブリジット・バレイス(メゾソプラノ)、
ジャン=フランスワ・ガルデイユ(バリトン)、
ビリー・エイディ(ピアノ)、
サンドリーネ・ピアウ(ソプラノ)、
ルートヴィヒ四重奏団
19世紀フランスの作曲家ショーソンの歌曲集というこれまたティンパニらしい
選曲眼が光るアルバム。
ショーソンの作品は「詩曲」や「交響曲」以外はなかなか接する機会に恵まれ
ないため、特に歌曲ファンには嬉しいセットの復活である。
2C 2028からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「2C 2028」は廃盤となります。)




<PentaTone>
PTC 5186 178(SACD-Hybrid) \2850
N・パガニーニ:
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6/同協奏曲第4番ニ短調
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)、
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、ロンドン交響楽団
高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるフィリップスのクァドラフォニ
ック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。
フィリップス録音の歴史的名盤として親しまれ続けてきたシェリングのパガニ
ーニがSACDハイブリッド盤で新たに復活!サラウンドによる抜群の臨場感が新
たな発見をもたらしてくれる可能性は高い。1975年6月の録音。





<Chandos Classics>
CHAN 10448X \1780
M-A・シャルパンティエ:真夜中のミサ曲
F・プーランク:
「クリスマスのための4つのモテット」より サルヴェ・レジナ、
「悔悟節のための4つのモテット」より サルヴェ・レジナ
ジョージ・ゲスト(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
17世紀と20世紀のフランスを代表する2人の作曲家による宗教作品集がリマス
ターを施され復刻!宗教作品集としてだけではなくこれからのクリスマス・シ
ーズンにもピッタリのアイテムである。
1988年1月15日-16日の録音。CHAN 8658からの移行再発売。




<Rondeau>
ROP 7004 \2300
J・ラッター:マニフィカト/ハインリヒ兄弟のクリスマス(ドイツ語歌唱)
カルメン・フュジス(ソプラノ)、
イェルク・ブライディング(指揮)、
ハノーファー少年合唱団、ニュルンベルク交響楽団
イギリスが生んだ合唱の神様ジョン・ラッター。「グローリア」、「レクイエ
ム」、「テ・デウム」と並んでラッターの代表作として親しまれている「マニ
フィカト」 がドイツの名門合唱団の演奏で登場!ラッターの作品は作曲者自
身が率いるケンブリッジ・シンガーズや、レイトン&ポリフォニーなどイギリ
スの合唱団による録音が多くドイツの演奏者たちによる録音は珍しい。イギリ
スの演奏とはまた違った解釈や雰囲気を持った演奏が期待できそう。




<Linn>
AKP 305(SACD-Hybrid) \1780
リン・レコーズ-ザ・スーパー・オーディオ・サラウンド・コレクションVol.3
クレア・マーティン
ヒー・ネヴァー・メンションド・ラヴ(AKD 295)
ジュディス・オーウェン
ペインティング・バイ・ナンバーズ(AKD 299)
バーブ・ジュンガー
ビューティフル・ライフ(AKD 283)
キャロル・キッド
イエス・アイ・ノウ・ホエン・アイヴ・ハッド・イット(AKD 228)
クレア・マーティン
ラヴ・アット・ラスト(AKD 243)
イアン・ショウ
ア・ケース・オブ・ユー(AKD 276)
ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディス
F・リスト:パガニーニによる大練習より(CKD 282)
スコットランド室内管弦楽団
W・A・モーツァルト:
行進曲ニ長調K.189スコットランド室内管弦楽団(CKD 287)
アルトゥール・ピツァーロ&ヴィタ・パノマリオヴァイテ
N・リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲より(CKD 293)
ジェイムス・ギルクリスト
アイヴァー・ガーニー:ラドローとテムより(CKD 296)
ダンディン・コンソート
G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》より(CKD 285)
ジョナサン=フリーマン・アットウッド
R・アーン:クロリスに(CKD 294)
カペラ・ノヴァ
ジェイムズ・マクミラン:ミサ・ブレヴィスより(CKD 301)
マキシミリアーノ・マルティン
F・プーランク:クラリネット・ソナタより(CKD 280)
ラ・セレニッシマ
A・ヴィヴァルディ:ソナタ第3番‘グラーツ’より Allegro(CKD 281)
ウィリアム・カーター
サンティアゴ・デ・ムルシア:クンベエス(CKD 288)
リン・レコーズの様々なアーティストたち
リン・レコーズのSACDハイブリッド・サンプラー第3弾。リン・レコーズの誇
る超一流の優秀録音と、レーベル代表する強力アーティストたちの演奏を集め
たダイジェスト盤。SACDハイブリッドの入門盤としても最適!
(  )=その作品が収録されているアルバムの品番となります。




<VMS>
VMS 178 \2300
ラ・レオナの歌 ――
J・S・バッハ:組曲ニ長調BWV.1007
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):
ファンタジア第13番、同第37番、同第6番、リチェルカーレ第1番、同第12番
ヴルフィン・リースケ:クロードモネ以後のニンフ
ミゲル・リョベート(1878-1938):ラ・レオネサ
フランシスコ・タルレガ(1852-1909):
前奏曲第10番、同第14番、同第7番、同第12番、同第13番、パヴァーヌ、
ムーア人の踊り
I・アルベニス(リースケ編):カタルーニャ奇想曲、コルドバ
ヴルフィン・リースケ(ギター)
オーストリアのリンツに生まれたヴルフィン・リースケは、アンドレス・セゴ
ビア、オスカー・ギリア、ジョン・ウィリアムズといった希代の名匠たちから
ギターを学び、ピアソラ、クレーメル、モサリーニ、ヒリアード・アンサンブ
ルなどとの共演の成功によってソリストとしてだけでなく室内楽奏者としての
評価も高めている現代トップクラスのギタリスト。
既に日本への来日も果たしており、ギター奏者や関係者の中での人気も非常に
高い注目の存在である。
アルバム・タイトルの「ラ・レオナ」とは、「ギターのストラディヴァリウ
ス」との異名を持つアントニオ・デ・トーレスの手によって1856年に生み出さ
れた伝説の銘器のこと。
世界一流の奏者と伝説の銘器が織り成す音楽は絶品と言うに相応しい。

VMS 190 \2300
バロック・マスターピース ――
G・B・ヴィオッティ:ハープ・ソナタ
D・スカルラッティ:ソナタK.132
J・パリー:ソナタ ニ長調
W・クロフト:組曲第1番&第3番
J・de・S・カルヴァーリョ:トッカータ
スザンナ・クリンチャロワ(ハープ)
ブルガリアのソフィア出身の女流ハープ奏者スザンナ・クリンチャロワは、ヨ
ーロッパ、アメリカ、アジアを舞台に国際的に活躍中。
リサイタルや録音だけでなく国際コンクールの審査員や新作の初演、発掘や編
曲、またパリの現代音楽資料センター(CDMC)にメンバーとして所属するなどク
リンチャロワの活動は幅広い。

VMS 612 3枚組 \5640
G・F・ヘンデル:歌劇《セルセ》
アニタ・テルジアン(メゾソプラノ)、デボラ・コール(ソプラノ)、
サラ・シューマン=ハーレイ(メゾソプラノ)、
ノーマン・アンダーソン(バリトン)、アンナ・ティール(ソプラノ)、
フォーベ・アトキンソン(ソプラノ)、ライアン・アレン(バス)、
アグニエシュカ・ドゥチマル(指揮)、アマデウス室内オーケストラ
序曲の直後に有名なアリア「オンブラ・マイ・フ」が登場することでも知られ
ているヘンデルのバロック・オペラ「セルセ」は、1738年4月15日にロンドン
で初演が行われた3幕の作品。
演奏は1968年にアグニエシュカ・ドゥチマルによって設立されたアマデウス
室内オーケストラ。ポーランド放送局の所属団体としてヨーロッパでのコンサ
ートやレコーディングだけでなく、近年は定期的に来日公演を行っており日本
での知名度も高まっている。1989年、ワルシャワでの録音。

VMS 618 \1880
チャールズ・ウェスレー(1707-1788):
讃美歌集/子供のための歌曲集/ウエスレアン三部作
スティーヴン・キンブロー(バリトン)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
その生涯で数千にも及ぶ賛美歌の歌詞を書き上げ、兄のジョン・ウェスレーと
共にイギリス・メソジスト協会の重要的や役割を担ったのがチャールズ・ウェ
スレー。
C・ウェスレーの賛歌はロシア、シベリア、アジア、アフリカ、カリブ海、ヨ
ーロッパや全米で現在も歌い継がれている。2007年、ニューヨークの録音。

VMS 623 \1880
ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991):ピアノ作品集 ――
狂詩的序曲Op.44/イタリア組曲Op.68/抒情組曲ホ長調Op.17-1/ピアノのた
めの6つの小品/ピアノのための幻想曲
リュディガー・スタインファット(ピアノ)
第1集となる「VMS 130」に続く20世紀ドイツを代表する大ピアニスト、ヴィル
ヘルム・ケンプのピアノ作品集第2集。ケンプの演奏はもちろんのこと、作曲
にも長けていた才能を知ることが出来る。
演奏は第1集と同じくケンプのピアノ作品の研究を行ってきたスタインファッ
トが担当。2005年6月の録音。

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07-11 No.19-2

2007年11月16日 18時44分21秒 | Weblog
<Extraplatte>
EX 663-2 \2300
クラヴィコードによるモーツァルト ――
ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310/同第9番ニ長調K.311/《ああ、ママに言う
わ》による12の変奏曲ハ長調K.300e(キラキラ星変奏曲)/ピアノ・ソナタ
第15番ハ長調K.545
ペーター・ヴァルトナー(クラヴィコード)
ヴァルトナーは、グスタフ・レオンハルト、ジャン=クロード・ツェンダー、
イェスパー・クリステンセンなどの下で鍵盤奏法を学び、チェンバロ、オルガ
ン、クラヴィコード、フォルテピアノなどを弾きこなすオーストリアの鍵盤奏
者。ここではドイツの楽器製作者クリスティアン・ゴットローブ・フーベルト
によるクラヴィコード(1771年製)のレプリカを使用しており、新鮮で刺激的な
モーツァルトを楽しませてくれる。モーツァルトはその生涯において作曲時に
は小型のクラヴィコードを使用していたとも言われており、ここに収録された
クラヴィコードの演奏こそがモーツァルトの描いた本当の姿なのかもしれない。

EX 529-2 \2300
J・ハイドン:弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2
A・ベルク:弦楽四重奏のための抒情組曲
A・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲変イ長調Op.105
クヮルテット・アルモニコ
「クヮルテット・アルモニコ」は、1995年に東京芸大の学生たちによって結成
され弦楽四重奏専攻として同大学院を修了。2000年からのオーストリア留学中
にはベルクの「抒情組曲」で第4回シューベルト国際音楽コンクールを制覇す
るなど、日本の若手弦楽四重奏団として大きな期待を浴びている。オーストリ
アのエクストラプラッテ(Extraplatte)からリリースされたこのアルバムは、
オーストリア劇場博物館エロイカ・ザールで2001年4月26日に開催されたコン
サートのライヴ録音。新たな時代の息吹きを伝えてくれる演奏である。

EX 686-2 \2300
W・A・モーツァルト:
歌劇《皇帝ティートの慈悲》序曲/クラリネット協奏曲イ長調K.622/
交響曲第41番ハ長調《ジュピター》K.551
フェッルディナンド・シュタイナー(バセットホルン)、
アンドレアス・シュタイナー(ディレクター)、ザルツブルク・ゾリステン
「ザルツブルク・ゾリステン」は、モーツァルテウム管弦楽団の打楽器奏者
を務めるアンドレアス・シュタイナーの呼びかけでモーツァルテウム管、モー
ツァルテウム音大、ウィーン・フォルクスオーパー管、ウィーン放送響に所属
する14人の演奏家たちによって2005年から活動を開始したオーストリアの新し
い室内楽団。序曲、協奏曲、交響曲というオーソドックスなスタイルのプログ
ラム内容はもちろんモーツァルト。優雅な旋律と音楽の流れを大事にした演奏
は、奏者1人1人の技量とアンサンブル能力の高さを代弁している。

EX 659-2 \2300
W・A・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526
F・X・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.15
ノータ・ベーネ〔エヴァ・シュタインシャーデン(ヴァイオリン)、アレキサ
ンダー・ヴァフター(ピアノ)〕
共にモーツァルテウム音楽大学で音楽を学んだオーストリアのアーティスト
によって1996年に結成された「ノータ・ベーネ」。
大作曲家W・A・モーツァルトの作品とカップリングされているのは、モーツァ
ルトの四男でモーツァルトII世とも呼ばれたフランツ・クサヴァーの作品。
モーツァルト親子の作品の対比を2人の故郷であるオーストリアのアーティス
トの演奏で聴けることは意義深い。

EX 501-2 \2300
ルブリン・コンサート ――
D・カウフマン:クララのために、モンデュー・ムンディアル
B・ラング:
マルティン・アルノルトIIへのオマージュ、ルーム・フル・オヴ・シューズ
W・リーブハルト:ワルツ
エレーナ・ロザノワ(ピアノ)、
ウラディミール・キラディエフ(指揮)、
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・フィルハーモニー
2001年4月20日にポーランドのルブリンで行われたオーストリア出身の作曲家
たちの作品のコンサートを収録。カウフマンの「クララのために」は、クララ
・シューマンと自身の妻であるクララ・カウフマンのために書かれたピアノ協
奏曲である。
キラディエフ&ヘンリク・ヴィエニャフスキ・フィルのコンビもマイナーオケ
・ファン要チェック。




<Jecklin>
J 4408-2 \1880
J・B・ヴァンハル:交響曲ト短調
F・クロンマー:
フルートとオーボエ、管弦楽のためのコンチェルティーノ ハ長調Op.65
J・C・バッハ:交響曲ト短調Op.6-6
ラート・トシュップ(指揮)、
ギュンター・ルンペル(フルート)、
アンドレ・ラウール(オーボエ)、
カメラータ・チューリッヒ
モーツァルトと同世代の音楽家3人の管弦楽作品を収録。ヴァンハルは同世代
というだけでなくモーツァルトとの共演を行うなど親交があったことでも知ら
れている。チューリッヒの腕利きたちによる溌剌とした演奏も気持ちが良い。
1981年&1969年の録音。

J 4406-2 \1880
イグナツ・ホルツバウアー(1711-1783):
フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴットとコントラバスの
ための《3つの夜想曲》
ヴィンタートゥーア・バロック五重奏団、
ルドルフ・ウェーバー(ヴィオラ)、ルドルフ・フレイ(コントラバス)
18世紀のマインハイム楽派で作曲家、指揮者、そしてマンハイム宮廷の楽長と
いう重役を務めたホルツバウアーの室内楽作品。木管とチェンバロによるスイ
スのピリオド・アンサンブルの音色が18世紀の香りを放っている。
1969年の録音。

JS 301-2 \2300
ヴェルナー・ヴェールリ(1892-1944):
弦楽四重奏曲ト長調Op.8/三重奏曲Op.11-3/弦楽四重奏曲変ロ長調Op.37/
チェロ・ソナタ ニ長調Op.47
オイラー弦楽四重奏団、
グナール・ラーセン(ヴァイオリン)、ヤコブ・ヘフティ(ホルン)、
アンネ・デ・ダデルセン(ピアノ)、ゲルハルト・パウリカ(チェロ)
スイスのアーラウに生まれたヴェールリは1914年に弦楽四重奏曲第1番でモー
ツァルト賞に輝いた近代スイスの作曲家。後期ロマン派の流れを取り入れなが
らも新たな時代へと進んだ作曲者の人生が見えてくるようなディスクである。
1989年、1992年の録音。

JS 311-2 \2300
エルマノ・マッジーニ(1931-1991):
ヴァイオリンとコントラバス、ギターのための《トルソVI》
フルートとギターのための《5つのデザイン》
フルートのための《トリロジー》
無伴奏フルートのための《カントV》
フルートとピアノのための《カントXVII》
ソプラノとフルートのための《天と地のはざま》
オルケス・トリオ、ヴェルナー・ツムステク(フルート)、
ジャンネッテ・フィッシャー(ソプラノ)、
パトリシア・トーマス(ピアノ)
20世紀-21世紀スイスの作曲家による作品を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。このシリーズに多数の作品を収録したマッジーニのフ
ルートを中心とした作品が集められている。
1993年、1995年の録音。

JS 312-2 \2300
ウルリッヒ・ガッサー(1950-):
オラトリオ《メルシレス・アルビタリネスの死》
ペーター・バウアー(指揮)、
アンサンブル《フルートを吹く人たち》、他
「スイスの風景(Szene Schweiz)」シリーズ。現代スイスの作曲家による12人
の声楽と7人のフルート・アンサンブルという超絶の編成によるオラトリオ。
滅多に体験できない不思議な音の世界がここにある。1995年のライヴ録音。




<Ponto>
PO-1056 2枚組 \2560
G・ヴェルディ:歌劇《オテロ》(ロシア語歌唱)
ヴラディーミル・アトラントフ(テノール)、
オレグ・クリョノフ(バリトン)、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ガリーナ・ボリソワ(メゾソプラノ)、
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、
ソビエト国立交響楽団、モスクワ国立アカデミア合唱団
恐らくロシアのレーベルからリリースされた「トスカ」以来となるスヴェト
ラーノフのオペラ録音、しかもヴェルディの「オテロ」が登場!強力な歌手
陣とソヴィエト国立響を従えたスヴェトラーノフが豪快という言葉だけでは
言い表せない演奏を展開しているに違いない。1969年、モスクワ音楽院大ホ
ールでの録音(モノラル)。




<Gala>
GL 100.789 2枚組 \2560
G・ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》
ガリアーノ・マジーニ(テノール)、
マリア・カニーリア(ソプラノ)、
カルロ・タリアブーエ(バリトン)、
クロエ・エルモ(メゾソプラノ)、
ジーノ・マリヌッツィ(指揮)、
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
ローマで収録された「仮面舞踏会」に加えて、マリヌッツィがトリノ・イタリ
ア放送響を振った「運命の力」の抜粋をボーナス・トラックに収録。

GL 100.798 2枚組 \2560
G・ヴェルディ:歌劇《オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵》
ジュゼッペ・モデスティ(バス)、
マリア・ヴィターレ(ソプラノ)、
ジーノ・ボネリ(テノール)、
エレーナ・ニコライ(メゾソプラノ)、
アルフレード・シモネット(指揮)、
トリノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
1951年3月26日、トリノでの録音。ボーナス・トラックに収録されているのは
マンノ・ヴォルフ=フェラーリの指揮による「十字軍のロンバルディア人」
の抜粋。

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07-11 No.18

2007年11月15日 16時18分17秒 | Weblog
★特価BOXセール 5点★
ご注文締め切り:11月19日(締め切り後のご注文は通常価格となります)
<Hyperion>    
Hewitt-1 4枚組 \6080
J・S・バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869
平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870-893
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
日本完全限定・日本語解説書&曲目表記オビ付き特別仕様

CDS44301/5 5枚組 \5400 ※通常価格 \6750
L・V・ベートーヴェン:交響曲全集
チャールズ・マッケラス(指揮)、スコットランド室内管弦楽団、
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)、
キャスリーン・ウィン=ロジャース(メゾソプラノ)、
スチュアート・スケルトン(テノール)、
デトレフ・ロート(バス)、
フィルハーモニア管弦楽団、エジンバラ祝祭合唱団

<Collegium>
CSCD305 4枚組 \4360 ※特別価格商品再入荷
ジョン・ラッター:合唱作品集 ――
子供のためのミサ/レクイエム/テ・デウム/
マニフィカト/グリーリア&アンセム集/8つのアンセム/ジョン・ラッター
による2つの賛歌の編曲/8つのアンセム
キャロライン・アシュトン(ソプラノ)、ドンナ・ディーム(ソプラノ)、
パトリシア・フォーブス(ソプラノ)、スティーヴン・オートン(チェロ)、
クェンティン・プール(オーボエ)、ジョアンヌ・ラン(ソプラノ)、
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル、カンターテ児童合唱団

SIGCD060 10枚組 \9180 ※通常価格 \10800
トマス・タリス:作品全集-タリス生誕500年記念盤
(SIGCD001、002、003、010、016、022、029、036、042の9タイトルをセット化
した特別ボックス!)
アリステア・ディクソン(指揮)シャペル・デュ・ロワ、

<Glossa>
GSP98003 3枚組 \3800 ※通常価格 \4600
シャルパンティエ!-シャルパンティエ・ボックス ――
M-A・シャルパンティエ:
CD-1 テ・デウムとモテット
CD-2 ルソン・ドゥ・テネブル
CD-3 モロワ氏のミサ
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル

=================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<STRADIVARIUS>
STR33651 \2180
ブルーノ・マデルナ・エディション Vol.7
ブルーノ・マデルナ(1920-1973):
ヴェネツィア日誌(テノール、管弦楽とテープのための;1972)(*)
ジュリアード・セレナード(Tempo libero II)
(室内管弦楽とテープのための;1971)
オーボエと室内アンサンブルのための協奏曲(1962)(+)
クラーニヒシュタイン室内カンタータ
(ソプラノ、バスと室内管弦楽のための;1953)(#)
アルダ・カイエッロ(ソプラノ(#))
ファビオ・ブオノコーレ(テノール(*))
クリスティアン・ゼン(バス(#))
ルカ・アヴァンツィ(オーボエ)(+)
サンドロ・ゴルリ(指揮)
ディヴェルティメント・アンサンブル

STR57004 \2180
ジョルジョ・バッティステッリ(1953-):
「オーケストラのリハーサル」(世紀末の6つの音楽的場面;1995)
スティーヴン・オーエン、フィリップ・シェフィールド、
デイヴィッド・バレル、コリンネ・ロメイン、クセニア・コンセク、
ウィルフリート・ファン・デア・ブランデ、リーン・ハーヘマン、
アニヤ・ファン・エンヘラント(出演)
ルーカス・プファッフ(指揮)
フランダース・オペラ交響楽団&合唱団

STR11033 2枚組 \2580
J・S・バッハ(1685-1750):
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
第1番ロ短調 BWV1014/第2番イ長調 BWV1015/第3番ホ長調 BWV1016
第4番ハ短調 BWV1017/第5番ヘ短調 BWV1018/第6番ト長調 BWV1019
第6番の初期稿からの4つの楽章
フランチェスコ・ドラツィオ(ヴァイオリン)(*)
ジョルジョ・タバッコ(チェンバロ)(+)
使用楽器:1748年、ヴェネツィアにてピエトロ・グァルネーリ製(*)
1989年、マイケル・ジョンソン製(モデル:1767年パスカル・タスカン製)(+)
今回初出の新録音。ドラツィオ、タバッコともにピリオド楽器アンサンブル
「ラストレ」のメンバーです。




<REGIS>
RRC1281 \880
シベリウス ピアノ・アルバム
シベリウス(1865-1957):
悲しきワルツ/カーネーション Op.85 No.2/行進曲 Op.5 No.3
ロマンス Op.24 No.9/踊り歌 Op.34 No.2/騎士/即興曲 Op.5 No.5
ワルツ Op.34 No.1/マンドリナート/ガヴォット Op.94 No.6
ロマンス Op.24 No.2/小ワルツ Op.40 No.1/ユモレスク Op.40 No.3
子守歌 Op.40 No.5/ポロネーズ Op.40 No.10/鐘 Op.65
オルゴール Op.76 No.9/小ワルツ Op.97 No.3/ロンドレット Op.40 No.7
舟の漕ぎ手 Op.103 No.3/小行進曲 Op.99 No.8/抒情的ワルツ Op.96a
スケッチ Op.76 No.1/踊り Op.94 No.1/練習曲 Op.76 No.2
夜想曲 Op.24 No.8/ロマンス Op.101 No.1/フィンランディア Op.26 No.7
アンネッテ・セルヴァデイ(ピアノ)
録音:1992-1994年 原盤:Olympia

