クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-11 No.10-2

2007年11月10日 15時10分30秒 | Weblog
MVC005-018 \2180
オルフェウスの竪琴 
モンテヴェルディの時代のハープとテオルボのための音楽
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
オペラ「オルフェオ」から トッカータ(1607)
アゴスティーノ・グェッリエーリ(17世紀):ソナタ「ラ・ティータ」(1675)
不詳:La bella pedrina(1657)
ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):トッカータ第7番(1640)
ベレロフォンテ・カスタルディ(1580/81-1649):
カプリッチョ「エルマンフロディーノ」(1622)
ビアージョ・マリーニ(1587頃-1663):パッサカリア(1655)
ジローラモ・カプスベルガー:サラバンド(1640)
不詳:チャッコーナ[シャコンヌ](16世紀)
ジローラモ・カプスベルガー:プレリュード第1番(1640)
アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656):甘美な旋律(1655)
フランチェスコ・ランバルド(16-17世紀):トッカータ
アタナシウス・キルヒャー(1602-1680):
アンティドートゥム・タラントゥレ(1673)
ベレロフォンテ・カスタルディ:カプリッチョ「ビシッツォーソ」(1622)
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):フィレンツェのアリア
ジローラモ・カプスベルガー:カナリオ(1640)
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):ラ・モンテヴェルデ(1651)
クラウディオ・モンテヴェルディ:
オペラ「ポッペアの戴冠」から ただあなたを見つめ
マリーナ・ボネッティ(ハープ[アルパ・ドッピア])
ディエゴ・カンタルーピ(キタローネ)
録音:2005年8月5-7日、クレモナ県ソレジーナ、アリアデッロ教会
イタリア・バロック音楽の伴奏楽器としてしばしば登場するアルパ・ドッピア
(ダブルハープ)をソロ楽器として取り上げた古楽ファン注目のアルバム。マリ
ーナ・ボネッティはモダン・ハープから古楽ハープに転向し、ポスト・ディプ
ロマ・コースでアンドルー・ローレンス=キング、ヌリア・リョピス=アレニー
に師事したイタリアの奏者です。聴いていて実に心地よく、ヒーリング効果も
期待できるかもしれません。
なお、タイトルは「テオルボ」なのにキタローネが使われていますが、当時テ
オルボという名称は広範囲に用いられていたようで、キタローネは低音部をさ
らに下に伸ばしたテオルボとお考えください。
全曲スコアを収録したパソコン再生用マルチメディアCDトラック付きです。

MVC005-019 \2180
再び見出された魂 アマーティのヴァイオリンのための音楽
フランチェスコ・カルヴェッリ[フランソワ・カルベル](?-1611):
テルプシコーレ(プレトリウス編纂;1612、ヴォルフェンビュッテル)から(*)
ガヴォット,ブランル・シンプル,ブランル・ドゥブル
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547頃-1592):
「マドリガーレ集第2巻(1579、ヴェネツィア)から
アリア・ディ・カンツォーナ・フランチェーゼ(cc/nr/uf/fg/dp)(*)
ビアージョ・マリーニ(1587頃-1663):
アリア、マドリガーレとコッレンテ集(1620、モデナ)から
ロマネスカ(ヴァイオリン独奏と任意の通奏低音のための)(cc/dc)
ソナタ集 Op.12(1655、ヴェネツィア)から
パッサカリア,3つのヴァイオリンのためのソナタ III(cc/nr/eg/dp)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
マドリガーレ集第7巻(1619、ヴェネツィア)から
シンフォニア(cc/eg/nr/uf/fg/dc/dp)
タククィーニオ・メールラ(1594/95-1665):
カンツォーネ集第2巻(1651、ヴェネツィア)から
ラ・モンテヴェルデ(mb/dc),第2のソナタ(cc/nr/dp/dc)
トッカータ第2旋法
(ベルリン、リュッベナウのオルガン・タブラチュア譜集 から)(dp)
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):
室内および教会用の様々なカプリッチョ集(1660、ボローニャ)から
チャッコーナ[シャコンヌ](cc/nr/dc/dp)
カルロ・アントニオ・マリーノ(1670頃-1717頃):
ソナタ集 Op.3(出版年不詳、アムステルダム)から
第10番(cc/nr/eg/uf/fg/dp/dc)(*)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
合奏協奏曲集 Op.6(1714、アムステルダム)から 第4番(concertino:nr/cc/ms)
ラウラ・ソアーヴェ
クラウディア・コムズ(cc)、ニコラス・ロビンソン(nr)、
エリン・ガブリエルソン(eg)、
エリーザ・インバルツァーノ、ダヴィデ・モンティ、
エマヌエーレ・マルカンテ、
ジャン・アンドレア・グエッラ、マルチェッロ・ヴィッラ、
バルバラ・アルトベッロ、
カティア・チャンポ、アブラーモ・ラウレ(ヴァイオリン)
ウルリケ・フィッシャー(uf)、ステファノ・マルコッキ、
ヴァレンティーナ・ソンチーニ(ヴィオラ)
フランチェスコ・ガッリジョーニ(fg)、マルチェッロ・スカンデッリ(ms)、
アントニオ・パペッティ(チェロ) ファビオ・コンテ(コントラバス)
ダヴィデ・ポッチ(チェンバロ)(dp) 
マリーナ・ボネッティ(ダブルハープ)(mb)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート、テオルボ、ディレクター)(dc)
録音:2006年5月11-12日、クレモナ商工会議所マッフェイ・ホール
2006年8月25日、クレモナ、聖ピエトロ・アル・ポ教会旧食堂
ヴァイオリンの銘器で名高いアマーティ家の祖アンドレア・アマーティ(1510頃
-1577)はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを現在の形に整えたと考えられてお
り、彼と息子アントニオ(1540以前-1608)、ジローラモ(1550頃-1630)のアマー
ティ兄弟によってヴァイオリンを独奏楽器の地位に高められました。このアル
バムにはクレモナゆかりの音楽家たちの作品が集められています。(*)は世界
初録音。ソロからオーケストラ合奏まで、ラウラ・ソアーヴェによる演奏は飽
きさせることがありません。
ちなみに、演奏メンバーに名を連ねているマルチェッロ・ヴィッラはヴァイオ
リニストであると同時にクレモナにヴァイオリン工房「Marcello Villa
Cremona」を持つ製作家であり、当レーベルのオーナー兼プロデューサーでも
あります。
L'Anima Ritrovata - Music for the Violins of Amati / L'Aura Soave
【お詫び】
当商品の外装におきまして規格番号が「MVC
005-018」とミスプリントされており、初回プレス分は修正無しで供給されま
す。



<TESORI MUSICALI DI ROMA>
MV CREMONA が配給するレーベルのご案内済み旧譜です。
CHCD001 \2180
カラヴァッジョの時代のローマにおけるリュート音楽
ジョアンマリア・ダ・クレマ(16世紀):
リチェルカーレ III/同 IX/Mais quest ce
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):リチェルカーレ
ジョアンマリア・ダ・クレマ:ボローニャ風サルタレッロ
ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1525頃-1591):リチェルカーレ II
ジョアンマリア・ダ・クレマ:Lassar il velo
作曲者不詳(16世紀):リチェルカーレ(シエナのリュート譜集から)
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:リチェルカーレ V
ピエトロ・パオロ・ボッローノ(15-16世紀):
パヴァーナ「ラ・マルコンテンタ(不満な女)」
フランチェスコ・ダ・ミラノ:トッカータ
ジョアンマリア・ダ・クレマ:おお、幸せな私の目(アルカデルト原曲)
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア
ファブリツィオ・カローゾ(1530頃-1605頃):Se pensand' al partire
シモーネ・モリナーロ(1565頃-1615):ファンタジア I
ラウレンチーニ(16世紀):プレアンボルム[前奏曲]
作曲者不詳(17世紀):
カッサンドラ/野も山も(パレストリーナ原曲)/ブランル・コッレンテ
ランレンチーニ:ファンタジア
V.S.(17世紀):前奏曲 VIII
ランレンチーニ:ファンタジア/クーラント XII/ファンタジア
ピエトロ・パオロ・ライモンディ(17世紀):バレット
ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1661):
コッレンテ V/トッカータ III/ガリアルダ II/トッカータ VI
ディエゴ・カンタルーピ(リュート)
録音:2004年8月19-21日、クレモナ県コルテターノ、聖マテオ・アポストロ
教会
イタリア・バロック絵画の先駆者カラヴァッジョ(1573-1610)が活躍していた
時代のローマにおけるリュート音楽を集めたアルバムです。MV・クレモナ・
レーベルから発売されたカプスベルガーのキタローネ曲集での名演が記憶に
新しいカンタルーピが、当時の音楽を、まるでカラヴァッジョの作品のよう
に陰影豊かに聴かせます。




<SI>
MV CREMONA が配給するレーベルのご案内済み旧譜です。
SI004001 \2180
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲ト長調 Op.9 No.1
マヌエル・M・ポンセ(1886-1948):弦楽三重奏曲
エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):セレナード Op.10
トリオ・ブローツ
バルバラ・ブローツ(ヴァイオリン) ギアダ・ブローツ(ヴィオラ)
クラウス・ブローツ(チェロ)
録音:2004年9月7-8日、トレント県ロヴェレート、フィオローニ邸





<ARSIS>
ARSIS4205 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ ト短調 BWV1029(*)/幻想曲ハ短調 BWV906
ソナタ ト長調 BWV1027(*)/半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
ソナタ ニ長調 BWV1028(*)
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
アルベルト・マルティネス・モリーナ(チェンバロ)
録音:2004年10月、スペイン、ウエスカ県アルケサール、聖ミゲル教会
ファーミ・アルクアイは1976年スペインのセビーリャに生まれ、ベントゥーラ
・リコ、パオロ・パンドルフォ(バーゼルのスコラ・カントールム)、ヴィット
リオ・ギエルミ(ルガーノのスヴィツェーラ=イタリアーナ音楽院)に師事。ジョ
ルディ・サバール主宰のエスペリオンXXIおよびル・コンセール・デ・ナシオ
ン、ヴィットリオ・ギエルミ主宰のイル・スオナール・パルランテに参加、ビ
センテ・パリーリャ主宰のモーレ・イスパーノの創設メンバーに名を連ね、
2001年には自ら主宰するアッカデーミア・デル・ピアチェーレを創設していま
す。
アルベルト・マルティネス・モリーナは1971年マドリードに生まれ、同地の王
立高等音楽院を卒業後デイヴィッド・ロブロウ(ロンドンのギルドホール音楽
演劇学校)、リチャード・エガー(アムステルダムのスウェーリンク音楽院)に
師事。ヒポカンプスの創設メンバー名を連ねる他、当アルシス・レーベルでの
活躍が際立っています。
ブックレット記載の解説を執筆したのは二人の師であるギエルミとエガー。
愛弟子に寄せる信頼がうかがわれます。

ARSIS4206 \2180
死なせてください 「新音楽」リサイタル
ジュリオ・カッチーニ(1546頃-1618):
星に語ったものだった(「新音楽」から)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ第2番(「トッカータ集第2巻」から)
暗き森(「アリエ・ムジカーリ第2巻」から)(*)
クラウディオ・モンテヴェルディ(15567-1643):
わが憔悴した眼差しが(「マドリガーレ集第7巻」から)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ:
パッサカリアによるパルティータ(「トッカータ集第2巻」から)
そよ風吹けば(「アリエ・ムジカーリ第1巻」から)(*)
チャコーナによるパルティータ(「トッカータ集第2巻」から)
ジュリオ・カッチーニ:いとも甘いため息(「新音楽」から)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ:
かくも私を蔑むか(「アリエ・ムジカーリ第2巻」から)(*)
トッカータ第7番(「トッカータ集第2巻」から)
ジュリオ・カッチーニ:されば死なねばならぬのか(「新音楽」から(*))
クラウディオ・モンテヴェルディ:
死なせてください[アリアンナの嘆き](オペラ「アリアンナ」から)(*)
ヒッポカンプス
レイチェル・エリオット(ソプラノ(*))
ゴンサーラ・マルティン・シェルマン(朗読(*))
アルベルト・マルティネス・モリーナ(チェンバロ)
録音:スペイン、ウエスカ県アルケサール、聖ミゲル教会
カッチーニの「新音楽」(1602年フィレンツェにて刊行)の出版400年を記念し
2002年にスペインで行われたヒッポカンプスのリサイタル・プログラム。歌詞
を語ることを重視した「新音楽=第二の作法」を際立たせるため、まず歌詞
(詩)がスペイン語で語られ(ときには前奏に乗せ、ときには歌のフレーズ間に
も挿まれ)、歌が始まる形がとられ、曲間にはフレスコバルディの鍵盤楽曲が
間奏曲風に置かれています。
レイチェル・エリオットはケンブリッジのセルウィン・カレッジ、ギルドホー
ル音楽演劇学校で学んだ英国のソプラノで、イ・ファジョリーニ、コンコル
ディア、ニュー・ロンドン・コンソート、レザール・フロリサン、イル・セ
ミナリオ・ムジカーレ等で活躍、スペインではヒッポカンプスに参加してい
ます。ゴンサーラ・マルティン・シェルマンは1969年マラガ県ロンダ生まれ
のスペインの女優で、当プログラムのためにヒッポカンプスに特別参加しま
した。なお外装には「ヒッポカンプス」の表記はなく、奏者3名が併記されて
おります。

ARSIS4210 \2180
主よ、御耳を傾けたまえ 17世紀フランスの音楽
クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):主よ、御耳を傾けたまえ(詩篇86)(*)
アンリ・デュモン(1610-1684):3声のシンフォニア(+)
クロード・ル・ジュヌ:4声のファンタジア第2番
ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):
「アヴェ・マリス・ステラ」による4声のファンタジア(*)
ニコラ・メトリュ(1610頃-1663頃):2声のファンタジア第16番
ウスタシュ・デュ・コロワ:天は全地に(詩篇19)(*)-3声のファンタジア
ジャン=ニコラ・ジョフロワ(1633-1694):アルマンド形式のトンボー(+)
ピエール・フランシスク・カルベル(?-1611):
ミヒャエル・プレトリウスの「テルプシコーレ」からの舞曲(4曲)(+)
クロード・ル・ジュヌ:
「天の元后に祝福あれ」による5声のファンタジア(*)
ニコラ・メトリュ:2声のファンタジア第9番
クロード・ル・ジュヌ:神は立ち上がり(詩篇68)(*)-
パスカル・ド・レストカール(1539/40-1584):ファンタジア
アンリ・デュモン:3声のパヴァーヌ(+)
ウスタシュ・デュ・コロワ:ソ・ファ・レ・ミによる5声のファンタジア(*)
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
ヴィオルのための4部のコンセール(+)
ウスタシュ・デュ・コロワ:
「サルヴェ・レジナ」による4声のファンタジア(*)
ジャン=ニコラ・ジョフロワ:
ヴィオル三重奏とチェンバロのためのディアローグ(+)
カトリーヌ・ラッサル(ソプラノ(*))
シルビア・マルケス(チェンバロ(+))
バンケット・ムジカーレ
ペレ・ロス、シュルショ・バレーラ、クララ・エルナンデス、
サビーナ・コロンナ・ペトリ、イツィアル・アトゥーチャ(ヴィオル)
録音:2006年2月、スペイン、ウエスカ県ボレーア、聖トマス教会
宗教的・政治的混乱期であった17世紀のフランス。控え目でほの暗さや渋みさ
え漂う音楽は、18世紀の華やかなそれとはかなり趣を異にします。
ペレ・ロスを中心としたアンサンブルによる演奏がその雰囲気をみごとに醸し
出しています。

ARSIS4211 \2180
ホルンのオブリガートを伴うフォルテピアノとのためのソナタ集
フランツ・ダンツィ(1763-1826):ソナタ ホ長調 Op.44
フェルディナント・リース(1784-1838):ソナタ ヘ長調 Op.34
ニコラウス・フライヘール・フォン・クルフト(1779-1818):ソナタ ホ長調
カール・チェルニー(1791-1857):アンダンテとポラッカ
ハビエル・ボネート(ナチュラルホルン)
ミリアム・ゴメス=モラーン(フォルテピアノ)
録音:2006年9月17-19日、スペイン、サモラ県ビリャモール・デ・ロス・エス
クデロス、聖母被昇天教会

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07-11 No.9

2007年11月08日 17時25分02秒 | Weblog
<Avie>
AV2119 2枚組 \3250
J・S・バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲) ――
トレヴァー・ピノック(指揮&チェンバロ)、
ヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブル
2006年12月16日で60歳を迎えたイギリスが生んだ古楽界の巨星トレヴァー・ピ
ノック。この世界的名匠の60歳記念プロジェクトによって実現したピノックに
とって2度目となる「ブランデンブルク協奏曲」の新録音がアヴィー(Avie)か
ら遂に登場!
ピノックの代名詞でもある「ブランデンブルク協奏曲」から名前を取った「ヨ
ーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブル」
(http://www.europeanbrandenburg.com/)とは、イングリッシュ・コンソート、
キングズ・コンソート、アムステルダム・バロック・オーケストラ、エイジ・
オブ・エンライトメント管弦楽団、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、ガブ
リエリ・コンソートなど世界に名立たるピリオド・オーケストラで活躍する当
代一流の名手たちがピノックの下に集い結成された古楽界のオールスター集団
なのである
ピノックの60歳記念のためだけに結成され、、イタリア、スイス、マレーシア、
韓国、スペイン、ドイツ、イギリスなどでのコンサートや今回リリースとなる
バッハの収録を行ってきたヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブル。
11月13日のイギリスでの最終公演を経て11月17日のミュンヘン公演が活動の最
後を飾るラスト・コンサートとなる。
1982年にイングリッシュ・コンソートとのコンビによってアルヒーフに録音さ
れた1度目の録音から25年の歳月を経て実現した今回の新録音。




<Collegium>
COLCD132 2枚組 \2180
G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》(全曲)
ジョアン・ラン(ソプラノ)、メラニー・マーシャル(メゾソプラノ)、
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、
クリストファー・パーヴェス(バス・バリトン)、
ロバート・クィニー(オルガン)、ベンジャミン・ベイル(チェンバロ)、
ティム・ギル(チェロ)、
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
24日間という僅かな期間で完成させたと言われているこのヘンデルの大作を、
これまでに数々の名作&名録音を世に送り出してきたイギリスの生きる合唱神
ジョン・ラッターが遂に録音!
合唱はもちろんジョン・ラッターが弟子たちと共に創設し手塩にかけて育てて
きた世界有数の名門ケンブリッジ・シンガーズ。
ラッター&ケンブリッジ・シンガーズのコンビは、ラッター自身の作品で数多
くの名盤を残しているがフォーレ(COLCD109)やプーランク(CSCD506)、ベネッ
ト(CSACD901)などラッター以外の作品を取り上げたアルバムもその素晴らしい
演奏によって名盤としての評価を確立している。
2007年3月にゴスペル・オークのオール・ハロウズ教会で収録されたこの「メサ
イア」では、ラッターが信頼を置く4人の実力派ソリストが集結。ソリストに
高い技術と音楽性が要求される「メサイア」に対して万全の環境を整えている。
芸術性や作品のイメージを意識してデザインされた美しいパッケージもこの
「メサイア」の価値を高めている。

CSCD519 \1780
G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》(抜粋) ――
序曲/人々よ、慰めなさい/すべての谷は高められ/かくして主の栄光は/
見よ、乙女がみごもって/よい訪れをシオンに伝える者よ/見よ、暗闇が地
をおおい/暗い中を歩いた人々は/ひとりのみどり子が、われらのために生
まれた/シンフォニア・パストラーレ/このあたりに羊を飼うものがいたが
/神に栄光あれ/その時、盲人の目は開かれ/主は牧者のように/主のくび
きはやすく/主はわれらの悲しみを担われた/主の受けられた傷によって/
われらは皆羊のごとく迷いて/あざけりが主の心を砕いて/これにまさる悲
しみがあろうか/主は生きている者たちの地から断たれた/エホヴァはわが
魂を冥府に捨て置かれはしない/ハレルヤ!/我は知る、我をあがなう者は
永遠に生きることを/人によって死ぬということが始まり/見よ、私は奥義
を告げよう/ラッパ鳴る時、死者は蘇り/小羊は栄光を受けるべきもの/ア
ーメン
ジョアン・ラン(ソプラノ)、メラニー・マーシャル(メゾソプラノ)、
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、
クリストファー・パーヴェス(バス・バリトン)、
ロバート・クィニー(オルガン)、ベンジャミン・ベイル(チェンバロ)、
ティム・ギル(チェロ)、
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
こちらは上記全曲盤(COLCD132)の中から特に人気の高い30曲を抜粋したハイラ
イト盤。




<VAI>
VAIDVD4433(DVD-Video) \3650
アレクサンダー・ガヴリリュク ・リサイタル
バッハ(ブゾーニ編):トッカータとフーガ ニ短調BWV565
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調K.576
シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調D.664, Op.120
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.39
モシュコフスキ:練習曲 変イ長調Op.72-11
バラキレフ:イスラメイ
ラフマニノフ:前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12
モーツァルト(ヴォロドス編):トルコ行進曲
アレクサンダー・ガヴリリュク(Pf)
2007年5月8日,フロリダ,アマチューロ劇場(ライヴ)
リージョン・フリー、STEREO、カラー、105m
俊英ピアニスト、アレクサンダー・ガヴリリュクの最新映像がDVDで発売。
2000年、第4回浜松国際ピアノコンクールで圧倒的な優勝を収め、一躍その名
を知らしめたガヴリリュク。あれから7年が経ち、「20世紀後半最高の16歳」
と絶賛されたピアニストはさらなる進化を遂げている。その「今」を見事に捉
えた映像である。ガヴリリュクは2007年11月、12月に日本を演奏旅行する予定
で、バッハのトッカータとフーガ、モーツァルトのピアノ・ソナタ第17番、
シューベルトのピアノ・ソナタ第13番、ラフマニノフの「音の絵」など、公演
予定曲目が多く収録されているのもありがたいものだろう。

VAIDVD4431(DVD-Video) \3380
フローレンス・フォスター・ジェンキンスの世界(ドキュメンタリー)
フローレンス・フォスター・ジェンキンス(ソプラノ)
収録:1963年7月27日、
リージョン・オール、NTSC、カラー・白黒、モノラル、字幕なし、89分
伝説的な米国の歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンス(1868-1944)の
ドキュメンタリー。富豪の娘であった彼女は、莫大な遺産を手にすると、念願
だった歌を学び、壮絶な「音痴」だったにもかかわらず、自らをプリマドンナ
と信じて疑わず、「魔笛」の夜の女王のような高難易度のアリアを歌って、絶
大な「人気」を博した。亡くなる1944年には、カーネギーホールでのリサイタ
ルまで開いている程だ。彼女の名はオペラファンには有名なものの、その生涯
はあまり知られていなかった。このDVDでは映像を用いて、彼女を単なる「冗
談」ではなく、20世紀前半のアメリカ合衆国だからこそ生まれた文化現象とし
て論じている。だが、流れてくる彼女の歌声には、やはり腹を抱えて笑ってし
まう。