RRC1282 \880
ウィドールのオルガン交響曲とフランスのアンコール曲集
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42 No.1(*)
オルガン交響曲第8番ロ長調 Op.42 No.4 から 前奏曲(アダージョ)(*)
オルガン交響曲第6番ト短調 Op.42 No.2 から アレグロ(*)
ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):英雄的ソナタ Op.94(+)
アンリ・ミュレ(1878-1967):汝はペテロなり(+)
ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):メヌエット(+)
レオン・ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲 Op.25 から トッカータ(+)
デイヴィッド・サンガー(オルガン)
録音:1976年、ロンドン、クラーケンウェル、聖ピーター・イタリア教会(*)
1980年、ベイズ修道院(+)
原盤:Saga

RRC1285 \880
J・S・バッハ(1685-1750):ピアノ作品集
イタリア協奏曲 BWV971
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(ブゾーニ編曲)
主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番 より;ヘス編曲)
目覚めよ、と呼ぶ声あり(コラール前奏曲;ブゾーニ編曲)
フーガ ロ短調 BWV578(ブゾーニ編曲)
今ぞ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659(コラール前奏曲;ブゾーニ編曲)
シャコンヌ ニ短調
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より;ブゾーニ編曲)
シチリアーノ ト短調(フルート・ソナタ BWV1031 より;ケンプ編曲)
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)
録音:1980年 原盤:Mezhdunarodnaya Kniga ライセンサー?:A Tempo

RRC1287 \880
カバレフスキー(1904-1987):管弦楽作品集
悲愴序曲 Op.64
ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.9(*)
交響詩「春」Op.65
歌曲「学生時代」の主題によるピアノと管弦楽のための狂詩曲 Op.75(*)
組曲「道化師」Op.26
アナトリー・セルディアコフ(ピアノ(*))
ワルテル・ムナツァカノフ(指揮)
ロシア・キネマトグラフィ交響楽団
録音:1996年 原盤:Olympia

RRC1288 \880
グリンカ(1804-1857):室内楽作品集
七重奏曲変ホ長調(オーボエ、ファゴット、ホルン、2つのヴァイオリン、
チェロとコントラバスのための;1823)
ドニゼッティのオペラ「アンナ・ボレーナ」の主題によるセレナード
(ピアノ、ハープ、ファゴット、ホルン、ヴィオラ、チェロと
コントラバスのための;1832)
ベッリーニのオペラ「夢遊病の女」の主題による華麗なディヴェルティメント
(ピアノ、弦楽四重奏とコントラバスのための;1832)
大六重奏曲(ピアノ、弦楽四重奏とコントラバスのための;1832)
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
ロシア・ナショナル管弦楽団ソロイスツ
録音:1993年 原盤:Olympia

RRC1290 \880
コルンゴルト(1897-1957):
組曲「空騒ぎ」 Op.11 から抜粋(10曲)(*)
チェロ協奏曲ハ長調 Op.37(+)
オペラ「ヘリアーネの奇跡」Op.20 から 間奏曲
組曲「シュトラウシアーナ」
ズイル・ベイリー(チェロ(+))
カレン・ロバートソン(ソプラノ(*))
ティボール・パズマナイ(オルガン(*))
カスパール・リヒター(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
録音:1999-2004年 原盤:ASV

RRC1295 \880
セゴビア ギター・マスタークラス
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):悪魔的奇想曲
モレーノ・トローバ(1891-1982):夜想曲
ポンセ(1882-1948):6つの前奏曲 Op.Posth.
ヴィラ=ロボス(1887-1959):前奏曲第1番ホ短調
ロドリーゴ(1901-1999):遥かなるサラバンド
モレーノ・トローバ:マドローニャ
ヴィラ=ロボス:前奏曲第4番ホ短調
ミラン(1500頃-1561以降):パヴァーヌ
ソル(1778-1839):
メヌエット ニ長調 Op.11.No.5/ソナタ Op.22 から メヌエット
アンダンティーノ Op.24, No.1/メヌエット ニ長調
J・S・バッハ(1685-1750)/セゴビア編曲:
12の小前奏曲とフーガ より 前奏曲第3番ハ短調 BWV999
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006 より ガヴォット
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 より シャコンヌ
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009 より ルール
アンドレス・セゴビア(ギター)
録音:1952-1954年 原盤:MCA

RRC2078 2枚組 \1760
世紀の歌手たち 20世紀の大歌手によるオペラ・アリア40曲
Victoria De Los Angeles, Dietrich Fischer-Dieskau,
Elisabeth Schwarzkopf & Elisabeth Grummer, Nicolai Gedda,
Walter Berry, Anton Dermota, Gottlob Frick,
Irmgaard Seefried, Suzanne Danco, Cesare Siepi, Hilde Gueden,
Lisa Della Casa,
Sena Jurinac, Cesare Valletti, Tito Gobbi, Giuseppe Di Stefano,
Giulietta Simionato,Nicola Rossi-Lemeni, Alfred Deller,
Jennifer Vyvyan, Leopold Simoneau & Rene Bianco, Regine Crespin,
Janine Micheau, Robert Merrill, Alain Vanzo, Rise Stevens,
Ivan Koslovsky, Mark Reizen, Pavel Lisitsian, Boris Christoff,
Maria Callas, Jussi Bjorling, Zinka Milanov, Gre Brouwenstijn,
Renata Tebaldi & Mario Del Monaco, Mario Del Monaco, Richard Tucker,
Giuseppe Taddei, Ettore Bastianini, Joan Hammond
録音:1950-1957年





●ポーランドのレーベル
<TVP>
TVCD004 \1650
オイストラフ父子、ワルシャワ・ライヴ
ヴィヴァルディ:(1678-1741):
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調(*)
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):
2つのヴァイオリンと管弦楽のための詩曲第2番「友情」Op.26(*)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン(*))
カロル・ストリヤ(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年、ワルシャワ、ライヴ/(P)1995

TVCD007 \1650
グジェゴシュ・フィテルベルク、ポーランド音楽を振る
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):幻想序曲「おとぎ話」
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):交響詩「大草原」Op.66
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):劇付随音楽「白い鳩」
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
オペラ「ロジェ王」から ロクサナのアリア(第2幕)
バレエ「ハルナシェ」から Redyk(第1幕),山人の踊り(第2幕)
タランテッラ Op.28
グジェゴシュ・フィテルベルク(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団
録音:不詳(1953年以前)

TVCD008 \1650
ハチャトゥリアン、ワルシャワで自作を振る
アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
ピアノ協奏曲変ニ長調(*)
バレエ「ガヤネー」から ばらの乙女たちの踊り,アイシェの踊り,レズギンカ
バレエ「スパルタクス」から 断章
バレエ「ガヤネー」から 剣の舞
ズビグニェフ・シモノヴィチ(ピアノ(*))
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年9月14-15日、ワルシャワ、ライヴ/(P)1996

TVCD014 \1650
ペルルミュテール、ワルシャワでラヴェルを弾く
ラヴェル(1875-1937):
スペイン狂詩曲(*)
左手のためのピアノ協奏曲ニ長調(+)
ピアノ協奏曲ト長調(+)
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ(+))
レオポルド・ストコフスキー(指揮(*))
アンジェイ・マルコフスキ(指揮(+))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
録音:1959年(*)、1961年(+)、ライヴ/(P)1997



<Soliton>
SCD073-2 \2080
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
コラール・カンタータ「イエス、わが喜び」
テオフィル・アンドレアス・フォルクマル(1686-1768):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ハ長調(*)
クラート・ビュトナー(1616-1679):テ・デウム
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
アリナ・コヴァルスカ・ピンチャク(指揮)
カペッラ・ゲダネンシス
録音:2005年11月28日、12月3日、グダンスク、神の慈悲教会
2つの教会合唱作品の間に置かれたフォルクマルのソナタをポーランドの名手
クルカが弾いているのがポイントです。フォルクマルはポーランドのシュチェ
チン(シュテッティン)に生まれグダンスク(ダンツィヒ)で教会オルガニストを
務めた作曲家。ビュトナーはドイツのテューリンゲンに生まれ、グダンスクの
聖カタジナ教会楽長を務めた作曲家ですが、その作品が録音されるのは極めて
稀です。
※CDプラス仕様でビデオクリップ等が収められておりますが、動作保証はいた
しかねますのであらかじめご了承ください。(代理店担当者の環境(Windows
XP)ではビデオクリップは再生できましたが他のファイルは開けなかったとの
ことです)



<Futurex Classics>
FCD01213 \1880
グダニスクの古楽の宝 Vol.114-17世紀
不詳:O Maria Rubens Rosa(*)
フランシスクス・デ・リヴーロ:
Laudamus Dominum(+)/O vos omnes qui transitis(+)
不詳:Fantasia primi toni(#)/Fantasia quinti toni(#)
Vater unser im Himmelreich(#)/Deus in adiutorium (Lasso)(#)
ペトルス・デ・ドルジーナ[ピオトル・ドルジンスキ]:
Preambulum Nr.1, Nr.2(**)/Veni redemptor gentium(**)
Resonet in laudibus(**)/Deus in adiutorium meum intende(**)
ディオメデス・カート:Canzona Diomedis(**)
ヨハン・ヴァニング:
Vox clamantis in deserto(+)/Omnis qui se exaltat(+)
ニコラウス・ツァンギウス:Congratulamini nunc omnes(+)
アンドレアス・ハーケンベルガー:
Dulcis Iesu(+)/Congratulamini nunc omnes(+)
パウル・ジーフェルト:Res aequa confiteri - Psalm92(+)/Fantasia a3(#)
カスパール・フェルスター:Sonata a7(+)
ヴォイチェフ・ポスピェフ(テノール(*))
カペッラ・ゲダネンシス(+)
ボグスワフ・グラボフスキ(オルガン(#))
ヤン・ヤンツァ(オルガン(**))
(C)(P)1997
解説書は添付されておりません。あらかじめご了承ください。

FCD01214 \1880
グダニスクの古楽の宝 Vol.217-18世紀
エーヴァルト・ヒンツ:ただ御身にのみ、主イエス・キリストよ(*)
クリストフ・ヴェルナー:白光の女神/さあ、歌おう
クラート・ビュトナー:アリア・スナミティカ[Aria Sunamithica]
マルチン・ミェルチェフスキ:勝利のミサ
ヨハン・イェレミアス・ドゥ・グライン:世の救い主よ、よくぞ来ませり
マクシミリアン・D・フライスリヒ:主は言われた
ヨハン・ヴァレンティン・メーダー:シャコンヌ
フリードリヒ・クリスティアン・モールハイム:
オルガンのための3つのトリオ(+)
テオフィル・アンドレアス・フォルクマル:ソナタ第1番
ウルバン・ミュラー:オフェルトリウム
カペッラ・ゲダネンシス(*,+以外)
ボグスワフ・グラボフスキ(オルガン(*))
ヤン・ヤンツァ(オルガン(+))
(C)(P)1997
フォルクマルのソナタは上記 SOLOTON SCD073-2 に収録されているものと同じ
曲ですが、クルカのクレジットは無く、試聴してみたところやはり別テイクで
した。ヴァイオリン・ソロはカペッラ・ゲダネンシスのメンバーが務めている
ようです。解説書は添付されておりません。あらかじめご了承ください。

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07-11 No.17

2007年11月14日 16時42分08秒 | Weblog
★BMG SACD セール2007★
BMGから発売されているSACDを、年末年始特別価格(\980から)にてご提供いた
します。詳細は当店HPでご覧下さい。

http://home4.highway.ne.jp/goodies/bmgsacd_sale2007.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Relief>
CR991089 5枚組 \8100
ベートーヴェン:交響曲全集
CD1
交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」 (45'29)
交響曲第1番ハ長調 作品21 (24'35)
CD2
交響曲第4番変ロ長調 作品60 (33'15)
交響曲第2番ニ長調 作品36 (33'08)
CD3
交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」 (28'56)
交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」 (34'41)
CD4
交響曲第7番イ長調 作品92 (34'21)
交響曲第8番ヘ長調 作品93 (24'27)
CD5
交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」 (67'14)
ヴラジミール・フェドセーエフ(指)モスクワ放送チャイコフスキー交響楽団
オスカーナ・レスニーチャヤ(S)、イリーナ・ロミシェフスカヤ(Ms)
アルギルダス・ヤヌタス(T)、アルフレート・ムフ(B)
モスクワ国立室内合唱団 ヴラディーミル・ミーニン(合唱指揮)
ヴェスナ児童合唱団 アレクサンダー・ポノマレフ(合唱指揮)
録音:2004年1月21日(第7、8番)、2004年2月19日(第6番)、
2004年3月8日(第1番)
2004年4月28日(第5番)、2004年12月6日(第3番)、2004年12月24日(第2番)
2005年1月16日(第4番)、2006年10月1日(第9番)
モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)
1974年の主席指揮者就任以来、親密な関係を築いている巨匠フェドセーエフと
モスクワ放送響。2006年の来日公演ではオール・ロシア・プログラムで日本の
ファンを熱狂させた両コンビの待望の新譜はなんと!ベートーヴェン交響曲全
集。フェドセーエフ&モスクワ放送響というと、チャイコフスキー、ショスタ
コーヴィチやムソルグスキーなどロシア・プログラムのイメージが強いですが、
1974年シーズンではベートーヴェンを取り上げ、70年代後半からは国営放送で
録音(Sym.1,3,6,7,&9 etc…)、さらにフェドセーエフは1997年より首席指揮者
を努めるウィーン響とベートーヴェン・チクルスを行うなどベートーヴェンの
演奏にも精力的に取り組んでいます。
フェドセーエフの演奏は抑えきれない感情を剥き出しにする爆演ではなく、悠
々としたテンポで繰り広げていく演奏が主体ですが、このベートーヴェン全集
は予想を裏切り一撃でハッとさせられる勢いがあります。所々にみせるフェド
セーエフ節の濃密なフレージングに感涙し、襲いかかる迫力に息を呑む感動的
な演奏。特に「英雄」では第1楽章を早めのテンポで駆け上がり第2楽章で重な
り合った弦の重厚な響きに揺り動かされ興奮と感動が押し寄せます。
また「第9」は非常に厚い音楽、独自のテンポ、フェドセーエフ・バランスを
前面に押し出した重厚演奏。聴衆の心を掴み感動へと導くフェドセーエフの技
に見事に引き込まれるBOXです。




<ORFEO>
ORFEO679071 \2450
ブラウンフェルス:テ・デウムOp.32
イッタ=マリア・シェーベリ(S) ラーシュ=エリク・ヨンソン(T)
エリク・エリクソンCho.
マンフレート・ホーネック(指)
スウェーデン放送SO.&Cho.
録音:ストックホルム、ベルワルド・ホール(ライヴ)
当作品のライヴ録音(PH.06002)を遺した今は亡き巨匠ヴァントも云うように、
ブラウンフェルスは1920-30年代にかけて、R.シュトラウスやシュレーカーと
並び称されるメジャーな作曲家のひとりでした。ナチによって‘退廃作曲家’
の烙印を押された彼が、独創性を開花させ始めるのは、第1次世界大戦で味わ
った恐怖体験と、自身のカトリックへの改宗した時期あたりから。代表作「テ
・デウム」が書かれたのはちょうどその頃で、途切れることのない有機的な音
楽の流れに、いくぶんワーグナーの面影をも感じさせます。全編が起伏に富み、
たとえば来るべき審判の日を告げるマーチのリズムなど、作曲当時の時代的背
景を越えてなお大きな訴求力があります。
大規模な編成を要するドラマティックな内容だけに新録音が待たれていました
が、ホーネックらによるライヴは期待に応える出来栄えとなりました。




<altara>
ALT1025 \2180
(1)モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番ニ長調KV.593
(2)ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番変ホ長調Op.97
ズッカーマン・チェンバー・プレイヤーズ
ピンカス・ズッカーマン、ジェシカ・リンネバッハ(Vn)
ジェスロ・マークス、アスハン・ピライ(Va)
アマンダ・フォーサイス(Vc)
録音:2006年アムステルダム
第1弾リリース、モーツァルト&ブラームスの弦楽五重奏(ALT.1011)で、往年
のファンに懐かしくも健在ぶりを示したズッカーマン。前作から一年ぶり、ヨ
ーロッパ・ツアーの真っ最中におこなわれた録音は、やわらかく明るいトーン
の魅力に、ライヴさながらの熱気さえも感じさせるものとなっています。
渡米期の作品で、Op.96の四重奏と同様に「アメリカ」と呼ばれることもある
ドヴォルザークと、ハ長調に次いでこれでふたつめとなるモーツァルト。とび
きりの美音で一世を風靡した大ヴェテランのもと、教え子たちと一体となって
アンサンブル本来の持つ楽しさを伝えます。




<ambroisie>
AM127 \2500
デマレ:「ヴェニュスとアドニス」
カリーヌ・デエイェ(Ms ヴェニュス) セバスティアン・ドロワ(T アドニス)
アンナ=マリア・パンツァレッラ(S シディプ) ヘンク・ネヴェン(Br マルス)
イングリット・ペリューシュ(S ベローヌ) ジャン・テジャン(Bs 嫉妬)
アンデルス・J・ダーリン(T マルスの従者)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク
録音:2006年4月,5月
ambroisieからルセの最新録音が登場。アンリ・デマレ(1661-1741)のオペラ
「ヴェニュスとアドニス」です。デマレは、アンドレ・カンプラ(1660年生ま
れ)と同世代のフランスの作曲家。早くから音楽的才能を示し、順風満帆の人
生を送っていたものの、教え子の若い娘と恋に落ち、結婚を娘の父から大反対
されたことで、フランスから駆け落ち、華々しい活動を捨ててしまったという
人物です。「ヴェニュスとアドニス」は、1697年に初演されたオペラ。まだ
リュリ時代の様式を残しつつも、音楽はずっと柔らかく色彩的で躍動感があり
ます。バロック好きが聞いたら狂喜乱舞間違いなしの名作。演奏がまた凄い!
今やバロックオペラのトップランナーというべきクリストフ・ルセが冴えに冴
えた指揮で、全盛期のクリスティもかくやという素晴らしさ。当然歌手たちも
全力を上げています。しかもこれ、ライヴ録音!とてもそうは思えない高い完
成度にはただ唖然。ルセ、とんでもない領域に達しているかもしれません。





<MA RECORDINGS>
M075A \2800
ニコラ・シェドヴィル(1705 -1782):ソナタ第4番
フランチェスコ・マンチーニ(1679 -1739):ソナタ第11番
ボダン・ド・ボワモルティエ(1689 -1755):ソナタ第6番
ロベルト・ヴァレンチーヌ(1674 - c.1740):ソナタ第1番
アンドレ・フィリドール(1652 -1730):組曲
作曲者不詳:フォリア
ルバート・アパッシオナート
【アントニア・テハダ(バロック・リコーダー)、エヤル・ストリート(バロッ
ク・ファゴット)、サシャ・アグラノフ(チェロ)】
このアルバムは18世紀前半のフランス、イタリアの音楽を組み合わせたプログ
ラム。イタリア趣味とフランス趣味の融合をテーマにしています。それぞれの
音楽の側面を感じ取り新たな魅力を発見できることでしょう。当時行われた
「趣味の融合」をルバート・アパッシオナート流に再現。バロック・リコーダ
ーの上品で優雅な音色、ほっこりした音質がファゴット、チェロとの軽妙なア
ンサンブルを生んでいます。フランチェスコ・マンチーニはナポリの宮廷楽長
をスカルラッティと争った18世紀初頭の重要な音楽家。躍動感に満ちた愉悦の
音楽を聴くことが出来ます。またフランス盛期バロック音楽の作曲家ボワモル
ティエはロココ時代の趣を感じさせる典雅な音楽です。イタリア、フランスの
バロック音楽が豊潤で愉しみ多き音楽だと実感できるアルバムです。
ルバート・アパッシオナートは2000年にハーグの王立音楽院で創設。バロック
音楽の演奏に専念。18世紀音楽の美しさと優雅さを追求し、独自の楽器編成を
取り、バロック音楽の精神と美学を尊重しながら、創造性と独創性を発揮して
います。レパートリーはイタリア、ドイツ、フランス、イギリス、スペインの
音楽に渡り、繊細で美しい曲も名人技巧を駆使する作品も得意とし、忘れられ
た作曲家、無名の作品の発掘研究にも熱意を抱き、こうした珠玉の音楽を見つ
け出して広く活動を行っています。





<harmonia mundi>
HMC901922 \2450
音楽芸術の第5元素-The quintessence of a musical art-
(1)ラッスス(1532-1594):ミサ曲「すべての悲しみよ」
(2)トマス・アシュウェル(1478頃-1513以降):ミサ「アヴェ・マリア」
(3)パレストリーナ(1525頃-1594):ミサ「ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」
パウル・ファン・ネーヴェル(指)ウエルガス・アンサンブル
このCDのタイトルは、録音が行われた、リスボンにある水の博物館に由来して
います。第五の元素とは、気・火・地・水の4要素のほかにあると考えられた
元素のこと。この場所自体がもつただならぬ雰囲気、そしてその音響は、これ
らの作品が普遍的で時空を超えた内容(=「第五の」要素)をもっているという
ことを私たちに示しています。厳格な対位法を用いて書かれたパレストリーナ
のミサ曲、イングランドが生んだ後期ゴシック様式の作品をのこしたアシュ
ウェルのミサ曲、そして多声音楽爛熟期のラッススのミサ曲。これらの作品が、
生きたものとして聴く者にせまってきます。ネーヴェル率いるウエルガス・ア
ンサンブルの精鋭たちが織り成す、声の饗宴を味わうことのできる1枚となっ
ています。




<COL LEGNO>
WWE20605(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
ルイジ・ノーノ(1924-90):「プロメテオ」(聴く悲劇)(1981/85)
ペーター・ヒルシュ(第1指揮)、
クヮメ・リャン(第2指揮)、
アンサンブル・ルシュルシュ、
フライブルク・ゾリステン合唱団、
フライブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ソリスト・アンサンブル、
SWRバーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団ソリスト・アン
サンブル、
SWRフライブルク・ハインリヒ・シュトローベル実験スタジオ
録音:2003年5月16-18日、フライブルク・コンツェルトハウス
ノーノの集大成的、晩年の大作オペラ「プロメテオ」全曲のCDついに本邦初登
場。かつて秋吉台国際芸術村で日本初演されたこともある。コンピュータ処理
された電子音響と合唱、ソリスト、オーケストラが動員され、予め録音した楽
器音をコンピュータで変調させ、ライヴでもとの楽器と混ぜ合わせるなど、
凝った処理がなされている。演奏される空間の音響、反響も作品の要素として
計算されているため、CDでどこまで再現できるかが問題になってきたが、SACD
ハイブリッドの登場により、ノーノが精魂を注ぎ込んだ大作が極めて臨場感の
ある理想的なサウンドで再生可能となった。83ページにわたる解説、115ペー
ジにわたるリブレットつき。待望の世界初リリース。

WWE20273 \2250
(1)ハイドン:交響曲第27番ト長調
(2)フランツ・コーグルマン(1947-):
夜の散歩道(ハイドンのモチーフによる黄昏時の熟考)
(1)グスタフ・クーン指揮
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
(2)ペーター・ブルヴィク指揮
20世紀exxjアンサンブル
コーグルマンは今年還暦を迎えるオーストリアの作曲家で最初クラシックを学
んだ後、ニューヨークとフィラデルフィアでジャズを学んでおり、ヨーロッパ
前衛音楽の流れとジャズとのクロスオーバー、ボーダーレス化が彼の作曲スタ
ンスである。「夜の散歩道」はハイドンの音楽を素材にしており、ハイドンの
音楽を解体した上、更にジャズ、朗読を編みこんだ独自のリミックス、コラー
ジュ的音楽が展開する。ヨーロッパ人の今風アイヴスという感もなきにしもあ
らずで、そのとぼけた味わいが楽しい。その前にクーン指揮による元ネタのハ
イドンが収録。こちらはまじめな演奏。