VAI DVD4400(DVD-Video) \3380
メノッティ:「アマールと夜の訪問者」
(ボーナス映像)
ローズマリー・クールマンへのインタビュー(2007年)
コロンバス少年合唱団によるクリスマス・キャロル(1955年)
ジョン・マカイヴァー(BS アマール)
ローズマリー・クールマン(S 母)
アンドルー・マッキンリー(T カスパール王)
デイヴィッド・エイキン(メルキオ-ル王)
レオン・ライシュナー(バルタザール王)

トーマス・シッパーズ(指揮)
シンフォニー・オブ・ジ・エアの団員
演出:ジャン・カルロ・メノッティ
1955年12月25日放送
リージョン・オール、NTSC、白黒(特典はカラー含む)、モノラル、4:3、
字幕:英独仏伊西、本編55分 ボーナス30分
2007年2月に亡くなった、ジャン・カルロ・メノッティの代表作の一つ、「ア
マールと夜の訪問者」の映像。元々テレビ放送用に依頼された作品で、1951年
のクリスマスに放送、大変な成功を収め、以来毎年クリスマスに放送されるよ
うになった。このDVDには1955年の映像が収録されている。物語は、足の不自
由なアマール少年の元に、東方の三賢者が訪れる、奇跡がおきるというもの。
白黒の古い映像ながら、作曲者自身の演出によるセットでの撮影で、十分見応
えがある。



<VAIディストリビューションSMHレーベル>
SMH7878(DVD-Video) \3650
「アーロン・ロザンド 音楽に人生を捧げて」
ブラームス(ハイフェッツ編):瞑想
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001から,
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV.1004-シャコンヌ
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調-第3楽章
ヨアヒム:ロマンス 変ロ長調
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.108-第2楽章
アーロン・ロザンド(ヴァイオリン)
ヒュー・サング(ピアノ)
オクサーナ・ヤブロンスカヤ(ピアノ)
リージョン・オール、NTSC、カラー、ステレオ、4:3、65m
アーロン・ロザンドの演奏と語りで、彼の人物像に迫る映像。ロザンドは1927
年生まれの米国の偉大なヴァイオリニストだが、どういう訳か日本では人気が
ブレイクしないまま今日に至っている。しかし彼はイザイの流れも、アウアー
の流れも(名ヴァイオリニスト、エフレム・ジンバリストを経て)継承しており、
芳醇な美音と朗々とした歌の艶やかさは比類ないものである。教師としても高
名で、吉田恭子の師でもある。ここに収録されているものは様々な機会の演奏
で、断片しか聞けないものもあるが、いずれも近年のロザンドがいまだ高みに
あることを知らしめるものである。

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07-11 No.8

2007年11月08日 15時40分07秒 | Weblog
<BMG>
JMM24XR03 \3465
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)NBC交響楽団
アイリ-ン・ファーレル(ソプラノ)
ナン・メリマン(メッゾ・ソプラノ)
ジャン・ピアース(テノール)
ノーマン・スコット(バス)
ロバート・ショウ合唱団[合唱指揮:ロバート・ショウ]
[録音]1952年3月31日&4月1日、
ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル]
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]
アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ)
[LP初出] LM-6009[October1952, coupled with Beethoven: Symphony No.1
as2LP set]
[第9のみ単独での LP初出] LSX-2001[October1957(Japanese reissue)]
[国内LP初出] LS2012-3[July1954 as2 LP set]
トスカニーニ本人が満足し発売を認めた唯一の「第9」、XRCD24で登場
「ローマ三部作」「新世界」に続くトスカニーニの XRCD24化第2弾。RCA所蔵
のオリジナル・モノラル・マスターテープ(76cm/30ips)を使用して最高の状態
で復刻する「XRCD24 RCAトスカニーニ・オリジナル・エディションの第2回発
売は、1952年録音のベートーヴェン「第9」と1954年の引退後に発売された
「名管弦楽曲集」。
トスカニーニがミラノ・スカラ座で初めてベートーヴェンの「第9」全曲を指揮
したのは1902年のこと。それ以来、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・
フィル、ロンドンの BBC響との重要な演奏会で取り上げ、さらに17年間にわた
る NBC響時代には5回演奏している(そのうち1回は TV中継された)。RCAは、レ
コード発売を前提としてニューヨークでの演奏会を何度か録音したが、トスカ
ニーニが発売を許可したのは、1952年3月31日と4月1日にカーネギー・ホール
で行なわれた録音セッションで収録された当盤の演奏のみだった。編集テープ
を試聴したトスカニーニは、「これまで50年、この作品を研究、指揮してきた
が、この録音が私の考えるベートーヴェンの『第九』に最も近い。今回の出来
にはほぼ満足している」と語ったという。
今回の復刻に当たっては、これまでの XRCD24の原則通り、最もオリジナルな
アナログ・マスターテープにさかのぼり、細心の注意を払ってマスタリングを
敢行している。それにより、リビングステレオ・シリーズでRCAの録音黄金時
代を築き上げたリチャード・モアとルイス・レイトンの名コンビが捉えたトス
カニーニ=NBC交響楽団の輝かしいサウンドが、前代未聞の明晰さと色彩感を
伴って瑞々しくよみがえっている。4人の独唱と四部混声合唱、シンバル、ト
ライアングルを含む倍管のオーケストラという大編成ながら、全体の響きと細
部の明晰さが奇跡的なレベルで同居しており、トスカニーニの中では比較的触
れられることの少ない隠れた名演が今回のリマスタリングでようやく正統的な
評価を得ることになろう。
■画期的なリマスタリングで蘇るトスカニーニの「第九」
ミュンシュやライナーなどRCAの誇る往年の名指揮者たちの演奏のすばらしさ
を、より一層すぐれた音質で再現するXRCD24シリーズにいよいよ本命ともいう
べきトスカニーニが登場した。トスカニーニの「第九」はフルトヴェングラー
のバイロイト音楽祭のライヴ録音の対極に立つ演奏と思っているが、こんどの
XRCD24を聴いて不思議だったのは、もう何十回も聴いているのに最初に聴いた
ときのような感動をおぼえたことである。それは多分、音の明晰度や透明感が
これまでより増し、また響きも全体に薄い膜がとり払われた豊かになったため、
ディテールが鮮明に聴けるとともに演奏の美しさと気迫も一段もストレートに
伝わってくるからではないだろうか。例えば第1楽章の冒頭、第2ヴァイオリン
とチェロの6連音に「絶対的な汚れのなさ」を求めたのは「トスカニーニ以来
の伝統」と言ったのはガーディナーだったと思うが、今回のXRCD24では6連音
がこれまでよりはっきりと聴きとれるし、第2楽章のティンパニも乾いた音で
はなく全体の響きと調和しながらはっきりと聴こえ、独唱と合唱も加わる終楽
章の凄まじいまでの迫力とともに常に明晰さを失わないトスカニーニならでは
の演奏のすばらしさを味わうことができる。その意味でも画期的な CDといえ
るだろう。[浅里公三(ライナーノーツより)]

JMM24XR04 \3465
「ザンパ」序曲&時の踊り-トスカニーニ・管弦楽名演集
ベートーヴェン:
1:「エグモント」序曲 Op.84
ブラームス
2:ハンガリー舞曲第1番ト短調
3:ハンガリー舞曲第17番嬰ヘ短調
4: ハンガリー舞曲第20番ホ短調
5: ハンガリー舞曲第21番ホ短調
[管弦楽編曲:ブラームス(2)、ドヴォルザーク(3-5)]
ベルリオーズ
6:序曲「ローマの謝肉祭」Op.9
フェルディナン・エロール(1791-1833)
7:歌劇「ザンパ」序曲
ポンキエルリ
8: 歌劇「ジョコンダ」より時の踊り
ジャン・シベリウス(1865-1957)
9: 交響詩「フィンランディア」Op.26
アルトゥーロ・トスカニーニ NBC交響楽団
[録音]1952年7月29日(8)、1952年8月5日(7&9)、1953年1月19日(1&6)、
1953年2月17日(2-5)
ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル]
[オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]
アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ)
[LP初出] LM-1834[September1954]
[国内 LP初出] LS2124[July1957]
当アルバムは、1954年4月のトスカニーニの引退の直後、同年9月に発売された
オリジナルの小品集で、1952年と1953年に行われた4回の録音セッションで収
録されている。ベートーヴェンからシベリウスまで、6人の作曲家の有名オー
ケストラ曲が収められており、いずれもトスカニーニにとっては唯一の録音と
なったもの。中でもエロールの「ザンパ」序曲とポンキエルリの「時の踊り」
は、トスカニーニのような巨匠が取り上げるのは比較的珍しいポピュラー名曲
であるが、モノラル時代これらの作品の代表的名演とされていた。弾力溢れる
リズムにのってトスカニーニならではの熱いカンタービレと熱狂的な興奮が凝
縮されている。
米盤初出ジャケットに記されている通り、「指揮台の約16フィート(約4.8メー
トル)上に吊り下げられたコンデンサー・マイクロフォン1本」によって収録さ
れたサウンドは、各声部の明晰さを保ちつつ、全体の響きのバランスをも味わ
うことのできる名録音として名高い。
■オリジナル LPの曲順で鮮度高く蘇る「TOSCANINI PLAYS YOUR FAVOTIRES」
過去の名演をオリジナル・マスターテープから忠実に復刻し、修復された絵画
のように鮮明な音質に甦らせ、多くのファンに注目されているXRCD24シリーズ
にいよいよトスカニーニが加わることを喜んではいたが、この「『ザンパ』序
曲-トスカニーニ名演集」が4枚目に登場するとは思いもよらなかっただけに大
変うれしい。多分、同好の士がいるのだろうが、「TOSCANINI PLAYS YOUR
FAVORITES」というオリジナル・タイトルのこのLPは、筆者にとっては忘れも
しない最初に入手したトスカニーニの外国盤LPだったからである。演奏がすば
らしいのはもちろんだが、国内盤にはなかった外国盤の美しい光沢のある盤質
と美しいレーベル印刷、そしてもちろん音質のよさである。当時のレコード雑
誌などでは、トスカニーニのレコードは「演奏はともかく録音がドライで」と
いわれていたが、このLPはそうではないことを教えられたし、少なくともわが
コレクションでは最高のハイ・ファイ録音であり、しばらくして発売された国
内盤を買った友人のレコードと比較してみても、音質の差は明らかだった。
今回のXRCD24ではオリジナルどおりの曲順で甦る。それも「エグモント」序曲
の最初の強靭の和音からも明らかなように、どの曲もトスカニーニとNBC交響
楽団のとびきりの名演がかつて聴いたことのないすばらしい豊かな音でまたコ
レクションに加わることになる。家出した子猫が立派な親猫になって帰ってき
たようなうれしさ、といったら大巨匠に失礼だろうか。
[浅里公三(ライナーノーツより]




<DELTA CLASSICS>
DCCA-0042 \2625
カリンニコフ:交響曲第1番
カリンニコフ:交響曲第2番
(以上、全て21,Sep,2007東京芸術劇場でのライヴ録音)
曽我 大介(指揮)
東京ニューシティ管弦楽団
カリンニコフは知る人ぞ知る的な存在で半ば「秘曲」みたいな扱いだったが、
20世紀前半はトスカニーニ、シェルヘン、ゴロヴァノフあたりが録音もしてい
る。近衛秀麿がベルリン・フィルにデビューしたときも1番をプログラムに入
れている。近年クチャル盤をはじめ、スヴェトラーノフ、ヤルヴィ等のCDもあ
り少しずつ注目されてきているが、未だに数ある日本のオケの演奏会で取り上
げる回数は極端に少ない。1番はアマオケ等が積極的に取り上げているものの、
2番に関してはプロ・アマ限らず演奏会そのものが皆無と言って良いだろう。
その中、曽我&東京ニューシティ管が果敢に2曲同時演奏会というプログラム
を敢行。ライヴ故細かな傷はあるが、曽我の演奏はスヴェトラーノフの様な
爆演系ではなく、つぼを押さえ、素朴に叙情的でありながら見事な構成を実演
に反映させている。トスカニーニに近いテンポ設定で、スピード感と切れがあ
りその上で聞かせどころ(両曲の2楽章)はコールアングレなどたっぷりと歌わ
せ変幻自在にその魅力を余すことなく引き出している。1番、2番は若くして世
を去ったカリンニコフの想いが形になった集大成であり、ロシアの作曲に共通
する素朴なメロディは一度聴いたら心を奪われる事だろう。





<BMC>
BMC CD129 2枚組 \3960
「クルターク生誕80周年コンサート・ライヴ」
ジェルジ・クルターク:
(1)…コンチェルタンテ…Op.42(2002-03、2006改訂)
(ヒロミとケンのために)
(2)(ジェルジ・クルタークJr共作):対話(1999-2006)
(3)ヒパルティータOp.43(2000-04)(ヒロミのために)
(4)「ヤテコク」からの抜粋と編曲集
(1)(3)菊池裕美(Vn)、
(1)波木井 賢(Va)、
(1)ゾルタン・コチシュ指揮ハンガリー国立フィル、
(2)ケラー四重奏団、
ジェルジ・クルタークJr(シンセサイザー)
(4)マルタ・クルターク(P)、ジェルジ・クルターク(P)
録音:2006年2月15-19ブダペスト、ライヴ
2006年2月15-19日にブダペストで行われたクルターク生誕80歳を祝うコンサー
ト・ライヴ。リゲティ亡き後、現代音楽の重鎮ともいうべきクルタークの近作
ばかりを集めた、老いても全く衰えることのないエネルギッシュな音のスペク
タクル。昨今の作曲界の様々な潮流とは常に一線を画し、厳しく自己を凝視し
てきた最後の前衛の現在が聴ける。最後のクルターク近年の代表作「ヤテコク」
抜粋も貴重。アンコールはクルターク夫妻の演奏するバッハで閉じられる。

BMC CD128 \1980
「聖ミヒャエルと聖マルティンの日のためのポリフォニック晩課」
(1)聖ミヒャエルの日のための晩課
(2)聖マルティンの日のためのミサ
(3)聖マルティンの日のための晩課
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ&ラースロー・ドブサイ(指揮)
11月11日は聖マルティンの日ですが、それに因んだ音楽を集めた1枚。ブラティ
スラヴァで発見された15-16世紀の写本に基づく演奏です。男女混声による心洗
われるポリフォニー。えも言われぬ美しさは古楽ファンのみならずヒーリング
としてもお薦めできる内容となっております。

BMC CD046 \1980
「スプリンターズ-イルディコ・ヴェコニー」
(1)クルターク:スプリンターズOp.6/c、
(2)ラースロー・ヴィドフスキー:1つまたは2つのツィンバロンのために
(3)クルターク:8つのデュエット
(4)アダム・コンドル:ハンガリー民謡の形式で
(5)クルターク:フェレンツ・ベレニ70歳へのオマージュ
(6)ラースロー・シャーリ:遅く、そして活発に
(7)ソルト・シェライ:ザ(the)ヴァージョンA
(8)クルターク:ヴィトルドへの一本のヒース(ルトスワフスキの思い出に)
(9)ゾスタン・イェネイ:ひげそり
イルディコ・ヴェコニー(ツィンバロン)
(3)アンドラーシュ・ケラー(Vn)
(4)フェレンツ・ヴァルガ(Va)
先ごろバッハをツィンバロンで弾いたアルバムで注目を集めたヴェコニーのア
ルバムで、オール現代ハンガリー・プログラム。前回もバッハの合間にコンド
ルとイェネイの作品を弾いていたが、今回は昨年80歳を迎えたクルタークの作
品を加え、より先鋭的にヴァージョン・アップ。ツィンバロンはブーレーズも
「レポン」で使用しているように、いまや現代音楽に欠かせない楽器となった。

BMC CD047 \1980
(1)J.S.バッハ:パルティータ ニ短調BWV.1004、
(2)クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース
(3)イザイ:ソナタOp.27-3-バラード(エネスコのために)
(4)エミール・ペトロヴィチ:狂詩曲第1番
アンタル・サライ(Vn)
サライは近年、将来を嘱望されるハンガリーの若手を代表するヴァイオリニス
トでブダペスト音楽院で学んだ後、ティボール・ヴァルガ、ジェルジ・パウク
らに指導を受けた。彼の才能はメーニューイン、アイザック・スターンにも絶
賛されている。艶やかで甘い音色が特徴。

BMC CD052 \1980
「オーヴァー・ザ・フェイス・オヴ・ザ・ディープ」-
バルナバス・ドゥカイ(1950-)作品集
海の表面上にただよう霧(4つのヴァージョン)、岩に向かう風のように、
沈み行く太陽に、炎のまばゆさ、
シルヴィア・カルパティ(Vn)
ヤーノシュ・ラーポシ(Va)
ゾルタン・ジェンジェシー(fl)
タマシュ・ブブノ(Vo)
アマディンダ・パーカッション・グループ、他多数
バルナバス・ドゥカイはハンガリーの中堅世代の作曲家。調的な音響、聖歌を
思わせる清冽な響きとクラスターの混在、特にクライマックスのない構成は
フェルドマン、ペルトを思わせる。

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07-11 No.7

2007年11月08日 15時38分58秒 | Weblog
<haenssler>
98281 \2080
メンデルスゾーン:
(1)弦楽のための交響曲第7番ニ短調
(2)弦楽のための交響曲第12番ト短調
(3)交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO.
録音:2007年3月16-17日、5月8-12日
プファッフェングルント、ハイデルベルク・ゲゼルシャフトハウス
目下ピリオド・アプローチの最右翼として大きな注目を集めるファイ&ハイデ
ルベルク響のメンデルスゾーン・シリーズ第2弾。ついに待ちに待った人気作
「イタリア」が登場します。とにかくスゴイ。からっと晴れ渡った空を思い描
かせるアレグロに、なんともすさまじいサルタレッロ。演奏時間5分を切るフィ
ナーレの超快速テンポに象徴されるように、これまでに知り得る作品の印象を
一新するショッキングな演奏です。カップリングのシンフォニアもとびきりの
活きのよさ。内容的に古典派様式が顕著なため、看板のハイドンでならした彼
らにはお手のものといえるでしょう。




<ALIA VOX>
AVSA9856(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
「東方への道/フランシスコ・ザビエル(1506-1553)」
[CD1]:人文主義時代のヨーロッパ
I.誕生と幼少期
1トッカータとロトゥンデッルス
1506年:ザビエル城での誕生
2エスコバル:ビリャンシーコ「祝福されし聖母マリア」(CMP416)
1509年:エラスムス「愚神礼賛」刊行、トマス・モアに献呈
3(作曲者不詳、ヘンリー8世写本):コンソート第21番
1512年:フェルナンド2世、フランスに宣戦、ナバラ王国を征服
4フアン・ポンセ:ビリャンシーコ「フランスよ、利益を計算せよ」(CMP443)
II.青年期
1513年:マキャベリ「君主論」刊行
5(ヴェネツィア写本):パドゥアーナ
1516年:フェルナンド2世死去
6ビリャンシーコ「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(CMP434)
:トマス・モア「ユートピア」刊行
7(作曲者不詳、ヘンリー8世写本):ロイド。パズル=カノン1
1517年:マルティン・ルター「95か条の提題」提示
8イザーク/ルター:
「おお世よ、われ汝より離れざるを得ず」(「インスブルックよ、さらば」に
よる)
III.パリ大学での研鑽(1525-1536)
1525年:パヴィアの戦い、パリへの旅
9パヴァーヌ「戦争」
1528年:イグナシオ・デ・ロヨラと知り合う
10セルミジ:「わが魂を祝福したまえ」
1534年:宗教的誓願
11「おお、栄光の聖母よ」(プサルテリウムによる即興)
12(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」1
13ベネガス・デ・エネストローサ:讃歌第20番「おお、栄光の聖母よ」
14(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」2
15ナルバエス:「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア1
1535年:ヘンリー8世ローマ・カトリックより英国国教会を分離、トマス・モ
アを処刑
16(作曲者不詳、ヘンリー8世写本):ロイド。パズル=カノン2
:最初の誓願
17ビリャンシーコ「主をたたえ」(CMP420)
IV.イタリア-イェズス会
1536年:ヴェネツィアへの旅
18イザーク:「ベネディクトゥス」(3声)
19(ヴェネツィア写本):サルタレッロ
1540年:パウロ3世「イェズス会」を認可する
20モラレス:「サンクトゥス」
:フランシスコ・ザビエル、東洋への「教皇使節」に任命される
21フアン・デル・エンシーナ:ビリャンシーコ「天の女王、あなたゆえに」
(CMP442)
V.リスボンからアフリカとインドへ
1541年:リスボンからケープ・ヴェルデ、ギニア、モザンビークへ
22アフリカの打楽器
23「印象」(ウードと打楽器)
1542年:ゴア到達
24ビリャンシーコ「世界の母」(声、プサルテリウム、サロド、タブラ)
(CMBP第74、ポルトガル音楽第23)
1545-63年:対抗宗教改革:トレント公会議
25「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(器楽曲)(CMP434)
1547-49年:マラッカとモルッカ諸島の伝道
26(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」1
27「おお、栄光の聖母よ」によるラーガ
[CD2]:日本到達
VI.新世界-日本到達
1549年:鹿児島到達
1「篠の音取り」(篠笛)
1549年:教皇パウロ3世死去
2モラレス:「生きとし生ける者の王の御前に」(「レクイエム」より)
1550年:都(京都)の朝廷への旅
3「本能寺」(琵琶、歌)
1551年:山口に日本初の教会設立
「隠れキリシタンのおらしょ」
4「おお、栄光の聖母よ」(プサルテリウム)1
5(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」1
6「おお、栄光の聖母よ」(琵琶、篠笛)3A
7(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」2
8「おお、栄光の聖母よ」(尺八)
9(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」3
10「おお、栄光の聖母よ」(琵琶)
11(グレゴリオ聖歌):「おお、栄光の聖母よ」4
12「おお、栄光の聖母よ」(琵琶、尺八)
13(グレゴリオ聖歌)「おお、栄光の聖母よ」1
14「おお、栄光の聖母よ」アーメン
15「おお、栄光の聖母よ」(プサルテリウム)9
16「霊慕」(尺八)
1551年:日本と2000人のキリスト教徒の共同体から去る
17「主をたたえ」(CMP444)
VII.中国の閉ざされた門へ
1552年:ゴア帰還、マラッカ、コーチン、シンガポールへの旅
18「世界の母」(タブラ、サロドによる即興)
1552年:上川(サンチャン)島(広東省)到達
19「アヴェ・マリア」(導入部)(ベル、琵琶、尺八)
20「おお、栄光の聖母よ」によるディフェレンシア1(ビウエラ)
1553年:12月3日に死去(上川(サンチャン)島にて)
21モラレス:「わが罪を思い出したもうな」(「レクイエム」第2夜課より)
1554年:マラッカ、後にゴアへ遺骸移送
22「神よ、救いたまえ、貴重なる十字架は」(器楽曲)(CMP434)
:日本は西洋とのそれ以上の接触を断つ
23乱曲(能管)
:フランシスコ・ザビエルの遺産
24「アヴェ・マリア」(五音音階)(中国)
ジョルディ・サヴァール(指)、
エスペリオンXXI、ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ
昨年、生誕500年を迎えたフランシスコ・ザビエル(スペイン語読みでハビエル、
バスク語読みでシャビエル)は、言うまでもなく、日本とかかわりの深いスペ
イン、バスク地方の聖人。彼の鹿児島への上陸が聖母被昇天の祝日だったこと
や、「隠れキリシタンのおらしょ」に「おお、栄光の聖母よ」をもととした曲
が伝わっていることなどから、聖母マリアに関する曲を中心として、日本の伝
統曲やイベリア半島で聞かれていた曲も加え、録音が構成されています。
ドン・キホーテ、コロンブスと非常に綿密なアプローチで録音してきたサヴァ
ールは、このザビエルについてのアルバムにおいて同様のアプローチを堅持し
ており、また、従来通り、解説も日本語のものも含めて300ページ以上と豪華
なものとなっております。




<ORFEO>
ORFEO029071 \2450
ミヒャエル・ハイドン:セレナード ニ長調MH68(1764年ザルツブルク)
ディーター・クレッカー(Cl)
ゲアノート・シュマルフス(指)プラハ室内O.
録音:2006年9月25-30日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
18世紀末当時、ミヒャエル・ハイドンはたいへんな人気作曲家でした。ザルツ
ブルグ司教に仕えている間じゅう、その命により宗教曲だけでなく独創性に富
んだ室内楽作品を数多く作曲しています。1764年に書かれたニ長調のセレナー
ドは全体が9つの楽章から成り、その中に2つのコンチェルティーノ(ひとつは
クラリネットのための、もうひとつはトロンボーンのための)をも含む大掛か
りなものです。
第1楽章は弦楽主導でオケとファゴットの妙技を示すのに対して、第5、第6楽
章では独奏クラリネットを登場させ、美しいメロディと極上のカンタービレで
酔わせます。ここでのカデンツァはもちろん名手クレッカーの独壇場。さらに
第6楽章には驚くべき仕掛けが!なんと、このセレナードから数えて23年後に
作曲されたモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」でおなじみ
の上昇音型のモチーフが聞き取れます。ミヒャエルがモーツァルトに多大な影
響を与えたことはよく知られていますが 、こんなところにもその片鱗がみられ
思わずニヤリとさせられます。また、解説文中クレッカー書き下ろしのくだり
も、コンチェルティーノに関する専門家ならではの鋭い考察で興味が尽きま
せん。

ORFEOR747071 \2080
モノラル
(1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
オットー・クレンペラー(指)ウィーンSO.
録音:1956年3月8日ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ)・音源:ORF
巨匠クレンペラーがウィーン響を振った大注目のライヴ。それもプログラムの
中身がベートーヴェンとブラームスというのだからもう最高です。両曲とも快
速で、きびしいまでの造形美を打ち出した辛口演奏。とくにブラームス3番は
きわめて貴重です。対位法の鬼クレンペラーの巨大な芸風がORFの正規音源に
よるたいへんなまなましい音質で味わえます。

ORFEOR746071 \2080
モノラル
(1)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(3)R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
フリードリヒ・グルダ(P)
ヨゼフ・カイルベルト(指)ウィーンSO.
録音:1955年5月4日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ)・音源:
ロート・ヴァイス・ロート放送グループ
ケルン放送響とのブル8ライヴ(ORFEOR.724071)につづく、ドイツの名匠カイル
ベルトの貴重なライヴ。才気と若さいっぱいのグルダとのシューマンだけでも
大満足なところへ、メインのブラームスがまたさらなる聴きもの。バイエルン
放送響との2番(66年ライヴ / ORFEOR.553011)がファンを大いに沸かせました
が、この3番でも旋律を情感たっぷりに歌わせてグイグイと引き込みます。奇
しくもクレンペラーが同じくウィーン響を振った同曲の演奏が同時にリリース
となるため、両者によるアプローチの違いを確かめてみるのも興味の尽きない
作業といえるでしょう。ロート・ヴァイス・ロートの正規音源。

ORFEOR745071 \2080
モノラル
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
(2)ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
フリードリヒ・グルダ(P & 指)ウィーンSO.
録音:1953年1月21日ウィーン、コンツェルトハウス大ホール(ライヴ)・音源:
ロート・ヴァイス・ロート放送グループ
なんと22歳の若さのグルダ弾き振りライヴによるベートーヴェンが登場します。
ともに曲調とうまくはまって、目の前で音楽がいきいきと弾み駆け抜けてゆく
さまはたまらなくスリリング。よく知られるグルダのキーワード、ジャズのス
タイルにちょうど開眼する時期にあたることもあり、とにもかくにも即興性に
あふれる音楽づくりはちょっとほかに見当たらないほど個性的です。ロート・
ヴァイス・ロートの正規音源より復刻。

ORFEOR748071 \2080
モノラル
(1)ブラームス:アルト・ラプソディOp.53
(2)マーラー:「大地の歌」
オラリア・ドミンゲス(A) セット・スヴァンホルム(T)
ウィーン楽友協会男性Cho.
パウル・クレツキ(指)ウィーンSO.
録音:1954年11月12日ウィーン、ムジークフェライン大ホール(ライヴ)・
音源:ロート・ヴァイス・ロート放送グループ
アナログ初期にかけてマーラーの普及に大きく貢献したエキスパート、クレツ
キによる「大地の歌」ライヴ。クレツキではこれまで59年のスタジオ盤が唯一
の録音でしたが、ここでもユダヤ系を理由に悲惨をきわめた自身の生涯を重ね
合わせるかのような痛切にして濃厚な表現が胸を打ちます。魅力のソリストは
伝説のヘルデンテノール、スヴァンホルムに加え、1928年メキシコ生まれのド
ミンゲス。カラスと同時代を生きたコントラルトはエキゾチックな独特の声質
で人気を集めました。特異な世界観に彩られた当作品でもスパイスの役目を果
たしています。ロート・ヴァイス・ロートの正規音源より復刻。



<Disc Auvers>
●新レーベルのご案内
準・メルクル指揮、フランス国立リヨン管弦楽団の来日ツアーで、ラヴェルの
ピアノ協奏曲を演奏する若きピアニスト、ジャン・フレデリックのCDの取り扱
いを開始します。

DAS002 \1550
ショパン:
練習曲作品10(全曲)、作品25(全曲)、3つの新しい練習曲
ジャン・フレデリック(P)
録音:2003年7月
練習曲作品10の1は「大洋」という名前で呼ばれることもある、非常にダイナ
ミックな曲で、アルペジオがちりばめられた難曲でもあります。ジャン・フレ
デリックのこの演奏は、実に伸びやかかつ鮮烈に聴き手に切り込んでくる演
奏。ふとした拍子に見せるほんのわずかのテンポ・ルバートのかけ方に、こ
の青年の底知れぬ才能とセンス、テクニックを感じます。1曲1曲トラックを
進めていくごとに、新しいピアニストの到来を確信することのできる1枚。
ジャン・フレデリックは1986年生まれですから、この録音のときはまだ17歳
前後。おそるべきピアニストの誕生でございます。

DAS004 2枚組 \2080
オーヴェル・シュル・オワーズ音楽祭2005年ライヴ
[Disc1]
ショパン:
(1)エロールの「ルドヴィク」のロンド・ファヴォリ「私は僧衣を売る」によ
る華麗なる変奏曲 変ロ長調op.12
(2)タランテッラ 変イ長調op.43
(3)ノクターン ハ短調(遺作)
(4)3つのエコセーズop.72-3(ニ長調、ト長調、変ニ長調)
(5)ワルツ第17番変ホ長調「ソステヌート」(遺作)
(6)アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調op.22
(7)ノクターン第19番ホ短調op.72-1
(8)フーガ イ短調
(9)序奏とボレロ イ長調op.19
(10)コントルダンス 変ト長調
[Disc2]
(1)J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調op.109
(3)ブラームス:4つの小品op.119
(4)ショパン:練習曲 ハ長調op.10-1
(5)ラヴェル:メヌエット(「クープランの墓」より)
(6)インタビュー
ジャン・フレデリック(P)
録音:2005年5月、ライヴ
ライヴならではの熱気、お客さんの盛り上がり方も納得の、怒涛の演奏が続き
ます。19歳にしてこの表現力と音楽性、清潔感のあるタッチ、迸るエネルギー。
テクニックはもちろんものすごいのですが、一つ一つの音に生気と喜びが満ち
溢れていて、どこまでも自然そのもの。ふとした瞬間に見せる一粒の涙のよう
なテンポ・ルバートでもう心はわしづかみにされます。彼の演奏を聴いている
と、さわやかな高原に立ち、心地よい風を身体いっぱいに受けているような気
分になります。ノクターンは、熟年ピアニストによる芳醇なワインのような演
奏とはまた違って、若さならではのデリケートさを感じさせる演奏。これから
が、実に実にたのしみなピアニストです。

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07-11 No.6

2007年11月07日 16時43分15秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-5002732 \1980
ムソルグスキー:展覧会の絵
(ボロディン:交響曲第2番
だったん人の踊り
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
ラトル、ベルリン・フィルは今年度のジルベスター(ニュー・イヤー・イヴ)コ
ンサートに管弦楽の魅力が十二分に発揮されるスペクタクルな名曲「展覧会の
絵」を選びました。ウィーン・フィルの「ニュー・イヤー・コンサート」と並
んで世界的にクラシック音楽ファンの注目の的となるベルリンの「ジルベスタ
ー・コンサート」は日本でもNHKBS放送でライヴ放送(日本では1月1日)が予定
され今から期待が寄せられています。本プロジェクトは公演から約2週間での
超スピード発売となります。





<WARNER>
812279966 \1600
ワシントン・シンフォニック・ブラス
オルフ:カルミナ・ブラーナ
断頭台への行進- “幻想交響曲 ”(ベルリオーズ )
ハバネラ&闘牛士の歌-歌劇「カルメン」(ビゼー)
冷たい手を-歌劇「ボエーム」(プッチーニ)
誰も寝てはならぬ-歌劇「トゥーランドット」(プッチーニ)
ニムロッド- “エニグマ (謎 )変奏曲 ”より第9変奏(エルガー)
ワシントン・シンフォニック・ブラス
指揮:ミルトン・スティーヴンス
アメリカのナショナル交響楽団とボルチモア交響楽団のブラス・セクションの
腕っこきで結成されたワシントン・シンフォニック・ブラスによる胸をすくよ
うな名技に聴く華麗なブラスの世界。
原曲の味わいを尊重した編曲もポイントの一つです。
特に “カルミナ・ブラーナ ”は、わが国の吹奏楽の世界でも取り上げられる
注目曲。ファン必聴の人気アイテム。フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アン
サンブルの “展覧会の絵 ”に勝るとも劣らない名演(American Record Guide)
と称えられています。

29031748932 \1800
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248(アリアと合唱)(J.S.バッハ)
ポール・エスウッド(カウンター・テナー)
クエルト・エクビルツ(テノール)
ジークムント・ニムスゲルン(バス)
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントス・ムジクス
コルス・ヴィエネンシス(ハンス・ギレスベルガー指揮)
鬼才アーノンクールの純度の高いバッハの表現が格別の印象を与えた「クリス
マス・オラトリオ」からアリアと合唱の名曲を抜粋した1枚。

30630192752 \1800
J.S.バッハ:究極の名曲集
1. ブランデンブルク協奏曲第3番よりアレグロ
2. 管弦楽組曲第2番よりバディネリ
3. カンタータ第208番「楽しき狩こそ、わが喜び」より “羊は安らかに草を
はみ ”
4. ヴァイオリン協奏曲第2番よりアレグロ・アッサイ
5. ピアノ協奏曲第5番よりラルゴ
6. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番よりガヴォットとロンド
7. カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」より “主よ、人の望みの
喜びよ ”
8. 平均律クラヴィーア曲集第1巻より第1曲 “前奏曲 ”
9. 2つのヴァイオリンのための協奏曲よりラルゴ・マ・ノン・タント
10. 無伴奏チェロ組曲第1番より前奏曲
11. カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声あり」より
12. ヨハネ受難曲より “主よ、わが主よ ”(抜粋 )
13. フルートとチェンバロのためのソナタ第2番よりシチリアーノ
14. パルティータ第2番よりサラバンド
15. ブランデンブルグ協奏曲第2番よりアレグロ・アッサイ
16. 管弦楽組曲第3番よりアリア( G線上のアリア)
17. ヴァイオリン協奏曲第1番より
18. マタイ受難曲より “おお、こうべは血糊にまみれ
19. トッカータとフーガ ニ短調 (以上  J.S.バッハ曲)
J.S.バッハの膨大な作品の中から、人々に愛される名作を選りすぐり1枚にま
とめたアルバムです。

42292454772 \1350
ブラームス:ピアノ作品集
(1)パガニーニの主題による変奏曲 作品35
(2)主題と変奏曲 ニ短調 (1860)[弦楽六重奏第1番の第2楽章による ]
(3)2つのラプソディー 作品79
(4)3つの間奏曲 作品117
(5)4つの小品集 作品119
フランソワ=ルネ・ドゥシャーブル(ピアノ)
20代のデビュー当時巨匠ルービンシュタインに「完成されたピアニスト」と言
わしめたドゥシャーブルも50代を迎えて録音されたアルバムです。
卓越した演奏技術で知られる彼ですが、このブラームス作品では、彼の円熟を
感じさせ、彼の高い音楽性を感じさせる充実した演奏を繰り広げています。

5256462199 5枚組 \5950
エルガー:交響曲&管弦楽曲集
(1)交響曲第1番 イ長調 作品55
(2)行進曲「威風堂々」作品39より第1番、第3番 &第4番
(3)序曲「南国にて」作品50
(4)交響曲第2番 変ホ長調 作品63
(5)序曲「コケイン (首都ロンドンにて )」作品40
(6)弦楽のための序奏とアレグロ 作品47
(7)弦楽のためのセレナード ホ短調 作品20
(8)エニグマ (謎 )変奏曲 作品36
(9)交響的習作「フォールスタッフ」作品66
(10)バスーンと管弦楽のためのロマンス 作品62
(11)劇音楽「グラニアとディアルミド」作品42より “劇音楽 ”と “葬送行
進曲 ”
(12)序曲「フロワッサール」作品19
(13)ミュージック・メイカーズ 作品69
(14)夢の子供たち 作品43
(15)弦楽のためのエレジー ホ短調 作品58
(16)スルスム・コルダ 作品11
(17)朝の歌 作品15-2 & 夜の歌 作品15-1
(18)愛の挨拶 作品12 (以上 エルガー曲)
アンドリュー・デイヴィス指揮  BBC交響楽団
「愛の挨拶」や「威風堂々第1番」などでブレイクしたイギリスの作曲家エル
ガー (1857-1934)の交響曲全2曲を含むエルガーの管弦楽曲集です。重要な管
弦楽曲の大半は収録されており十分な内容です。
A.デイヴィスは、英国名物のプロムスに度々登場、イギリス音楽の最上の指揮
者の1人として認められた存在です。

60630177852 \1600
エルガー:究極の名曲集
1.行進曲「威風堂々」第4番 作品39-42.
2. ソスピーリ (ため息 )作品703. 
3. 朝の歌 作品15-24. 
4. 夜の歌 作品15-15. 
5. 交響曲第1番より第1楽章
6. 夢の子供たち-アレグレット
7. 弦楽のための序奏とアレグロ (抜粋 )
8. エニグマ (謎 )変奏曲より主題
9. エニグマ (謎 )変奏曲より第6変奏 “イゾベル ”
10. エニグマ (謎 )変奏曲より第7変奏 “トローイト ”
11. エニグマ (謎 )変奏曲より第8変奏 “W.N.”
12. エニグマ (謎 )変奏曲より第9変奏 “ニムロッド ”
13. 弦楽のためのエレジー
14. チェロ協奏曲よりアダージョ-モデラート
15. 愛の挨拶
16. 序曲「南国にて」(抜粋)
17. 弦楽のためのセレナードより第1楽章
18. 弦楽のためのセレナードより第2楽章
19. 弦楽のためのセレナードより第3楽章
20. 威風堂々第1番 (抜粋 )
21. 永遠の光 (エニグマ変奏曲第9変奏曲 “ニムロッド ”よりの編曲 )
(以上 エルガー曲 )
アンドリュー・デイヴィス指揮  BBC交響楽団

7857385356 \1800
ヘンデル:歌劇「アルチーナ」ハイライト
ルネ・フレミング(ソプラノ)、スーザン・グレアム (メゾ・ゾプラノ )、
ナタリー・デッセー (ソプラノ )、キャズリーン・クールマン(アルト)
ウィリアム・クリスティ指揮 レザール・フロリサン
アメリカに生まれのクリスティー (1944-)の指揮活動はフランス・バロックを
始めこのヘンデルなどヨーロッパで高く評価されています。
数多いヘンデルの歌劇の中でも「アルチーナ」は傑作のひとつ。このハイライ
トはその魅力を手近に味わうのには最適のものといえます。

0630185022 \1350
ヘンデル:究極の名曲集
1. オラトリオ「ソロモン」より “シバの女王の入城 ”」
2. 「王宮の花火の音楽」序曲(抜粋)
3.「王宮の花火の音楽」よりブレー
4.「王宮の花火の音楽」より歓喜
5.「王宮の花火の音楽」よりメヌエット I&II6.「水上の音楽」よりエア
7.「水上の音楽」よりアレグロ (抜粋 )
8.「水上の音楽」よりブレー
9.「水上の音楽」組曲二長調よりアレグロ
10.「水上の音楽」組曲二長調よりホーンパイプ
11. 祭司ザドク
12. アリアと変奏「調子の良い鍛冶屋」
13. 詩篇100「主は言われた」より “主は言われた ”
14. オラトリオ「サムソン」より輝けるセラフたちを
15. 合奏協奏曲集第2番よりラルゴ
16. 歌劇「セルセ(クセルクセス)」より “なつかしい木陰(オンブラ・マイ・
フ)」
17. ハープ協奏曲よりアンダンテ
18. オルガン協奏曲ヘ長調「カッコーとナイチンゲール」よりアレグロ
19. オラトリオ「メサイア」より “すべての谷は高くされ ”
20. オラトリオ「メサイア」より “ひとりのみどり児が、われらのために生
まれた ”
21. オラトリオ「メサイア」より “ハレルヤ ”
J.S.バッハと並ぶ作曲家として知られるヘンデルの魅力満載のコンピュレー
ション・アルバムです。

256461736 \1600
キリ・テ・カナワ「マジック」ミシェル・ルグランを歌う
1. ヒズ・アイズ、ハー・アイズ
2. アイ・ウィル・セイ・グッバイ
3. アスク・ユアセルフ・ホワイ
4. サマー・ミー、ウィンター・ミー
5. マジック
6. アイ・ワズ・ボーン・イン・ラヴ・ウィズ・ミー
7. ア・ローズ・イン・ザ・スノウ
8. ブルー、グリーン、グレイ・アンド・ゴーン
9. ワン・デイ
10. ノウ・ボディ・ノウズ
11. アフター・ザ・レイン
12. リトル・ボーイ・ロスト
13. ブリージーズ・ソング
14. ワット・アー・ユー・ドゥーイング・ザ・レスト
15. ワン・アト・ア・タイム
16. ザ・ウィンドミル・オブ・ユア・マインド
17.  Comme elle est longue a mourir ma jeunesse 
(以上 ミシェル・ルグラン曲 )
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
マイケル・ディヴィス指揮 ロンドン・スタジオ管弦楽団
アンブロジアン・シンガーズ

256461330 3枚組 \4050
カーテン・アップ!魅惑のミュージカル・メロディー
1.  “シカゴ ”-序曲とオール・ザット・ジャズ(カンダー)
2.  “コーラス・ライン ”-メロディー(ハーマン)
3.  “マック・アンド・マベル ”- When movies were movies(ハーマン)
4.  “グリース ”-メロディー (ジェイコブス&ケーシー )
5.  “キャッツ ”-ジェリクル・ダンス・パーティ(ロイド・ウエッバー)
6.  “オペラ座の怪人 ”-オール・アイ・アスク・オブ・ユー
(ロイド・ウエッバー)
7.  “レ・ミゼラブル ”-アイ・ドゥリームド・ア・ドゥリーム
(シェーンベルグ)
8.  “ミス・サイゴン ”-メロディー(シェーンベルグ)
9.  “スウィニー・トッド ”-ジョアンナ(ソンドハイム)
10.  “ブラッド・ブラザーズ ”- Tell Me It's Not True(ラッセル )
11.  “ライオン・キング ”-サークル・オブ・ライフ(エルトン・ジョン)
12. コパカバーナ (マニロー )
13.  “ABBA”-メロディー(ウルヴァース&アンダーソン)
14.  “リトル・ショップ・オブ・ホラーズ ”- Suddenly Seymour
(メンケン )
15.  “トキ・チキ・バン・バン ”( M&B.シャーマン)
16.  “エヴィータ ”-オーケストラ組曲(ロイド・ウェッバー)
17.  “キャッツ ”-オーケストラ組曲(ロイド・ウェッバー)
18.  “恋は劇薬 ”-オーケストラ組曲(ロイド・ウェッバー)
19.  “オペラ座の怪人 ”-オーケストラ組曲(ロイド・ウェッバー)
20.  “南太平洋 ”- This Nearly Was Mine(ロジャース )
21.  “回転木馬 ”- If I Loved You(ロジャース)
22.  “学生王子 ”-わが心に深く(ロンバーグ)
23.  “Very Warm For May”-君は我がすべて(カーン)
24.  “ジキルとハイド ”- In His Eyes(ワイルドホーン)
25.  “ジキルとハイド ”- Someone Like You(ワイルドホーン )
26.  “フォリーズ ”- Losing My Mind(ソンドハイム)
27.  “A Little Light Music”- Send In The Clowns(ソンドハイム)
28.  “ミス・サイゴン ”- I Still Believe (シェーンベルグ )
29.  “ウェスト・サイド・ストーリー ”- Something’s Coming
(バーンスタイン)
30.  “ウェスト・サイド・ストーリー ”-マリア(バーンスタイン)
31.  “ウェスト・サイド・ストーリー ”-バルコニーの場「トゥナイト」
(バーンスタイン)
32.  “ウェスト・サイド・ストーリー ”- One Hand, One Heard
スミ・ジョー(ソプラノ)、ホセ・カレーラス (テノール )他
ニック・デイヴィス指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ウェスト・エンド合唱団
人々に愛され続けているミュージカルの名曲をたっぷりと味わえるアルバムで
す。クラシックな味わいとポピュラーな味わいが見事に溶け合った聴き応えの
ある内容は、ファンの注目を惹くこと間違いありません。