WWE20274 \2250
ニコロ・カスティリオーニ(1932-96):ピアノ作品全集(*印:世界初録音)
運動の始まり(1958)、変化(1959)、3つの小品(1978)、
私が夏を渡すように(1983)、
ドゥルチェ・レフリジェリウム(6つの聖職者の歌)(1984)、
ソナティナ(1984)、森の中の鹿(1988)*、踊りの始まりに(1989)、He(1990)、
前奏曲・コラールとフーガ(1994)*
アルフォンソ・アルベルティ(Pf)
録音:2007年7月
昨年没後10年を迎えたカスティリョーニのピアノ作品全集。カスティリョーニ
自身が卓越したピアニストだったせいもあって現代音楽の華麗なピアニズムが
駆使されている。初期はセリー、やがてリゲティかミニマルを思わせる、持続
運動の過程で色彩の変化が追求される作品に変化、時代のムーヴメントと連動
した多様な作品集となっている。

WWE20801 \2250
ヴォルフガング・ミッテラー(1958-):
グリム童話による小さなオペラ「勇ましいチビの仕立て屋」
ウィーン・タッシェンオパー
児童オペラという性格もあってわかり易いメロディの溢れる作品だが、そうし
た分かりのよい語法とクラスター、ライヴ・エレクトロニクス、ノイズ、語り
などを融合していることで図らずもオルガ・ノイヴィルトなど、現代音楽にお
ける最近のオペラの傾向を端的に示す作品となった。現代音楽入門にもよい親
しみやすい作品。

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07-11 No.16

2007年11月13日 18時49分13秒 | Weblog
★BMG SACD セール2007★
BMGから発売されているSACDを、年末年始特別価格(\980から)にてご提供いた
します。詳細は当店HPでご覧下さい。

http://home4.highway.ne.jp/goodies/bmgsacd_sale2007.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<OTAKEN RECORDS>
TKC-312 \2080
(1)ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱」
(2)ヴェルディ 歌劇「アイーダ」-エジプトとイシスの神に栄光あれ(凱旋の
合唱及び行進曲とバレエ音楽)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、
NBC交響楽団、ロバート・ショウ合唱団
アイリーン・ファーレル (ソプラノ)、ナン・メリマン (メゾソプラノ)、
ジャン・ピアース (テノール)、ノーマン・スコット (バス)
録音:1952年3月31日及び4月1日 カーネギーホール (1)
1949年3月26日及び4月2日 NBC 8-Hスタジオ (2)
音源:米RCAビクターによる商業用正規録音
トスカニーニが「指揮者の中の指揮者」との高い評価を得ながら、もうひとつ
人気の出ない原因の一つは、70年代以降の再発売LP及びCDの音質の悪さにある
と言えるのではないでしょうか。実際、小生がトスカニーニを最初に聴いたの
は再発売の日本盤LPであり、その後CD時代になっても、その残響のない骨だけ
のような音を聞くのは、小生にとって拷問以外の何物でもありませんでした。
演奏が立派であるだけに、この音だと逆に強圧的に聞こえ、その分、拒否反応
も起こりやすかったと言えるのではないでしょうか。トスカニーニを受け入れ
ない方々の大半はその演奏ではなく、この音をではないかと思える程です。現
にその後、英HMVや米RCAの初期プレスLPを聴くにおよび、トスカニーニ/NBC
交響楽団の演奏が骨肉はもちろんのこと、実は花も実もある演奏であることが
判明し、さらに今回のマスターコピーのオタケン・リマスタリングでトスカニ
ーニが「歌うマエストロ」であることがあらためて再認識されました。この音
で聴くと、今回の「第九」は、演奏時間は最短に近いにもかかわらず、決して
せかせかした印象はなく、実にのびのびと演奏されており、実際トスカニーニ
の棒のもとでは特に声楽陣はたいへん歌いやすかったのではないかと思われて
きます。トスカニーニにとっては、歓喜と勝利の歌は決して人を圧迫するもの
ではなく、どこまでも解放された空に向かって爆発する生命の根源的エネルギ
ーの絶えざる表出なのでした。トスカニーニの生演奏を初めて聴いた人達の感
動はこういったものではなかったかと思われる次第です。没後50年の今年、こ
の大指揮者の魅力を本CDで一人でも多くの方に再発見して頂ければ幸いです。
尚、4楽章コーダ直前の編集跡は今回のリマスタリングでより明確になってお
りますが、これはオリジナル・マスターに元からあるもので、米RCAビクター
初期プレスLP,LM6009にも確認されております。御了承くださいませ。
オタケン・レコード 太田憲志

※廃盤のお知らせ
好評をいただいておりましたOTAKENレーベルのCD-Rシリーズ(TK品番、TKW品番)
ですが、この度廃盤になることになりました。ご愛顧ありがとうございました。




<WEITBLICK>
SSS0082-2 \1980
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
アルヴィド・ヤンソンス指揮
ベルリン放送交響楽団(旧東)、ベルリン放送合唱団、
デルフィナ・アンブロシアク(S), ジゼラ・ポール(A)、
ギュンター・ノイマン(T),ジョゼフ・グレゴル(Bs)
録音:1973年12月31日、ベルリン・フリードリヒシュタットパラストに於ける
ステレオ・ライヴ録音
今をときめくマリス・ヤンソンスの偉大なる父アルヴィド・ヤンソンス(1914-
1984)。レニングラードフィル黄金時代の指揮者を務め、我が国には手兵など
と度々来日するのみならず、東京交響楽団にも名誉指揮者として客演を繰り返
しました。マリスがインターナショナル的な音楽を志向しているのと対照的に、
19世紀にルーツをもつ巨匠らしく、個性的で重厚な表現には圧倒されます。レ
コードが極端に少ない故に、没後20年少々なのに忘れられかけているのは残念
です。実際はレパートリーは非常に広く、優秀なオーケストラ・トレーナーと
しても知られ、東京交響楽団初客演時には、「鉛を金に変えた」とまで絶賛さ
れました。第9の録音が残されていたとは驚きですが、旧東ベルリンの大晦日、
普段はミュージカルやレビュー上演でお馴染みのフリードリヒシュタットパラ
ストで開かれた祝祭的公演です。内容はシリアスそのものでじっくりと遅いテ
ンポが採用され、噛み締めるような一点一画を疎かにせぬ謹厳なリズム刻みに
は、頭が下がります。堂々たる威容は、ドイツ伝統的演奏を愛好するマニアも
納得の名演と思われます。マリス・ヤンソンス氏もリリースを即決され、
WEITBLICKでは、今後もアルヴィド・ヤンソンスの名演を紹介してゆく予定で
す。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

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07-11 No.15-1

2007年11月13日 12時06分17秒 | Weblog
<naive>
OP30456 2枚組 \2280
グレゴリー・ソコロフ・プレイズ・ショパン
[CD1] ショパン:24の前奏曲op.28
[CD2] ショパン:ソナタ第2番変ロ短調 op.35、練習曲op.25(全曲)
グリゴリー・ソコロフ(Pf)
完璧無比のテクニックと、聴くものの心をわしづかみにする驚異的な集中力
で、根強いファンを持つソコロフのショパンの名演奏が2枚組1枚価格のお買
い得セットになって登場します。ソコロフは、1966年、16歳という若さでチャ
イコフスキーコンクールに優勝、世間にその名を轟かせました。輝かしい経
歴を持つにも関わらず彼の録音は極めて少なく、コンサート活動もあまり積
極的には行っていません。それでも今なお人々の胸と耳に深い印象を与え続
けているのです。ショパンの練習曲op.25といえば、かの難曲「木枯らし」な
どピアニストにとってなかなかの難物ですが、ソコロフの「木枯らし」は聴
く者に息をつく間も与えないほどパワフルかつ完璧。ソナタ第2番でも、天使
のような軽やかさから重々しい葬送行進曲まで、変幻自在にその姿を変えな
がら、底に流れるただならぬ緊張感を常に感じさせる稀有な演奏。あらため
てソコロフの魅力を是非、ご堪能ください。


●バロック・ヴォイス・シリーズ!
ナイーヴレーベルが誇る15タイトルのバロック音楽の声楽曲の名盤がスペシャ
ルプライスになって再登場します。永らく廃盤になっていた名盤も多数含まれ
たこのラインナップ、演奏者の顔ぶれも豪華なら曲目もどれも興味深い名曲ば
かり。是非、この機会にご検討ください。
(それぞれのCDは、元々流通していたのと同じパッケージの上から、統一感の
あるデザインの美麗スリーブケースで包装されています。)

E8909 \1780
グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):
(1)「ミゼレーレ」(オリジナル版/バロック風装飾法版) 
(2)ミサ曲「私は大いなる群れを見た」 (3)モテトゥス(3曲) 
(4)「ミゼレーレ」(9世のための/18・19世紀編曲版)
ベルナール・ファブル=ガッリュ(指)ア・セイ・ヴォーチ
録音:1993年
古楽の声楽アンサンブルとして名声を確立しているア・セイ・ヴォーチによる
アッレーグリ作品集。システィナ礼拝堂のために書かれた「ミゼレーレ」は、
長い間、教会の外で演奏されることはなく、しかも毎年1回、イースターの日
曜日の前日のみ、真っ暗闇のなかで演奏されていたという極めて特別な存在。
幼い頃のモーツァルトがこの曲をローマで聴き、衝撃を受け、一回しか聴いて
いないのに全声部をあとで楽譜に書いたという伝説の名曲です。

E8910 \1780
北京イエズス会のミサ曲
ジョゼフ=マリ・アミオ(1718-93):
宗教音楽「イエス・キリストへの祈り」/同「聖務日課後の祈り」/
中国風ディヴェルティスマン第1番/同第2番/「アヴェ・マリア」、
ダンブルヴィル:ミサ曲、ペドリーニ:ソナタ第12番よりアダージョ/
パストラーレ他
XVIII-21、ミュジーク・デ・リュミエール
〔ジャン=クリストフ・フリシュ(Fl)、パトリック・ビスミュート(Vn)、
アジェ・アナナ(Vc)、クレール・アントニーニ(テオルボ)、マルティーヌ・
シャピュイ(Cemb)〕、
アンサンブルMeigua Fleur de Prunus、中国中欧キリスト教会合唱団(パリ)
日本にもイエズス会があるなら北京にもあったのです。中国テイスト漂う教会
音楽は、不思議と心地よく耳に響きます。伴奏に、中国の楽器も用いられてお
り、いってみれば京劇風、あるいはトゥーランドット風の教会音楽といったと
ころです。

E8911 \1780
J.S.バッハ:
カンタータ第85番「われはよき羊飼いなり」BWV85、
同第175番「彼は羊らの名を呼びたもう」BWV175、
同第183番「彼らは汝らを追放せん」BWV183、
同第199番「わが心は血にまみれ」BWV199
バーバラ・シュリック(S)、アンドレアス・ショル(C‐T)、
クリストフ・プレガルディエン(T)、ゴットホルト・シュワルツ(Bs)、
クリストフ・コワン(指揮、ピッコロVc)、
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ、
コンチェルト・ヴォカーレ・デ・ライプツィヒ
ピッコロ・チェロが重要な役目を果たすバッハのカンタータを集めたもの。
バロック・チェロの王者、クリストフ・コワンの妙技を今一度。ショル、シュ
リックの清澄な歌声も魅力を放っています。

OP30449 \1780
クリストファロ・カレサーナ(1640-1709):
(1)5声と器楽による「狩」(2)5声と器楽のための「タランテッラ」
(3)5声と器楽のための「パストラーレ」
オラーツィオ・ジャッコ(17世紀):(4)シャコンヌの形式によるパストラーレ
ベルナルド・ストラーチェ:(5)パッサカリア
クリストファロ・カレサーナ:(6)子供の勝利
バロック時代、ナポリにおいてクリスマスというのはものすごい大イヴェント、
お祭り事でした。祝祭行事、劇場催事などが次から次へと催されていました。
ナポリっ子、カレサーナたちによるこれらの作品は、当時のナポリのクリスマ
スのにぎやかさを生き生きと伝えてくれています。

E8912 \1780
M.A.シャルパンティエ:
(1)パレ・ロワイヤルのためのミサ曲 (2)きたれ、創り主なる聖霊よ 
(3)マニフィカト
エマニュエル・マンドラン(指)、ミシェル・シャピュイ(Org)、
レ・ドモワゼル・ド・サン・シル合唱団
フランスのポール・ロワイヤル修道院では、ヤンセン派の教義に基づき、音楽
にも力を入れていました。シャルパンティエのこれらの作品も、彼らによって
ずいぶんと歌われました。

E8913 \1780
(1)マラン・マレ:リュリ氏のトンボー
(2)ドゥラランド:水曜日のルソン・ド・テネブル
(3)ロベール・ド・ヴィゼ:ド・ヴィゼ嬢のトンボー
(4)ドゥラランド:木曜日のルソン・ド・テネブル
(5)ルイ・クープラン:ブランクロシェル嬢のトンボー
(6)ドゥラランド:金曜日のためのルソン・ド・テネブル
(7)マラン・マレ:サント・コロンブのトンボー
イザベル・デロシェール(S)、マウリチオ・ブラリア(テオルボ)、
ニマ・ベン・ダ・ヴィ(Gamb)、ピエール・トロスリエ(ポジティフオルガン)
1730年に出版されたドゥラランドの感動的なルソン・ド・テネブルを核に、名
曲をあつめた1枚。ルソン・ド・テネブルとは、聖書のエレミア哀歌の中の言
葉に音楽をつけたもので、受難の日の聖金曜日の前後の日をあわせた3日間の
朝の礼拝で演奏されました。この礼拝は、ろうそくの灯が日を追って順に消
され、最後は真っ暗闇の中執り行われましたが、15世紀末以降、それぞれの
前日の夕刻に礼拝が行われていました。(現在ではまた当日の朝に演奏するよ
うに戻されています。)キリスト教にとって最も重要な受難を思う礼拝の音楽
だけに、どれも深い世界が広がり、涙をさそいます。挿入されたトンボーの
名曲とあわせ、涙なしには聴けない名盤です。

E8914 \1780
ヘンデル:オペラ・アリアとカンタータ集
マリア・バーヨ(S)、
スキップ・センペ(指)、カプリッチョ・ストラヴァガンテ
まさに宝石のような、バーヨによるヘンデルのアリア集。時に力強く、時に
輝かしく、時にやさしく・・・センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテ
の名サポートもあらためて驚嘆に値する名演奏です。

OP30440 2枚組(1枚価格) \1780
ヘンデル:オラトリオ「時と悟りの勝利」
デボラ・ヨーク(S)、ジェンマ・ベルタニョーリ(S)、サラ・ミンガルド(A)、
ニコラス・シアーズ(T)
リナルド・アレッサンドリーニ(指、Cemb)コンチェルト・イタリアーノ
ヘンデルがローマで初めて書いたオラトリオ。超絶技巧がふんだんに盛り込ま
れた機器応えある名曲を、いまや押しも押されぬスターばかりが勢ぞろいで演
奏。もう純粋に骨の髄まで楽しむことができる名曲、名演奏。文句のつけよう
もございません。

OP30445 \1780
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第5巻(1605)
(1)「つれなきアマリッリ」 
(2)「おおミルティッロ、我が魂のミルティッロ」 
(3)「すでに我が魂は最期のときを間近にし」 
(4)「さあ、シルヴィオ」 
(5)「だがもし慈悲の心とともに」 
(6)「ドリンダよ、おまえを我がものと呼ばん」 
(7)「こうして大地にひざまずき」 
(8)「その胸を傷つけるとは、シルヴィオよ」 
(9)「おまえを愛し、自分の命よりも愛すよう」 
(10)「ああ美しくいとしい人」 
(11)「だがたとえようもなく無情なる人よ」 
(12)「これ以上あなたに何をあげられよう」 
(13)「アマリッリゆえに苦しむほうが快い」 
(14)「ああ、あたかも美しい太陽に」 
(15)「この愛の暴君はあまりにも強く」 
(16)「愛よ、もしおまえが正しいのなら」 
(17)「我が命、君を愛す」 
(18)「こうして少しずつわたしは無邪気な蝶のように」 
(19)「この美しい響き」
アレッサンドリーニ(指、Cemb)コンチェルト・イタリアーノ
ベルティーニ、フランツェッティ、ピッチニーニ(S), ベルトーリ(Ms), 
カヴィーナ(A),
マレット、ナリア(T),カルノヴィチ、フォレスティ(Bs), 
ダミアーニ(テオルボ),
ビオンディ、カサッツァ、ロンゴ(Vn), バッティステッラ(ヴィオール), 
ナッデオ(Vc)
モンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻は、「言葉が音楽の上にたつ」第2作
法を打ち立てた作品集。現在ではこの曲集とともにバロック時代が始まった、
とも言われるくらいに重要なものです。歌詞の言葉や感情を音楽で表現するた
め、以前よりも更にドラマティックな作品が生み出されることとなった嚆矢の
ような存在の作品集を、綺羅星の如く並んだ名手たちの演奏によってたっぷり
とご堪能ください。

OP30441 \1780
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
A.スカルラッティ:スターバト・マーテル
ジェンマ・ベルタニョッリ(S)、サラ・ミンガルド(A)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)コンチェルト・イタリアーノ
ペルゴレージのスターバト・マーテルは、彼が24歳の時の作品です。ペルゴレ
ージはそのわずか二年後に26歳という若さで亡くなりました。アレッサンドリ
ーニによるこの録音は、夭逝の作曲家ペルゴレージの名曲の魅力を一音一音あ
ますところなく私たちに伝えてくれています。カップリングのA.スカルラッ
ティのスターバト・マーテルも秀逸。

OP30444 \1780
ペルゴレージ:
(1)サルヴェ・レジーナ イ短調 (2)ソナタ 変ロ長調 
(3)サルヴェ・レジーナ ハ短調  (4)ソナタ ト長調 
(5)レオ:サルヴェ・レジーナ ヘ長調
ファビオ・ビオンディ(Vn)、バルバラ・シュリック(S)、
エウローパ・ガランテ
ペルゴレージはスターバト・マーテル以外にも美しい名曲をのこしています。
ここでは心洗われるサルヴェ・レジーナをはじめ、愛らしいソナタを収録。
さらに、同時代人のレオのサルヴェ・レジーナを収録し、興味深い内容となっ
ています。

E8915 \1780
パーセル:
「おお孤独よ、我が甘き選択」Z406、
「音楽が愛の糧であるならば」Z379(c)、
「運命のときがたちまちやってくる」Z421、
「なんと悲しき我が運命」Z428(b)、
「ティルシスが柔らかな眠りに包まれ」Z437、
エア・インストルメンタル、エア・レント、
「恋の病いから自由になろうと」(インドの女王より)〔器楽曲〕、
「わたしにこれ以上愛を求めるなかれ」Z358、
「うっそうとした木立ちの下で」Z461、「もし祈りと涙が」Z380、
「インカッスム、レスビア、ローガス(女王のエピケディウム)」Z383、
「クローリスの優しい魅力はみな」Z384、
「幾多の方法をわたしは試みた」Z359、「バックスは神通力なり」Z360、
間奏曲1〔器楽曲〕、間奏曲2〔器楽曲〕、間奏曲3〔器楽曲〕、
「丘よ、森よ、若きティルシスの死を嘆け」Z473、
グラウンドに基づく夕べの賛歌「太陽がその光を覆い隠したる今」Z193
ジェラール・レーヌ(指、C-T) イル・セミナリオ・ムジカーレ
082218パーセルの名曲をレーヌの美しい歌声で。レーヌの歌声は、当時の部屋
に点っていたろうそくの微妙な光によって生まれる繊細な陰影を思い起こさせ
るものです。

OP30446 \1780
D.スカルラッティ:
(1)スターバト・マーテル(10声のための) (2)4声のミサ曲
リナルド・アレッサンドリーニ(指)、
エレーナ・チェッキ・フェディ、エリザ・フランツェッティ、
エリザベッタ・ティゾ、ローザ・ドミンゲス(S),
アレッサンドロ・カルミニャーニ、ファビアン・ショフリン(A),
パオロ・ファンチュッラッチ、ジャンルカ・フェッラリーニ(T),
ロベルト・アッボンダンツァ、セルジオ・フォレスティ(Bs)
アンドレア・ダミアーニ(アーチリュート)、
ティツィアーノ・バニャーティ(テオルボ)、
アンドレア・ペルージ(Org)、コンチェルト・イタリアーノ
深い信仰心、マリアに対する感情の感動的な表出に溢れたドメニコ・スカル
ラッティの「スターバト・マーテル」も見逃せない魅力に満ちています。鮮
烈な10の声による歌唱を、アレッサンドリーニの冴えた棒で。

OP30447 \1780
ヴィヴァルディ:
協奏曲ハ長調「フランス風」R117、カンタータ「愛よ、お前の勝ちだ」R683、
チェロ協奏曲イ短調R422、協奏曲(シンフォニア)ホ短調R134、
カンタータ「やめてくれ、もうやめてくれ」R684、
ヴァイオリン協奏曲ニ短調R249
(ヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」Op.4より第8曲)、
協奏曲ト長調「田園風」R151
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb&指)、サラ・ミンガルド(C-A)、
コンチェルト・イタリアーノ
ヴィヴァルディは弦のためだけでなく、声のためにも素晴らしい作品を数多く
残しています。どの瞬間をとっても、喜びと鮮やかさに満ちています。ミンガ
ルドの深い魅惑の歌声も聴きもの。

OP30448 \1780
ヴィヴァルディ:
グローリア ニ長調R589、協奏曲ニ短調R128、
マニフィカトR611(ヴェネツィア版)、
2本のトランペットとオーボエの協奏曲ニ長調R781(旧563)
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb&指) デボラ・ヨーク、
パトリツィア・ビッチーレ(S)
サラ・ミンガルド(A) アンドレア・ミオ(Ob) 
ガブリエーレ・カッソーネ(Tp)
コンチェルト・イタリアーノ&アカデミア(合唱団)
選曲も秀逸なら演奏は言うまでもなく極上。ヴィヴァルディの作品のもつリズ
ム、和声、うきうきした気分といった要素すべてが、最高の演奏者陣によって
いやらしくなることなく実に自然にひきだされています。

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07-11 No.15-2

2007年11月13日 12時05分45秒 | Weblog
<altara>
=Archive=
ALT1023 \1850
モノラル
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調KV.503
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
(3)ショパン:ワルツ第17番変ホ長調 遺作
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
フランコ・カラッチョロ(指)
(1)ナポリRAIアレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団
(2)ローマRAI管弦楽団
録音:(1)1957年11月19日ナポリ、サン・ピエトロ音楽院(ライヴ)
(2)(3)1956年5月12日ローマ、フォロ・イタリコRAIオーディトリウム(ライヴ)
ワルシャワ・リサイタル(ALT.1005)、シューマンの協奏曲(ALT.1007)につづい
て、Altaraよりミケランジェリの第3弾が登場します。イタリアでおこなわれ
た協奏曲のライヴは、このたびマリア・カラッチョロ夫人の提供により、半世
紀の時を経て日の目をみることになった貴重なもの。
さきごろ出た仏TAHRA盤(TAH.631)にも収録のラフマニノフに加え、これが完全
初出のモーツァルト。デーモンを宿したかのようなけっして愉悦だけでない、
明に暗にと驚くほどさまざまな表情をみせるピアノ。これよりずっと後年の
89年ライヴも、いまだに賛否両論を巻き起こすほど個性的でしたが、収録時期
もふくめて大いに期待の高まる内容といえるでしょう。




<BONGIOVANNI>
AB20004(DVD-Video) \4950
字幕:伊英日
コッチャ:「アリゲット」
ゲジム・ミシュケタ(Br コルラード)
エリザヴェータ・マルチロジャン(S デスピーナ)
エンリカ・ファッブリ(S ローザ)
フィリッポ・アダミ(T ジャンノット)
マウリツィオ・ロ・ピッコロ(Bs テバルド)
ダヴィデ・ロッカ(Br パスクワーレ)
ほか
ファブリツィオ・ドルシ(指)カルロ・コッチャ交響楽団
演出:ロゼッタ・クッキ
収録:2005年11月
珍しいオペラがDVDで世界初登場。カルロ・コッチャ(1782-1873)は、ナポリ生
まれの作曲家。パイジェッロに学び、1810年代から30年代前半まで、イタリア
のみならずリスボンやロンドンなどでも活躍をしていました。しかし、ちょう
どロッシーニの台頭する時代だったため、その陰に隠れて、忘れ去られていま
した。その後ノヴァラの大聖堂の楽長に就任、91歳を迎える前日にこの地で亡
くなっています。「アリゲット」は、1813年1月9日、ヴェネツィアのサン・モ
イゼ劇場で初演されたオペラ。ちょうど同時期に同じ劇場で若きロッシーニが
活躍していたことから、2005年8月にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェス
ティヴァルで蘇演、それを受けて同年11月に、コッチャ縁の地ノヴァラで上演
された舞台です。庭師アリゲットを騙って身を隠すシチリアの副官テバルドを
軸に、お嬢様デスピーナと召使いジャンノットの恋が絡み、ラストに意外など
んでん返しがある、楽しめる話です。主要キャストの大半はペーザロと同じで、
クッキの女性らしさの生きた演出と相まって、作品の魅力を十全に伝える出来
栄えとなっています。うれしい日本語字幕付き!