256462162 18枚組 \19500
オリヴィエ・メシアン・エディション
(指揮者 )ケント・ナガノ、マルセル・クーロー、ピェール・ブーレーズ、
(ピアノ )イヴォンヌ・ロリオ、ラヴェック姉妹 
(オルガン )M-C・アラン、オリヴィエ・メシアン
20世紀を代表するフランスの作曲家メシアン (1908-1992)の作品を18枚のCDに
集大成したワーナー・クラシックならではのアルバムです。

4509948212 \2080
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(ハイライト)
レッラ・クベルリ (ソプラノ )、チェチーリア・バルトーリ(ソプラノ)、
クルト・シュトライト(テノール)、フェルッチョ・フルラネット(バリトン)
ダニエル・バレンボイム指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
巨匠バレンボイムが最高の歌手陣と最高のオーケストラを得て録音した注目の
「コシ」の全曲盤からのハイライトです。

4509948232 \2080
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(ハイライト)
フェルッチョ・フルラネット(バリトン)、ジョン・トムリンソン(バス)、
レッラ・クベルリ (ソプラノ )、ヴァルトラウト・マイアー(ソプラノ)
ダニエル・バレンボイム指揮 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
巨匠バレンボイムが最高の歌手陣と最高のオーケストラを得て、満を持して録
音した注目の「ドン・ジョヴァンニ」の全曲盤からのハイライトです。この録
音は彼の同曲の2度目の録音となります。

256462092 21枚組 \28000
D.スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ全集
スコット・ロス(チェンバロ&オルガン)他
38歳の若さで他界したアメリカの伝説とでも言うべき名チェンバリスト、スコ
ット・ロス (1951-1989)の最大の遺産です。CD34枚に及ぶ大全集ですが、その
パッションに満ちた演奏はこれらの作品のかけがえのない遺産となっています。

256462323 4枚組 \5400
シューベルト:交響曲全集
ニコラウス・アーノンクール指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
モーツァルトの名演などで知られる絶妙のコンビ、アーノンクールとコンセル
トヘボウOのシューベルトです。
アーノンクールの演奏は、いつもながら新鮮で驚きに満ちています。伝統を見
直し、彼が新しく読み解いたシューベルトの新しい世界がここにあります。

256460660 \1800
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より “前奏曲と愛の死 ”(ワーグナー)
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
旧ソ連の巨匠ムラヴィンスキーの持つレパートリーは比較的に狭いものがあり
ましたが、このショスタコーヴィチはチャイコフスキーと並んで彼の最も得意
とするものです。彼の残したこの作者の交響曲の録音の全てが、その作品の代
表盤と言っても過言ありません。ちなみに彼はこの作品の初演者です。

256460035 \1350
チャイコフスキー:交響曲第5番
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
巨匠ムラヴィンスキーのチャイコフスキーは、彼の名刺代わりといえるほどに
ファンに愛され定評のあるものです。その迫力ある演奏に中に存在する深い抒
情性が心を打つ稀有の名演です。




<ARSIS CLASSICS>
ベルギーのピアニスト、ジャン=ピエール・バックが主宰するレーベル。本拠
はブリュッセルとナミュールの中間に位置する古都クール=サンテティエンヌ。
「Classics」、「Nowadays」(現代音楽)、「World」(ワールドミュージック)
の3シリーズを有しています。

AS64002-C \2300
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):
スターバト・マーテル
マニフィカト
悲しみのミサ(1735)
ヴァレリー・ガバイユ(ソプラノ)
セシル・エロワール(アルト)
ギー・ド・メイ(テノール)
フーベルト・クラセンス(バス)
ヴィーラント・クイケン(指揮)
レザグレマン[ナミュール・バロック管弦楽団]
ナミュール室内合唱団
録音:2000年7月、フランス、ティエラシュ、聖ミシェル修道院
ヴェネツィアに生まれマントヴァ、ローマ、ウィーンで活躍し大量のオペラと
オラトリオを作曲したカルダーラの教会音楽をヴィーラント・クイケンが指揮
した注目盤。歌手陣も実力者揃いです。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64002-C」となっています。

AS64003-C \2300
ベートーヴェン(1770-1827):フルートを伴う室内楽作品集
フルート、ファゴットとピアノのための三重奏曲ト長調 WoO37(*/+/#)
2つのフルートのためのアレグロとメヌエット ト長調 WoO26(*/**)
フルートとピアノのためのセレナード ニ長調 Op.41(*/#)
フルートとファゴットのための二重奏曲ハ長調 WoO27(*/+)
ソルスティス
イザベル・ランファリュシー(フルート(*))
ウィム・ヴァンデンボッシュ(フルート(**))
ジャン=ピエール・バック(フォルテピアノ(#))
アラン・ド・レイッケル(ファゴット(+))
録音:2000年10-11月、ベルギー、フラン=ワレ教会
使用楽器:
Alain Weemaels製(モデル:Carl August Grenser製)(*)
Jan de Winne製(モデル:Carl August Grenser製)(*)
Chris Maene製(モデル:Anton Walter製)(#)
Peter de Koningh製(モデル:Heinrich Grenser製)(+)
ランファリュシー、ウィム・ヴァンデンボッシュはともにブリュッセル王立音
楽院でバルトルト・クイケンに師事したフルーティスト。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64003-C」となっています。

AS64009-C \2300
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ集 Vol.1
第8番イ短調 K.310/第10番ハ長調 K.330
幻想曲ニ短調 K.397/第9番ニ長調 K.311
ジャン=ピエール・バック(フォルテピアノ)
録音:ベルギー、フラン=ワレ教会
6歳でピアノを始めたジャン=ピエール・バックは大学では薬学を学んだ後、音
楽家を志しブリュッセル王立音楽院に進みバドゥラ=スコダ、アンリオ=シュ
ヴァイツァー他に師事、さらにアムステルダムのスウェーリンク音楽院でフォ
ルテピアノを学びました。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-64009-C」となっています。

AS64012-C \2300
心地良い苦痛 ハイドン(1732-1809):歌曲集
人魚の歌/心地良い苦痛/誠実/水夫の歌/共感
彼女はけっして自分の愛を語らなかった/見抜く目
満足(喜びの伝達)/回想/牧歌/絶望/おお、美しい声よ/霊の歌
ステファン・ヴァン・デイク(テノール)
ジャン=ピエール・バック(フォルテピアノ)
録音:ベルギー、フラン=ワレ教会
ベルギーのテノール、ヴァン・デイクはバッハ・コレギウム・ジャパンとの共
演で日本でもおなじみ。
本体の規格番号表記は「AS-00-A-640012-C」となっています。




<CORELIA>
CC895766 \2300
フランス陸軍合唱団 男声合唱のための音楽
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):軍隊ミサ[野外のミサ]
ジュアン・アラン(1911-1940):われら死すべき者たちのための祈り
アンナ・マルリ(1917-2006):パルチザンの歌
ルディ・ゴグエル(1908-1976)/ルイ・リバール編曲:沼地の歌
レミ・グソー:思い出と祖国
ロジェ・カルメル(1920-1998):カンタータ「自由」から フィナーレ
リオネル・パントル(バリトン)
イヴ・パルマンティエ(指揮)
フランス陸軍合唱団
ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団
エマニュエル・オリヴィエ(ピアノ)
ドニ・コムテ(オルガン、ハルモニウム)
録音:1995年12-13、15日、パリ、ヴァル・ド・グラスの聖母教会

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07-11 No.5

2007年11月07日 16時42分09秒 | Weblog
★BMGフランス Tandem シリーズ 限定入荷★
下記14タイトルが輸入元に限定入荷しました。今回入荷分のみの限定盤となり
ますので、お早めにご注文下さい。※販売終了の場合はご容赦下さい。

82876873722 2枚組 \1200
Arthur Rubinstein(p)
Chopin: Waltzes, Impromptus, Balldes, Scherzos

82876873792 2枚組 \1200
Gunther Wand(cond), BPO
Bruckner: Symphony No.4, No.9

82876873852 2枚組 \1200
Alicia De Larrocha(p)
Granados: 6 Danses Espagnoles, Goyescas, Scenes Romantiques,
Esquisses, Histoires de Jeunesse

82876873912 2枚組 \1200
Claus Peter Flor(cond), Bamberg SO
Mendelssohn: A Midsummer Night's Dream, Hebrides Overture,
Ruy Blas Overture, Symphony No.4, Athalia Overture, etc

82876873922 2枚組 \1200
Charles Munch(cond), Boston SO
Berlioz: Symphonie Fantastique, Romeo et Juliette

82876873942 3枚組 \1800
Eric Le Sage(p), Stephane Deneve(cond), Liege Philharmonic Orchestra,
Frank Braley(p), Emmanuel Pahud(fl),
Poulenc: Complete Chamber Music, Concerto for 2 Pianos,
Piano Concerto, Aubade

88697098982 2枚組 \1200
Sviatoslav Richter(p)
J.S.Bach: Well-Tempered Clavier Book 1

88697099202 2枚組 \1200
Sequentia
Hildegard von Bingen: Chants de l'extase, Voice of the Blood,
O Jerusalem

88697099222 2枚組 \1200
Sergei Leiferkus(Br), Semeon Skigin(p).
Yuri Temirkanov(cond), Royal PO
Mussorgsky: Songs

88697099362 2枚組 \1200
Thomas Hengelbrock(cond), Balthasar-Neumann Ensemble,
Balthaser-Neumann Choir
Lotti: Requiem, Credo, Miserere, Missa Sapientiae;
J.S.Bach: Magnificat BWV.243a

88697099372 2枚組 \1200
Arthur Rubinstein(p)
Chopin: Vol.2; 19 Nocturnes

88697099402 2枚組 \1200
Evgeny Kissin(p)
Chopin: 24 Preludes, Piano Sonata No.2, Ballade No.1-4,
Berceuse, Barcarolle, Scherzo No.4

88697099412 2枚組 \1200
Fritz Reiner(cond), Chicago Symphony Orchestra
R.Strauss: Also Sprach Zarathustra, Don Quixote, Don Juan,
Burlesque, Der Rosenkavalier Waltz

88697099452 2枚組 \1200
Montserrat Caballe(S)
Italian Opera Arias; Donizetti, Rossini, Verdi

================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Deutsche Grammophon>
4777352 2枚組 \1980
「ベスト・オブ・ブリティッシュ」2007年BBCプロムス・ライヴ
CD1
ウォルトン:《ポーツマス・ポイント》序曲
1927年ロンドン初演
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調
ポール・ワトキンズ(Vc)
ブリテン:歌劇《ピーター・グライムズ》-4つの海の間奏曲
1945年ロンドン初演
イジー・ビエロフラーヴェク指揮BBC交響楽団
スティーヴン・ブライアント(コンサートマスター)
CD2
ディーリアス:夏の歌
1931年世界初演
アンドルー・デイヴィス指揮BBC交響楽団
アンドルー・ハヴェロン(コンサートマスター)
ナッセン:ヴァイオリン協奏曲
2003年ロンドン初演
リーラ・ジョゼフォヴィツ(Vn)
オリヴァー・ナッセン指揮BBC交響楽団
スティーヴン・ブライアント(コンサートマスター)
ティペット:三重協奏曲 1980年世界初演
ロドニー・ベネット:トマス・カンピオンの4つの詩(★) 2007年世界初演
ダニエル・ホープ(Vn)、フィリップ・デュークズ(Va)、
クリスティアン・ポルテラ(Vc)
BBC交響楽団 
指揮:アンドルー・デイヴィス、
スティーヴン・ジャクソン(★)
英国の夏の風物詩といえばBBCによるプロムナード・コンサート、通称「プロ
ムス」。座席を取り外した巨大なコンサート会場の平土間で、聴衆たちがスタ
ンディングでクラシック音楽に熱狂する様子は、テレビなどでもよく放映され
ています。当アルバムは、その「プロムス」の今年2007年の記録です。内容は、
様々なコンサートからハイライトをチョイスし、ここ100年の英国音楽を楽し
もうという趣向。今年はアンドルー・デイヴィスやオリヴァー・ナッセンをは
じめ、2006年からBBC交響楽団の首席指揮者に就任したチェコのビエロフラー
ヴェクも指揮台に立った(ビエロフラーヴェクは1995年から2000年まで同響の
首席客演指揮者も務めており、昨年のプロムスではファースト・ナイトで指揮
している)。オーケストラはもちろんすべてBBC交響楽団。今年の目玉は、エル
ガーやブリテン作品に並び、リチャード・ロドニー・ベネットの《トマス・カ
ンピオンによる4つの詩》の世界初演が含まれていることでしょう。ロドニー
・ベネットは、『オリエント急行殺人事件』などの映画音楽や、ジャズ・ピア
ニストなどとしても知られていますが、レノックス・バークリーやピエール・
ブーレーズらに師事した英国を代表する作曲家です。なお、当アルバムは、
DGとBBCプロムスによる新しいコラボレイション企画としてのリリースになり
ます。

4777442 2枚組 \1980
芸術家の肖像 ミッシャ・マイスキー/チェロの歌
CD1
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための
二重協奏曲イ短調作品102-第1楽章
ギドン・クレーメル(Vn)
レナード・バーンスタイン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲ホ長調作品11-5-メヌエット
オルフェウス室内管弦楽団
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調作品33
オルフェウス室内管弦楽団
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲作品33-第6、7変奏
オルフェウス室内管弦楽団
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調作品85-第1、2楽章
ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
R. シュトラウス:交響詩《ドン・キホーテ》作品35-第5変奏
ズービン・メータ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番作品107-第1楽章
マイケル・ティルソン=トーマス指揮ロンドン交響楽団
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調作品104-第3楽章
ズービン・メータ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007-第1楽章
シューベルト:水車屋と小川
ダリア・オヴォラ(Pf)
ブラームス:
6つの愛の夢作品3-第1曲〈愛のまこと〉
低音のための5つのリート作品105-第2曲〈私の眠りはますます浅くなり〉
リリー・マイスキー(Pf)/2005年ユトレヒト音楽祭より
メンデルスゾーン:無言歌集第5巻作品62-第1曲:5月のそよ風
セルジオ・ティエンポ(Pf)
Young-Sub Choi:Let me live amid nature
ダリア・オヴォラ(Pf)
ラヴェル:ヴォカリーズ、ハバネラ形式の小品
ダリア・オヴォラ(Pf)
メンデルスゾーン:
無言歌ニ長調作品109
6つの歌作品34-第2曲〈歌の翼に〉
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調作品40-第4楽章
マルタ・アルゲリッチ(Pf)/ライヴ録音
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011-第4楽章
フォーレ:3つの歌作品7-第1曲〈夢の後に〉
ダリア・オヴォラ(Pf)
キーゼヴェッター:悲歌的タンゴ
ギドン・クレーメル(Vn)、マルタ・アルゲリッチ(Pf)
作曲者不詳:カタロニア民謡[カザルス編曲]:鳥の歌
パーヴェル・ギリロフ(Pf)
プーランク:愛の小径
ダリア・オヴォラ(Pf)
シューマン:民謡風の5つの小品作品102-第1曲
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
プロコフィエフ:バレエ《石の花》作品118-ワルツ
マルタ・アルゲリッチ(Pf)
ラフマニノフ:
6つの歌作品4-第4曲〈乙女よ、私のために歌わないで〉
12の歌作品21-第7曲〈ここは素晴らしい場所〉
14の歌曲集作品34-第14曲〈ヴォカリーズ〉
リリー・マイスキー(Pf)/2006年ヴェルビエ音楽祭
幻想的小品集作品3-第1曲〈エレジー〉
セルジオ・ティエンポ(Pf)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
ミッシャ・マイスキーが、2008年1月に60歳を迎えるのを祝ってリリースされ
るトリビュート・アルバム。さらに同年は、マイスキーがDGに録音を始めて25
周年にも当たります。コンセプト毎に2枚に分かれた当セットには、自身の選
曲も含まれ、このチェリストの幅広いレパートリーを明らかにしています。
CD1は協奏曲編。1982年にクレーメルとバーンスタイン/ウィーン・フィルと
で録音した、ブラームスの《二重協奏曲》から、最新のメータ/ベルリン・
フィルとのドヴォルザークの協奏曲までを網羅。CD2は、バッハの無伴奏チェ
ロ組曲から、アルゲリッチたちとの共演もの、またチェロで演奏した美しい歌
曲を集め、マイスキーの甘い音色と深い歌の世界を堪能できるものとなってい
ます。その内のいくつかは愛娘のリリーと共演しており、これがCDとして初リ
リースとなります。ちなみに2007年10、11月にマイスキーは来日しますが、リ
サイタルでは日本で初めてリリーと共演することになっています(予定)。ブッ
クレットにはタリー・ポッターによる最新インタヴューが収録されているので
そちらも要チェックです。

734421(DVD-Video) \3350
ベッリーニ:歌劇《清教徒》(全曲)
アンナ・ネトレプコ(S:エルヴィーラ)
エドゥアルド・バルデス(T:ブルーノ)
マリア・ジフチャク(Ms:エンリケッタ)
フランコ・ヴァッサッロ(Br:リッカルド)
ジョン・レリア(Br:ジョルジョ)
エリック・カトラー(T:アルトゥーロ)
ヴァレリアン・ルミンスキ(B:バルトン)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団 
指揮:パトリック・サマーズ
収録:2006年12月 メトロポリタン歌劇場
ヒロインのエルヴィーラ役にネトレプコが起用されたことでおおいに話題とな
った歌劇《清教徒》のメトロポリタン歌劇場公演が、早くもDVD化。本プロダ
クションは、2006年12月27日に同歌劇場で初日を飾ったもので、翌2007年2月
15日までの期間に8回の公演が持たれたものです。演出はサンドロ・セキで、
この《清教徒》を、1997年のMETで、スヴェンソンとニール、ハンプソンが出
演した際に制作しています。
英国を舞台に描かれた歌劇《清教徒》は、ピューリタンのエルヴィーラと王党
派のアルトゥーロとの波乱に満ちた恋の物語であり、ヒロインの役どころがき
わめて重要な作品です。それゆえに注目すべきはやはりネトレプコ。特にクラ
イマックスとなる第3幕の〈狂乱の場〉は、歌唱・演技共に定評のある彼女ゆ
えに最大の見せ場となっています。
なお、本公演は現地では、アルトゥーロをエリック・カトラーとグレゴリー・
クンデで分けあったダブル・キャストでしたが、DVDにはカトラーの日が収録
されています。指揮を務めているのは2006年のメトロポリタン歌劇場来日公演
にも同行し、《椿姫》を指揮したパトリック・サマーズ。現在ヒューストン・
オペラの音楽監督の任にあります。NTSC方式、5.1サラウンド、DTS。

4759379 2枚組 \1980
「プッチーニ・ゴールド」
CD1
誰も寝てはならぬ-歌劇《トゥーランドット》
ルチアーノ・パヴァロッティ
ズービン・メータ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
歌に生き、愛に生き-歌劇《トスカ》
モンセラート・カバリエ
コリン・デイヴィス指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
何と素晴らしい美人-歌劇《マノン・レスコー》
カルロ・ベルゴンツィ
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
ある晴れた日に-歌劇《蝶々夫人》
ミレッラ・フレーニ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
私のお父さん-歌劇《ジャンニ・スキッキ》
ルネ・フレミング
チャールズ・マッケラス指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
妙なる調和-歌劇《トスカ》
ホセ・カレーラス
コリン・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
可愛がって下さいね-歌劇《蝶々夫人》
テバルディ&ベルゴンツィ
トゥリオ・セラフィン指揮サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
ハミング・コーラス-《蝶々夫人》
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フィレンツェは花咲く木のように-歌劇《ジャンニ・スキッキ》
ロベルト・アラーニャ
ブルーノ・バルトレッティ指揮フィレンツェ五月祭管弦楽団
ブロンドの美人の中で-歌劇《マノン・レスコー》
ルチアーノ・パヴァロッティ
オリヴィエロ・デ・ファブリティス指揮
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ああミミ、君はもう帰って来ない-歌劇《ラ・ボエーム》
パヴァロッティ&パネライ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
星は光りぬ-歌劇《トスカ》
プラシド・ドミンゴ
ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団
ドレッタの素晴らしい夢-歌劇《つばめ》
ルネ・フレミング
ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団
母もなしに-歌劇《修道女アンジェリカ》
ジョーン・サザーランド
リチャード・ボニング指揮ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
愛らしい乙女よ-歌劇《ラ・ボエーム》
ネトレプコ&ビリャソン
ニコラ・ルイゾッティ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン州立歌劇場)
CD2
冷たい手-歌劇《ラ・ボエーム》
ヨナス・カウフマン
マルコ・アルミリャート指揮プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
私の名はミミ-歌劇《ラ・ボエーム》
アンジェラ・ゲオルギュー
リッカルド・シャイー指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団
やがて来る自由の日-歌劇《西部の娘》
プラシド・ドミンゴ
ズービン・メータ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
花の二重唱-歌劇蝶々夫人》
ミレッラ・フレーニ、クリスタ・ルートヴィヒ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
私が町を歩く時(ムゼッタのワルツ)-歌劇《ラ・ボエーム》
アンナ・ネトレプコ
ジャナンドレア・ノセダ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
間奏曲-歌劇《マノン・レスコー》
リッカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団
この柔らかなレースの中で-歌劇《マノン・レスコー》
キリ・テ・カナワ
リッカルド・シャイー指揮ボローニャ市立歌劇場管弦楽団
愛の家よ、さようなら-歌劇《蝶々夫人》
アンドレア・ボチェッリ
ジャナンドレア・ノセダ指揮フィレンツェ5月祭管弦楽団
お聞き下さい、王子様-歌劇《トゥーランドット》
モンセラ・カバリエ
ズービン・メータ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
泣くな、リュー-歌劇《トゥーランドット》
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
フランコ・パターネ指揮サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
No pazzo son-歌劇《マノン・レスコー》
ルチアーノ・パヴァロッティ
オリヴィエロ・デ・ファブリティス指揮
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団

リッカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団
世界中どこでも-歌劇《蝶々夫人》
ルチアーノ・パヴァロッティ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
氷のような姫君の心も-歌劇《トゥーランドット》
モンセラ・カバリエ
ズービン・メータ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
誰も寝てはならぬ-《トゥーランドット》
ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス
ズービン・メータ指揮フィレンツェ5月祭管弦楽団&ローマ歌劇場管弦楽団
ジャコモ・プッチーニはヴェルディを継ぐいわずと知れたイタリアの大オペラ
作曲家。当ディスクは、彼の生み出した数々のオペラから、傑作アリアを中心
に編んだコンピレーション・アルバムである。胸に直接突き刺さるドラマティ
ックでセンティメンタルな旋律は、まさにプッチーノの独擅場。当アルバムは、
1890年作曲の《マノン・レスコー》から、絶筆となった1924年の《トゥーラン
ドット》までのオペラの主要アリアがほぼすべて収められている上に、弦楽合
奏の美しい調べが見事な《菊》まで収録してあるので、プッチーニ・ファンに
は堪らないセットでしょう。演奏陣はドミンゴ、パヴァロッティ、カレーラス
の3大テノールをはじめ、もはやミミの同義語のようなフレーニ、さらにカバ
リエやキリ・テ・カナワ、フレミングからゲオルギュー、アラーニャ、そして



<DECCA>
743245(DVD-Video) \3350
ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》(全曲)
レオ・ヌッチ(ナブッコ)
マリア・グレギーナ(アビガイッレ)
ニーノ・スルグラーゼ(フェネーナ)
ファビオ・サルトーリ(イズマエーレ)
カルロ・コロンバーナ(ザッカリア)
ヴェローナ・アリーナ管弦楽団&合唱団 
指揮:ダニエル・オーレン
収録:2007年 アレーナ・ディ・ヴェローナ(ヴェローナ野外劇場)、
イタリア
《ナブッコ》は、バビロニアとイェルサレムが敵対する中、バビロニアの王ナ
ブッコとその2人の娘、イェルサレム側の青年イズマエーレらによって繰り広
げられる愛と権力をめぐる物語で、ヴェルディ3作目のオペラです。この作品
の成功によってヴェルディは一躍時の人となったこともよく知られています。
当DVDは、今年2007年夏に開催されたヴェローナの野外劇場公演を収録したも
の。夏のヴェローナの名物音楽祭だけあって、キャストも豪華に揃えられてい
ます。何と言っても当代随一のヴェルディ歌手レオ・ヌッチがタイトル・ロー
ルを務めているのは聴きもの。さらに、その娘のひとりでヒール役のアビガイ
ッレ(アビガイル)にはマリア・グレギーナがフィーチュアされています。グレ
ギーナはDGからリリースされているレヴァイン/メトロポリタン歌劇場のDVD
でも同役を歌っているので比較視聴もお勧め。彼女の姉妹フェネーナ役は、
グルジア出身のニーノ・スルグラーゼ。歌唱のみならず、美貌でも知られる期
待の若手です。
演出はフランス系イタリア人のドニ・クリエフ。この新プロダクションでは、
クリエフは演出のみならず、照明や衣裳も担当しているのでその点も併せて要
注目。
NTSC方式、DTS5.1サラウンド。16:9のワイド・スクリーン対応。

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07-11 No.4-1

2007年11月06日 14時56分33秒 | Weblog
★ご予約締切日 11月8日

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.557440-41 2枚組
ルクレール:フルートを含む室内楽曲全集
CD1
ソナタハ長調Op.1No.2/ソナタ ホ短調Op.9No.2/ソナタ ト長調Op.9No.7/
ソナタ ホ短調Op.1No.6
トリオ・ソナタ ニ長調 Op.2No.8
CD2
ソナタ ト長調Op.2No.5/ソナタ ハ長調Op.2No.3/ソナタ ロ短調Op.2No.11
/ソナタ ホ短調Op.2No.1
易しい音楽の慰み第2集ト短調 Op.8
演奏/フェンウィック・スミス(フルート)
ジョン・ギボンス(ハープシコード)ローラ・ブルステイン(チェロ)
ローラ・イェッペセン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・・・トリオ・ソナタのみ
クリストファー・クリューガー(フルート)・・・易しい音楽の慰みのみ
フランス・バロック音楽の巨匠ルクレール (1697-1764)は、ベルギー・ヴァイ
オリン楽派の創始者として知られ、イタリアとフランスで活躍し名声を得まし
た。悲惨な晩年を送ったことも知られていますが、その作品はどれもが明快で
過剰な誇張を回避した調和の取れたものです。主にヴァイオリン作品が有名で
すが、ここに収録されたフルートのための曲も見事なもので、優雅さと明るさ
に満ち、楽器の表現力を最大限に駆使した魅力的なパッセージが耳を捉えます。

8.557498
クラウス:バレエ音楽集
パントマイム/漁師たち/パントマイム
グルック“アルミデ”からのバレエ音楽
演奏/ペッテル・スンドクヴィスト(指揮)スウェーデン室内管弦楽団
最近、指揮者スンドクヴィストが積極的に取り上げているのがこのクラウス
(1756-1792)の作品集。モーツァルトと同じ年にドイツで生まれたものの、ス
ウェーデンで活動したという変わり種で、彼の色彩豊かな管弦楽法を駆使した
ドラマティックな音楽は本当に魅力的で、それを聴いたハイドンが心の底から
驚愕し「私の知る天才は、モーツァルトとクラウスの 2人である」と宣言した
ほどです。ここに収録された劇音楽はまさにクラウスの真骨頂。交響曲には舞
曲を含めなかった彼の「別の顔」が見えてくるでしょうか。

8.557844
リース:ピアノ協奏曲集第2集
スウェーデン国民歌による変奏曲 Op.52/序奏とポロネーズ Op.174/
ピアノ協奏曲第3番 嬰ハ短調 Op.55
演奏/クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)
ウーヴェ・グロット(指揮)イェヴレ交響楽団
19世紀前半の最も偉大なピアニストと言えば、誰もがフンメルとリース
(1784-1838)の名前を挙げることでしょう。特にこのリースはべート―ヴェン
の弟子で、師の回想録を出版したことでも知られています。ここに収録された
3つの作品はどれもベートーヴェン風の力強さと抒情詩的な美しさが見事に調
和していて聴きごたえたっぷり。時にはまるでショパンを思わせるロマンティ
ックな部分も備えていて、鮮烈な印象を残します。

8.557980
ペンデレツキ:合唱作品集
テ・デウム(1979-80)/聖ダニエル讃歌(1997)/ポリモルフィア(1961)/
ポーランドレクイエムよりシャコンヌ(2005)
演奏/イザベラ・クロシンスカ(ソプラノ)
アグニエツカ・レーリス(メゾ・ソプラノ)
アダム・ズニコウスキ(テノール)
ピョートル・ノヴァツキ(バス)
アントニー・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、合唱団
多くの現代作曲家がそうであるように、ペンデレツキ(1933-)も時代によって
その作風が大きく変化しています。1960年代はトーンクラスターの第一人者と
して前衛的な音を好んで書いていましたが、70年代以降は懐古的な作品も多く
見られます。このテ・デウムは悲痛な叫びと諦念に満ちた美しい響きが交錯し、
まるで夢のような世界を鮮やかに目の前に出現させる名曲です。おなじみヴィ
トの密度の高い演奏で。

8.557993
ラモー:オート・コントルのためのオペラ・アリア集
歌劇「プラテー」より“何て心地よい住まい”“水の精たちよ、さあおいで”
“あの雲は”“私はだんだん”
歌劇「花飾り」より“私は優しく時を待ち”
歌劇「カストールとポリュックス」より“永遠の平和が”
歌劇「ナイス」より“私の愛するニンフよ”
歌劇「ヒュメナイオスとアムールの祭り」より“あなたは知っている”
歌劇「ダルダニュス(1744年版)」より“不吉な場所”
歌劇「ゾロアストル」より“私の悲しい姿よ”
歌劇「ザイス」より“野心的な魅力”
歌劇「ナイス」より“災禍よ鎮まれ”
歌劇「プラテー」より“バッカスへ歌を捧げよう”)
演奏/ジャン=ポール・フシェクール(オート・コントル/テノール)
リャン・ブラウン(指揮)オペラ・ラファイエット
その生涯に30曲ものオペラを生み出したフランスの作曲家ラモー(1683-1764)。
リュリ以降のフランス楽壇における最大の作曲家として知られますが、彼の作
品は当時のイタリア・オペラの愛好家からは「不自然だ」と攻撃されたのも有
名な話です。メロディを重視するイタリア派、和声を重視するフランス派。ど
ちらかに甲乙をつけるなんて・・・無茶な話ではありませんか!
オート・コントルとは「高いテノール」の意。男声でありながらアルトの音域
までをカヴァーします。

8.559300
ヘッドリー:生誕 100年記念録音集
カリフォルニア組曲/ピアノ協奏曲第1番「アルゼンチンタンゴ」/
ピアノ協奏曲第2番/ラジオのための交響曲第1番
演奏/アンナ・ボロリュボヴァ(ピアノ)
ドミトリ・ヤブロンスキ(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
1906年生まれのヘッドリーは(1906-1995)、教師の父とオルガニストの母を持
ち幼い頃から天才の名を欲しいままにしてきました。彼の音楽的方向を決定付
けたのは 10歳の時のラヴェルとの邂逅で、その影響あってか生涯に渡ってロ
マンティックで印象主義的な作品を残したのです。1940年代以降はピアニスト、
指揮者としても活躍、作曲家としても多くの作品を残しました。本当に楽しい
曲ばかりです。ぜひお聞きください。

8.559337
ロックレア:管弦楽作品集
四季の交響曲/ソプラノ独唱と弦楽オーケストラのための三部作「レアズ・オ
ブ・サウンディング」
フェニックスそして再び/メモリー「H.H.L」/ハープ協奏曲
演奏/ジャニーン・ヒューストン(ソプラノ)
ジャクリン・バートレット(ハープ)
カーク・トレヴォー(指揮)スロヴァキア放送交響楽団
14歳でプロのオルガニストとして認められ、作曲家としても活躍するロックレ
ア(1949-)。彼の作風は中世風から現代音楽風であり、多種多様な伝統を受け
継ぐものとして広く愛されています。雄弁で簡潔、そして穏やかで印象深い
「四季の交響曲」やまるでメルヘンの世界を垣間見るようなハープ協奏曲など
香り高い作品が目白押しです。そして「ゲド戦記」の生みの親、ル=グウィン
の詩をベースにした神秘的な響きを持つ「レアズ・オブ-」も聴きものです。

8.559350
クーマン:ピアノ作品集
シースケープ・パッション-昼の明るさ(3番目のピアノ・ソナタ)/カイザー
女史のための変奏曲/夢の墓標-磔刑
グウィネスに/夢のエチュード第2巻/ポストカード・パルティータ/4番目
のピアノ・ソナタ
演奏/ドンナ・アマート(ピアノ)
1982年生まれの若さにもかかわらず、すでに器楽曲や聖歌など 600曲を超える
作品を書き、現在最も注目を浴びているのがこのカーソン・クーマン(1982-)
です。作曲家としてだけでなくオルガニスト(それも現代音楽)としても活発に
活躍、彼のために世界中の作曲家が 120を超える新作を書きました。また編集
者、作家としても知られ、このCDの解説も彼自らの手によるものです。

8.570118
シューベルト (1797-1828):断章を含むピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D157
ピアノ・ソナタ第8番嬰へ短調 D571/D570/D604
ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 断章 D655
ピアノ・ソナタ ホ短調 断章 D769a(D994)
ピアノ・ソナタ ハ長調 D840“レリーク”
演奏/ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
人懐こい表情と、徹底的に暗い深淵が奇妙な具合に同居しているのがシューベ
ルトのピアノ・ソナタです。ここに収録されているのは、彼の 1番最初のソナ
タと、生涯半ばの3つの極めて実験的な断片、そして遺作として出版された最
後の断片です。緊張感に満ちた曲が唐突に終焉を迎える時、聴き手は見知らぬ
世界に放り出されたかのような不思議な身悶えにさいなまれることでしょう。

8.570183
スタイナー:映画音楽集
「コングの復讐」「猟奇島」
(ジョン・モーガンによる復元スコア)
演奏/ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)モスクワ交響楽団
MARCO POLOより移行盤。名付け親はリヒャルト・シュトラウス。ブラームス
にピアノを師事しマーラーから作曲を学んだ神童マクシミリアン・ラオウル・
ヴァルター・シュタイナー(1888-1971)。このコルンゴルトもびっくりの経歴
を持つ音楽家は後にハリウッドで映画「キングコング」の音楽で名声を博す
マックス・スタイナーです。ここでは彼の代表作である「コングの復讐」と
元祖ホラー映画「猟奇島」を収録、この迫力たっぷりの音楽が、ジョン・モ
ーガンの見事な修復で現代に蘇りました。

8.570184
スタイナー:映画音楽集
「凡てこの世も青春も」「盗まれた青春」
(ジョン・モーガンによる復元スコア)
演奏/ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)モスクワ交響楽団、合唱団
MARCO POLOより移行盤。ジョン・モーガンのスコア再編による名画サントラ・
シリーズ、ここではベティ・デイヴィス主演による2つの映画を取りあげてい
ます。スタイナーの音楽は本当に壮大でロマンティック(ワーグナーの楽劇を
思わせる部分も)!そして作曲者のオリジナル・スケッチまでをあたって編纂
作業をしたモーガンの仕事ぶりに脱帽です。「盗まれた青春」はゴージャス・
オーケストレーション路線の典型的作品と言えましょう。

8.570187
ニューマン:映画音楽集
「ノートルダムのせむし男」(ジョン・モーガン復元スコア)
「ボー・ジェスト」(ウィリアム・T・ストロンバーグ復元スコア)
組曲「イヴの総て」
演奏/ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)モスクワ交響楽団、合唱団
MARCO POLOより移行盤。1939年に制作されたヴィクトル・ユゴー原作の映画
「ノートルダムのせむし男」の音楽を担当したアルフレッド・ニューマン
(1901-1970)は 45回ものアカデミー賞ノミネート回数を誇る(9回受賞!)映画
音楽の天才です。かの有名な“20世紀 FOX社の映画のオープニング”の勇壮な
ファンファーレも彼の代表的な仕事の一つです。

8.570188
ソルター(1896-1994)&デッサウ(1894-1979)映画音楽「フランケンシュタイン
の家」完全版
(ジョン・モーガンによる復元スコア)
演奏/ウィリアム・T・スタインバーグ(指揮)モスクワ交響楽団
MARCO POLOより移行盤。1996年にこのアルバムが発売された際、音楽誌ではこ
ぞって大絶賛。この音楽、ひたすら恐怖を煽るのだけど、その中にかすかに感
じられる上質なユーモアと色彩豊かな効果音は、現代の耳にも存分に訴えかけ
るものがあります。冒頭のテーマ音楽から、もうすっかりはまること間違いな
し。これは楽しい 1枚です。

8.570233
ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98ハンガリー舞曲 第2/4/5/6/7/8/9番
演奏/マリン・オールソップ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
大好評、オールソップのブラームス(1833-1897)交響曲全集、ここに完結。
音楽の細部までを徹底的に磨きあげた、まるで純米酒のような清冽な味わいの
ブラームスは聴き手に新しい驚きと感動をもたらすことでしょう。併録のハン
ガリー舞曲も聴きもの。「奇をてらうことなく正直」な演奏のすがすがしさ。
まるで澄み渡った秋の空のような美しさです。

8.570293
ワーグナー:ストコフスキー編曲集
楽劇「ラインの黄金」 -第4場ヴァルハラ城への神々の入場
楽劇「トリスタンとイゾルデ」の交響的合成
舞台神聖祝典劇「パルジファル」第3幕の音楽
楽劇「ワルキューレ」 -第3幕ヴォータンの別れ-魔の炎の音楽
楽劇「ワルキューレ」 -第3幕ワルキューレの騎行
演奏/ホセ・セレブリエール (指揮)ボーンマス交響楽団
どんな曲でも彼ならではのサウンドに作り変えてしまう事が可能だった20世紀
最大の指揮者ストコフスキー。彼の経歴のスタートを飾ったのはワーグナー
(1813-1883)の音楽でした。彼はワーグナーの壮大な音楽を一層華麗にするた
めにその複雑なスコアに更に音を加え、想像を絶するほどの音の洪水を生み出
したのです。当時の録音技術の向上とともに広まった「ストコ節」、この交響
的変容は今でも多くの人に愛され続けています。

8.570297
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):愛と死の歌曲集
ひそやかな誘い Op.27No.3/おお、あなたが私のものなら Op.26No.2/待ちわ
びて Op.10No.5/献呈 Op.10No.1/希望と失望 TrV98/赤いばら TrV119/物
言わぬ花 Op.10No.6/二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19No.4/ゲオルギーネ
Op.10No.4/サフラン Op.10No.7/何も知らず Op.10No.2/私はお前を愛す
Op.37No.2/夜の逍遥 Op.29No.3/ああ恋人よ、私は別れねばならない
Op.21No.3/解き放たれ Op.39No.4/悲しみの歌より Op.15No.4/悲しみへの
讃歌 Op.15No.3/わが心は沈黙す Op.19No.6/霧 TrV 65/万霊節 Op.10No.8
/憩え、我が魂 Op.27No.1
演奏/ヘドウィッグ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
ヒルコ・ドゥムノ(ピアノ)
豪奢な「ばらの騎士」?それとも激しすぎる「サロメ」? R・シュトラウスと
いうと極彩色の音楽を思い浮かべる人も多いことでしょう。しかし彼の歌曲は
もっと秘めやかで限りなく深い表現力を湛えたものばかりです。まるで魔法の
スパイスのように振りかけられた官能性は、まるで媚薬のように聴き手の耳に
忍び寄り熱い息を吹きかけるかのようです。

8.570311
ブクステフーデ:オルガン作品集第6集
前奏曲ト短調 BuxWV 150 /カンツォーナハ長調 BuxWV 160/今ぞわが魂よ主
をたたえよ BuxWV 215、BuxWV 213/第1旋法のマニフィカート BuxWV 204/
前奏曲 ヘ長調 BuxWV 145/われ汝に感謝す、愛する主よ BuxWV 194/カンツォ
ネッタ BuxWV 225/神もしわれらとともになかりせば BuxWV 222/前奏曲
ハ長調 BuxWV 136/わが愛する神に BuxWV 179/トッカータト長調 BuxWV 165
/前奏曲ト長調 BuxWV 162
演奏/ジュリア・ブラウン(オルガン)ネブラスカ州、オマハ、聖セシリア
大聖堂、マーティン・パシ製オルガン使用
2007年、ブクステフーデ(1637-1707)没後300年の最後を飾るのはこの1枚。北
ドイツのオルガン音楽の隆盛を築き、ヘンデルや J・S・バッハに多大なる影
響を与えたブクステフーデの作品は即興性溢れる自由な作風で人気が急上昇し
ています。前作でもその磨き抜かれた技術が高く評価されたブラジルのオルガ
ニスト、ジュリア・ブラウンによる演奏です。

8.570335
アメルバッハ:タブラチュア譜によるハープシコード作品集
演奏/グレン・ウィルソン(ハープシコード)
16世紀のオルガン奏者アメルバッハ(1530-1597)の名前は、とりわけこの「タ
ブラチュアブック」で知られています。当時の歌や様々な舞曲などを鍵盤楽器
のために編曲したものを集めたこの曲集は、演奏技巧の熟練だけでなく、音楽
の基礎を教える手段として有益でした。既存の作品に華やかなパッセージを加
えることで演奏の難易度もあがり、時として演奏不可能な曲も出てきたとさえ
言われています。

8.570350
ロージャ:
ヴァイオリン協奏曲 Op.24
ヴァイオリンとチェロのための協奏交響曲 Op.29
演奏/アナスタシア・ヒトルーク(ヴァイオリン)
アンドレイ・チェクマゾフ(チェロ)・・・協奏交響曲のみ
ドミトリ・ヤブロンスキ(指揮)ロシア交響楽団
ハンガリーの作曲家、ロージャ(1907-1995)は映画音楽の大家として知られて
いますが、並行してコンサートホールのためにも積極的に曲を書きました。ハ
ンガリーの民謡を巧みに取り入れた数々の作品はどれもが親しみやすくどこか
懐かしい風情を保っています。ヴァイオリン独奏はアナスタシア・ヒトルー
ク。現在の若手有望株の中でも最もパッション溢れる演奏家の一人です。

8.57035
サリヴァン:パイナップル・ポール組曲他
パイナップル・ポール組曲(C・マッケラス編曲)/アイルランド交響曲
演奏/デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー交響楽団
喜歌劇「ミカド」でおなじみのイギリスの作曲家サリヴァン(1842-1900)の隠
れた名曲です。とは言えこれはオリジナル作品ではなく、指揮者マッケラスが
サリヴァンのオペレッタの中からバレエ曲だけを集めてまとめた楽しい曲集な
のです。吹奏楽好きにもファンの多いこの曲をイギリスの名門オケの演奏で。
ブックレットにはマッケラス自身の解説も収録しています。

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07-11 No.4-2

2007年11月06日 14時56分04秒 | Weblog
8.570406
ガードナー:管弦楽作品集
ピアノ協奏曲第1番/交響曲第1番/序曲「ミッドサマー・エール」
演奏/ピーター・ドノホー(ピアノ)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
イギリス音楽好きにまたまたオススメの 1枚です。ジョン・ガードナーは
1917年生まれのイギリスの作曲家。名前は同じでもジェームズ・ボンドの作者
ではありません。しかし彼の書く音楽はとてもスリリングでドラマティック。
緊迫感漂うピアノ協奏曲の冒頭のテーマなどは映画音楽に使ったとしても全く
違和感ないでしょう。イギリス情緒あふれる「ミッドサマー・エール」も美し
い音楽です。

8.570419
モーツァルト:ホルン協奏曲集
ホルン協奏曲第1番/第2番/第3番/第4番
演奏/ヤチェク・ムズィク(ホルン)
アニエスカ・ドゥチマル(指揮)ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団
ポーランド生まれのホルン奏者、ムズィクは 7歳でピアノをはじめ、10代後半
には熟練したジャズピアニストとして活動を始めましたが、18歳の時にフレン
チホルンの魅力に取りつかれ、以降ポーランドからジュリアード音楽院に留
学、更に研鑽を重ねました。帰国後ポーランド国内で多くのオーケストラで
演奏しましたが、とりわけ有名なキャリアはツィメルマンの率いるポーランド
祝祭管弦楽団で首席ホルン奏者に選ばれたことでしょう。
現在はアメリカに移住、ますますその技巧に磨きをかけています。

8.570501
バロック・トランペット協奏曲集
トレッリ(1658-1709)トランペットのためのシンフォニア 二長調
アルビノーニ(1671-1751)オーボエ協奏曲ニ短調(トランペット編)
ヘンデル(1685-1759)組曲ニ長調
ファッシュ(1688-1758)協奏曲 ニ長調
ヘンデル(1685-1759)オーボエ協奏曲第3番 ト短調(トランペット編)
ガブリエリ(1659-1690)トランペット・ソナタ第4番ニ長調
テレマン(1681-1767)オーボエ協奏曲 ヘ短調(トランペット編)、
ソナタ ニ長調
演奏/トーマス・ライナー(トランペット)
セバスチャン・テウィンケル(指揮)
南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団
12歳の時にモーリス・アンドレの演奏を聴きトランペット奏者を志したという
1969年生まれのトーマス・ライナーは現在ソリスト、指揮者として全ヨーロッ
パで活躍しています。彼の演奏はとても表情豊かで遊び心もたっぷり、そして
何より輝くような高音域は誰にも真似できません。このアルバムで彼は元来ト
ランペットのために書かれた協奏曲と、オーボエのために書かれた曲を取り交
ぜて演奏しています。