GB2422 3枚組 \6540
ガルッピ:「棄てられたディドーネ」
ステファニア・グラッソ(S ディドーネ)
フェデリーカ・ジャンサンティ(S エネア)
マリア・アグレスタ(S セレーネ)
フェデリーカ・カルナヴァーレ(Ms アラスペ)
ジュゼッペ・ヴァラーノ(T オズミーダ)
アンドレア・カレ(T イアルバ)
フランコ・ピーヴァ(指)
スポレート・A.ベッリ・リリコ・スペリメンターレ劇場管弦楽団
録音:2006年9月22,24日、スポレート(ライヴ)
18世紀半ばの重要なイタリアオペラの作曲家、バルダッサーレ・ガルッピ
(1706-1785)の「棄てられたディドーネ」が世界初録音。1741年、モデナで初
演された作品。台本はメタスタージョの人気作。ガルッピは、ゴルドーニと
組んだオペラブッファで知られていますが、「棄てられたディドーネ」はそれ
より前のガルッピのオペラとして貴重です。この録音では、ナポリ音楽院に
保管されていた筆写譜を、指揮者のピーヴァが校訂、ガルッピらしい生き生
きとした音楽を見事に蘇えらせています。

GB2319 2枚組 \4360
(1)ヨンメッリ:「鳥刺しの女」
(2)マンチーニ:「コロンビーナとペルニコーネ」
(1)ダニエラ・ファーヴィ・ボルゴニョーニ(S メルジェッリーナ) 
フィリッポ・ピーナ・カスティリョーニ(T ドン・ナルチーゾ)
(2)ダニエラ・ファーヴィ・ボルゴニョーニ(S コロンビーナ) 
マルコ・スポルテッリ(Bs ペルニコーネ)
(1)(2)ピエルカルロ・オリツィオ(指)
ピアチェンツァ・イタリア・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2000年11月5,9日
楽しいインテルメッツォ(1幕立ての小規模なオペラブッファ)の二本立です。
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)の「鳥刺しの女」は、1750年、ヴェネツィア
初演。これはインテルメッツォといっても独立したオペラで、当時大変人気
を博し、頻繁に上演されました。フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737)は、
ナポリを拠点とした作曲家。「コロンビーナとペルニコーネ」は、1723年に
ナポリで初演されたオペラセリア「トラヤーノ(=トラヤヌス)」の幕間に上演
されたもの。どちらも簡単な筋と親しみやすい音楽で、気軽に楽しむことが
できます。



<K617>
K617203 2枚組 \2450
モンテヴェルディ:「オルフェオ」
ヴィクトール・トレス(Br オルフェオ)
アドリアーナ・フェルナンデス(S エウリディーチェ)
グローリア・バンディテッリ(Ms 使者) 
マリア・クリスティーナ・キール(S 希望,音楽)
アントーニオ・アベーテ(Bs カロンテ) 
フリオ・ザナージ(Bs プルトーネ)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S プロセルピナ) 
マウリツィオ・ロッサーノ(T アポッロ)

ガブリエル・ガッリード(指)アンサンブル・エリマ
アントーニオ・イル・ヴェルソ合唱団
録音:1996年7月18-23日
3ヴェルディの「オルフェオ」が1607年にマントヴァで初演されてから、今年
は400年。それを記念して、K617が名盤、ガッリード指揮のCDをお買い得で再
発。数ある「オルフェオ」の中でも、ラテン的な明快さと果汁の滴るような
美感では筆頭の演奏だけに、廉価盤での再発はありがたいもの。ディジパッ
ク仕様で、歌詞はついていません。さらに、ブックレット記載の指示(フラン
ス語)に従うと、ガッリード指揮のモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの
祈り」をダウンロードすることができます(2008年1月31日までの期間限定)。
1つ買うと2度楽しめるうれしいCDです。




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA156 \2180
ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):
2つのジャーマン・フルート(フラウト・トラヴェルソ)と
通奏低音のための6つのソナタ
イル・ベラッコルド・アンサンブル
ガブリエーレ・フォルメンティ(フラウト・トラヴェルソ、ディレクター)
ジオナ・サポリーティ(フラウト・トラヴェルソ)
ジョエーレ・グスベルティ(チェロ)
ガブリエーレ・トイア(チェンバロ)
録音:2006年8月4-6日、イタリア、ロンバルディア州クレモナ県パラッツォ・
ピニャーノ、聖マルティノ教区教会
使用楽器:2003年、1991年、1995年、インスブルックにてR・トゥッツ製
(モデル:J・H・ロッテンブルグ、G・A・ロッテンブルグ製)
ナルディーニはリヴォルノに生まれ、タルティーニに師事したヴァイオリニス
ト・作曲家。1770年から没するまでフィレンツェのトスカーナ大公宮廷音楽監
督を務めました。

DISCANTICA157 \2180
シューマン(1810-1856):
アラベスク Op.18/ユモレスク Op.20/花の曲集 Op.19
ウィーンの謝肉祭の道化芝居 Op.26/雑記帳 Op.99 から 3つの小品(Nos.1-3)
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)
録音:2006年11月18-19日、イタリア、イモラ、ロッカ・スフォルツァ城内、
アッカデーミア・ピアニスティカ、コンサートホール

DISCANTICA158/159 2枚組 \3250
対立の調和 オルガン音楽にこだまするグレゴリオ聖歌
リスト(1811-1886):オルガンのためのミサ から 前奏曲 Excelsior !(+)
グレゴリオ聖歌:人の創り主よ(讃歌、第8旋法)(*)
オリヴィエ・メシアン(1908-1991):永遠の教会の出現(+)
グレゴリオ聖歌:来たれ、聖霊(讃歌、第2旋法)(*)
J・S・バッハ(1685-1750):来たれ、創り主にして聖霊なる神よ BWV667(+)
グレゴリオ聖歌:喜ばれ(コムニオ、第4旋法)(*)
J・S・バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(+)
エリック・サティ(1866-1925):貧者のミサ から キリエ(*/+)
マルセル・デュプレ(1886-1971):
行列とリタニア Op.19 No.2(+)/交響詩「エヴォカシオン」から 第3楽章(+)
グレゴリオ聖歌:死者のためのミサ から
永遠の安息を(レスポンソリウム、第2旋法)(*)
ジャン・ラングレ(1907-1991):死と復活 Op.5 No.1(パラフレーズ)(+)
グレゴリオ聖歌:
死者のためのミサ から 永遠の安息を(コムニオ、第8旋法)(*)
リスト:オルガンのためのレクィエム から 永遠の安息を(後奏曲)(+)
リスト:死者たち(葬送オード)(+)
グレゴリオ聖歌:パンジェ・リングァ[歌え、舌よ](讃歌、第3旋法)(*)
マルセル・デュプレ:
パンジェ・リングァ Op.38 No.10(Canto fermo in Pedale)(+)
穏やかなるキリストの僕(トッカータ)Op.38 No.16(+)
グレゴリオ聖歌:穏やかなるキリストの僕(讃歌、第8旋法)(*)
グレゴリオ聖歌:すべての者の贖い主なるキリスト(讃歌、第1旋法)(*)
マルセル・デュプレ:
受難交響曲 Op.23 から 第1楽章「この世は救い主を待ち望む」(+)
ダニーロ・ゼーニ(指揮(*))
オフィツィウム・コンソート(*)
フランチェスコ・フィノッティ(オルガン(+))
録音:2006年12月-2007年2月、イタリア、ヴェネト州パドヴァ県アアーノ・
テルメ、聖ロレンツォ大聖堂

DISCANTICA160 \2180
世紀のハープ二重奏
フランチェスコ・ペトリーニ(1744-1819):二重奏曲変ホ長調 Op.30
ジャン=エメ・ヴェルニエ(1769-1844?):二重奏曲第2番変ロ長調 Op.30
ジャン=バティスト・カルドン(1760-1803):デュエット第3番変ロ長調
ギヨーム・ガテ(1774-1846):
二重奏に編曲された名高きクルムフォルツの2つのソナタ から 第1番ヘ長調
マリー=マルタン・マラン(1769-1861?):二重奏曲 Op.17
ドゥオ・ダルペ・ダヴィド[ダヴィド・ハープ・デュオ]
エマヌエーラ・デリ・エスポスティ、ダヴィデ・ブラーニ(ハープ)
録音:2007年春

DISCANTICA161 \2180
ミラノ、サンタンジェロ教会のタンブリーニ・オルガン
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):栄光の讃歌 Op.76a(*)
ウリッセ・マッテイ(1876-1947):
組曲「ロレートの聖母」から ロレートの調べ(+)
アルナルド・ガッリエーラ(1871-1934):「三部作」から 聖金曜日(*)
ボナヴェントゥーラ・ソンマ(1893-1960):牧人の伝説(+)/トッカータ(*)
マルコ・エンリコ・ボッシ:Stunde der Wehie Op.132 No.4(*)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):演奏会用練習曲(+)
ウリッセ・マッテイ:トッカータ ロ短調(+)
オレステ・ラヴァネッロ(1871-1938):
前奏曲(練習曲形式の)Op.50 No.1(*)/大オルガンのための幻想曲 Op.31(*)
フェルナンド・ジェルマーニ(1906-1998):トッカータ Op.12(+)
アレッサンドロ・ラ・チャチェーラ(オルガン(+))
ダニエーレ・サッキ(オルガン(*))
録音:2007年6月10-11日、ミラノ、サンタンジェロ教会
使用楽器:1957年、タンブリーニ製

DISCANTICA166 \2180
イタリアのオルガン・ソナタ集
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):ソナタ第1番ニ短調 Op.60(1888)
ジョヴァンニ・タバルディーニ(1864-1952):
コラール「心から愛するイエスよ」による合唱付きソナタ Op.26(1901)(*)
フィリッポ・カポッチ(1840-1911):ソナタ第6番(1908)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):
ソナタ第2番「半音階的」(1917)
ジョヴァンニ・フェルトリン(オルガン)
マリーナ・ボッタチン(指揮(*))
コーロインカント(合唱(*))
録音:2006年5月、イタリア、トレヴィーゾ大聖堂
使用楽器:2000年、クーン=フラデツキー製
(*)世界初録音。

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07-11 No.14-1

2007年11月12日 19時19分52秒 | Weblog
<RCA RED SEAL Russia>
88697155912 \1900
ラフマニノフ:ピアノ・ソロ作品集
『練習曲集「音の絵」Op.39より第2, 6, 9番』
『ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 Op.36(改訂版)』
『フーガ ニ短調*』『管弦楽のための組曲(ピアノ独奏版)*』
『前奏曲集Op.23より第5番』『前奏曲集Op.32より第12番』
*印曲は、世界初録音。
デニス・マツーエフ(p)
ラフマニノフのルツェルン時代の家で録音。 彼の使用していた1929年製スタイ
ンウェイを使用! 更に世界初録音曲も収録!
前作の協奏曲で、その安定した技巧とみなぎるパワーが高く評価されたマツー
エフのこの録音は、彼の真骨頂とも言えるラフマニノフ!重苦しい雰囲気と狂
おしい気持ち、そしてめくるめく音の洪水。これらがラフマニノフを聴く喜び
と言っても過言ではありません。そんな欲望を満たしてくれるこのマツーエフ
の録音。全国のピアノ好きに強くオススメいたします。また今回は、ラフマニ
ノフのルツェルン時代の別荘の居間でラフマニノフがその時に使用していた
1929年製スタインウェイ(スタインウェイがラフマニノフに寄贈した)を使用し
て録音されています。居間での録音となっていますので、デッドな響きが独特
です。更に世界初録音の作品は、行方不明となっていたものでしたが、近年楽
譜が発見された作品です。
【録音:2007年5月: ルツェルン、セナール荘(ラフマニノフのルツェルン別
荘)




<EMI CLASSICS>
CDC-5002732 \1980
ジルベスター・コンサート(ドイツ語盤)
ムソルグスキー:展覧会の絵
ボロディン:交響曲第2番
だったん人の踊り
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
既案内アイテムのドイツ発売盤、テキストはドイツ語になります。
インターナショナル盤が少し早く発売になります。
12Pブックレット

CDC-5002722 \1980
ドビュッシー:
映像第1集(水の反映; ラモーを讃えて; 動き)
映像第2集(葉ずえを渡る鐘の音; 荒れた寺にかかる月; 金色の魚)
子供の領分(グラドゥス・アド・パルナッスム博士; 象の子守唄; 人形へ
の セレナード; 雪は踊っている; 小さな羊飼い; ゴリウォーグのケー
クウォーク)
喜びの島
2つのアラベスク
月の光-ベルガマスク組曲
サイモン・トルプチェスキ(ピアノ)
マケドニア出身、超絶的技巧のピアニストとしてめきめき頭角をあらわすトル
プチェスキの新録音。
EMIからの発売4作目となるドビュッシーの名曲集。サイモン自身も語るように
マケドニアの古都であり彼が子供のころ毎夏を過ごしたオーリドの街の美しい
自然と伝統的なライフスタイルの体験が彼の活動にインスピレーションとエネ
ルギーを与えており、それはこのドビュッシー・アルバムにも反映されていま
す。12Pブックレット

CDS-3944002 2枚組 \2980
バルトーク:弦楽四重奏曲 全6曲
収録順未定
ベルチャQ
解散宣言したアルバン・ベルク四重奏団にも師事したベルチャQ。新世代の
クァルテットをリードするベルチャQにご期待ください。12pブックレット

CDC-5148382 \1980
ガブリエラ・モンテーロ/バロック(限定盤)
サンス:カナリオス
ヴィヴァルディ:「秋」-「四季」より
パッヘルベル:カノン
ヘンデル:サラバンド
バロックと私(ガブリエラ・モンテーロ自作)
ヘンデル:ハレルヤ
アルビノーニ:アダージョ
ヘンデル:ラルゴ
バッハ:プレリュード
ヴィヴァルディ:「冬」-「四季」より
ヘンデル:ホーンパイプ
スカルラッティ:ソナタ
ヴィヴァルディ:「春」-「四季」より
ヴィヴァルディ:「夏」と「冬」-「四季」より
コンティニュウム(ガブリエラ・モンテーロ自作)
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
バロック名曲に天才的なアプローチが成功したモンテーロのインプロヴィゼー
ション。スタンダードな演奏でも高い評価を受けるモンテーロの演奏活動のも
う一面は天才的な即興演奏(インプロヴィゼーション)。バロックの代表的のメ
ロディの即興演奏にスタンダードな演奏時と同様な情熱、抒情性、構成感を注
ぎ込んだ傑作録音のご案内です。07年6月の収録。
デジパック、12Pブックレット

CDC-5002822 \1980
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
(第1楽章カデンツァ:クライスラー、ケネディ)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K218(カデンツァ:ケネディ)
ホレス・シルヴァー/ケネディ編:Creepin' In
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン&指揮)
ポーランド室内管弦楽団 (ADD録音)
世界的に最も売れているクラシック・ヴァイオリニスト、ケネディの新録音。
ケネディにとって初録音となるモーツァルト作品と、92年テンシュテットとの
名演と比べ 新鮮な様相のベートーヴェンの再録音との組み合わせ。2002年以
来芸術監督となっているポーランド室内Oをヴァイオリンを弾きながら指揮、
オケとのより直接的なコミニュケーションを追求、自作カデンツァでの演奏
です。ベートーヴェンの再録音の理由について、ケネディはロマンティックで
よりゆったりとしたテンポ感をたたえた旧録音への愛着を持ち続けながら、よ
りリズミカルなヴァイタリティを注ぎ込みたかったからと述べています。モー
ツァルトのカデンツァも現代的な取り組みがなされエレクトリック・ヴァイオ
リンが使用され作品の様相を一変させています。ハープシコードも取り入れら
れ作品に暖かみと生命感を与えることに成功しています。12Pブックレット





<CELESTIAL HARMONIES>
13264 \1980
ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(1875-1911):
ピアノ作品全集第4集
楽興の時 嬰へ短調、前奏曲(Op.13、Op.14、他全20曲)、
ピアノ・ソナタ ヘ長調、即興曲、マズルカ、ポロネーズ、
リトアニアの子守唄、幻影
ロカス・ズボヴァス(Pf)
録音:2006年9月12-14バイエルン放送スタジオ2
第3集まで録音していたピアニスト、ニコラウス・ラフゼンが2005年に急逝し
てしまったため途絶えていたチュルリョーニス:ピアノ作品全集シリーズが再
開されました。大作のヘ長調のソナタ以外は全て1-4分程度の小品ですが、ショ
パンとスクリャービンの間に位置するかのような神秘的で密やかなミクロコス
モスの数々は一度聴くと病みつきになります。そのほの暗く情熱的な音楽は晩
秋から冬にかけて聴くのにピッタリ。ピアノを弾くズボヴァスはチュルリョー
ニス国際ピアノ・コンペティションの入賞者で作曲家の孫にあたります。

13256 \1980
ペーター・ミヒャエル・ハメル(1947-):人生の響きの
(旅立ち:ジョン・ケージの追憶に、アルフレッド・A・トマティスの追憶に、
マイルス・デイヴィスのためのマイルストーン、モートン・フェルドマンの追
憶に、ワルター・バッカウアーの追憶に、デーン・ラドハイアーの追憶に、
パンディット・ペイトカーの追憶に、オリヴィエ・メシアンの追憶に、ジャチ
ント・シェルシの追憶に、ヤニス・クセナキスの追憶に、ヨハン・ダフィト・
アントニンのために、到着:ジョン・ケージの追憶に)
ロジャー・ウッドワード(Pf)
録音:2006年1月14-17バイエルン放送
ドイツの作曲家ハメルはヨーロッパの作曲家にしては珍しくアジアの音楽やア
メリカの作曲家たちの活動に関心があり、ミニマル・ミュージックの影響を受
けた独自の神秘主義的な音楽を書き続けてきた。このCDはハメルが影響を受け
た様々な音楽家へのオマージュといったタイプの小品を集めている。それぞれ
の作曲家の特徴を捕らえた作りになっており(あくまでハメルが捕らえた作曲
家像であるが)、面白いのが「マイルス・デイヴィスのためのマイルストーン」
と「ジャチント・シェルシの追憶」(まるでジョン・アダムスみたいだ)でウィ
ンダム・ヒルから出したら良さそうな耳に心地よいヒーリング・ミュージック
である。武満徹のスペシャリストでもあるオーストラリア出身の巨匠ロジャー
・ウッドワードが透明感のあるピアノを聴かせている。

13259 \1980
ハンス・オッテ(1926-):
時の本(1991-98)(ピアノのための48の小品、全4巻)
ロジャー・ウッドワード(Pf)
録音:2006年1月18-21バイエルン放送
昨年80才を迎えたオッテの近作。電子音楽の作曲家として知られる彼だが、こ
こでは静謐な音楽が続く。切り詰められた素材、繊細な複合音響が美しい。

13265 \1980
マイケル・アサートン&ガース・ペイン:SynC-平行線
南33度50分/アル・アンビクの対話/遭遇/アレトリョマンシー/エクリプス
マイケル・アサートン&ガース・ペイン
古楽と現代音楽の演奏家アサートンとエレクトロニクスを専門とする音楽家ペ
インのコラボ。浮遊感のある無国籍、超時代的エスニック・ミュージック。
レスチャル・ハーモニーらしい音楽。

13275 \1980
フリッツ・ハウザー:
フリップ-ソロ・ドラミング(ドラム・セット、シンバル、打楽器のための12の
小品)
フリッツ・ハウザー(Perc)
録音:2004年DRSスイス放送スタジオ
フリッツ・ハウザーはスイスのプログレシヴ・ロック・グループ、CIRCUSの元
メンバーで現在はフリーの打楽器奏者、即興演奏家として活動し、来日してマ
リンバの安倍圭子と共演したこともある。このCDも即興的な要素の強い作品で
カウベル、タムタム、ドラム等を駆使してコミカルなものから瞑想的なものま
でヴァラエティのある表現を繰出している。ケージのソナタとインターリュー
ドの空気感に通じるものがある。

13278 \1980
ペーター・ミヒャエル・ハメル:
弦楽四重奏曲第3番(1991/93)、第4番「残響」(1995/2000)、
弦楽三重奏曲(1991/92)
アレクサンダー弦楽四重奏団
録音:2006年10月23-25日
ハメルはアジアの音楽に強い関心を示しており、この曲集にそれは反映されて
いる。五音階、仏教儀礼を思わせるエスニックな身振りなど、新ロマン主義、
ニュー・トナリティ、 ニュー・シンプリシティと言われる現代音楽の流れに
属するといえよう。ドイツのルー・ハリソンと言うのが最もふさわしい。

14257 2枚組 \3960
ヴィルフリート・ヒラー(1941-):
星の本(88鍵ピアノのための88の星座)
ジルケ・アーフェンハウス(Pf)
録音:2006年7月、11月バイエルン放送
ピアノの鍵盤数になぞらえ、それぞれペガサス、オリオン、ケンタウルス等、
星座のタイトルがついた88の小品からなる。曲によって無調、調性、複調、旋
法的と多様な語法とスタイルで書かれた性格的小品といえよう。ヒラーは作家
ミヒャエル・エンデと一緒に仕事をしたことでも知られる。

19919 4枚組 \7920
「現代ドイツのピアノ音楽」
(1)ペーター・ミヒャエル・ハメル(1947-):人生の響きの
(2)ハンス・オッテ(1926-):
時の本(1991-98)(ピアノのための48の小品、全4巻)
(3)ヴィルフリート・ヒラー(1941-):星の本(88鍵ピアノのための88の星座)
(1)(2)ロジャー・ウッドワード(Pf)
(3)ジルケ・アーフェンハウス(Pf)
録音:2006年
13256、13259、14257のセット。






<DUX>
DUX0353 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.14 暗闇の朝課[テネブレ]
ヨゼフ・リーペル(1709-1782):見よ、罪人よ から アリア I(*)
[聖木曜日]
レクツィオ I(哀歌 I)(#)
ヨゼフ・ハイドン(1732-1809)/ミハウ・ジグムントフスキ(1732-1802)編曲:
オリヴ山で(レソポンソリウム I/原曲:スターバト・マーテル)(*)
レクツィオ II(哀歌 II)(**)
ヨゼフ・ハイドン/ミハウ・ジグムントフスキ編曲:
わが魂は悲しみに満ち
(レソポンソリウム II/原曲:スターバト・マーテル)(*)
見よ、彼の姿を(レソポンソリウム III/原曲:スターバト・マーテル)(*)
[聖金曜日]
ミハウ・ジグムントフスキ:
わが友は皆われを見捨て(レスポンソリウム I)(*/+)
レクツィオ II(哀歌 V)(++)
ミハウ・ジグムントフスキ:神殿の幕は裂け(レスポンソリウム II)(*/+)
レクツィオ III(哀歌 VI)(**)
ヨゼフ・リーペル:われが選びし葡萄畑よ(レスポンソリウム III)(*/+)
[聖土曜日]
レクツィオ I(哀歌 VII)(##)
ヨゼフ・リーペル:羊のごとく(レスポンソリウム I)(*)
マッサーノ[マテウシュ・ズヴィエルホフスキ(1713頃-1768)?]:
エルサレムよ、立ち上がれ(レスポンソリウム II)(*)
レクツィオ II(哀歌 IX)(**)
フランチシェク・ペルネックヘル(?-1769):
乙女のごとく悲しみ(レスポンソリウム III)(*)
ヨゼフ・リーペル:ああ!選ばれし民よ(*)/見よ、罪人よ から アリア II(*)
アンナ・ミコワイチク(ソプラノ(*))
マグダレナ・シェフチク(メゾソプラノ(+))
ピオトル・アレフ(男性アルト(*))
クシシュトフ・シュミト(テノール(*))
ミロスワフ・ボルチンスキ(バス(*))
マレク・トポロフスキ(指揮(*))
コンチェルト・ポラッコ(*)
セバスティアン・マテツキ神父(読誦(#))
ニコデム・キルナル神父(読誦(**))
レアンデル・ピエトラス神父(読誦(++))
ヤツェク・ナヴァルニ神父(読誦(##))
録音:2006年3月、ヤスナ・グラ修道院、アウグスティン・コステツキ・ホール

DUX0354 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.21 アヴェ・マリア
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
アヴェ・マリア 変ロ長調
栄光と名誉もて御身は彼の者に戴冠せり(二重合唱のためのモテット)
キリストの聖体の荘厳なる行列における讃歌集
おお、救いのいいえにえよ,歌え、舌よ,大いなる秘蹟を,
見よ、天使の糧を
感謝祭のためのミサ(4声とオルガンのためのポーランド語ミサ)(*)
真夜中のミサ(4声、オルガンと任意のチェロのためのポーランド語ミサ)(+)
4声とオルガンのためのポーランド語ミサ
アヴェ・マリア変ホ長調
アグニェシュカ・ドロジュジェフスカ(ソプラノ(*/+))
マジェナ・コルフト=ウィコフスカ(ソプラノ(+))
マチェイ・ゴツマン(テノール(*/+))
マレク・フラス(バス(*))
ピオトル・カルペタ(指揮)
カントーレス・ミノーレス・ヴラティスラヴィエンセス室内合唱団
クシシュトフ・カルペタ(チェロ(+))
カジミェシュ・ピジク(ウィーン式コントラバス(+))
マレク・ピルフ(オルガン)
録音:2006年12月、ヴロツワフ、プロテスタント教会音楽研究所ホール

DUX0453 \2080
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211
アダージョ ホ長調 K.261/同変ロ長調 K.269/同ハ長調 K.373
ドミニカ・ファルゲル(ヴァイオリン)
クリスティアン・シュルツ(指揮)
ヴラティスラヴィア室内管弦楽団
録音:2005年5月、ヴロツワフ・フィルハーモニー・コンサートホール

DUX0454 \2080
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
協奏交響曲変ホ長調 K.364(*)
ドミニカ・ファルゲル(ヴァイオリン)
ヨハネス・フリーダー(ヴィオラ(*))
クリスティアン・シュルツ(指揮)
ヴラティスラヴィア室内管弦楽団
録音:2006年9月23-26日、ポーランド放送ヴロツワフ支局大スタジオ

DUX0492 \2080
アントニオ・マリア・ボノンチーニ(1677-1726):
スターバト・マーテル(*)
オラトリオ「洗礼者聖ヨハネの斬首」から
序曲,ヘロデのアリア「Nulla si nieghi」(#)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ(1670-1747):
オラトリオ「キリストの足もとのマグダレーナ」から
マグダレーナのレチタティーヴォ「L'ottenuto perdono」(+)
マグダレーナのアリア「Chi serve ;a beltà d'Amor」(+)
ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741):
オラトリオ「救いの泉」から 慈悲のアリア
「Soche piace a gli occhi tuoi」(+)
アンジェイ・コセンディヤク(指揮)
コッレージオ・ディ・ムジカ・サクラ
モニカ・ヴィエチョルコフスカ(ソプラノ(*/+))
ピオトル・ウィコフスキ(男性アルト(*))
マチェイ・ゴツマン(テノール(*))
ボグダン・マカル(バス(*/#))
ズビグニェフ・ピルフ、リディエ・ツィレロヴァ(ヴァイオリン)
ブレント・ヴィシック、ペトル・ヴァグネル、
ユリア・コセンディアク(ヴィオダ・ダ・ガンバ)
プシェミスル・ヴァツェク(キタローネ) ナタリア・シタルツ(オルガン)
録音:2004年8月2-6日、ルビョンシュ、シトー派修道院、公爵の間

DUX0547 \2080
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
歌曲集「子供の詩」Op.49(全20曲;1922-1923)
歌曲集「おとぎ話の王女の歌」Op.31(全6曲;1915)
アンナ・ミコワイチク(ソプラノ)
エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ)
録音:2006年5月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX0554 \2080
チャイコフスキー(1840-1893):「四季」(12の性格的小品)Op.37a
クライスラー(1875-1962)/ラフマニノフ編曲:愛の喜び/愛の悲しみ
ラフマニノフ(1873-1943):ひなぎく Op.38 No.3/ライラック Op.21 No.5
タチアナ・シェバノワ(ピアノ)
録音:2006年4月27-28日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2
使用楽器:ブリュトナー・モデル1(280cm)

DUX0557 \2080
シューマン(1810-1856):
ダーヴィト同盟舞曲集 Op.6
幻想曲ハ長調 Op.17
アラベスク ハ長調 Op.18
ケヴィン・ケナー(ピアノ)
録音:2006年6月26、28日、ワルシャワ、フィルハーモニー・ホール

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07-11 No.14-2

2007年11月12日 19時19分21秒 | Weblog
DUX0558 \2080
ラヴェル(1875-1937):
前奏曲/鏡/高雅で感傷的なワルツ
ラ・ヴァルス(ピアノ独奏版;作曲者、ケヴィン・ケナー編曲)
亡き王女のためのパヴァーヌ
ケヴィン・ケナー(ピアノ)
録音:2003年2月、英国、ミドルエセックス州ペリヴェール、
スタジオ・フローティング・アース

DUX0559 \2080
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
クラリネット協奏曲(*)
フルート協奏曲(+)
アニュス・デイ(ボリス・ペルガメンシコフ編曲、室内管弦楽版;1981/1994)
ドミトリー・シュケナージ(クラリネット(*))
デイヴ・アギラー(フルート(+))
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
録音:2001年、ワルシャワ、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタ
ジオ・S1

DUX0560 \2080
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽セレナード ハ長調 Op.48
ドヴォルジャーク(1841-1904):弦楽セレナード ホ長調 Op.22
エルガー(1857-1934):弦楽セレナード ホ短調 Op.20
ヤン・ヴィンツェンティ・ハヴェル(指揮)
シロンスク室内管弦楽団
録音:2006年6月、カトヴィツェ、シンロンスク・フィルハーモニー・コンサ
ートホール

DUX0561 \2080
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
弦楽四重奏曲第1番ホ短調 Op.7(1827-1828)
スタニスラフ・モニュシュコ(1819-1872):
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調(1840)/同第1番ニ短調(1839)
カメラータ弦楽四重奏団
ウウォジミェシュ・プロミンスキ(第1ヴァイオリン)
アンジェイ・コルディキェヴィチ(第2ヴァイオリン)
ピオトル・レイヘルト(ヴィオラ) ロマン・ホフマン(チェロ)
録音:1994年11月、1995年3月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX0563 \2080
オー・ホーリー・ナイト
マックス・レーガー(1873-1916):マリアの子守歌
ピーター・ウォーロック(1899-1957):ベツレヘム・ダウン
マイケル・ヘッド(1900-1976):ベツレヘムへの小道
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):子守歌を歌え
ロジャー・クィルター(1877-1953):ある乙女のことを歌う
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):バルラロー(ヴァージョン1)
ペーター・コルネリウス(1824-1874):羊飼いたち(ヴァージョン1&2)
ピーター・ウォーロック:最初の慈悲
ペーター・コルネリウス:三博士
ウィリアム・イェーツ・ハーストーン(1876-1906):子守歌
マックス・レーガー:神に栄光あれ
フレデリック・キール(1871-1945):牧者たちが見ていたら
ハーバート・ハウエルズ:バルラロー(ヴァージョン2)
ペーター・コルネリウス:みどり児キリスト
ピーター・ウォーロック:アダムは縛られ横たわり
セシル・アームストロング・ギブズ(1889-1960):雄牛
スティーヴン・アダムズ(1844-1913):ベツレヘムの星
ペーター・コルネリウス:クリスマス・ツリー
アドルフ・アダン(1803-1856):オー・ホーリー・ナイト
アンナ・バヨル(ソプラノ)
ラドスワフ・クレク(ピアノ)
録音:2006年11月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2

DUX0565 \2080
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
悲歌 変ホ短調 Op.3 No.1/道化師 Op.3 No.4
前奏曲変ホ長調 Op.23 No.6/同嬰ハ短調 Op.32 No.12
同ト短調 Op.23 No.5
絵画的練習曲ト短調 Op.33 No.8/同ハ短調 Op.39 No.1
同変ホ長調 Op.33 No.7/同イ短調 Op.39 No.6/ポルカ
オルガ・ルシナ(ピアノ)
録音:2002年7月、ヴロツワフ・フィルハーモニー・コンサートホール
2006年11月、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサートホール

DUX0568 \2080
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
交響曲ハ長調 Op.11
オペラ「アンドロメダ」序曲/オペラ「スルタン・ヴァンプム」序曲
オペラ「白人レシェク」序曲(グジェゴシュ・フィテルベルク編曲)
オペラ「森のこだま」序曲(イェジ・ムウォジェヨフスキ編曲)
ボグスワフ・ダヴィドフ(指揮)
オポレ・フィルハーモニー交響楽団
録音:2006年11月、オポレ・フィルハーモニー・コンサートホール

DUX0571 \2080
スタニスワフ・モリト(1947-):
レグニツァのミサ(独唱、混声合唱とオルガンのための;2000)(*)
ミサ・ソレムニス、ジョスカン・デプレへのオマージュ
(混声三部合唱と金管六重奏のための;2004)(+)
死者のためのミサ・ブレヴィス(無伴奏混声合唱のための;2005)(#)
バルバラ・ソプスティル=シュチェルバチェヴィチ(ソプラノ(*/+))
アネタ・ウカシェヴィチ(メゾソプラノ(*/+))
マチェイ・ネルコフスキ(バリトン(+))
トマシュ・ピェンタク(バリトン(#))
カジミェシュ・シモニク(指揮)
ワルシャワ・ステファン・ヴィシンスキ大学合唱団
ミハウ・スワヴェツキ(オルガン(*))
録音:2007年5月、ワルシャワ、聖母の訪問&聖アンナ教会

DUX0573 \2080
シマノフスキ、ワーグナー:歌曲集
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
聖なる神よ Op.5 No.1/私は居る、そして泣く Op.5 No.2
全世界ははるか遠くに去り Op.2 No.1/白鳥 Op.7
孤独な月 Op.31 No.1a/今ぞ眠れ Op.54 No.2
一日中雨が降っている Op.54 No.6/五月の風 Op.54 No.7
私の心 Op.41 No.1/若い王子(1)Op.41 No.2
若い王子(2)Op.41 No.3/最後の歌 Op.41 No.4
ワーグナー(1813-1883):ヴェーゼンドンク歌曲集
マウゴジャタ・ワレフスカ(メゾソプラノ)
オスカル・イェジョル(ピアノ)
録音:2007年2月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1

DUX0576 \2080
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
幻想曲ハ長調 Op.14(*)
仮面(ピアノのための3つの詩曲)Op.34(+)
バレエ「ハルナシェ」(グラジナ・バツェヴィチ編曲、
アンジェイ・タタルスキ編曲補筆、2台のピアノのための版)(#)
ヨアンナ・ドマンスカ(ピアノ(+/#))
アンジェイ・タタルスキ(ピアノ(*/#))
録音:2007年1月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1(*/#)
1992年、ワルシャワ、国立フィルハーモニー・ホール(+)

DUX0582 \2080
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
ヴァイオリンと管弦楽のためのカプリッチョ(1967)(*)
De Natura Sonoris II(1971)(+)
ピアノ協奏曲「復活」(2001/2002)(#)
パトリチヤ・ピェクトフスカ(ヴァイオリン(*))
ベアタ・ビリンスカ(ピアノ(#))
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団
録音:2005年12月20日(*)、2006年9月20日(+)、2006年9月21日(#)、
カトヴィツェ、グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール

DUX0583 \2080
アントニーン・レイハ(アントン・ライヒャ;1770-1836 ):
オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲ヘ長調 Op.107
アンタル・ドラティ(1906-1988):
オーボエと弦楽四重奏のためのノットゥルノとカプリッチョ
マルコム・アーノルド(1921-2006):
オーボエ四重奏曲 Op.61
アダム・ハリツキ(オーボエ)
カメラータ弦楽四重奏団
ウウォジミェシュ・プロミンスキ(第1ヴァイオリン)
アンジェイ・コルディキェヴィチ(第2ヴァイオリン)
ピオトル・レイヘルト(ヴィオラ) ロマン・ホフマン(チェロ)
録音:2001年、スイス、インス、プロテスタント教会
Reicha, Dorati, Arnold:

DUX0590 \2080
ア・ドロップ・イン・ザ・グラス
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」より
プロムナード,テュイルリー,古城,リモージュの市場,カタコンブ,
卵の殻を付けたひなどりのバレエ,キエフの大門
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第21番 K.467 より アンダンテ
J・S・バッハ(1685-1750):2声のインヴェンション第8番
グリーグ(1843-1907):「ペール・ギュント」より 朝,山の魔王の宮殿で
ショパン(1810-1849):前奏曲 Op.28 No.4
バルトーク(1881-1945):ルーマニア民族舞曲集
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」より 花のワルツ
グラス・デュオ
アンナ&アルカディウシュ・シャフラニェツ(グラスハープ)
録音:2007年




<ACTE PREALABLE>
AP0148 \1880
ジプシーのロマンセ
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
ジプシーのロマンセ(ギターのための;7曲)
アストル・ピアソラ(1921-1992):
ハシント・チクラーナ(無伴奏合唱のための)
天使の死(無伴奏合唱のための)
不詳:Tourdion(無伴奏合唱のための)
ジェイムズ・ムーア:アイルランドの祝福(無伴奏合唱のための)
ラヨシュ・デラークバールドス:
エリ・エリ・ラマ・サバクタニ(無伴奏合唱のための)
ロムアルト・エレンツ(ギター)
アンジェイ・リウコ(指揮)
コン・ヴィゴーレ室内合唱団
録音:2005年、ポーランド放送ウーチ支局

AP0153 \1880
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
マズルカ集第1巻(アルベール・ルーセルに献呈;1918-1928)
マズルカ集第4巻(1941)
アルテュール・ルービンシュタインへのオマージュ(2つの小品;1973)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
録音:2005年7月、ポーランド放送ウーチ支局スタジオ

AP0154 \1880
ショパンの教え子たち IV
トマス・D・A・テレフセン(1823-1874):ピアノ作品全集 Vol.4
自作主題と幻想曲 Op.12/トッカータ Op.22
6度の練習曲 Op.43/カプリッチョ・アパッショナート Op.36
夜想曲ホ長調 Op.11/2台のピアノのためのソナタ Op.41(*)
マウゴジャタ・ヤヴォルスカ(ピアノ)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ、クリスティナ・マコフスカ(ピアノ(*のみ))
録音:2006年7月、2007年2月、ワルシャワ、スタジオS1

AP0160 \1880
ショパンの教え子たち V
ユリアン・フォンタナ(1810-1869):ピアノ作品全集 Vol.1
ベッリーニの「夢遊病の女」の動機による華麗なる第一幻想曲 Op.14
カプリス Op.1 No.1「葬送行進曲」
アメリカとスペインの動機による幻想曲「Havanne」Op.10
2つの組曲「12の夢」(練習曲-前奏曲)Op.8
悲歌 Op.7/3つのマズルカ Op.21
2つの幻想曲「キューバ島の思い出」Op.21/バラード Op.17
フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)
録音:2007年3月、ワルシャワ、スタジオS1
ショパンと同い年の親友にしてピアノの弟子であり、作曲家・ピアニストとし
ての活動の他、ショパンの作品出版のための写譜や遺作の出版に尽力したフォ
ンタナの作品集。

AP0161 \1880
シモン・クラン(1955-2005):レクィエム
死後[Post mortem](弦楽のための;1981)(*)
夜に[Um nóttina]
(ヴァイオリン独奏、女声合唱と弦楽のための;2000)(+)
レクィエム
(童声独唱、ヴァイオリン独奏、フルート、エレクトリック・ギター、
3群の合唱[童声・女声・男声]、弦楽合奏と打楽器のための;2000)(#)
ヨアンナ・ハイドゥク(ヴァイオリン(*/+))
マレク・ヴロンスキ(ヴァイオリン(#))
トマシュ・カニア(エレクトリック・ギター(#))
ウルシュラ・ヤニク(フルート(#))
バルバラ・スコチンスカ、クシシュトフ・イェドレフスキ(打楽器(#))
ウルシュラ・ボジム(少女独唱(#))
アンジェイ・ボジム(指揮)
グラジナ・バチェヴィチ中等音楽学校第三管弦楽団
ワルシャワ大学室内合唱団コレギウム・ムジクム(+/#)
グレゴリアヌム少年&男声合唱団(#)
録音:2007年4月25日(*/+)、2006年4月12日、ライヴ(#)、
ワルシャワ、グジボフスキ広場の全聖人教会
シモン・クランはワルシャワ近郊生まれのヴァイオリニスト、作曲家、ジャズ
・プレイヤーで、1984年から2000年までアイスランド交響楽団の次席ヴァイオ
リニストを務め、1991年にアイスランド市民権を獲得しました。収録作品はい
ずれもひんやりとした透明感のある北欧的雰囲気が特徴的で、ペルトやグレツ
キに近い趣もあります。「レクィエム」は合唱ファンにぜひ聴いていただきた
い作品。当アルバムは2005年に49歳の若さで亡くなった(ブックレットには
「悲劇的な死」と記されています)クランへの追悼盤として制作されました。

AP0019-21 3枚組 \4700
【特別価格】
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏のための作品全集
[AP0019]
弦楽四重奏曲第4番/ピアノ五重奏曲第1番(*)/弦楽四重奏曲第7番
[AP0020]
弦楽四重奏曲第6番/同第3番/同第2番
[AP0021]
弦楽四重奏曲第1番/同第5番/ピアノ五重奏曲第2番(*)
アマル・コルデ弦楽四重奏団
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ(*))
録音:1999年
既発売のAP0019-0021をセット化。3枚で2枚半分の価格です。

AP0101/2 2枚組 \3760
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV846-869
ウルシュラ・バトキェヴィチ(チェンバロ)
録音:1999年6月4-5、7-8日、9月27-28日、ワルシャワ、ポーランド放送スタ
ジオS2
第2巻と合わせた4枚組(AP0101/4、廃盤)からの分売。

AP0103/4 2枚組 \3760
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV870-893
ウルシュラ・バトキェヴィチ(チェンバロ)
録音:1998年11月24-28、30日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS2
第1巻と合わせた4枚組(AP0101/4、廃盤)からの分売。

AP0998 4枚組 \5640
【特別価格】
ショパンの教え子たち I-IV
トマス・D・A・テレフセン(1823-1874):ピアノ作品全集
[AP0049]
4つのマズルカ Op.1/大マズルカ 変ロ長調 Op.24/ヴァルハラの祭り Op.40
夜想曲変ト長調 Op.39/ソナタ ハ短調 Op.13/3つのワルツ Op.5
大ワルツ へ長調 Op.30 No.1/同へ短調 Op.30 No.2/夢を通して Op.34
小さな物乞い Op.23   [AP0062]
大練習曲 Op.25/アルバムの綴り Op.16/即興曲ト長調 Op.38
悲歌 Op.7/大ポロネーズ嬰ハ長調 Op.18/6つのマズルカ Op.14
凱旋行進曲変ホ長調 Op.29
[AP0064]
ワルツ変ニ長調 Op.27/バラード Op.28/マズルカ イ長調 Op.33
タランテラ Op.6/夜想曲ト短調 Op.17/アダージョとロンド Op.10
4つのマズルカ Op.3/ブルーラのスロッテル Op.26/フルドラ舞曲 Op.9
スコットランドの旋律集 Op.42/夜想曲 へ長調 Op.2
エリザベト王妃のパヴァーヌ Op.44   [AP0154]
自作主題と幻想曲 Op.12/トッカータ Op.22
6度の練習曲 Op.43/カプリッチョ・アパッショナート Op.36
夜想曲ホ長調 Op.11/2台のピアノのためのソナタ Op.41(*)
マウゴジャタ・ヤヴォルスカ(ピアノ)
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ、クリスティナ・マコフスカ(ピアノ(*のみ))
録音:1999年、2000年、2001年、2006年7月、2007年2月
ノルウェーのソニア王妃の生誕70年(2007年7月4日)を祝い、ノルウェーの作曲
家テレフセンのCD(既発売のAP 0049、0062、0064と新譜のAP0154)をセット化
したもの。4枚組で3枚分の価格です。

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07-11 No.13

2007年11月10日 15時23分41秒 | Weblog
<TESTAMENT>
SBT21416 2枚組 \5100
ヴェルディ:歌劇《シチリア島の夕べの祈り》
エレーナ:マリア・カラス(S)
アッリーゴ:ジョルジオ・ココリオス=バルディ(T)
モンフォルテ:エンツォ・マスケリーニ(Br)
ジョヴァンニ・ダ・プローチダ:ボリス・クリストフ(B)
ベテューヌ卿:ブルノ・カルマッシ(B)
ヴォドモン伯爵:マリオ・フロジーニ(B)
ニネッタ:マファルダ・マシーニ(Ms)
ダニエリ:ジノ・サッリ(T)
テバルド:アルド・デ・パオリ(T)
ロベルト:リド・ペッティーニ(Br)
マンフレード:ブレッノ・リストーリ(T)
フィレンツェ市立劇場管弦楽団&合唱団 
指揮:エーリッヒ・クライバー
録音:1951年5月26日、フィレンツェ5月音楽祭
マリア・カラスには、1947年8月にヴェローナで上演されたポンキエッリ《ラ
・ジョコンダ》でのイタリア・デビューから、1951年12月のスカラ座で大成功
を収めた《シチリア島の夕べの祈り》までの間に、彼女自身のキャリアにとっ
てきわめて重要な節目となった2つの公演がありました。ひとつは1949年1月
ヴェネツィアでのベッリーニ《清教徒》、もうひとつが当アルバムに収められ
た1951年5月のヴェルディ《シチリア島の夕べの祈り》です。
この年の5月、カラスはフィレンツェ5月祭の公演として、フィレンツェ市立劇
場で《シチリア島の夕べの祈り》と、ハイドンの《オルフェオとエウリディー
チェ》完全版世界初演(ハイドンのこのオペラはそれまで不完全な形でしか上
演されていませんでした)という2つの歴史的公演を歌っています。両曲の指揮
を務めたのは、この時初めてイタリアでオペラを指揮したエーリッヒ・クライ
バー。残念なことにカラスとクライバーが共演したのは後にも先にもこの時だ
けとなりました。本来ならば、クライバーは1956年5月にスカラ座で、カラス
がクンドリーを歌う《パルジファル》を指揮することになっていましたがクラ
イバーがこの年の1月に急逝してしまったために、この貴重なチャンスは失わ
れてしまったのです(なお、予定されていた《パルジファル》公演は、ジャナ
ンドレア・ガヴァッツェーニ指揮の《フェドーラ》に変更されました)。今回
のテスタメント・レーベルでのリリースは、EMIの名物プロデューサー、ウォ
ルター・レッグ所有だったプライヴェイト録音からのもの。歌唱重視だった
レッグのために、当録音では序曲が欠けていますが、芸術性、およびサウンド
・レヴェルを考慮し、音質の劣る他音源から編集することはしていません。