8.570559
アイヴズ(1874-1954):アメリカ変奏曲
アメリカ変奏曲/序曲と行進曲“1776”/彼らはここに!/古き家庭の日(バ
ンドのための組曲)/インターカレッジ行進曲/フーガハ調/オメガ・ラムダ
・カイ/イェルサレムは金/ギャンボリーの息子/ポストリュードヘ調/カン
トリー・バンド行進曲/戦没将兵記念日/チャーリー・ラトレイジ/サーカス
・バンド/メイン・ストリートの暴れ馬/行進曲第6番/オールコット家の人々
演奏/アメリカ海兵隊バンド
アイブズの様々な作品を集め、ストーリー性を持たせ一気に聴かせるという凝
った企画盤。冒頭の「アメリカ変奏曲」から言葉に詰まるほど面白さ炸裂。原
曲は歌曲だったりピアノ曲だったりと様々ですが、古き良きアメリカのざわめ
きを彷彿とさせるキッチュな音が詰まっています。

8.505221 5枚組 \4000
アーノルド:交響曲全集
交響曲第1番 Op.22/交響曲第2番 Op.40/交響曲第3番 Op.63
交響曲第4番 Op.71/交響曲第5番 Op.74/交響曲第6番 Op.95
交響曲第7番 Op.113/交響曲第8番 Op.124/交響曲第9番 Op.128
演奏/アンドリュー・ペニー(指揮)アイルランド国立交響楽団
既出のアルバム(8.553406、8.553739、8.552000、8.552001、8.553540)を
BOXセットにした、まさにアーノルドを親しむためにぴったりの豪華箱。(ただ
5枚入れただけですが・・・・)演奏は定評のあるペニー指揮アイルランド国
立交響楽団によるもので、アーノルドのシリアスな面をたっぷり楽しめます。



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \1000
8.111223(
グレート・ピアニスト・シリーズ/ルイス・ケントナー
1938-1951年録音集
ウォルトン:ファサード(ケントナー編曲)1939年3月7日録音
リスト:死のチャルダーシュ 1951年11月10日録音
リスト:夢(ノクターン)1951年11月10日録音
バラキレフ:ソナタ 変ロ短調 1949年10月13日録音
ショパン:ボレロ Op.19 1949年10月13日録音
リスト:「巡礼の年より」-ゴンドラの漕ぎ手、
タランテラ 1938年3月28、30日録音
リスト:ダンテ・ソナタ(ランバートによるオーケストラ伴奏版)
指揮コンスタント・ランバート
サドラー・ウェールズ管弦楽団
1940年3月20日録音
演奏/ルイス・ケントナー(ピアノ)
ハンガリー(当時はオーストリア=ハンガリー二重帝国と呼ばれた)出身のピア
ニスト、ルイス・ケントナー。リストやショパンを得意としましたが、とりわ
け同胞バルトークの解釈に定評がありました。義兄であるメニューインは彼の
ことを「男性的で気前よく、洗練された才能の持ち主」と称賛し、幾つかの共
演の録音も残しています。レパートリーの幅広さでも知られ、ハンガリー物、
ロシア物からイギリス物までをもカヴァー、アディンセル作曲のワルソー・コ
ンチェルトの初演者でもあります。

8.111263
グレート・ピアニスト・シリーズ/アラウ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団・・・・1947年12月24日録音
ウェーバー:小協奏曲
デジーレ・デジレ・デフォー (指揮)
シカゴ交響楽団・・・1946年4月13日録音
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番 Op.24・・・1941年2月20日録音
演奏/クラウディオ・アラウ(ピアノ)
20世紀最大のピアニストの一人、クラウディオ・アラウは恐らく戦後のピアニ
ストの中で最もベートーヴェンの解釈に優れた人として評価されるでしょう。
その深き精神性と強靭さは彼の最大の美点であり、ここに収録された第3番の
協奏曲もまさに火花散る名演と言えるもの。そしてウェーバーの小協奏曲はア
ラウが生涯を通じて愛した曲。この演奏は極めて軽快で優美です。
マーク・オーバート・ソーン復刻

8.111266-67 2枚組
ストラヴィンスキー:放蕩者のなりゆき
アン・トゥルーラヴ・・・ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
バーバ・・・ブランシェ・シーボム(メゾ・ソプラノ)
トム・レイクウェル・・・ユージン・コーンリー(テノール)
ニック・シャドウ・・・マック・ハレル(バリトン)
マザー・グース・・・マルタ・リプトン(メゾ・ソプラノ)
トゥルーラヴ・・・ノーマン・スコット(バス)
イゴール・ストラヴィンスキー(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
録音 1953年3月1,8,10日
ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
1953年のこの録音は、「放蕩者のなりゆき」の最初の完全な記録です。作曲家
自身の指揮による録音は 2種類ありますが、ギューデンやシーボムと言った名
歌手たちによるこのモノラル盤の強烈な存在感は何にも代えがたい素晴らしさ
です。荒唐無稽なあらすじを持つ幻想的なオペラを最強の解釈でお楽しみくだ
さい。
マーク・オーバート・ソーン復刻

8.111315
ザ・マコーマック・エディション第5集
1914-15年アコースティック録音集
シューベルト:セレナーデ
マスカーニ:アヴェ・マリア
バル:誰か知ってる?
ロール:西の小さい灰色の家
オルコット:マイ・ワイルド・アイリッシュ・ローズ
レーマン:ボニー・ウィ・シング
フィーリス:どこかの美しい島
ウェリングス:黄金の島
ダーデロー:なぜならば
キング:アヴォルニーン
ネルソン:アーガイルのメアリー
ネアス:ベン・ボルト
バートレット:夢
バルフィ:放浪少女
フォスター:夢路より
デンツァ:フニクリ・フニクラ
ヴェルディ:リゴレット-愛する美しい乙女よ
ヴェルディ:椿姫-パリを離れて
プッチーニ:ボエーム-愛らしい乙女よ
ヴェルディ:アイーダ-さらば大地よ
ベネディクト:キラーニーの百合より
ウィリアムス:ティペラリへの遠い道
テイト:どこかで呼ぶ声が
クラキシトン:マーヴィス
ドレル:私の船が戻ってくるとき
サンダーソン:・・・まで
ジョン・マコーマック(テノール)様々な共演者たち
録音 1914年-1915年
ビクトリア時代から20世紀のレパートリーを幅広く取り上げ、民謡にも秀でて
ポピュラー音楽もうたいこなしてしまう・・・・そんな多彩で冒険好きで現代
的な歌手マコーマック。彼の滑らかで無理のない歌声は今聞いても全く色あせ
ることがありません。そしてここに収録されたいくつかのアリアでわかるよう
に、彼はヴェルディ・テノールとしても最良の声を備えていたのです。甘い声
に酔いしれてください。




<CPO>
777032-2 \1700
テレマン(1681-1767):管楽協奏曲集 第1集
2つのホルンのための協奏曲/リコーダー、フラウト・トラヴェルソのための
協奏曲/オーボエ協奏曲/リコーダーと2つのヴァイオリンのための協奏曲/
フラウト・トラヴェルソ協奏曲
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
カメラータ・ケルン
活躍中はバッハを凌ぐ名声を得ていたテレマンは、その生涯に渡って数千曲も
の作品を残したことでも知られています。フランス、イタリア、ドイツの様式
を自由に使いこなしたそれらの曲の変幻自在な魅力を存分にお楽しみください。

777177-2(SACD-Hybrid) \2950
シュポア(1784-1859): 交響曲集第1集
交響曲第3番 Op.78/第10番 WoO 8(世界初録音 )/序曲 WoO 1
ハワード・グリフィス(指揮)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
古典派からロマン派への掛け橋としてもおなじみ、シュポアの交響曲です。
ヴァイオリン協奏曲や、クラリネット協奏曲が良く知られていますが、交響曲
も 10曲(最後の 1曲は未完成)あり、曲によっては凝った名前がついていたり
となかなか興味をそそられます。このアルバムには、未完の第10番も収録。
こちらは世界初録音となります。

777313-2 \1700
ワインベルク(1919-1916):弦楽四重奏曲集 第1集
弦楽四重奏曲 第4番 Op.20/弦楽四重奏曲 第16番 Op.130
ダネル弦楽四重奏団
ポーランド生まれのワインベルクは戦争中にロシアに亡命、ショスタコーヴィ
チと親交を深めたことで知られています。弦楽四重奏曲は全部で 17曲あり、
暗さを秘めた曲想は以前から一部のファンの間で人気が高く、今回の全集も待
ち望んでいた人が多いことでしょう。

777332-2 \2450
バロック・クリスマス・カンタータ
シェーレ、ペトリッツ、エルレバッハ、ヤコビ、リーベ、ベッセルの作品集
ビルテ・クラヴィク/ドロテア・ワグナー/デイヴィッド・エルラー/ハンス
・イェルグ・マンメル/マティアス・ルッチェ
マティアス・ユング(指揮)
バッツドルファー・ホフカペレ
クリスマス・カンタータの名曲はシュッツやバッハだけではありません。ここ
に収録された曲も何と生き生きしているのでしょう!日本でもかろうじて名前
の知られているエルレバッハの作品をはじめ、貴重な作品集です。クリスマス
の歓びにあふれた輝かしい音をお楽しみください。

777337-2 \1700
ライヒ(1936-):六重奏曲
六重奏曲/ピアノフェイズ/エイト・ラインズ
ケヴィン・グリフィス(指揮)
ロンドン・スティーヴ・ライヒ・アンサンブル
2004年 12月に結成されたロンドン・スティーヴ・ライヒ・アンサンブルはロ
ンドンで学ぶ若きミュージシャンたちによる気鋭の団体です。既に国際的評価
も高く、今回のアルバムも期待に違わぬ出来となっています。

777339-2 2枚組 \4900
リスト:聖エリザベートの物語
メラニー・ディーナー(S)ダグマール・ペチコヴァ(MS)マリオ・ホフ(Br)
ラナトゥス・メッツァー(Bs)
アレクサンダー・ギュントラー(Bs)
カール・セント・クレア(指揮)
ワイマール・シュターツカペレ/ハンガリー放送合唱団
ピアノ曲、それも超絶技巧を駆使した派手な作品ばかりが知られるリストです
が、それは彼の若い頃の一面でしかありません。中期から晩年に至るまで書か
れた夥しい数の宗教曲の素晴らしさと言ったら、言葉に尽くせないほどで、一
度はまると病みつき間違いなしです。このオラトリオは 1857-62年の作。壮麗
で美しい作品です。


<CPO JAZZ>
777282-2 2枚組 \2500
クルト・エーデルハーデンと WDRオーケストラ:1976-1980年録音集
CD1スタンダード made in USA/CD2エヴァーグリーン made in Germany
曲目は割愛いたします
ドイツの伝説的バンド・リーダー、エーデルハーゲンの録音集。 1920年生ま
れのエーデルハーゲンは、あのザ・ピーナッツのヒット曲「情熱の花」の元歌
を歌ったカテリーナ・ヴァレンテを見出した人としても知られ、日本でも隠れ
たファンを持つ大家です。この 2枚組は彼の晩年の録音を収録しています。

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07-11No.3-1

2007年11月06日 14時54分55秒 | Weblog
<Avie>
AV 2137(SACD-Hybrid) \2700
D・ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調Op.93
デトレフ・グラナート(1960-):
管弦楽のための歌と舞曲《テアトルム・ベスティアルム》
セミヨン・ビシュコフ(指揮)、ケルンWDR交響楽団
交響曲第9番の完成から8年という歳月を経て1953年に作曲されたのがこの「交
響曲第10番」。
ショスタコーヴィチの名前をドイツ語で呼んだ際の最初の4文字となる「DSCH」
音形のモチーフとしての使用や、第2楽章がスターリンの肖像であると言われ
るなど謎の多い作品として位置づけられている。
またカップリングされているグラナートの「テアトルム・ベスティアルム」は、
BBCからの委嘱によって作曲が行われ2005年9月のプロムスで初演が行われてお
り現代作品の演奏にも定評のあるビシュコフの演奏が楽しみ。




<Glossa>
GSP 98006 \2180
I・アルベニス(ゲレーロ編):組曲《イベリア》(管弦楽版)
ホセ・ラモン・エンシナル(指揮)、ガリシア交響楽団
フランシスコ・ゲレーロと言ってもルネサンス時代のゲレーロではなく、20世
紀の現代スペインで活躍したフランシスコ・ゲレーロ(1951-1997)がオーケ
ストラ用に編曲を行ったアルベニスの「イベリア」がグロッサから登場!
全12曲の管弦楽編曲が予定されていたものの1997年のゲレーロの急死によって
6曲の組曲となってしまったが、スペインの音楽史に輝く名作のオーケストラ
演奏への挑戦は高く評価されるべき功績と言えるだろう。
ちなみに収録されているのは、第3曲「セビーリャの聖体祭」、第10曲「マラ
ガ」、第8曲「エル・ポーロ」、第7曲「エル・アルバイシン」、第11曲「ヘレ
ス」、第5曲「アルメリア」の6曲となっている。
ラ・コルーニャを本拠地としているガリシア交響楽団は、日本の人気ギター奏
者村治佳織との共演でも知られるスペインのオーケストラ。演奏する作品は母
国の大家アルベニス。燃え滾るような熱演を期待したい。




<Channel Classics>
CCSSA 25707(SACD-Hybrid) \2850
フルヴィオ・カルディーニ(1959-):16の手紙Op.96/Bより ラウド
フェード・コントロールOp.47/C
キリストOp.59/C
クロックワーク・トッカータOp.68/C
四重奏のためのソナチナOp.65/F
ベアータ・ヴィセラOp.74/B
クロックワーク・ゲームOp.72/A
ペンシエリ・デル・トラモントOp.107
アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クヮルテット
1978年の結成以来、その圧倒的な超絶技巧と豊かな音楽性で聴き手を魅了して
やまない世界最高のリコーダーアンサンブル、アムステルダム・ルッキ・スタ
ーダスト・クヮルテット。17世紀-18世紀に活躍した作曲家たちの作品を収録
した「夜想曲」(CCSSA 22205)に続く久々の新譜は現在活躍中のイタリア人作
曲家フルヴィオ・カルディーニの作品集。
ジョルジョ・サッケッティの門下生としてフィレンツェ音楽院で学んだカル
ディーニ。作曲だけでなく、ヴィヴァルディやモーツァルト、リストなどの作
品の編曲、そしてピアニストとしても高い技術を発揮している音楽家である。
これまでとは一味違ったルッキ・スターダスト・クヮルテットの演奏が聴けそ
うだ。




<Cavalli>
CCD 289 \2180
L・V・ベートーヴェン:
ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカウベス》の主題による12の変奏曲ト長調
WoO.45/チェロ・ソナタ ヘ長調Op.17(原曲:ホルン・ソナタ)/モーツァルト
の歌劇《魔笛》の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46/3つの二重奏曲
WoO.27/モーツァルトの歌劇《魔笛》の主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66
レベッカ・ラスト(チェロ)、
フリードリッヒ・エーデルマン(ファゴット)、
フレデリック・ブルム(ピアノ)
巨匠ジュリーニ、チェリビダッケから称賛を受けイスラエル・フィル在籍時に
はメータ、バレンボイムの下で活躍したカリフォルニア出身の女流チェリスト、
レベッカ・ラストの最新盤はベートーヴェン。
モーツァルトとヘンデルの主題による変奏曲に加えて収録されたソナタの原曲
はホルンのために書かれた作品。チェロの音色で聴くホルン・ソナタも味わい
深い。夫君であり元ミュンヘン・フィルの主席奏者としてチェリビダッケのタ
クトの下で活動してきたエーデルマンとの「3つの二重奏曲WoO.27」では、一
糸乱れぬデュオを聴かせてくれている。
皇室との交流もあり、大の親日家として知られるラスト&エーデルマン夫妻の
今後の活動に期待したい。なお「《ユダス・マカウベス》の主題による12の変
奏曲」は夫妻と親交の厚かった元京大教授中村行宏氏の退官を記念して録音が
行われた。

CCD 292 \2180
バンベルク宮廷の音楽 ――
ヨハン・ヤコブ・シュネル(1687-1754):
パルティータOp.2-4、同Op.7-5、ソナタ ニ長調、パルティータOp.2-2
ヨハン・テオドール・ヘラルド(um.1660-1720):
ソナタ第6番ハ長調、同第5番ハ短調
ヨーゼフ・ウムスタット(1711-1762):パルティータ ホ短調、同ト短調
ムジカ・カンテレイ・バンベルク
18世紀バンベルクの宮廷で演奏されていた食卓の音楽を収めており、同時に当
時のバンベルクで活躍していた3人の作曲家たちの作品にとっても貴重な録音
となっている。
ムジカ・カンテレイ・バンベルクはドイツの古楽器演奏家たちによって結成さ
れた四重奏団。個々のレベルも非常に高い水準にある実力派集団である。





<Christophorus>
CHR 77297 \2180
宗教改革期フランスの声楽作品集 ――
パスカル・ド・レストカール(c.1539-c.1584):Tu me seras tesmoin
ギョーム・モレイユ(c.1515-c.1560):Du fond de ma pensee
オルランド・デ・ラッスス(1532-1594):Le vertueux
アドリアン・ル・ロワ(c.1520-1598):Entens pourquoy je m'ecrie
クロード・グディメル(c.1510-1572):Du fond de ma pensee
ウスタシュ・デュ・コロワ(c.1549-1609):Fantasie XX
ルイ・ブルジョワ(c.1510-c.1561):Le cantique de Simeon
クロード・ル・ジューヌ(c.1530-1600):Alors qu'affliction me presse
ジャン・コウレリー(c.1556):Pere de nous-Pardonne nous
ユベール・ワールラント(c.1517-1595):Rendez a Dieu louange et gloire
ベネディクトゥス・アッペンツェラー(c.1510-1572):Du fond de ma pensee
他 全31曲
チャント1450〔太刀川昭(カウンターテナー)、
ジョヴァンニ・カンタリーニ(テノール)、
ダニエル・マンハート(テノール)、
ライティス・グリガリス(バリトン)、
菅原徳尚(リュート&ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
グレゴール・エーサム(オルガン)〕
バッハ・コレギウム・ジャパン、コンチェルト・ヴォカーレ、アンサンブル・
ヴォカール・ユーロペアンなどで活躍する日本人カウンターテナー奏者である
太刀川昭を中心として新しく結成されたアンサンブルのデビュー・アルバム。
様々な国籍のメンバーそれぞれがグレゴリオ聖歌やルネサンス音楽に深く精通
しており、ミサ曲、モテットなどの宗教作品、シャンソン、グレゴリオ聖歌の
スペシャリスト集団としてヨーロッパでは早くも大きな期待が寄せられている。
来る2008年1月には、スイスのフランス語圏地方で今回リリースとなるルネサ
ンス時代フランスの声楽作品集のプログラムでのコンサート・ツアーが予定
されている。また今回のリリースはクリストフォルス(Christophorus)として
は非常に珍しいディジパックと斬新なジャケットデザインに仕上げられてお
り、こちらもファン注目のポイントになりそうだ。

CHE 0125-2 \1080
G・P・テレマン:カンタータ集 ――
Tirsis am Scheidewege/Seufzen, Kummer, Angst und Tranen/
Ach Herr, strafe mich nicht
アネッテ・マルケルト(アルト)、イル・パルナソ・ムジカーレ
カプリッチョ(Capriccio)からリリースされているザンデルリンク&ベルリン
交響楽団の名盤ブラームス全集に収録されている「アルト・ラプソディOp.53」
を歌っているアネッテ・マルケルトによるテレマン。
このテレマンはブラームスと同じ1990年に録音されており、マルケルトの素晴
らしい歌声をたっぷりと聴くことが出来る。1990年12月3日-5日の録音。

CHE 0126-2 2枚組 \2160
コントラバスのための室内楽作品集 ――
F・A・ホフマイスター:五重奏曲第2番
T・A・フィンダイセン:ロマンティック組曲Op.10
J・M・スペルガー:カッサシオン第3番、ソナタ ニ長調
G・ボッテシーニ:Tutto il mondo serra
L・V・ベートーヴェン:二重奏曲
B・ロンベルク:三重奏曲
G・ロッシーニ:二重奏曲
M・ハイドン:ディヴェルティメント変ホ長調
ゲルハルト・ツヴィツア(コントラバス)、
フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)、
ウィンフリート・ラスマン(ヴァイオリン)、
アブ・コスター(ホルン)、フカイ・ヒロフミ(ヴィオラ)、
ユーリ・セイラー(チェロ)、クラウス・ストッペル(チェロ)、
セリーヌ・ドゥティリィ(ピアノ)
Chaコントラバスを必要とする小編成の室内楽作品を集めた現役のコントラバ
ス奏者にとっても嬉しい2枚組のセット。
ゲルハルト・ツヴィツアは1938年生まれのドイツ人奏者。1961年の入団からハ
ンブルク響の奏者として活躍し、1964年からはバイロイト祝祭管にも度々参加
していたドイツを代表するコントラバス奏者の1人。1985年&1979年の録音。

CHE 0127-2 \1080
ヤクブ・ヤン・リバ(1765-1815):ボヘミアの羊飼いのミサ
ゲオルク・ミュンツェル(ソプラノ)、オリヴァー・ペゲロウ(アルト)、
ハインツ・クルーセ(テノール)、フランツ・グルントハーバー(バス)、
ユルゲン・ヘンシェン(オルガン)、
エッケハルト・リヒター(指揮)、
聖ニコライ室内管弦楽団、ハンブルク室内合唱団
ヤクブ・ヤン・リバは、18世紀チェコにおける最も優れたカントルに数えられ
る音楽家。リバは本名や偽名などを使い分けて1400曲にも及ぶ作品の作曲を
行ったとされているが、その手腕をより確認できるのは宗教作品であると言
われている。1981年6月22日-24日の録音。

CHE 0128-2 \1080
バロック時代のトランペット協奏曲集 ――
G・P・テレマン:組曲ニ長調、協奏曲第21番ヘ短調
G・ロマニーノ:協奏曲ニ長調
J・J・クヴァンツ(ハンドリック編):ソナタ ロ短調
T・シュワルツコップ:組曲ハ長調
D・ガブリエリ:ソナタ第4番ニ長調
ヨアヒム・シェーファー(ピッコロ・トランペット)、
ブラティスラヴァ・チェンバー・ソロイスツ
1990年から1994年までカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学でトラン
ペットを学んだドレスデン生まれの名手ヨアヒム・シェーファーによるバロッ
ク・アルバム。
自らの名を冠したヨアヒム・シェーファー・トランペット・アンサンブルを主
宰するなど精力的な活動を展開中。1997年11月14日-17日の録音。