SBT141412 14枚組 \22800
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》全曲
《ラインの黄金》
ハンス・ホッター、グスタフ・ナイトリンガー
ルードルフ・ルスティヒ、ルートヴィヒ・ヴェーバー
《ヴァルキューレ》
アストリッド・ヴァルナイハンス・ホッター
グレ・ブラウエンスティン、ラモン・ヴィナイ
《ジークフリート》
ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ハンス・ホッター
パウル・クーエン、アストリッド・ヴァルナイ
《神々の黄昏》
アストリッド・ヴァルナイ、ヴォルフガング・ヴィントガッセン
ヨーゼフ・グラインドル、ヘルマン・ウーデ
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
録音:1955年8月、祝祭劇場、バイロイト(ライヴ)
不運としかいいようのない偶然の積み重ねによって、つい先日まで日の目を見
ることがなかったカイルベルトの1955年《ニーベルングの指環》録音。僅か数
年後に、同じくカルショウによって制作されたショルティ/ウィーン・フィル
の《ニーベルングの指環》の評判が追い打ちをかけてしまったのだが、この演
奏はそのショルティ盤に匹敵、あるいは凌駕する充実した内容を持っています。
何よりもバイロイト音楽祭のライヴということで、当時の最高のワーグナー歌
いを揃えた歌手陣と、この作曲家を愛し集ったメンバーによるオーケストラと
いうのもワグネリアンには堪らないでしょう。録音スタッフもピーター・アン
ドリーやケネス・ウィルキンソン、ロイ・ウィリス(ウォレス)、ゴードン・パ
リーら、当時のDeccaの強力布陣が敷かれています。昨年、LPで発売された時
に、決して安価とはいえない価格にもかかわらず、瞬く間に完売となったも
注目度の高さゆえでしょう。今後、《リング》を語る上で、決して外せない
録音であることは間違いありません。今回は、全4夜をワンBOXにまとめた14枚
CDセットでのリリースです。

●アナログLP
ASD 370 \6280
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:パウル・クレツキ
録音:1960年4月20、21日
EMIのカタログの中から選ばれた名盤を、マスター・テープから復刻しLP化す
るシリーズの1枚。今や巨匠のマウリツィオ・ポリーニが、1960年3月、18歳で
ショパン・コンクールに優勝し、その直後にEMIと契約して録音したのが、こ
のショパンのピアノ協奏曲第1番です。コンクールでのライヴ(カトレヴィツ
指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団)を除けば、最初にして現在のと
ころ最後の同曲録音なのできわめて貴重な記録です。コンクール翌月に、アビ
ー・ロード・スタジオで録られたもので、この後、ポリーニはさらなる研鑽の
ために再び表舞台から姿を隠しました。
指揮のパウル・クレツキはショパンと同郷のポーランドの指揮者。作曲家でも
ありましたが戦争やファシズムに翻弄され、以後、残念ながら筆を折りました。

ASD 2284 \6280
ブルックナー:
交響曲第3番ニ短調WAB103[1889年版]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カール・シューリヒト
録音:1965年12月、ムジークフェライン、ウィーン
カール・シューリヒトは、すぐれたブルックナー指揮者として人気を誇るドイ
ツの指揮者(レーガーに学んでおり、作曲家の顔も持つ)。第2次大戦後は主に
Deccaを中心に録音活動を行っていましたが、晩年にはEMIに移りました。
1957-59年に録音されたパリ音楽院管弦楽団とのベートーヴェンの交響曲全集
や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との多くのブルックナー交響曲な
ど、現在でも高く評価されています。当録音も得意のブルックナーからで、
交響曲第3番を収録。1889年版というのはいわゆる第3稿。初稿は《ワーグナ
ー交響曲》と通称されるようにワーグナーの引用が多いが、第3稿になるとそ
れらの多くは削ぎ落とされて、相対的に簡潔になっているのが特徴です。シュ
ーリヒトは67年1月に亡くなったので、この録音はそのほぼ1年前に当たります。

ASD 2525 \6280
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
クリーヴランド管弦楽団 
指揮:ジョージ・セル
録音:1968年4、5月
20世紀最大のヴァイオリニストのひとり、その中でも頂点に君臨する数少ない
ひとりが、ロシアの生んだダヴィド・オイストラフ。EMIが契約した稀少なロ
シア人演奏家でもあります。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の弾き振りや、
ベートーヴェンの協奏曲、リヒテルとロストロポーヴィチとのベートーヴェン
《三重協奏曲》をはじめとし、同レーベルには多くの名盤を遺しました。この
ブラームスの協奏曲も名盤としてよく知られたもの。オイストラフらしい、ふ
くよかで、かつ中身の詰まった豊かな音と安定したテクニックが魅力なアルバ
ムです。ちなみに、今年はオイストラフがイザイ・コンクール(現エリーザベ
ト王妃国際コンクール)で優勝してから、ちょう70年目に当たります。

33CX 1140 \6280
モーツァルト:ホルン協奏曲
第1番ニ長調K412
第2番変ホ長調K417
第3番変ホ長調K447
第4番変ホ長調K495
デニス・ブレイン(Hr)
フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1953年11月、キングズウェイ・ホール、ロンドン
今ではベルリン・フィルのバボラークやロンドン響のパイアットなど、ホルン
界にも信じ難いレヴェルの名手が増えましたが、そんな中でもデニス・ブレイ
ンは不世出の伝説的ホルニスト。フィルハーモニー管弦楽団とロイヤル・フィ
ルハーモニー管弦楽団の首席奏者を兼任したというほどで、交通事故で若くし
て亡くなったのが本当に悔やまれます。
このモーツァルトのホルン協奏曲集は、ブレインのみならず、伴奏の指揮者に
カラヤンが起用されているのも豪華。プロデューサーは名物ウォルター・レッ
グである。リリースされた時点から名盤・決定盤として長く愛好されてきたこ
のアルバムが、テスタメント・レーベルによって音質が向上したことで再び注
目されることでしょう。

ASD 3325 \6280
ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調作品70
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1976年4月、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン
カルロ・マリア・ジュリーニはイタリアを代表する指揮者。2005年に没してい
るが、1998年には指揮者を引退していたので、彼の演奏姿を見られなくなって、
もう既に10年が過ぎようとしています。次代を担う指揮者として大活躍を続け
るチョン・ミョンフンは彼の教え子のひとり。ジュリーニは自己に厳しく、確
信を持ち得心がゆく演奏を徹底するために、限られたレパートリーに限定して
演奏活動を行いました。ドヴォルザークの交響曲第7番もその1曲。このロンド
ン・フィル盤は、ジュリーニにとって同曲の初録音であるが、彼は93年にもコ
ンセルトへボウ管と再録音しています。イタリア人らしい歌心に溢れながら、
ノーブルな気品のある彼の演奏は今後も長く愛されるに違いありません。録音
スタッフには、プロデューサーにクリストファー・ビショップ、バランス・エ
ンジニアにはクリストファー・パーカーと、EMIの名物コンビが集結。また、
当録音にはCBSの「ステレオ・クアドラフォニック」システムが導入されてい
ましたが、テスタメント・レーベルでは、そのオリジナル・マスター・テープ
に収められたサウンド情報を、初めて明らかにしました。




<UNIVAERSAL UK>
4766198 \1850
R・V・ウィリアムス:揚げひばり
ジョン・タヴナー:
ディヤナ(世界初録音)
ラリシリ(世界初録音)
アテネのための歌
 (ヴァイオリン・ヴァージョン世界初録音)
ニコラ・ベネデッティ(Vn)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:アンドリュー・リットン
録音:2007年6月 ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
注目の美貌若手ヴァイオリニスト、ニコラ・ベネデッティの3枚目のアルバム
は英国の異なる時代の2人の作曲家の作品集です。R・V・ウィリアムス「揚げ
ひばり」は1914年に作曲された作品で、晴れた日の空に高く舞い上がるひばり
の様子を表現した名曲として知られます。方や、イギリスの現代作曲家の中で
も最も人気の高いジョン・タヴナーの新作、“ディヤナ”と“ラリシリ”はニ
コラ・ベネデッティのために書かれたもの。特に“ラリシリ”は改装されたば
かりのロイヤル・フェスティバル・ホールで9月26日に世界初演されたばかり
の、ほやほやの新作です。14世紀のヒンスーの聖人かつ詩人であったラッラの
詩に影響を受けた“ラリシリ”はベネデッティの持つ「純粋な強さ」にインス
パイアされて作曲されたもので、ヴァイオリン・ソロはラッラの歌を意味しま
す。神の啓示を受けて至福の舞を舞うラッラの姿が、ベネデッティのヴァイオ
リンを通して見えてはこないでしょうか?そしてサンスクリット語で瞑想を意
味する“ディヤナ”、そしてダイアナ妃の葬儀の際に演奏され有名になった
「アテネのための歌」(その際は合唱ヴァージョンでした)、ともども彼女の
幽玄で深い表現力でこれらの曲に新たな光が当てられます。ますます魅力的
になったベネデッティの演奏をお楽しみください。

4766295 \1850
「母の愛」-マリアのための音楽
グリーグ:アヴェ・マリス・ステラ
コーニッシュ:アヴェ・マリア
ジョスカン:喜びたまえ、聖母マリアよ
ブルックナー:マリアよ、あなたは美しい
サン=サーンス:アヴェ・マリア
ブリテン:聖処女への讃歌
メンデルスゾーン:アヴェ・マリア
オブレヒト:サルヴェ・レジナ
リッツァ:気高き乙女よ
作者不詳:救い主のうるわしき母
フォーレ:アヴェ・マリア
パレストリーナ:茨の中の百合のごとく
リスト:アヴェ・マリス・ステラ
エルガー:アヴェ・マリア
デュリュフレ:全てが美しいお方
伝承曲:サルヴェ・レジナ
ラッスス:サルヴェ・レジナ
ザ・シックスティーン 指揮:ハリー・クリストファー
1977年に設立されたザ・シックスティーンはハリー・クリストファーの指揮の
下、最近ますますレパートリーを拡大し、その表現力も、より洗練の度合いを
深めております。このマリアのためのアルバムは、ザ・シックスティーンの当
レーベルへの3枚目のアルバムです。
古来より最も敬われている女性、聖母マリアのための合唱作品を集めた美しい
作品集で、パレストリーナ、ラッスス、ジョスカンなど中世の曲から、リスト、
ブルックナー、そしてリッツァまで、世界初録音作品を含みます。彼らのため
息の出るような妙技は聞き手の心をすみずみまで洗い流すことでしょう。

4766206 \1850
マイク・オールドフィールド/天空の音楽
1.先駆け
2.敵意
3.シルエット
4.Shabda
5.大嵐
6.先駆けと繰り返し
7.私の心(・・・withヘイリー)
8.オーロラ
9.予言
10.私の心(・・・withヘイリー)
11.ハルモニア・ムンディ
12.向こう側
13.エンピリアン
14.ムジカ・ユニヴァーサル
マイク・オールドフィールド(G、Key 他)
ヘイリー(Vo) ラン・ラン(Pf)
マイク・オールドフィールド(Mike Oldfield,1953年5月15日- )は、イギリス
出身のミュージシャン。デビュー・アルバム『チューブラー・ベルズ』が世界
的に有名で、独創的・実験的な音楽性からプログレッシブ・ロックのジャンル
で紹介されることが多いのです。そんな彼のUCJへのアルバムは「天空の音楽」
と名付けられたこだわりの1枚。型破りな作風で常に話題を振りまく彼の最新
作で、編曲はカール・ジェンキンス、そして話題のピアニスト、ランランと美
貌の歌姫ヘイリーをフィーチャーした巨大なコンサート・オーケストラと合唱
を駆使した壮大な音楽が並びます。各々の曲のタイトルも「日常を超越した何
かについてへの言及」と言う彼自身の言葉によるもので、全ての生命へのスピ
リチュアルを感じられるような不思議な浮遊感が漂っています。全てのクラシ
ック・ファン、プログレ・ファン、そして音楽ファン必携の1枚です。

4766356 \1850
クワイヤーボーイズ/ザ・キャロル・アルバム
アダン:オ・ホーリー・ナイト
ああベツレヘムよ
ディンドン、空高く
ラター:何と甘き音楽
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
きよしこの夜
木枯らしの風ほえたけり
コヴェントリー・キャロル
まぶねの中で
ダヴィデの村の
もろびと声あげ
神のみこは今宵しも
ひいらぎと蔦
天には栄え
クワイヤーボーイズ
顔ぶれはすっかり変わったかも知れません。しかし声は相変わらずピュアなま
ま。3人の少年たちの歌う聖歌は聴く人全ての心をとろけさせます。
クワイヤーボーイズとは?
何百人もの中からオーディションで選ばれた3人のキュートな少年たち。ルッ
クス、スタイル、個性、そして音楽性はもちろん言うことなしの素晴らしさで
す。2005年リリースの第1作目のアルバムはイギリスで40万枚の大ヒットを記
録し、日本でも大評判となりました。このアルバムは、誰もが一度は耳にした
ことのあるクリスマス・ソング集です。これらの曲はまさにピュアな彼らのた
めにあるようなもので、このCDをかけた途端、「ボーイソプラノ」という声
の特性が持つ一種の儚さと、ノスタルジックな感傷が交錯する、極めて美しく
調和の取れたハーモニーが溢れ出すのです。




<ECM>
4766179 \2080
フォーク・ソングズ(民謡) Folk Songs
1 小さな子ども
2 甘い眠り
3 ヴィレマンとマンヒルド
4 泥棒
5 日が沈む時
6 私の向こうみずな、若々しい時代に
7 Gjendineの子守り歌
8 Gudbrandsdalenからの結婚行進曲
9 ローランドの歌
10 太陽の祈り
11 天国でのよりどころを知っている
12 地上の全ての安らかな眠り
13 ヴェストフォルドの踊り
14 その子についてはあまり考えない
15 愛されているエルサレム
16 Till, till tove
17 Lova Line
18 踊れ、泣かないで
19 喜びの日
20 来たれ、救世主よ
トリオ・メディーヴァル&ビリエル・ミステレッゲン
録音 2007年2月27日-3月1日
既出の3枚のアルバム・・・“言葉と天使”、“夕べ彼女は言った”、そして
中世の聖歌と現代作品の融合“海の星”がいずれも大好評だった北欧のアンサ
ンブル、トリオ・メディーヴァルの初めての著しく風変わりな創作プロジェク
トです。ポール・グリフィス PaulGriffiths が新たに書き下ろした歌詩と、
彼女たちの出身地であるスカンジナヴィアの詩に基づくノルウェー民謡はとて
もパワフルで聴き手の心を動かさずにはいられません。また、いくつかの曲で
は、北欧の伝統的な民族打楽器のスペシャリストであるビリエル・ミステレッ
ゲンと共演、こちらもパワフルな音が魅力です。このアルバムでトリオ・ミ
ディーヴァルが捜し求めている音楽の起源は、ノルウェー出身の多くのジャズ
・インプロヴァイザーたちがインスパイアされてきたものと同じと言えるで
しょう。あらゆるカテゴリーを越えた広範囲な聴き手にアピールする素晴らし
い1枚です。

4765838 \2080
ハイナー・ゲッペルス(1952-):
シアター・ピース“遠い親戚が暮らす土地”
-独唱、合唱、そしてアンサンブルのための
ドイツ室内合唱団 アンサンブル・モデルン
デヴィッド・ベネット(語り)  ゲオルク・ニグル(バリトン)
指揮:フランク・オルー
録音:2004年10月 パリ(ライヴ)
1952年生まれのハイナー・ゲッベルスは、70年代に活動をはじめアルフレート
・23・ハルトとのデュオや、クリストフ・アンダースらとのバンド『カシーバ
ー』でオルタナティヴ・ミュージックの重要なキー・パーソンとして知られる
一方、作曲家として 多くの劇場音楽、映画音楽等を発表しています。また、
80年代より 「ミュージック・シアター」の制作を手掛け、ハイナー・ミュラ
ー作品の演出で高い評価を得ています。このアルバムは、シアター・ピース
“遠い親戚が暮らす土地”のサウンド・トラック・アルバムです。「ある期間
の全ての場面を描いたオペラ」という副題を持ち、多くの詩人による錯綜した
テキストが、語り手、バリトン歌手のソロ、16名の歌手と19人の奏者によるア
ンサンブルで演奏されます。古楽器を使用したルネッサンス様式の音楽から軍
楽隊のドラムの攻撃的なサウンドまで幅広い音楽で構成され、終始一貫、聴き
手の心をつかみ続けることでしょう。

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07-11 No.12

2007年11月10日 15時21分41秒 | Weblog
<ORFEO>
ORFEOR732072 2枚組 \4160
STEREO
ウェーバー:「魔弾の射手」
ジェームズ・キング(T マックス)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S アガーテ)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br オットカール)
マンフレート・ユングヴィルト(Bs クーノ)
フランツ・クラス(Bs 隠者)
レナーテ・ホルム(S エンヒェン)
ハインツ・ツェドニク(T キリアン)
ほか
カール・ベーム(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1972年5月28日
カール・ベームは膨大な録音を残していますが、意外なことにドイツオペラの
傑作「魔弾の射手」は録音がありませんでした。今回登場するのは、1972年5月
28日のウィーン国立歌劇場でのライヴ。ウィーンオットー・シェンクによる新
演出の初日でした。時にベーム77歳、しかし最晩年のような老いはまだ微塵も
感じられません。スタジオでは時に音楽が真面目になり過ぎるベームが、キビ
キビしたテンポで裁きつつも、音楽を豊かに膨らませ、最高です。ウィーンの
オーケストラもベームの棒に見事にくらいついています。そして豪華な歌手た
ち。ベームお気に入りのキング、ヤノヴィッツ、ヴェヒター、クラスら、この
当時のベストの布陣です。ORFの蔵出しのステレオ音源で、音も文句なし。

ORFEOR731071 \2080
グゥンドラ・ヤノヴィッツ オペラ・アリア集
モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S ドルシッラ)
オットー・ヴィーナー(Br オットーネ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
1963年4月1日,モノラル
ベートーヴェン:「フィデリオ」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S マルツェリーネ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
1962年5月25日,モノラル
ベートーヴェン:「フィデリオ」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S レオノーレ)
ルチア・ポップ(S マルツェリーネ)
アドルフ・ダラポッツァ(T ヤキーノ)
マンフレート・ユングヴィルト(Bs ロッコ)
レナート・バーンスタイン(指)
1978年1月24日,ステレオ
スメタナ:「売られた花嫁」(ドイツ語歌唱)から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S マリー)
ワルデマール・クメント(T ハンス)
ヤロスラフ・クロンブホリク(指)
1965年10月28日,モノラル
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S ドンナ・アンナ)
ヨゼフ・クリップス(指)
1967年7月15日,モノラル
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S アメーリア)
ヨゼフ・クリップス(指)
1969年3月28日,モノラル
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S エリザベッタ)
フランコ・コレッリ(T カルロ)
ホルスト・シュタイン(指)
1970年10月25日,ステレオ
ウェーバー:「魔弾の射手」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S アガーテ)
カール・ベーム(指)
1972年5月28日
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S エーファ)
カール・リッダーブッシュ(Bs ザックス)
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指)
1975年10月21日,ステレオ
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S フィオルディリージ)
カール・ベーム(指)
1975年5月22日,ステレオ
R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S アリアドネ)
カール・ベーム(指)
1976年11月20日,ステレオ
モーツァルト:「フィガロの結婚」から
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S 伯爵夫人)
ミカエル・シェーンヴァント(指)
1990年2月7日,ステレオ
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1970年代を中心に活躍した名ソプラノ、グンドゥラ・ヤノヴィッツの、ウィー
ン国立歌劇場でのライヴ録音を集めたものです。初期の娘役から、全盛期のプ
リマドンナ役まで、いずれもヤノヴィッツならではのクリアな美声を堪能でき
ます。既に全曲盤が出ているものもありますが、初出のもの、正規盤では初の
ものもあり、貴重音源あれこれです。

ORFEO689061 \2450
サリヴァン:海のクリスマス・ベル,天なる神には
ガントレット:ダビデの村の厩の内に
サンズ:神が喜びをくださるように
メンデルスゾーン:天には栄え
ヘンデル:「メサイア」から
レンドナー:ああベツレヘムよ
ウェイド:神の御子は今宵しも
レオントヴィチ:キャロル・オブ・ベルズ
パーセル:夕べの讃歌
アダン:おお聖なる夜
メイソン:諸人こぞりて
ホルスト:木枯らし寒く吹きすさび
コーネリウス:三王

パッション・デ・キュイーヴル
コンスタンツェ・バッケス(S)
金管アンサンブルによるクリスマス音楽集、というのは決して珍しくはないで
しょうが、使われている楽器が歴史的なものとなれば、俄然興味津々。パッ
ション・デ・キュイーヴルは、二本のコルネット、ホルン、トロンボーン、オ
フィクレイドという編成。19世紀末のピリオド楽器を多く用い、19世紀後半の
英国(ヴィクトリア朝の時代)で好まれた音楽を、時に和やかに、時に輝かし
く演奏しています。クリスマスの晩に、部屋を暖かくして心安らかに聞くに打
ってつけのCDです。




<King International・Altus>
=Legendary Artists Figure Series=
伝説のアーティスト・フィギュアCD・シリーズ
キングインターナショナル独占販売。世界の巨匠フルトヴェングラーを記念
するフィギュアが世界で初めて発売されます!

ALTF001 \27930
フィギュア+CD
(1)フルトヴェングラー・フィギュア
〔高さ30cm高級素材ポリストーン製手彩色〕
(2)ベートーヴェン:交響曲第9番
T.ブリーム(Sp) ヘンゲン(Ms) アンダース(Tn) ヴァッケ’(Bs)
W.フルトヴェングラー(指)
ブルーノ・キッテル合唱団ベルリン・フィル
録音:1942年3日
LP・オーディオ研究家中山 実氏によるエルプ(レーザーによるアナログ盤再
生装置)での復刻
本フィギュアは日本のトップクラスの造形作家、阿部匠氏が約1年かけ、原形
制作されたもので、一般にフィギュアは塩化ビニールなどで、絵柄も印刷が多
い中本作はポリストーン(陶器のような質感で、重量感があり、石の粉が原料)
が使われ、一体一体が筆書きによる手作業!細部至るまで丹念に再現された
逸品。高級で大量生産出来ぬ限定品。
フルトヴェングラー夫人の公認作品。夫人も巨匠の生き写しに感激。「素晴ら
しい」を連発いたしました。
付録CDはLP・オーディオ研究家中山 実氏の復刻で42年の「第9」を。なんと
エルプのレーザーで復刻しました。
現状エルプのレーザー復刻に関し最高の技術(中山氏独自の方法論)で望んで
おり、信じられぬ音質です。ティンパニーの迫力あるリアルな音など、ものす
ごい!
完全限定品。年内発売予定。




<Praga Digitals>
PRDDSD250242(SACD-Hybrid) \2780
モーツァルト:
(1)弦楽四重奏曲第15番ニ短調KV.421
(2)弦楽四重奏曲第17番変ロ長調KV.458「狩り」
(3)弦楽四重奏曲第19番ハ長調KV.465「不協和音」
プラジャーク四重奏団
ことし結成35周年を迎えたプラジャーク四重奏団が手掛けるモーツァルトの室
内楽シリーズ。「プロシャ王セット」(PRD.250026 / 廃盤)、名手モラゲスと
のクラリネット五重奏(PRDDSD.250200)などを経て、有名な「ハイドン・セッ
ト」にいよいよ着手します。第1弾は快活優美で人気の「狩り」、大胆に“不
協和音”を響かせる特徴的な序奏がニックネームの由来となった第18番、そし
て全6曲中唯一の短調による第15番の3曲。チェコ屈指の名門アンサンブルが奏
でる音楽は香りと味わい豊か。“SACDのプラハ”が培ったこれまでの豊富な経
験が蓄積された優秀録音であることも大きなポイントといえるでしょう。




<audite>
AU91553(SACD-Hybrid) 2枚組 \4760
エドゥアルト・フランク(1817-1893):
(1)ヴァイオリン・ソナタ ハ短調Op.19
(2)同 イ長調Op.23
(3)同 ホ長調Op.60
(4)同 ニ長調 遺作(1861)
クリスティアーネ・エディンガー(Vn)
ジェームズ・トッコ(P)
アウディーテが力を入れる「ドイツのフランク」の最新作。1853年から61年の
間に、エドゥアルト・フランクによって書かれた4つのヴァイオリン・ソナタ。
聴いてみるとその新鮮さと独創性に驚かされるいっぽうで、響きの上では師メ
ンデルスゾーンとの繋がりも感じさせ、またアルカンあたりのフランス音楽の
影響もみられます。演奏は当シリーズではおなじみのリューベック音楽大学で
ともに教鞭をとるコンビ。




<HUNGAROTON>
HCD11650/51 2枚組 \4160
リスト:オラトリオ「聖エリーザベトの伝説」R.477
コロシュ・コヴァーチュ(Bs:チューリンゲン方伯へルマン)
エルジェーベト・コムロッシ(Ms:方伯夫人ゾフィー)
シャーンドル・ショイオム=ナジ(Br:その息子、方伯ルートヴィヒ)ほか
ヤーノシュ・フェレンチク(指)
スロヴァキア・フィルハーモニックO.&Cho.、ブラチスラヴァ放送児童Cho.
録音:1973年6月14日-7月17日スロヴァキア・フィルハーモニー、コンサート
・ホール
リストがワイマール時代に着想し、ローマ時代の1857-62年に書き上げた大作
オラトリオ「聖エリーザベトの伝説」。バイエルン国王ルートヴィヒ2世に献
呈されたこの作品は、実在したハンガリーの王女エリーザベト(1207-31)の生
涯をベースにしています。チューリンゲン方伯ルートヴィヒの未来の花嫁とし
て、わずか4歳でヴァルトブルクに連れてこられた彼女は、その過酷な運命に
絶望することなく貧者への慈善活動にはげみ、死後に聖人の列に加えられてい
ます。全曲を通じて特徴的なのがワーグナーを意識したライトモチーフの使用
で、聴き逃せないポイントとなっています。
フンガロトンにリストの作品を多数遺したフェレンチクによる決定的な録音が、
ことし2007年の指揮者生誕100周年を機にようやくCD化されます。

HCD32461 \2080
「エルジェーベト・コムロッシ-アリア集」
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」、「イル・トロヴァトーレ」、「アイーダ」
エルケル:バーンク・バーン
サン=サーンス:サムソンとダリラ
ワーグナー:ラインの黄金
ムソルグスキー:ホヴァンシチナ
コダーイ:紡ぎ部屋
ビゼー:カルメン
よりアリアと場面
エルジェーベト・コムロッシ(Ms)
ヤーノシュ・フェレンチク、エルヴィン・ルカーチ(指)
ハンガリー国立歌劇場O.&Cho.
録音:1967、1968年
ハンガリーが誇る往年のメッツォ、コムロッシのアリアと重唱集。

HCD10326 \2080
「ツルは旅立つ-ハンガリーの歌とチャールダーシュ」(全23曲)
エルネー・カーライ・キシュ(Cl) 
カーロイ・ヴァダース“マンチ”(ツィンバロン)
ジュラ・ボーニ(Va) アンドル・ボーニ“チェメット”(コントラバス)
録音:2007年3月12-14日フンガロトン・スタジオ

HCD10302 \2080
「ザ・ジプシー・キング・オブ・ザ・クラリネット / エルネー・カーライ・
キシュ」
ジプシー・ロマンス、トンネルのチャールダーシュほか全34曲
エルネー・カーライ・キシュ(Cl)
エルネー・カーライ・キシュJr.&ジプシー・バンド
クラリネットの名手による、ロマのスタンダード・ナンバー集。

HCD32451 \2080
(1)ヨハン・クリストフ・ペーツェル(1639-1694):5声部の金管音楽(1685)
(2)ゴットフリート・ライヒェ(1667-1734):24の新しいカルテット集(1696)
エヴァルド金管五重奏団
録音:2007年1月4-6日フンガロトン・スタジオ
町音楽師(Stadtpfeiferは直訳すると、町の笛吹き)は、市民生活のいろいろな
機会で音楽を提供するのがその務めでした。結婚式で、教会で、地元の祝祭日
に演奏したり、さらには一日に二回、町の塔から時を告げる音楽(タワー・ソナ
タ、タワー・ミュージック)も重要な仕事でした。コルネット、トランペット、
トロンボーンなど、4あるいは5つの金管楽器で演奏されました。ここに収めら
れた音楽はまさにそうしたもの。
ペーツェルとライヒェは、だいたい17世紀から18世紀ごろの間に、ライプツィ
ヒで町音楽師の地位にあった音楽家たち。とくに、ここに聴く色彩豊かなファ
ンファーレを書いたライヒェは、ライプツィヒに着任して以降のJ.S.バッハの
カンタータにおける超絶トランペット・パートは、その腕前を見込んで書かれ
たといわれるほどの名手でした。

HCD32455 \2080
ヨハン・フリードリヒ・ルーエ(1699-1776):
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロ ハ長調(*)
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソロ イ短調(*)
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのための組曲ニ長調
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ト長調(*)
ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ニ短調(*)
シャーンドル・サースヴァーロシ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
コウサイ・H.マフディ・カッドゥリ(バロック・チェロ)
*アンゲリカ・チズマディア(ハープシコード)
録音:2006年6月6-11日フンガロトン・スタジオ
591733年から1776年の間マグデブルク大聖堂のカペルマイスターという要職に
ありながら、死後はすっかり音楽史から消え去ってしまったルーエ。おそらく
1740年から1750年の間に書かれたと考えられるガンバのための作品の数々はと
ても優雅。これはチューリンゲンのアーカイヴのグライツ・コレクションにか
ろうじて残存していた、ごくわずかにしか知られていないルーエの貴重な録音
となります。

HCD32489 \2080
ヨハン・B. シュペヒ:
(1)ソナタ ヘ長調Op.5
(2)同:恋の陶酔Op.33
(3)同:6つの歌曲Op.27より第4番 / 第6番
(4)同:6つの歌曲Op.23より第1番 / 第2番 / 第4番
(5)同:3つのフーガOp.39
(6)同:ロマンス
(7)同:3つのイタリア語歌曲Op.34
(8)同:主題と変奏
アニコー・ホルヴァート、アーグネシュ・ラツコー(フォルテピアノ)
(2)-(4)(6)(7)カタリン・ハルマイ(Ms)
録音:2006年11月13-17日フンガロトン・スタジオ
現ブラチスラヴァ(当時のハンガリー領ポジョニ)に生まれ、ウィーンでハイド
ンに学んだシュペヒ。フェステティチQ.による弦楽四重奏曲集(HCD.31945)に
つづく第2弾では、ロマン派様式をハンガリーに送り込んだことで、もっとも
重要とされる歌曲を多く含んでいます。

HCD32497 \2080
パレストリーナ:「聖母への祈り」
(1)5声の宗教的マドリガーレ集第2巻(1594年刊)
[「不滅の父からお生まれになった不滅のみ子」「もしここからの声が」「今
やあなただけが」「お与え下さい、天への階段と門を」「かつて私の汚れた手
で」「お与え下さい、紅色のばら」「もし未来の死への懸念が」「選び抜かれ
た没薬」「崇高なヒマラヤ杉」「生き生きと輝くあなたの水で」「もし苦々し
い胆汁と」「あなたが閉じこもり」「もしみだらに燃え上がる火で」「邪悪な
地獄のヒュドラに勝った方」「神の都」「聖なる祭壇」「あなたは砦の塔」
「鏡よ、お前はとてもなめらかでくもりがなく」「ギデオンの羊毛」「生まれ
たばかりの暁」「この聖霊」「無数のベッド、無数の罪から」「石の祭壇の上
で常に」「あなたの慈悲が」「この確かな希望」「それどころか火と鉄が」
「あなたの明るく輝かしい火で」「乙女たちの女王」「神のみ母よ、最後には」
「御身、主よ」]、
(2)聖母マリアのための連祷(5声の)、
(3)聖母マリアのための連祷(6声の)
ゾルターン・カルマノヴィツ(指)コルヴィナ・コンソート
録音:2007年フンガロトン・スタジオ
5パレストリーナの最晩年に刊行されたこの曲集は、収録曲に聖母マリアに関
わりのあるものが多いことと宗教的な意味合いから、パレストリーナ作品の特
質である明瞭なテクスチュアを、最も効果的な形で具えています。演奏するコ
ルヴィナ・コンソートはド・ラリューのシャンソン(HCD32018)、ル・ジュヌの
詩篇歌(HCD32189)、S.ロッシのソロモンの雅歌(HCD32350)と、この分野の曲を
得意とする中堅の団体。曲の特質を生かした深みのある演奏をしています。

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07-11 No.11

2007年11月10日 15時17分10秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
DVBW-5121289d(DVD-Video) \2850
バラッド・フォー・エドヴァルド・グリーグ
ノルウェー語によるアンスネスへのインタヴュー 英語字幕付 約55分
バラッド ト短調にフォーカスを当て、グリーグとアンスネス自身が語られて
います
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 約30分
w/ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、
オーレ・クリスティアン・ルード指揮
グリーグ・ホールでのライヴ演奏
トロルドハウゲンからの抒情小曲 約21分
ノルウェーのトロルドハウゲンにあるグリーグの自宅でグリーグ所有のスタン
ウェイ・ピアノでの抒情小曲集からのセレクションを演奏。またグリーグ所有
のピアノを弾く感想と抒情小曲集への係わりを語ります。
演奏曲/1.アリエッタOp.12-1; 2.ノルウェーの旋律Op.12-6; 
3.民謡Op.12-5;4.郷愁Op.57-6; 5.あなたのおそばにOp.68-3; 
6.トロルドハウゲンの婚礼の日Op.65-6
以上 レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
没後100年を迎える母国の大作曲家グリーグへの思いを込めたアンスネスの
映像作品
アマレイ・ボックス、4Pブックレット

<EMI CLASSICS>
CZS-5150862 2枚組 \1980
キングズ・カレッジ合唱団/クラシカル・クリスマス・キャロル集
CD1
Once in royal David's city
Ding dong! Merrily on high
O come, all ye faithful
The Holly and the Ivy
Hark! The herald angels sing
Silent Night
While shepherds watched 以上 デイヴィッド・ウィルコックス指揮
In the bleak midwinter
God rest you merry, gentlemen
The Lamb 以上 スティーヴン・クローベリー指揮
Angels, from the realms of glory
Adam lay ybounden 以上 フィリップ・レッジャー指揮
Weihnachtslieder
I saw a maiden
Whence is that goodly fragrance flowing?
Quem pastores laudavere
Tomorrow shall be my dancing day 
以上 デイヴィッド・ウィルコックス指揮
A maiden most gentle
A Spotless Rose
Sans Day Carol
I wonder as I wander
The Cherry Tree Carol
I sing of a maiden
Gabriel's Message 以上 フィリップ・レッジャー指揮
Personent hodie デイヴィッド・ウィルコックス指揮
CD2
The First Nowell
In dulci jubilo
O little town of Bethlehem
I saw three ships 以上 フィリップ・レッジャー指揮
It came upon the midnight clear デイヴィッド・ウィルコックス指揮
Away in a manger フィリップ・レッジャー指揮
Sussex Carol
O com, O come, Emmanuel
Myn Lyking
Jesus Christ the Apple Tree
All my heart this night rejoices
以上 デイヴィッド・ウィルコックス指揮
Dormi, Jesu
Riu, riu, chiu
O Jesulein suss 以上 スティーヴン・クローベリー指揮
The Shepherds' Cradle Song
How far is it to Bethlehem?
The Truth from Above 以上 デイヴィッド・ウィルコックス指揮
Up! Good Christian folk and listen
Remember, O thou man
Quittez, pasteurs 以上 フィリップ・レッジャー指揮
The Lord at first did Adam make
The Infant King
A child is born in Bethlehem
And all in the morning
Of the Father's heart begotten 以上 デイヴィッド・ウィルコックス指揮
Chorale Preludes BWV714-40; In dulci jubilo BWV729/トマス・トロッター
キングズ・カレッジによるクリスマス・キャロル名曲集 全50曲
ブリリアント・ボックス 12Pブックレット



<Signum Classics>
SIGCD 110 \2180
A・ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調Op.88/交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》
尾高忠明(指揮)、札幌交響楽団
レコード芸術6月号に特集記事が掲載されて以来リリースへの期待が高まって
いた尾高忠明&札幌交響楽団の新録音がシグナム・クラシックスよりいよいよ
登場!
尾高忠明&札幌交響楽団のコンビは2001年にシャンドスから「武満徹、細川俊
夫、尾高惇忠」の作品集(CHAN 9876/MCHAN 9876)をリリースしており、こ
のドヴォルザークは海外のレーベルからのリリース第2弾となる。
今回のレコーディグ&リリースは札幌交響楽団の創立45周年記念事業の1つと
して実現したものであり、オーケストラのメンバーとマエストロ尾高のレコー
ディングに対する凄まじい気合と集中力が演奏からストレートに伝わってくる。
世界各国のオーケストラのレコーディングでセッション録音が大きく減少しラ
イヴ録音が中心となっている現状で、敢えてセッション録音に取り組んだ尾高
&札響の姿勢は高く評価されるべきものであろう。
札響の本拠地である札幌コンサートホールKitaraで2007年3月28日と29日に録
音が行われたドヴォルザーク。日本が世界に誇る名演がまた1つここに誕生と
なったのである。
ちなみにシグナム・クラシックスからはもう1枚のリリースが決定しており、
気になるその内容はなんとエルガーの交響曲第3番&威風堂々第6番!もちろん
日本のオーケストラとしては初の録音となるだけにこちらへの期待度も絶大だ。




<UNIVERSAL US>
B0009836-02 \1850
「サプライズ !」 Surprise!
ウィリアム・ボルコム:キャバレー・ソング集
[オーケストレイション:W.ボルコム/詩:アーノルド・ワインスタイン]
Surprise!
役者
ブラック・マックスの歌
アモール
歯磨きの時間
The Total Stranger in the Garden
ジョージ
[以上、世界初録音]
シェーンベルク:ブレットル・リーダー(キャバレー・ソング集)
[オーケストレイション:パトリック・ダヴァン(〈夢遊病者〉のみ作曲者
による)]
ギーゲールレッテ
それぞれに取り分を
警告
ガラテア
夢遊病者
素朴な歌
満ち足りた恋人
アルカディアの鏡からのアリア
サティ[オーケストレイション:〈ダフェネオ〉ロベール・キャビー、〈あな
たが欲しい〉ウィリアム・ボルコム]
エンパイア劇場のプリマ・ドンナ
優しく
ダフェネオ(伊達男)-《3つの歌》
あなたが欲しい
乗合バス
ミーシャ・ブルガーゴーズマン(S) ウィリアム・ボルコム(Pf)[サティ]
BBC交響楽団 指揮:デイヴィド・ロバートソン
コープランドとバーバーの歌曲アルバムや、ベルリオーズ《夏の夜》やマスネ
を歌ったアルバム『Extase』、また、つい最近では、フランツ・ウェルザー
=メスト/クリーヴランド管弦楽団とのベートーヴェン《第9》のDGのディス
クでいよいよその名が浸透してきたミーシャ・ブルガーゴーズマン。
Brueggergosmanという彼女の現在の姓は、結婚したパートナーであるスイス人
のマルクス・ブリューガーの姓と、ミーシャ自身の旧姓ゴズマンを連結して作
ったものです。カナダ出身の彼女は、その美しい声で既に数多くの受賞歴を誇
り、世界中のマスコミからも「あらゆるものを包み込む温かさと喜び」と高く
評価され、若き日のジェシー・ノーマンに比されてまでいる実力派。地元カナ
ダでは、ヒップ・ホップやジャズからオペラまで紹介するTV番組『トロント・
シングズ』でホストを務めたこともあり、多くのメディア・イヴェントから出
演依頼を受けている人気歌手なのです。DGへの初ソロ・アルバムとなる当ディ
スクは、2007年秋に北米でリリースされるもので、ミルズ・カレッジでミヨー
に、さらにパリ音楽院でメシアンに師事し、ピュリツァー賞や3回のグラミー
賞、他に輝く作曲家ウィリアム・ボルコムが書いた新作オーケストラ伴奏歌曲
のオリジナル・セレクションを含んでいるのはきわめて興味深い(そのほとん
どは世界初録)。ちなみにボルコム作品は日本のクラシック・シーンではウィ
リアム・ブレイクの詩に付曲した《無垢と経験の歌》や、ユニバーサル系であ
るargoレーベルからリリースされているセルジュ・ルカ独奏、デニス・ラッセ
ル・デイヴィス指揮アメリカン・コンポーザー管弦楽団によるヴァイオリン協
奏曲のディスクなどで聴くことができます。当アルバムには、ボルコム作品の
他に、シェーンベルクの《ブレットル・リーダー(キャバレー・ソング集)》と
サティのシャンソンが組み合わされています。サティでは、ミーシャの歌を聴
いて参加を決めたというボルコムが自らピアノを弾いているのも聴きどころの
ひとつでしょう。

B0010175-02 \1850
ユンディ・リ&小澤/ベルリン・フィル
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調作品16
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ユンディ・リ(Pf)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:小澤征爾
2007年5月24-27日、フィルハーモニー、ベルリン
(プロコフィエフのみライヴ収録)
中国出身のピアニスト、ユンディ・リ。今年2007年は、彼が生まれ故郷の重慶
で開催された子供アコーディオン・コンクールで優勝してから20年目に当たり
ます。ピアノを始めたのは、その後の1989年で、91年にはプロのピアニストに
なろうと考え、2000年にはショパン・コンクールで優勝と、破竹の勢いで進化
を遂げてきた天才。DGとは2001年に契約し、『ショパン・リサイタル』を皮切
りに、これまでに続々とリリースを重ねています。今回8枚目となるニュー・
アルバムは、ショパン&リストに続く協奏曲第2弾。吟味して選ばれたのはラ
ヴェルとプロコフィエフの2作です。ラヴェルはともかく、プロコフィエフは
なかなか珍しい選曲でしょう。ユンディ・リはあるインタヴューで、プロコ
フィエフの第2協奏曲を、自分の持ち曲としたいこと、また頻繁に弾くことで
この作品を人気作品にしたいことなどを語っていました。初演時にあまりの斬
新さにスキャンダルを招いたというこの作品(もっとも、現在演奏されている
のは、オリジナルを紛失してしまったプロコフィエフが記憶を頼りに書き直し
たやや毒が薄まったヴァージョンだというが)が、ユンディ・リの華麗なテク
ニックでどう演奏されているか、是非ご自分の耳で確かめていただきたいと思
います。共演は彼が師と仰ぐ小澤征爾。オーケストラがベルリン・フィルとい
うのも豪華の極みです。

B0009506-02 2枚組 \2180
「The #1 オペラ・アルバム II」
DISC1
あれかこれか-ヴェルディ歌劇《リゴレット》
慕わしい人の名は-ヴェルディ歌劇《リゴレット》
清きアイーダ-ヴェルディ歌劇《アイーダ》
ムゼッタのワルツ-プッチーニ歌劇《ラ・ボエーム》
愛の歓びよ、早く来い-モーツァルト歌劇《フィガロの結婚》
そよ風に-モーツァルト歌劇《フィガロの結婚》
夜の女王のアリア-モーツァルト歌劇《魔笛》
何と美しい絵姿-モーツァルト歌劇《魔笛》
パ、パ、パ、パ、パ、パ、パパゲーノ-モーツァルト歌劇《魔笛》
酒が回っている内に-モーツァルト歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
輝けるセラフたちを-ヘンデル:オラトリオ歌劇《サムソン》
ああ、かくも素直で愛らしい-フロートー歌劇《マルタ》
今の歌声は心に響く-ロッシーニ歌劇《セビーリャの理髪師》
妙なる調和-プッチーニ歌劇《トスカ》
清らかな女神よ-ベッリーニ歌劇《ノルマ》
春風よ、何故私を目覚めさるのか-マスネ歌劇《ウェルテル》 他
DISC2
なんと美しい夢-プッチーニ歌劇《つばめ》
空と海-ポンキエッリ歌劇《ジョコンダ》
夏の名残の薔薇-フロトウ歌劇《マルタ》
私の亡くなった母が-ジョルダーノ歌劇《アンドレア・シェニエ》
涙の流れるままに(私を泣かせて下さい)-ヘンデル歌劇《リナルド》
君は我が心のすべて-レハール:オペレッタ歌劇《微笑みの国》
愛の家よ、さようなら-プッチーニ歌劇《蝶々夫人》
この柔らかなレースの中で-プッチーニ歌劇《マノン・レスコー》
あなたたち、ブルネット、ブロンドの美人の中で-プッチーニ歌劇《マノン・
レスコー》
優しい魂よ-ドニゼッティ歌劇《ラ・ファヴォリータ》
友よ、ありがとう-ヴェルディ歌劇《シチリア島の夕べの祈り》
ああ、美しい人-ヴェルデ歌劇《トロヴァトーレ》
不思議だわ……ああ、そはかの人か……花から花へ-ヴェルディ歌劇《椿姫》
夜が静まった時-ヴェルディ歌劇《ルイザ・ミラー》
愛の死-ワーグナー楽劇《トリスタンとイゾルデ》他
Various Artists
10万枚以上を売り上げた大ヒット・アルバム『The #1/オペラ・アルバム』。
大好評につき、続編に当たる「オペラ・アルバム II」が登場。収録作品は豊
富な音源を誇るDGらしく、モーツァルト、ヴェルディ、プッチーニ、ロッシー
ニ、ワーグナーら主要オペラ作曲家による名曲ばかりが網羅されています。
さらに、それらの傑作アリアが、パヴァロッティやフレミング、ドミンゴ、
サザーランド、ターフェル、バルトリといった綺羅星のようなスター歌手た
ちばかりによって歌われているのだから、もうこれ以上望むものなどないで
しょう。収録作品は36トラック、収録時間もたっぷり2時間半以上、超お得盤
です。