CHE 0129-2 \1080
ハーモニウムとピアノによるデュオ ――
C・サン=サーンス:6つの二重奏曲Op.8
C・フランク:前奏曲、フーガと変奏曲Op.18
C・M・ウィドール:6つの二重奏曲
ヨハネス・ミヒェル(ハーモニウム)、
エルンスト・ブライデンバッハ(ピアノ)
オルガンの仲間であるハーモニウムとピアノという珍しい組み合わせによる
デュエット集。1902年製のハーモニウムを弾くヨハネス・ミヒェルは、ピア
ノだけでなく教会音楽についても専門的に学んでおりハーモニウムやオルガ
ンの演奏にも長けている。1997年5月19日-21日の録音。

CHE 0130-2 \1080
ルネサンス時代の世俗音楽集 ――
M・フランク:イントラーダ
G・マイネリオ:バッロ・フランチェーゼ
G・フォリアーノ:L'amor dona ch'io te porto
H・イザーク:Fortuna desperata
ジョスカン・デ・プレ:スカラメラ/他
アウグスブルク古楽アンサンブル
ルネサンス時代のイタリア、ドイツ、フランス、スペインで演奏されていたと
される作曲者不詳を含む声楽、器楽作品を集めたもの。アウグスブルク古楽ア
ンサンブルのメンバーは5人だが1人が何役もこなすため幅広い表現を可能にし
ている。1989年1月の録音。




<Rondeau>
ROP 4027 \2180
パウル・ゲルハルト(1607-1676)-ゆえに悲しむや、わが心よ
ウーテ・ロック(朗読)、ベルンハルト・ビラー(朗読)、
マルティン・ペツォルト(テノール)、
クリスティアン・ウィルム・ミュラー(ピアノ)、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、聖トーマス教会少年合唱団
17世紀ルター派の牧師であると同時に、史上最高の賛美歌、宗教詩の作家と評
されるパウル・ゲルハルトが書いた詩を題材とした作品を収録した作品集の続
編。フリードリッヒ・メルクナーによる作品のテノール独唱や合唱とアイヒェ
ンドルフやボンヘッファーなどの詩を朗読した録音が収められている。




<Danacord>
DACOCD 658 \2300
ヨアヒム・アンデルセン(1847-1909):フルートのための作品全集第5集 ――
ハンガリーの旋律による序奏とカプリースOp.58/性格的な幻想曲Op.16/
オランダ国歌による幻想曲Op.35/コンチェルトシュトゥックOp.3/
タランテラOp.10
トマス・イェンセン(フルート)、
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指揮)、南ユラン交響楽団
フルートの作品や教則本の作者としてもその名を知られ、自身も19世紀を代表
するフルート奏者として活躍したヨアヒム・アンデルセンの作品を網羅するシ
リーズの第5弾。
これまでの4作はフルートとピアノの組み合わせだったが今回は管弦楽伴奏付
きの作品を収録。Op.58、Op.16、Op.10の3作品は原譜が発見されていないため
アンデルセンのピアノリダクション譜に基づいてフレミング・ネアゴーが再オ
ーケストレーションを行った楽譜を用いて演奏が行われている。
1949年デンマーク出身で南ユラン交響楽団のソロ・フルート奏者として活躍す
るイェンセンもレベルの高い演奏を披露。フルート奏者&関係者にとって参考
音源、資料としての価値も大と言えるだろう。





<Centaur>
CRC 2885 \2080
スティーヴン・ペリロ(1955-):
交響曲第1番/アメリカの歌/オーボエ・セレナーデ/Hangoverture
ユヴァル・ワルドマン(指揮)、サンクトペテルブルク交響楽団
これまでにセンター・レーベルから3枚の作品集をリリースしている1955年ブ
ロンクス出身の作曲家スティーヴン・ペリロの管弦楽作品集。ペリロはポッ
プス、クラシック、そして近現代の作風をミックスしたカラフルな作品が特徴
的であり、劇的な展開もグッド。
収録曲の中でも管楽器、打楽器が活躍する「交響曲第1番」は吹奏楽ファンな
らば思わず聴き入ってしまいそう。インパクトの大きいジャケット・デザイ
ンやワルドマン&サンクトペテルブルク響の起用、ロシアでの録音などもこの
レーベルならではのユニークなポイント。ちなみに吹奏楽で有名な「メリロ」
ではなく「ペリロ」なのでご注意を。

CRC 2848 \2080
C・グノー:宗教作品集 ――
おお救い主よ 変イ長調/喜ばしき天の女王/聖金曜日/おお救い主よ
変ホ長調/遥かなる緑の丘/アヴェ・ヴェルム変ホ長調/ミゼレーレ/夕べ
の祈り/愛する心/おお救い主よ ハ長調/オッフェルトリウム/Per
sanctissimam virginitatem/おお救い主よ 変ホ長調/From Thy Love as
a Father
ジョアンナ・バートン(ソプラノ)、
ジェフリー・ウェッバー(指揮)、
ケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジ聖歌隊
歌劇「ファウスト」の大成功によって世界的名声を確立した19世紀フランス
の作曲家グノーの宗教曲を集めた作品集。グノーは有名な「アヴェ・マリア」
だけでなく合唱を主体とする宗教作品の作曲を数多く手懸けており、知られ
ざる名作も多い。
1348年に創設され長い歴史を誇るケンブリッジ・ゴンヴィル・アンド・キー
ズ・カレッジ。チャールズ・ウッドがオルガニストを務めていた時期もある
この聖歌隊は、BBCラジオへの出演やオーケストラの共演などでイギリスの
合唱団らしい充実のハーモニーを聴かせている。

CRC 2860 \2080
シュターミッツ親子の音楽 ――
J・シュターミッツ:交響曲イ長調、同ト長調
C・シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲ニ長調Op.1、協奏交響曲ニ長調
ドロスタン・ホール(指揮)、カメラータ・シカゴ
マンハイム楽派の中心的存在として同楽派を導いたヨハンとカールのシュター
ミッツ親子の作品をそれぞれ2作品ずつ収録。ヨハンは交響曲、カールは協奏
的作品という対比も面白い。
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで音楽を学んだドロスタ
ン・ホールによって結成されたカメラータ・シカゴは、コンクールなどの受賞
歴を持つ15歳から20歳までの音楽家たちが集まり2003年にスタートを切った新
しい室内楽団である。

CRC 2910 \2080
W・ボルコム:
ヴァイオリン・ソナタ第2番/同第3番《風変わりなソナタ》/同第1番/
同第4番/グレースフル・ゴースト・ラグ
イリナ・ムレサヌ(ヴァイオリン)、マイケル・レヴィン(ピアノ)
パリでミヨーとメシアンから作曲を学びニューヨークに戻ってからはラグタイ
ムの復権に貢献した現代アメリカ音楽の重鎮ウィリアム・ボルコム。
このボルコムのヴァイオリン作品集のヴァイオリニストは、フランスのレー
ベル「アル・レ=セ(AR RE-SE)」の代表盤でリリース時に大きな話題を呼んだ
「ルクー&マニャールのヴァイオリン・ソナタ集」(AR 2006-0)でも演奏を担
当したルーマニアの女流奏者ムレサヌ。
ルクー&マニャールの時とはまた違ったスタイルの作品に対する適応力の高さ
は見事。

CRC 2876 \2080
モンタージュ ――
C・ニールセン:霧が晴れるOp.41
L・ボッケリーニ:フルート・ソナタ ハ長調
G・ロッシーニ:アンダンテと変奏曲
J・ヨンゲン:遅い舞曲
J・イベール:間奏曲
宮城道雄(モルナー編):春の海
G・ショッカー:キマイラ(世界初録音)
C・ロチェスター・ヤング:ひばりの歌
G・フォーレ:祈りつつ
サンドラ・ルンテ(フルート)、エリザベス・リヒター(ハープ)
古くは1743年生まれのボッケリーニから現在も活躍中のショッカー、ヤングと
いった4世紀にまたがるフルートとハープのための作品を集めたアルバム。世
界初録音となるショッカーの「キマイラ」はメロディックで美しい作風を持っ
ており、新たなレパートリーとして注目されそう。
サンドラ・ルンテはアメリカのモンロー交響楽団の主席フルート奏者。ルイ
ジアナ州立大学で後進の指導も行っている。

CRC 2883 \2080
パリからの手紙 ――
D・ミヨー:コルコヴァード
M・ラヴェル:ハバネラ形式の小品
F・クレンジャンス:2つのアリアOp.92b、2つのワルツOp.64
J・イベール:間奏曲、小品
L・モイーズ:Cantos de la Sierras
F・プーランク:3つの常動曲
C・ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、シランクス
E・サティ:3つのジムノペディ
ミシェル・ラポルテ(フルート)、ジェラルド・ソルター(ピアノ)
アメリカのレーベル、センター(Centaur)に届いた「パリからの手紙」はフル
ートとギターのデュオによるその名通りフランスの作品集。
共にニューヨークのファイブ・タウンズ・カレッジで教鞭を執る女流フルート
奏者ラポルテとギターのソルターのデュオが絶妙の雰囲気をつくっており、特
にギターの音色がいい味を出している。

CRC 2900 \2080
ラルフ・シャピーの音楽 ――
ラルフ・シャピー(1921-2002):
ファイヴ/マン・ソリ/パルティータ/エッチング/ミレニアム・デザイン
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン)、ブレア・マクミラン(ピアノ)
シカゴ大学コンテンポラリー・ジャズ・プレーヤーズの指揮なども務めたアメ
リカの現代作曲家ラルフ・シャピーのヴァイオリンのための作品集。
名門ジュリアード音楽院でヴァイオリンを学んだミランダ・クックソンは、イ
ンディアナポリス響やヴァージニア響、上海響、北京放送響などからソリスト
として招かれているエリート。

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07-11 No.3-2

2007年11月06日 14時54分23秒 | Weblog
<New World>
80668-2 \2080
デイヴィッド・ローゼンブーム(1947-):未来への旅
デイヴィッド・ローゼンブーム(ピアノ)、電子楽器、他
前衛音楽、実験音楽の大物であり「脳波の音楽」で知られるアメリカの作曲家
ローゼンブーム。電子音楽ながらどことなく聴けてしまうので現代音楽が苦手
な人にもおすすめ。

80667-2 \2080
ニック・ディドコフスキ(1958-):アイス・クリーム・タイム
ニック・ディドコフスキ(エレキ・ギター)、
ビート・ホフステッター(ソプラノ&バリトン・サクソフォン)、他
ニック・ディドコフスキはニューヨークを活動の拠点とする現代音楽の作曲
家。冒頭の「アイス・クリーム・タイム・ソング」はインパクト大。




<ジェイズミュージック・レーベル(日本)>
JMCC-20207 \2500
「ラヴ ソングス」 大政直人作品集
「ラヴ・ソングス」/「恋歌」/「クール・ジュエル」/「タンゴ」/
「炎の舞」/「藍色の魚」/「スリー・アスペクツ」/「悲しみのワルツ」
/「アニー・ローリー」
演奏者:須川展也(sax)、大谷康子(Vn.)、苅田雅治(Vc.)、
神谷百子(マリンバ)、中川俊郎(Pf.) 他
大政直人の音楽は、その擁する独特のナイーヴさにおいて人柄を反映している
が、その実、とても強い芯ないし核のようなものを秘めている。それは自らの
音楽言語に対する強い確信と揺るぎない自信によって裏付けされ、支えられた
ものだ。優しさと堅剛さの共存。そこにひとは、日々ともすると忘れそうにな
っている安らぎを身近に感じるとともに、しなやかに生きるための柔軟な知恵
を学ぶ。
(音楽学者:長木誠司)
大政直人(作曲家)
1954年2月4日生まれ。東京芸術大学大学院作曲科修了。作曲を野田暉行、黛俊
郎の各氏に師事。ヴァイオリンを二村英之氏に師事。作品は室内楽を中心に多
岐に渡り、海外での演奏および放送も行われている。
また多数オーケストラ編曲、CD批評、エッセイの著述等も行う。編曲での出版
作品も多数あり、また子供のためのピアノ曲も多数出版されている。日本音楽
著作権協会、日本作曲家協議会、日本現代音楽協会、深新会各会員。




<CORELIA>
CC 895772 \2300
フランス機動憲兵隊軍楽隊
[吹奏楽団](*)
ショスタコーヴィチ:祝典序曲
エルネスト・レクオーナ/サミー・ネスティコ編曲:マラゲーニャ
小長谷宗一:ジャパニーズ・チューン
ウォーレン・バーカー編曲:イン・ザ・ミラー・ムード
[金管打楽器バンド](*)
ダニエル・タスカ:スタート・イン
マルク・ステッカル:ボサ=テューバ
ダニエル・タスカ:風上の島
ギー・プリュヴォ:チャ=チャ=チャ
[打楽器アンサンブル](+)
クリストフ・ルブルトン:Enerythmes
アレックス・ヘフェリ:チャールストン・フォー・ドラムズ
[軍楽隊]
ジャン=ピエール・ルヴォーユ:法の兵隊行進曲
イヴェット・オヨー=モレル/ジョルジュ・クールカン編曲:解放行進曲
ミシェル・モワスロン:機動憲兵隊行進曲
ミシェル・モワスロン(指揮(*))
クリストフ・ルブルトン(指揮(+))
フランス機動憲兵隊軍楽隊

CC 895778 \2300
儀式と慣例
伝承曲:儀式(6曲)
ベートーヴェン/ロラン・デルベック編曲:ヨーロッパの旗(ヨーロッパ讃歌)
A・マルリー:パルチザンの歌
ロラン・デルベック:マレの歌(流刑囚の歌)
ポール・カッペ:海兵隊歩兵讃歌
パトリック・プルトワール:T.D.M.
ショメル:ロベール・ブリュスの兵隊行進曲
エティエンヌ=ニコラ・メユール/ジャック・ドゥヴォージェル編曲:出陣の歌
シャルル=アンリ・ボヴェ:百人近衛スイス兵行進曲
シャルル・ボレル=クレルク:勝利のマドロン
ルイ・ガンヌ:勝利の父
ジャン・ロベール・プランケット/ジャン・フランソワ・ラウスキ編曲:
サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
V・クローヴェ:第2准旅団行進曲
J・アヴィニョン:ヤボン(おいしい)
P・ルノー:獅子のすべて
フィリップ・ルージュロン:イルカ(老練な水夫)
シャルル・グールダン:衛兵の目覚め
伝承曲:軍隊の一日(9曲)
アルベール・ファッシュ、ジャン=ミシェル・バッラーダ、
アルマン・ロクーレ(指揮)
フランス陸軍海兵隊軍楽隊

CC 896783 \2300
フランス軍の行進曲とラッパ曲集
伝承曲:徒歩隊ラッパ曲(10曲)/騎馬隊トランペット曲(8曲)
グート:フランスの鼓手への表敬葬送曲
不詳:ラ・マルセイエーズのルフラン
クロード・ジョゼフ・ルージェ・ド・リール/ピエール・デュポン編曲:
ラ・マルセイエーズ
ベートーヴェン/ロラン・デルベック編曲:ヨーロッパ讃歌(ヨーロッパの旗)
A・マルリー:パルチザンの歌
イヴェット・オヨー=モレル/クールカン編曲:解放行進曲
ショパン:葬送行進曲
ベートーヴェン:葬送行進曲
エルガー:威風堂々
ルノー編曲:ロベール・ブリュスの兵隊行進曲
ロベール/アリエ編曲:マドロンはいつ
ドゥラン=ケリュ編曲:外人部隊行進曲
ルイ・ガンヌ:ロレーヌ行進曲
ズバロフ/デュポン編曲:レジョン・ドヌール讃歌
ジャック・ドゥヴォージェル編曲:別れの歌
ジャック・ドゥヴォージェル、フランソワ=グザヴィエ・バユール(指揮)
パリ空軍軍楽隊

CC 896789 \2300
昨日の海軍と今日の海軍
[信号ラッパ曲と号令と海上使用のためのラッパ曲](35曲)
[軍事式典曲](9曲)
[閲兵行進曲]
ロベール・ブリュスの兵隊行進曲/ボルダ(フランス海軍士官候補生練習艦)
海軍士官応用学校部隊行進曲/サンマンドリエ海軍訓練本部行進曲
地中海域/フランス海軍総司令部行進曲
[古い軍歌]
帆船航海の時代に
[記念日の讃歌]
海軍の歴史的任務の讃歌/Fammac の若者/海難救助隊
[分列行進曲]
ブルー・カラー行進曲/少年水夫行進曲/シェルブール
ジャン=ミシェル・バッラーダ(指揮)
トゥーロン艦隊軍楽隊

CC 896790 \2300
パリ消防隊音楽隊
[吹奏楽団]
ヘンリー・フィルモア:ラッサス・トロンボーン
ショスタコーヴィチ/アンドレ・ワイグナイン[ヴェイニャン]編曲:
ジャズ組曲第2番 から ワルツ第2番
ヴァンゲリス/ロン・セブレヒツ編曲:楽園の征服(1492・コロンブス)
ポール・ラヴェンダー編曲:カートゥーン・カレイドスコープ
ミシェル・ベルジェ/ジェローム・ノレ編曲:スターマニア
[金管打楽器バンド]
リシャール・レジェル/ジェローム・ドワイヤン編曲:ポニー・エクスプレス
ギー・クタンソン:ロボットのパレード
フランク・アンドレ:Sixties
アンドレ・スプレ:フランスの軍楽隊
[吹奏楽団&金管打楽器バンド]
J・ファリグール:少年水夫行進曲
E・ルー:連隊の娘
E・ミシェル:カイド
L・レ[Rez]:救うか滅ぶか
ドミニク・フィオドラン(指揮)
パリ消防隊音楽隊

CC 896797 \2300
ある音楽隊の歴史
ゲオルク・ローマン:バイエルンのポルカ(*)
ジョニー・バーク、エロル・ガーナー:ミスティ(*)
ジャック・ドゥヴォージェル:変奏曲(*)
セルジュ・ランサン:音楽への讃歌(*)
グノー:小交響曲 から スケルツォ(+)
J・シュトラウス II:「こうもり」序曲(*)
ピエール・サーオルボルグ:散歩(#)
アラン・ランタン:アリゾナ(**)
ショスタコーヴィチ/ヨハン・デ・メイ編曲:
ジャズ組曲第2番 から ワルツ第2番(++)
レスピーギ/アラン・ドクルセル編曲:「ローマの松」から フィナーレ(##)
ヨハン・デ・メイ:「指輪物語」から ホビットたち(++)
ピエール・ビゴー(指揮(*))
ミシェル・メリオ(指揮(+))
ルイ・ベルボン(指揮(#))
ギー・クタンソン(指揮(**))
ブノワ・ジロー(指揮(++))
アラン・ドクルセル(指揮(##))
フランス国家警察音楽隊

CC 897809 \2300
規定儀式と軍隊の伝統
【規定儀式】
[信号ラッパ曲](9曲)
[騎馬トランペット曲](4曲)
【軍隊の伝統】
[閲兵行進曲]
ジャン=ピエール・ルヴォイユ:第8通信連隊行進曲
ジャック・フュルジョ:羽付き帽(行進曲)/マレンゴ総督警備隊行進曲
L・ショメル編曲:ロベール・ブリュスの兵隊行進曲
Ch・ユースタシュ:ワーテルローにおける老親衛隊の擲弾兵
[分列行進曲]
ジャン・アラザール:サン=シール
ギュスターヴ・ヴェッジェ:共和国親衛隊の分列式
F・プティ:第85連隊への敬礼
[行進曲と伝統の遺産]
ジャン・ロベール・プランケット/ジャン・フランソワ・ラウスキ編曲:
サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
ポール・カッペ:海軍歩兵讃歌
G・アリエ:愉快なトランペット吹き
C・ムジョ:豪胆(豪胆公)
V・クローヴェ:第2准旅団行進曲
A・マルリー:パルチザンの歌
[鼓隊行進曲]
D・ブリアール:アイト
J・H・パストリ(指揮)
フランス陸軍イル・ド・フランス司令部第8通信連隊軍楽隊

CC 897811 \2300
ヨーロッパの憲兵隊
レーモン・リシャール:元帥長(フランス)
ルイジ・チレネイ:忠誠(イタリア)
ピエール・デュポン:フランス憲兵隊行進曲(フランス)
J・モレーノ・カリーリョ:治安警備隊(スペイン)
ガブリエル・パレ:親衛隊分列式(フランス)
ラウル・ドス・サントス・カルドーソ:Pela Lei E Pela Grei(ポルトガル)
ミシェル・モワスロン:機動憲兵隊行進曲(フランス)
ジャック・アンドレア・レインハウト:王立騎馬憲兵隊行進曲(オランダ)
ロラン・オモニエ/ダニエル・タスカ:高尚なる憲兵隊の行進曲(フランス)
ペール・グルンドストレム:スウェーデン警察行進曲
エミール・モンメージュ:インドシナ憲兵隊(フランス)
ルドルフ・クンメラー:憲兵隊行進曲(オーストリア)
シャルル・グルダン:気取り屋(フランス)
アルテュール・プレヴォ:ベルギー憲兵隊行進曲
レーモン・リシャール/アンドレ・カラード:憲兵補助隊訓練所行進曲(フランス)
パウル・リンク:警官行進曲(ドイツ)
ポル・アルブレヒト:ルクセンブルク憲兵隊行進曲
ジャン=ピエール・ルヴォイユ:憲兵隊行進曲(フランス)
ミシェル・モワスロン(指揮)
フランス機動憲兵隊軍楽隊

CC 898825 \2300
イル・ド・フランス吹奏楽団&合唱団
イヴェット・オヨー=モレル/クロード・ケメッケル編曲:平和の讃歌
イヴェット・オヨー=モレル/フランソワ=グザヴィエ・バユール編曲:
ルージュ・ド・リール
イヴェット・オヨー=モレル/ルネ・カステラン編曲:人間の権利を歌おう
ロジェ・ブートリー/ラ・フォンテーヌ詩:おお、平和よ
ルネ・カステラン&ミシェル・ニーランベルジェ:カントゥス・ポリフォニア
ロジェ・カルメル/ポール・エリュアール詩/ダニエル・デュレ台本:
カンタータ「自由」から フィナーレの合唱
ベートーヴェン/カステラン編曲:歓喜の歌
ダニエル・グルマン(指揮)
イル・ド・フランス吹奏楽団&合唱団