B0009443-02 2枚組 \2180
「バッハ・アダージョ」
バッハ:
DISC1
G線上のアリア
羊は安らかに草を食み
三重協奏曲-第2楽章
シンフォニア
ブランデンブルク協奏曲第5番-第2楽章
ゴルトベルク変奏曲-アリア
イタリア協奏曲-第2楽章
ヴァイオリン協奏曲第1番-第2楽章
チェンバロ協奏曲第5番-第2楽章
管弦楽組曲第2番-サラバンド
オーボエ協奏曲-シチリアーノ
クリスマス・オラトリオ-シンフォニア
フルート・ソナタ第3番-ラルゴ
リュート組曲ト短調-ガヴォット
DISC2
2つのヴァイオリンのための協奏曲-第2楽章
フルートとハープのためのソナタ-シチリアーノ
ヴァイオリン協奏曲第2番-第2楽章
ブランデンブルク協奏曲第2番-第2楽章
チェロ・ソナタ第1番-第2楽章
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調-第2楽章
オーボエ・ダモーレ協奏曲-第2楽章
パルティータ第1番-プレルーディウム
ブランデンブルク協奏曲第4番-第2楽章
パルティータ ニ短調-サラバンド
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ニ短調-第2楽章
平均律クラヴィーア曲集第1巻-第1番前奏曲
メヌエット ニ短調
ハープ組曲-ガヴォット
主よ、人の望みの喜びよ
Various Artists
かつて一世を風靡した『カラヤン・アダージョ』に始まる「アダージョ・シリ
ーズ」ブーム。今回加わるのは、ドイツの大作曲家ヨーハン・ゼバスティアン
・バッハ。《G線上のアリア》をはじめ、数多くの傑作を生んだバッハの作品
は、まさに名旋律の宝庫です。その中でもさらに選り抜きのメロディを集め、
マリナー、ホリガー、シフ、ブレンデル、ペペ・ロメロ、シェリング、シュタ
ルケルといった、各分野のトップ・アーティストたちによる磨き抜かれた名演
奏で収録したのがこのアルバム。全30トラック、収録時間2時間以上、超お得
盤です。

B0009817-02 \1850
「ホーム・フォー・クリスマス」
[収録作品]
1 そりすべり-アーサー・フィードラー&ボストン・ポップス
2 アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス-ロニー・アルドリッチ&ロン
ドン・フェスティヴァル管弦楽団
3.メリー・ディドゥ・ユー・ノウ?-ヘイリー
4.ロスト・イン・ザ・スノウ-ラッセル・ワトソン
5 クリスマス・ブルース-マット・ダスク
6 クリスマス.ソング-ヘイリー
7 あなたにささやかなクリスマスを-ジュディ・ガーランド
8 山に登りて告げよ-モーリス・ロビンソン&サイラス・チェスナット
9 クリスマスの12日間-ケンブリッジ聖ジョンズカレッジ聖歌隊
10 ウィンター・ワンダーランド-キリ・テ・カナワ
11 アウェイ・イン・ザ・マネージャ-ヘイリー
12 スオ・ガン-ケンブリッジ聖ジョンズカレッジ聖歌隊
13 聖なる夜-ナナ・ムスクーリ
14 鐘のキャロル-ムジカ・サクラ
15 もろびとこぞりて-ロンドン交響楽団
16 ホワイト・クリスマス-ブリン・ターフェル
17 サンタが街にやってくる-アーサー・フィードラー&ボストン・ポップス
18.クリスマスタイム・メドレー-ザ・スイングル・シンガーズ
19 赤鼻のトナカイ-アーサー・フィードラー&ボストン・ポップス
20 クールなクリスマス-マット・ダスク
21 ジングル・ベル-ダニー・ケイ
Various Artists
クリスマスはツリーやおいしい食事を囲んで、家族や友人と過ごすのが一番。
そんな聖なる一夜を素敵な音楽で彩ってはいかが? このアルバムには、新旧
のスタイル(時にスゥイング調も!)で編曲されたクラシック作品と、最新の
曲が組み合わされて収録されているので、皆で楽しめるようになっています。
また、これら様々なクリスマス・ソングを演奏しているのは、ヘイリー、ラッ
セル・ワトソン、マット・ダスク、モリス・ロビンソン、サイラス・チェス
ナット、ナナ・ムスクーリ、スウィングル・シンガーズ、ボストン・ポップ
ス、ジュディ・ガーランド、ダニー・ケイ、他、豪華なメンバーというのも
大きな魅力。21トラック、1時間以上の収録時間という超お得盤。




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 015 \2300
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
ヘンリク・シェリング(Vln)
ジャック・ティボー指揮、パリ音楽院管弦楽団
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「春」 
ミシェル・オークレール(Vln)ジェネヴィーヴ・ジョワ(pf)
シェリングのベートーヴェンの協奏曲は数種遺されているが、これは記念すべ
き初録音。そして伴奏指揮はあの大ヴァイオリニスト、ジャック・ティボーで
ある。大御所のサポートの下、若きシェリングはのびのびと快活なベートー
ヴェンを奏でている。
またカップリングに同じくティボーが後押ししていたオークレールの「春」を
収録。彼女のベートーヴェンは珍しく、何とも流麗な演奏を聴かせる。




<MEMORIES>
MR2039 \1680
モノラル
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
カラヤン指揮ベルリンフィル、
ヘドヴィヒ合唱団、
シュワルツコップ(S),ヘフゲン(A)、ヘフリガー(T)、フリック(Bs)
1957年4月25日ベルリン高等音楽院ホール・ライヴ
フルトヴェングラー没後、完全にベルリンフィルを掌握し、ヨーロッパ音楽界
の帝王として君臨し始めた頃のライヴ、ちなみにこの年の11月にはベルリン
フィルと初の来日公演を行っております。ベルリンフィルとの第1回ベートー
ヴェン全集は1961年、1962年の録音ですから、丁度フィルハーモニア管との
ベートーヴェン全集との中間に位置する時期でもあり興味は尽きません。この
頃のカラヤンはエネルギー全開で例のだみ声の唸りは随所に聴かれ、高揚を隠
せません。ベルリンフィル創立75周年という記念コンサート。会場にはセレブ
が集ったことでしょう。流麗な中にもゴツゴツとした弦楽器のざわめきや野太
い金管の咆哮が散見されるのもこの時代のベルリンフィルならではです。世界
初CD化となる超名演です。

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07-11 No.10-1

2007年11月10日 15時11分42秒 | Weblog
<MV CREMONA>
MVC005-011 \2180
ジャコボ・バゼーヴィ・チェルヴェット(1682頃-1783):
3つのチェロのための6つのソナタ Op.1(1741)
第1番イ短調(*),第2番変ロ長調,第3番ト短調(*),
第4番ハ長調,第5番イ長調,第6番ハ短調(*)
マルティン・ツェラー、マルコ・フレッツァート(チェロ)
ニコラ・ダル・マーゾ(ヴィオローネ)
ロベルト・ベヴィラックァ(コントラバス(*))
ステファノ・デミキエーリ(チェンバロ、オルガン)
録音:2005年5月20-25日、イタリア、ヴェネト州パドヴァ県モンセリーチェ、
大聖堂
チェルヴェットはイタリアに生まれたのチェロ奏者・作曲家。1738-1739年頃
に英国ロンドンに移住し演奏家として活躍。ユダヤ人でしたが英国でキリスト
教に改宗、100歳を超える天寿を全うし国教会式で埋葬されました。作品の数
こそ少なかったものの、チェルベットは18世紀前半にイタリアの音楽様式を
英国に「輸出」した音楽家の一人とされており、チェロ音楽においてバロッ
ク、ギャラント、そして前古典派的要素を並列させた重要な作曲家と見なさ
れています。
ロンドンで出版された「3つのチェロのための6つのソナタ」は正式には「3つ
のチェロ、または2つのヴァイオリンと通奏低音のための6つのソナタまたはト
リオ」で、第3チェロのパートは通奏低音風の平易なものであることから、コ
レッリ以来の伝統に則ったトリオ・ソナタの形式の上にギャラント様式を展開
された作品と見ることができます。当盤では、第3チェロ・パートをヴィオロ
ーネで演奏し、曲によりコントラバスも加わる形がとられています。
マルティン・ツェラーはチューリヒ音楽院でチェロを学び、さらにロンドンで
ウィリアム・プリースに師事した後、バーゼルのスコラ・カントールムでクリ
ストフ・コワンにバロック・チェロを、パオロ・パンドルフォにヴィオラ・ダ
・ガンバを師事。現在バーゼル室内管弦楽団首席奏者およびブロネイ(スイス)
のヒンデミット音楽センターの室内楽教師を務めながら、ピリオド楽器アンサ
ンブルと共演しチューリヒ音楽院でバロック・チェロの教授を務めるなど、ま
さにモダーン&ピリオド両刀使いで活躍しています。
マルコ・フレッツァートはパルマのボーイト音楽院でチェロを学び、さらにマ
リオ・ブルネッロにチェロ師事した後、古楽に興味を抱きミラノ市立音楽学校
でガエターノ・ナシッロにバロック・チェロを師事。1993年から1997年までト
リオ・シューマンのメンバー(モダーン・チェロ)。2002年以来アッカデーミア
・ビザンティナの首席チェロ奏者。古典派からロマン派に至る弦楽三・四重奏
作品をピリオド楽器で演奏するアレア・アンサンブルの創設メンバーでもあり
ます。

●旧譜全点のご案内
MVC000-002 \2180
ストラディヴァリウスの時代、クレモナの器楽
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):
カンツォンまたは協奏的教会・室内ソナタ集第3巻 Op.12 から
ソナタ第16番ハ長調「ラ・ダーダ」/同第13番ハ長調「ラ・マントゥア」
カルロ・ピアッツィ(1655-?):
バレット、クーラント、ジーグ、サラバンド集第1巻 Op.2(1681)から
バレット第2番ニ長調/同第6番ト長調
ガスパロ・ヴィスコンティ(1683-1731):
ヴァイオリン・ソナタ集」Op.1-第2番イ長調/第7番ヘ長調
アンドレア・ザーニ(1686-1757):
室内ヴァイオリン・ソナタ集 Op.3 から 第1番変ロ長調
カルロ・ズッカーリ(1704-1792):
ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 から 第7番ニ短調/第12番ト長調
アンドレア・ロニョーニ、マルチェッロ・ヴィッラ(ヴァイオリン)
マルコ・フレッツァート(チェロ)
レオナルド・モリーニ(チェンバロ)
マルコ・ルッジェーリ(スピネット)
ディエゴ・カンタルーピ(テオルボ)
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
録音:1999年5月3-5日、クレモナ県コルテターノ、聖マッテオ・アポストロ
教会(17世紀建築)
2000年5(4?)月25-26日、パルマ県ピッツォ、聖ジョルジョ教会(18世紀建築)
世界初録音。ピアッツィはクレモナ大聖堂の歌手・合唱長を務めた音楽家。

MVC000-003 \2180
カルロ・ズッカーリ(1704-1792):
ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1(1747)
アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
マルコ・フレッツァート(チェロ) レオナルド・モリーニ(チェンバロ)
ディエゴ・カンタルーピ(テオルボ)
録音:2000年4(5?)月25-26日、パルマ県ピッツォ、聖ジョルジョ教会(18世紀
建築)
ズッカーリはクレモナ近郊のカサルマッジョーレに生まれ、ガスパロ・ヴィス
コンティに師事した音楽家で、ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティー
ニの協力者としても知られています。

MVC001-004 \2180
アンドレア・ザーニ(1696-1757):
ヴァイオリン・ソナタ集「愛の思い」Op.5
アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
マルコ・フレッツァート(チェロ) レオナルド・モリーニ(チェンバロ) 
ディエゴ・カンタルーピ(テオルボ)
録音:2001年1月7-9日、クレモナ県ソレシーナ、サラ・デル・ポデスター、
24bit/96KHz
世界初録音。ザーニはクレモナ近郊のカサルマッジョーレに生まれ、カルダー
ラに出会ってウィーンで活躍後、故郷に戻って活動を続けた音楽家で、ヴィ
ヴァルディとも接触があったといわれています。

MVC001-005 \2180
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):
カンツォンまたは協奏的教会・室内ソナタ集第3巻 Op.12
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
クラウディア・コムズ、アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
マルコ・ロザサールバ(リコーダー) マルコ・フレッツァート(チェロ)
ロドニー・プラーダ(リローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
マリーナ・モレッティ(ハープ)
フランチェスコ・モイ(チェンバロ) ディエゴ・ンタルーピ(テオルボ)
録音:2001年9月20-22日、クレモナ県ソレシーナ、サラ・デル・ポデスター、
24bit/96KHz
クレモナ生まれのメールラは、ヴェネツィア楽派の様式を取り入れた、当時
の最も進歩的な作曲家の一人。MVC000-002との重複テイクはありません。

MVC001-006 \2180
天の守り、クレモナ クレモナ大聖堂のための音楽(1610-1620)
ニコロ・コッラディーニ(16世紀終-1646):
リチェルカーレ 第8旋法/サンクティフィカミニ・ヴォス
ソナタ「ラ・スフォンダータ」/エクスルターテ・デオ
カンターテ・ドミノ/スパルジテ・フローレス/アウディ・メ
ソナタ「ラ・マルカ」/デリチエ・メエ・エセ・クム・クリスト
プロスペラ・ルクス・ヴェニト/リチェルカーレ第9旋法
ベルナルド・コルシ(?-1629):
スルジェ・プロペラ・アミカ・メア/ラウダーテ・ドミヌム
カンターテ・ドミノ/オー・サクルム・コンヴィヴィウム/
アスピチェ・ドミネ
アンサンブル・ラウラ・ソアーヴェ
イラリア・ジェロルディ、ディアナ・ペラガッティ(ソプラノ) 
セルジョ・フォレスティ(バス)
アンドレア・ロニョーニ、シルヴィア・コッリ(ヴァイオリン)
マルコ・フレッツァート(チェロ) 
レオナルド・モリーニ(スピネット、オルガン)
フランチェスコ・モイ、ステファノ・モラルディ(オルガン)
ディエゴ・カンタルーピ(テオルボ)
録音:2001年10月15-17日、クレモナ県カサルマッジョーレ、聖キアラ修道院。
24bit
ニコロ・コッラディーニはクレモナ大聖堂のオルガニスト、後に同大聖堂ラウ
ディ礼拝堂楽長を務め、この地に没した音楽家。ベルナルド・コルシはクレモ
ナ生まれの修道士で、教会音楽の作曲も行いました。

MVC002-006 \2180
KLANG!
フランツ・シュレーカー(1878-1934):8つの歌曲 Op.7
アルバン・ベルク(1885-1935):4つの歌曲 Op.2
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):4つのキャバレー・ソング
ハンス・アイスラー(1898-1962):3つのバラード Op.18
クルト・ヴァイル(1900-1950):
サロンの歌/スラバヤ・ジョニー/雨が降る/別れの手紙
アテム・デュオ
スザンナ・アヴァンジーニ(ソプラノ)
ソニア・ブリアント(ピアノ)
録音:2001年7月、レッジョ・エミリア県カステルノーヴォ・ネモンティ

MVC002-008 \2180
モーツァルト:
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563(全6曲)
アレア・アンサンブル
アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
ステファノ・マルコッキ(ヴィオラ)
マルコ・フレッツァート(チェロ)
イタリア・バロックのレパートリーで名演を聴かせたロニョーニがモーツァル
トに挑戦した注目盤です。24bit/96kHzレコーディング&エディティング。

MVC002-009 \2180
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー
(ヨハン・ヒエロニムス・カプスベルガー;1580頃-1651):
キタローネ曲集第3巻
キタローネ曲集第3巻(1626)から
トッカータ第2番-第8番/ガリアルダとパルティータ/
コッレンテ第1番とパルティータ/コッレンテ第2番とパルティータ/
Ancidetemi pur(4声のマドリガーレ・パッセジャート)/
Com'esser può(5声のマドリガーレ・パッセジャート)
キタローネ曲集第4巻(1640)から ベルガマスカ(*)
ディエゴ・カンタルーピ(キタローネ)
クラウディオ・ヌッツォ(通奏低音;キタローネ、バロック・ギター)
録音:2002年8月17-19日、ロンバルディア州ソンドリオ県ポンテ・イン・ヴァ
ルテッリーナ、
聖マウリツィオ教会
生涯をイタリアで過ごしたドイツ人、カプスベルガーはリュートの名手で、
リュート族のうち最も大型で最も低い音を出せる楽器であるキタローネのため
に4巻の曲集を出版しました。当盤では、1968年ミラノ生まれのカンタルーピ
が、1647年マッテオ・セラス製を基にした18コースの複製楽器を弾いています
が、この楽器はまさにカプスベルガーが「キタローネ曲集第3巻」において、
その演奏に際し必要であると言及したタイプ。また、通奏低音のためにもう一
つのキタローネ、またはバロック・ギター(通奏「低音」なのに旋律楽器より
音域が高い)を用いるのも、当時の習慣に従ったものです。演奏はみごとで、
24bitの録音もすばらしく雰囲気満点。さらに、
(*)をのぞく全曲のファクシミリ譜(PDFファイル)を収録したCDプラス仕様。
リュート系楽器ファンや学習者、古楽ファン、オーディオ・マニア、ヒーリン
グ志向のリスナーなど、幅広い層をとりこにしそうな一枚です。

MVC002-010 \2180
ジョヴァンニ・バッティスタ・セリーニ(1710/15頃-1765以降):
チェンバロ・ソナタ集
ホ長調/変ロ長調/ハ長調
マルコ・ルッジェーリ(チェンバロ)
録音:2002年9月17-18日、クレモナ、聖シジスモンド教会の食堂
セリーニはおそらく生地であるクレモナと、ヴェネツィア、ドイツのビュッケ
ベルク、プラハなどで活躍した作曲家。現在ではほとんど忘れ去られています
が、収録されている3つのソナタだけは例外で、手の込んだギャラント様式に
よるヴィトゥオジックな傑作としてチェンバリストやピアニストに愛され、今
日まで繰り返し再版されてきました。
マルコ・ルッジェーリは1969年クレモナに生まれ、ピアチェンツァとブレッ
シャの音楽院を修了後、バーゼルのスコラ・カントールムでアンドレア・マル
コンに師事したチェンバリスト・オルガニストで、タクトゥス・レーベル等に
も録音しています。
収録全曲のスコアをPDFファイルに収めたCDプラス仕様。

MVC005-012 \2180
J・S・バッハ/パルナッシ・ムジチ編曲:
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(バロック・アンサンブル版)
パルナッシ・ムジチ
グンヒルト・オット(フラウト・トラヴェルソ)
マーガレット・マクダフィー、マティアス・フィッシャー(ヴァイオリン)
ヴォルフガング・ヴァール(ヴィオラ) シュテファン・シュラーダー(チェロ)
フランス・ボードリー=ヴィヒマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)
フーベルト・ホフマン(リュート) ヘレーネ・レルヒ(チェンバロ、オルガン)
録音:2000年11月12日、フライブルク、コンツェルトハウス、ライヴ
CPOレーベルへの録音等で古楽ファンにはおなじみのピリオド楽器アンサンブ
ル、パルナッシ・ムジチが、J・S・バッハ生誕250年に合わせ編曲を行った版
を自演ライヴ収録した注目のディスク。編曲にあたって彼らは、ドミートリー
・シトコヴェツキーによる弦楽三重奏版(1985)およびベルナール・ラバディー
による室内バロック・オーケストラ版に追従しながらも、よりバロック時代の
演奏形態に忠実であることを意識したとのことで、各変奏ごとにソロ楽器の組
み合わせに変化をつけた、魅力的な音楽に仕上げています。もちろん、この版
による世界初録音です。

MVC005-015 \2180
クレモナ大聖堂のオルガン
16-20世紀のオルガニストと楽長たち
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547-1592):
カンツォーネ・フランチェーゼ
ジェルマーノ・パッラヴィチーノ(1545/50頃-1610以降):
ファンタジア「ラ・ローダ」(*)
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):
トッカータ第2旋法/半音階的イントナツィオーネ第4旋法
ニコロ・コッラディーニ(16世紀終-1646):リチェルカール第9旋法
ジュゼッペ・ゴネッリ(1685-1745):ソナタ(*)
ピエトロ・キアリーニ(1717-1777以降):
アレグロ(con Violoncello, Cornetti e Tromboncini in risposta)(*)
ジャコモ・アリーギ(1704-1797):アレグロ(*)
ジャンフランチェスコ・ポッファ(1776-1835):ソナタ(*)
ジローラモ・バルビエーリ(1808-1871):ソナタ第5番(*)
ルッジェーロ・マンナ(1808-1864):
オペラ「プレツィオーザ」のシンフォニア(*)
チェーザレ・パロスキ(1789-1863):
イエスの聖なる心臓の祝日に歌われる賛歌(*)
ヴィンチェンツォ・ペトラーリ(1830-1889):
グローリアのためのヴェルセット
フェデリコ・カウダーナ(1878-1963):
行進曲「ガウデーテ」/マーテル・アマビリス
ダンテ・カイーファ(1920-2003):復活祭のいけにえ(*)
ファウスト・カポラーリ:「ルーメン・ジェンティウム」による変奏曲(*)
ファウスト・カポラーリ(オルガン)
録音:クレモナ大聖堂 使用楽器:マシオーニ Op.1066(1985)
クレモナ大聖堂のオルガニストを務めているカポラーリが、モンテヴェルディ
の師インジェニェーリから自作まで、同大聖堂で活躍した作曲家たちの作品を
年代順に演奏していくプログラムです。(*)世界初録音。

MVC005-016 \2180
ヤコポ・アントニオ・アリーギ(1704-1797):
オルガン・ソナタ第1番-第12番
【ボーナス・トラック】
ジュゼッペ・ゴネッリ(1685-1745):
オルガン・ソナタ第1番/第6番/第11番/第12番
ダヴィデ・ポッツィ(オルガン)
録音:2004年10月25-26日、クレモナ県ヴァイアーノ・クレマスコ、
聖コルネリオ&チプリアーノ教会
アリーギはクレモナ近郊のヴィアダーナに生まれ、クレモナで大聖堂楽長ジュ
セッペ・ゴネッリに、ボローニャでジョヴァンニ・バッティスタ・マルティー
ニに師事した音楽家。1745年にクレモナ大聖堂カペッラ・デラ・ラウディのオ
ルガニストに就任、1777年からは大聖堂楽長職も務め、1782年に退きました。
演奏者のダヴィデ・ポッツィはオルガンをロレンツォ・ギエルミ、アンドレア
・マルコン、チェンバロをラウラ・アルヴィーニ、ジャン=クロード・ツェー
ンダーに師事。ミラノ教会オルガニストを務めるほか、ラウラ・ソアーヴェ、
ストラデッラ・コンソートといった器楽・声楽演奏団体と幅広く共演していま
す。
ボーナス・トラックとしてアリーギの師ゴネッリの作品の演奏を収録。両作曲
家の全収録曲が世界初録音です。
アリーギのソナタ第1番の演奏の動画(mpegファイル)、その他資料を収録した
パソコン再生用マルチメディアCDトラック付きですが、当方のパソコンでは一
部開けないファイルがございましたので、動作保証は無しといたします。あら
かじめご承知おきください。

MVC005-017 \2180
ピエトロ・ニョッキ(1689-1775):トリオ・ソナタ集
第13番ニ短調/第3番ト長調/第9番ホ短調/第12番ハ長調/第6番へ短調
ブリクシア・ムジカーリス
エリーザ・チッテリオ、カルロ・ラッツァローニ(ヴァイオリン)
アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ) マッテオ・フージ(チェロ)
ダニエーレ・カミニーティ(アーチリュート) 
ミケーレ・バルキ(オルガン、チェンバロ)
録音:2005年7月10-24日、ブレーシャ県アルフィアネッロ、ガヴァティーノ
教会
アルフィアネッロで生まれブレーシャで没したピエトロ・ニョッキについては、
ブレーシャ大聖堂の楽長およびオルガニストを務めていた時期があったこと以
外、ほとんど経歴が知られていません。収録された5つのトリオ・ソナタは手
稿譜によるもので、世界初録音となります。
ブリクシア・ムジカーリスは、エリーザ・チッテリオとミケーレ・バルキを中
心にしてブレーシャで創設されたピリオド楽器アンサンブルです。

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