CC 801853 \2300
フランス陸軍海兵隊の音楽詞華集
伝承曲/J・P・ソティエ編曲:海兵の旗(+)
伝承曲/P・ケメッケル編曲:海兵の歌
伝承曲:歩兵(*)
H・C・フリッザ、R・ボケ:第1DFL行進曲
伝承曲/P・ケメッケル編曲:海兵について(+)
伝承曲:黄土(*)
H・リコー:第9植民地歩兵師団
伝承曲/グレン・ミラー:マーチング・スルー・ジョージア(+)
伝承曲:植民地歩兵の帰還(*)
P・ルジュロン/P・スピエール:植民地歩兵行進曲
S・シャビエルスキ:第9DIMAの歌(+)
伝承曲:われは植民地歩兵(*)
J・ベルトラン:バゼイユ
伝承曲/J・P・ソティエ編曲:
イエス・キリストはいつ植民地を創りたもうたか(+)
伝承曲/P・ケメッケル編曲:植民地の私の恋人(*)
伝承曲/ジャン=ミシェル・ソルラン編曲:歩兵(金管合奏)
マルソー:マリー=ドミニク(+)
伝承曲/P・ケメッケル編曲:阿片
伝承曲、J・フォッシー:ドムトム[フランス海外領土]の歌(#)
P・ルノー:海の砲兵
ポール・カッペ:海兵隊歩兵讃歌(+)  (*)歌唱 (+)歌唱付き
ジャン=ミシェル・ソルラン(指揮)
フランス陸軍軍楽隊
チャド行進連隊&テオ・タヒチ・ショー(#)

CC 801861 \2300
フランスの誉
[フランスの儀式](9曲)
[讃歌]
クロード・ジョゼフ・ルージェ・ド・リール/ピエール・デュポン編曲:
ラ・マルセイエーズ
ベートーヴェン/ロラン・デルベック編曲:ヨーロッパ讃歌(ヨーロッパの旗)
[儀式用音楽]
J・ケッセル、M・デュロン、A・マルリー:パルチザンの歌(解放の歌)
不詳/ロラン・デルベック編曲:マレの歌
ジュール・セムレ=コルリー編曲:ノアイユの龍騎兵
ギュスターヴ・ヴェッジェ:共和国親衛隊の分列式
[旗の儀式](2曲)
[吹奏楽によるラッパ曲](2曲)
ドミニク・ギャブル(指揮)
ギャルド・レピュブリケーヌ軍楽隊

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07-11 No.2

2007年11月02日 16時07分44秒 | Weblog
<WARNER>
2564 699437 60枚組 \27000
J.S.バッハ:教会カンタータ全集
ニコラウス・アーノンクール指揮、
コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン
グスタフ・レオンハルト指揮、
レオンハルト・コンソート
既発売の TELDEC 4509 917652 の紙ケース仕様です




<VENEZIA>
CDVE04283 2枚組 \1650
ショスタコーヴィチ:「革命」「死者の歌」
ショスタコーヴィチ:
(1)交響曲第5番「革命」 二短調 op.47 
ワシントン・ナショナル交響楽団 
1990年2月13日ライヴ録音 ステレオ
(2)交響曲第14番「死者の歌」 ト短調 op.135
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
マルク・レシェーチン(バス)
モスクワ室内管弦楽団 1973年2月12日ライヴ録音 モノラル
指揮はムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
(1)はワシントン・ナショナル交響楽団を率いた16年ぶりの故国への里帰り凱
旋公演のライヴで初出かと思われます。
曲へのアプローチはWEA盤(1994年)のスタジオ録音のものとほぼ同じです。
(2)は同年に録音され評価の高いスタジオ録音と同じ年のライヴです。
(1)(2)ともにライヴならではの緊張感ある演奏で音質は良いです。

CDVE04293 3枚組 \2000
ショスタコーヴィチ:
24の前奏曲とフーガ op.87
タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ) 
1987年ステレオ録音

CDVE04294 4枚組 \2700
バッハ:
(1)インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801 1977年
(2)ゴールドベルク変奏曲 BWV.988 1979年
(3)フランス組曲 BWV.812-817 1984年
タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ) 
ステレオ録音




<NORTHERN FLOWERS(ロシア)>
NF/PMA9951 \1980
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
「弦楽四重奏曲全集第2集」
弦楽四重奏曲第4番ヘ短調op. 33-4
弦楽四重奏曲第5番ホ短調op.47
弦楽四重奏曲第6番ト短調op.49
タネーエフ四重奏団
1982-83年録音
第4番は1909年に完成していたものですが、1937年にベートーヴェン弦楽四重
奏団から演奏の申し出がありリハーサルまで行われたものの、その後改訂され
たものです。第5番は4番の改訂後1938年から39年に久しぶりに作られた作品で、
シェバーリンに捧げられました。第6番は翌年の1940年に完成し、作曲を始め
て30年目に交響曲第21番とともに新しい境地を開いた作品です。第5・第6とも
やはりベートーヴェン四重奏団によって初演されています。

NF/PMA9952 \1980
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
「弦楽四重奏曲全集第3集」
弦楽四重奏曲第7番ヘ短調op.55
弦楽四重奏曲第8番嬰ヘ短調op.59
タネーエフ四重奏団
1982-84年録音
第7番は交響曲第23番と平行して書かれ1941年に完成しました。コーカサスの
雄大な自然に触発された作品です。ミャスコフスキーの弦楽四重奏曲では第7
番にして初めての長調作品です。第8番は1942年にトビリシで完成し、悲劇的
な1楽章、瞑想的な2楽章、フィナーレはアレグロ・ドラマティコの3楽章形式
です。

NF/PMA9953 \1980
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
「弦楽四重奏曲全集第4集」
弦楽四重奏曲第9番ニ短調op.62
弦楽四重奏曲第10番ヘ短調op.67-1
弦楽四重奏曲第11番変ホ長調op.67-2「思い出」
タネーエフ四重奏団
1981-84年録音
第9番はベートーヴェン四重奏団創立20周年のために書かれ、趣を変えて力強
く荘厳なフィナーレで締められる3楽章の作品です。第10番は1907年の書かれ
た弦楽四重奏曲を元に作られた作品で、「古いノートから」とも呼ばれていま
す。第11番も1906-1907年に書かれたピアノ作品を元に作曲されました。




<Edition HST>
HST-049 \2500
ヴァンハル(1739 ‐1813):後期弦楽四重奏曲集第二巻
(1)弦楽四重奏曲 ト短調Weinmann Va:g3 (1786)
Allegro Adagio Allegro assai
(2)弦楽四重奏曲 へ長調Op.33-3 Weinmann Va:F10 (1785)
Allegro moderato Arietta I - Arietta II Adagio Allegro con Fuoco
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
松井利世子;第一ヴァイオリン)
録音:2007年10月、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音
交響曲、弦楽四重奏曲などの世俗音楽作曲を1780年代に絶筆したヴァンハル
(1739 ‐1813)は、その後、精神病克服の神への感謝から教会音楽作曲へ専念
し、死の年1813年8月も病床の中でミサ曲を作曲し続けていたと伝えられる。
このCDにはその最後期の弦楽四重奏曲から2曲取り上げられている。1785年ヴィ
ーン、アルタリア書店から出版された曲集からの1曲ヘ長調(第一巻のつづき)
と翌年以降新たにヴィーンに開店したホフマイスタ出版からの要請によって作
曲されたト短調。
ホフマイスタ出版からは約3年(1786-1788)を費やして計6曲が出版されている。




<Muze Classical Catalogue>
RED カタログ 2008年版
Catalogue2008 \40500
ご予約締切日:11月14日




<CORELIA>
CC 841043 \2300
フランスの軍隊行進曲集
サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲(フランス分列行進曲)(##)
ロレーヌ行進曲(*)/コーカサスの擲弾兵(##)/愉快なトランペット(++)
サンシール(+)/ラインとドナウ(*)/大胆不敵(+)
ブルーカラー[青襟]行進曲(#)/第2准旅団行進曲(*)/少年水夫行進曲(#)
海軍歩兵讃歌(**)/シェルブール(#)/フランス共和国衛兵隊分列行進曲(++)
解放行進曲(*)/外人部隊行進曲(*)/ラ・マルセイエーズ(++)
パリ空軍軍楽隊(*)
CMIDF第8連隊軍楽隊(+)
トゥーロン艦隊軍楽隊(#)
フランス海軍軍楽隊(**)
ギャルド・レピュブリケーヌ軍楽隊(++)
パリ警視庁音楽隊(##)

CC 875816 \2300
古き軍楽調
フランス皇帝親衛隊砲兵中隊の行進曲、王と皇帝のファンファーレ集
Le pas de charge des Grenadiers / Le reveil au bivouac
Le drapeau d'Austerlitz / Le champ d'honneur /
Les retraites francaises
Le rigodon d'honneur / La marche des trainards /
Le rigodon des manchots
Le pas redouble de la Garde imperiale / La marche des bonnets a poil
La marche de Robert Bruce / La marche de Henri IV / Le guet /
Le cavalquet
La marche des gardes du Roy / L'etendard / La marche des dragons du Roy
La marche des dragons de la Reine / Le ralliement
La marche des mousquetaires noirs / La marche des mousquetaires gris
Le refrain de l'Empire / A l'etendard / La marche / La marche
d'Austerlitz
La victoire est a nous / Trois fanfares pour le chevalier
ジャン・ガレ、ロベール・グート(指揮)
フランス空軍軍楽隊
フランス空軍軍楽隊トランペット・ファンファーレ隊

CC 889642 \2300
[CC 89642]
フランス陸軍第1軍管区軍楽隊 二百年祭
フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734-1829)/デジレ・ドンデイヌ編曲:
自由への捧げもの[自由への讃歌]
グザヴィエ・ルフェーヴル(1763-1829)/ジャン・ブルキエール編曲:
6つの行進曲
ルイ=エマニュエル・ジャダン(1768-1853)/モレナール編曲:一楽章の交響曲
シャルル=シモン・カテル(1773-1830)/
アルベール・ファッシュ、ジャン・ブルキエール編曲:2つの軍隊行進曲
ジャン=バティスト・ベダール/ジャン・ブルキエール編曲:2つの軍隊行進曲
シャルル=シモン・カテル/デジレ・ドンデイヌ編曲:序曲ヘ長調
グザヴィエ・ルフェーヴル/
ジャン・ブルキエール、アルベール・ファッシュ編曲:6つのパ・ルドゥブレ
シャルル=シモン・カテル/デジレ・ドンデイヌ編曲:(小)軍隊交響曲
フランソワ=ジョゼフ・ゴセック:葬送行進曲
フランソワ=ジョゼフ・ゴセック/ジャン・ブルキエール編曲:凱旋行進曲
エティエンヌ=ニコラ・メユール(1763-1817)/デジレ・ドンデイヌ編曲:
別れの歌
ジャン=ピエール・ルヴォイユ(指揮)
フランス陸軍第1軍管区軍楽隊

CC 891698 \2300
間奏曲
ジャック・ドゥヴォージェル:マッハ3/ユーモリスティック組曲
ルロイ・アンダーソン/M・エドワーズ編曲:トランペット吹きの休日
ジャック・ドゥヴォージェル:チャールストン
モートン・グールド:トロピカル
フィル・フィールド:Vaxuosity
デイヴィッド・シャンケ:ラテン・リーズ
モートン・グールド/ポール・ヨーダー編曲:パヴァーヌ
ジャン・ルイ・ショータン:Interface a facette
ルロイ・アンダーソン:タイプライター
K&W・レスリー:マドリッド上空の夜間飛行
リチャード・フット:Bunch o bone
ルロイ・アンダーソン:シンコペイテッド・クロック
ルロイ・アンダーソン/ラング編曲:プロムナード
ジャック・ドゥヴォージェル:
センセーション/カリヨン/ボレロ・ミリテール/ヴァリエーションズ
ジャック・ドゥヴォージェル、アルベール・ファッシュ、
フランソワ=グザヴィエ・バユール(指揮)
パリ空軍軍楽隊

CC 892715 \2300
トゥーロンへの寄港
アンドレ・ギグー:金管のための第1ファンファーレ
J・J・マヤン:ブルー・カラー[青襟]行進曲
ルイ・ガンヌ/H・ルヴェロリス編曲:ロシア行進曲
ポール・ゴギヨ:海軍陸戦隊
フリードリヒ・シュポア:キールへようこそ
ジュール・セムレ=コルリー:プロヴァンスの水夫
ジャン・マヨ:水夫の行進曲
J・ジャンセン:聖エルム行進曲
チャールズ・ジマーマン/ロラン・デルベック編曲:錨を上げて
ポール・カッペ:海軍歩兵讃歌
フランシス・ロペス/M・フォンタナ編曲:地中海
アンドレ・ギグー:プロヴァンス行進曲
D・ベルナール:Les Cigalons
A・メルシエ:フランスの水夫
シャルル・トレネ/M・フォンタナ編曲:海
ベトーヴ/ポール・ゴギヨ編曲:ブルー・カラー[青襟]
アンドレ・ギグー/ジャン=ミシェル・バッラーダ編曲:地中海管区
ジャン=ミシェル・バッラーダ(指揮)
トゥーロン艦隊軍楽隊

CC 892720 \2300
[CC 92720]
フランス陸軍外人部隊の行進曲&軍歌集
伝承曲:カイドへの敬礼とブーダンのルフラン(行進曲)
伝承曲/ラザルモニー編曲:アンヌ・マリー(行進曲)/部隊行進曲
S・アーン:第1外人空挺連隊行進曲
ペルドロー:偉大なるアトラス(行進曲)
P・ノード/サムレ=コレリー編曲:われらの白いケピ帽(行進曲)
伝承曲:小さな足跡(軍歌)/月は輝く(軍歌)
S・アーン:陽気な外人部隊兵士(行進曲)
L・ケリュ:シディ・ベル・アッベス行進曲
伝承曲:第6外人工兵連隊行進曲/第1外人部隊(軍歌)
優生学(軍歌)/さらば、ベル・アッベス」(軍歌)
デュラン:第3外人歩兵連隊行進曲
伝承曲:第1外人騎兵連隊(軍歌)
ヴィルヘルム:外人部隊行進曲
アラン・クディエ(指揮)
フランス陸軍外人部隊軍楽隊

CC 893733 \2300
アポテオーズ[讃仰]
パガニーニ/ジャック・ドゥヴォージェル:無窮動
エルネスト・レクオーナ/ジャロック編曲:マラゲーニャ
ジャック・ドゥヴォージェル:変奏曲
U・レーファー、M・コルプ:ハイランドの大聖堂
アルフレッド・リード:第1組曲 から ギャロップ
J・ポルカーロ、J・ブロック:デューン
ラロ・シフリン/C・カスター編曲:ミッション・インポッシブル
クロード・ミシェル・M・ショーンバーグ/W・バーカー編曲:レ・ミゼラブル
G・パレー:アポテオーズ行進曲
ジャン=ミシェル・ソルラン(指揮)
フランス海軍軍楽隊

CC 894745 \2300
記念祭
ポール・アンカ/R・マーティン編曲:史上最大の作戦
グレン・ミラー:マーチング・スルー・ジョージア
グレン・ミラー/P・マインホルト、B・エギディウス編曲:
グレン・ミラー物語
W・C・ハーディー:セントルイス・ブルース・マーチ
クロード・ボラン/L・デルベック編曲:Le Mur De l'Atlantique
J・ジャッジ、H・ウィリアムズ:ティペラリー
L・P・ロランドー:カリヨン
O・デュマ:太鼓を打ち鳴らして
エルマー・バーンスタイン/L・デルベック編曲:大脱走
L・デルベック編曲:沼の歌
F・ルロワ:ラインとドナウ
A・マルリー:パルチザンの歌
V・クローヴェ:第2准旅団行進曲
P・デュポン編曲:ラ・マルセイエーズ
フランソワ=グザヴィエ・バユール、クロード・ケメッケル(指揮)
パリ空軍軍楽隊

CC 894746 \2300
チャドからストラスブールへ
J・アヴィニョン:植民地部隊
F・ボワイエ:アフリカ人
E・シャンボワジエ、F・ボワイエ:ビラケム
F・メニシェッティ:狙撃歩兵
J・アヴィニョン:第3植民地歩兵連隊行進曲
R・シャルティエ:モロッコ植民地歩兵連隊
H・C・フリッザ、R・ボケ:エル・アラメイン・チュニス
H・リコー:第9植民地歩兵師団
H・C・フリッザ、R・ボケ:BM11行進曲
P・ルノー:海の砲兵
V・クローヴェ:チャドからストラスブールへ
L・デルベック:沼の歌
A・マルリー:パルチザンの歌
P・カッペ:海軍歩兵讃歌
ジャン=ミシェル・ソルラン(指揮)
フランス海軍軍楽隊

CC 894747 \2300
われらの海
モスターゾ:コプラ
J・ヒメーネス/R・クレリス編曲:ルイス・アロンソの婚礼
A・ギグー:カマルグ
S・ランセン:オリウールの印象
ロッシーニ/ブリテン編曲:ソワレ・ミュジカル
ロッシーニ/ジャック・ドゥヴォージェル編曲:踊り
G・リュイペール:われらの海
ジャン=ミシェル・バッラーダ(指揮)
トゥーロン艦隊軍楽隊

CC 894748 \2300
思い出の音楽
ルイ・ガンヌ:ロレーヌ行進曲
プランケット、ラウスキ:サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
C・ロベール、G・アリエ:マデロンはいつ
G・メステル:コーカサスの擲弾兵
F・ボワイエ:アフリカ人
ドゥラング、ケリュ:外人部隊行進曲
V・クローヴェ:第2准旅団行進曲
J・ジャッジ、H・ウィリアムズ:ティペラリー
バグリー、ヴィオット:国家の象徴
エルメ、クリエール/パレ編曲:過ぎ去りし夢
A・マルリー:解放の歌
ド・リール/ベルリオーズ編曲:ラ・マルセイエーズ
ワルトトイフェル/デジレ・ドンデイヌ編曲:美しい唇
ヨハン・シュトラウス II/デジレ・ドンデイヌ編曲:アンネン・ポルカ
ヨハン・シュトラウス II/ジャック・ドゥヴォージェル編曲:
トリッチ=トラッチ・ポルカ
フレデリック・ロー/ベネット編曲:マイ・フェア・レディー
フランソワ・ブーランジェ(指揮)
パリ警視庁音楽隊

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07-11 No.1-1

2007年11月01日 12時38分20秒 | Weblog
<OEHMS CLASSICS>
OC914 1550
J.S.バッハ:カンタータ第201番
「急げ、渦巻く風ども」BWV.201
シモーネ・ノルト(Sp) アンネッテ・マルケルト(Ms)
マルクス・シェーファー(T) ヴェルナー・ギューラ(T)
コンラッド・ジャーノット(Br)シュテファン・ゲンツ(Br)
ハンスイェルク・アルブレヒト(指揮)
ミュンヘン・バッハ合唱団
バッハ・コレギウム・ミュンヘン
「バッハのゴルトベルク変奏曲」「ワーグナー:指輪」のオルガン編曲版で話
題のハンスイェルク・アルブレヒト。彼は今シーズンより、あのカール・リヒ
ターが設立したミュンヘン・バッハ合唱団の音楽監督に就任いたしました。彼
の考えによると、このカンタータ201番には序曲があったに違いないと。彼は断
片として残されている「復活祭カンタータ」からの音楽を新たに構成し、序曲
として加えています。最近としては珍しくモダン楽器での演奏ですが、そんな
ことは全く感じさせず、最近のオリジナル楽器奏法を取り入れ、軽快なバッハ
像を表現しています。ソリストたちも、古楽演奏の有名な歌手たちばかりを起
用していますです。
【録音:2007年7月3-6日 バイエルン放送第1スタジオ】

OC706 1450
J.S.バッハ・トランスクリプション集
ベルント・グレムザー(p)
【ブゾーニ編曲】
『シャコンヌ』(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV.1004より)
『コラール「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」BWV.645』
『コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.659』
『アレグロ』(カンタータ第134番「イエス生きたもうと知る心は」BWV.134より)
『コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639』
『前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532』
『前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552』
【ラフマニノフ編曲】
『無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006 からの組曲』
【ウィルヘルム・ケンプ編曲】
『シチリアーノ』(フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV.1031より)
【マイラ・ヘス編曲】
『主よ、人の望みの喜びよ』(カンタータ第147番のコラールより)
輝くような名声こそないものの、実は根強いファンの多い中堅ピアニスト、グ
レムザー。以前、NAXOSレーベルからリリースしていた熱いラフマニノフやプロ
コフィエフは隠れた名演として今でも高い人気を誇っているそうです。そのグ
レムザーが今回手がけたのは、バッハのトランスクリプション集。今までにも
腕に覚えのある名手ばかりが取り上げていたこれらの作品群を、彼はあいかわ
らずの熱きパッションでがんがんに弾きこなします。芯の通った研ぎ澄まされ
た音色も魅力です
【録音:2006年12月11-13日 ミュンヘン、バイエルン・ムジーク・スタジオ】

OC613(SACD-Hybrid) 1550
パッヘルベル:オルガン作品集
1)プレリュード ニ短調 2)われらみな唯一なる神を信ず 3)チャコーナ ヘ短調
4)オクターヴ・トーンによるマニフィカト 5)リチェルカーレ ハ長調
6)トッカータ ハ長調 7)リチェルカーレ ハ短調 8)フーガニ短調
9)トッカータ ハ短調 10)フーガ ハ長調
11)神なしたもう御業こそ、いと善けれ 12)神のひとり子なる主キリスト
13)さあ、主を讃美せよ、私の魂よ 14)高き天より我は来れり 15)第3アリア
16)われらの救い主なるイエス・キリスト 17)暁の星はいと麗しきかな
18) トッカータ ハ長調
ヨーゼフ・ケレメン
(G.C.シュテルツィング 1702年製、J.クラップ 1722年製オルガン)
当時、北ドイツの巨匠ブクステフーデ、南ドイツのあの「カノン」で有名なパ
ッヘルベル、として並び称されていました。パッヘルベルはバッハ一家とも交
流があったと伝えられ、バッハの兄、クリストフに音楽を教えたことは有名。
特にオルガンに関しては、J.S.バッハも大変尊敬し、研究した作曲家の一人。
彼の作品で伝えられている殆どはオルガン作品で、コラール旋律を元にする
「コラール編曲」作品が主なものとなっています。 この時代のオルガン作品
研究家でもあるヨーゼフ・ケレメンは、パッヘルベルの作品に最も適したオル
ガンを使用して、パッヘルベルの作品の本質にせまります。
【録音:2006年5月30-31日、エルフルト=ビュスレーベン、聖ペトリ教会】

OC913 2枚組 3100
アルビノーニ:セレナータ『オーロラの誕生』(全曲)
ラドゥ・マリアン(Male-Sp) ゲルノット・ハインリヒ(T)
クリスティーナ・ヨナス(Sp) テリー・ウェイ(CT)
アドリーネ・シモニアン(Ms)
ルネ・クレマンシック(指揮&Cemb)
クレマンシック・コンソート
ヒロ・クロサキ(バロックVn)
イシュトヴァン・ケルテス(バロックVn)
ウルスラ・コルチャック(バロックVa)
クラウディオ・ロンコ(バロックVc)
ロベルト・センシ(ヴィオローネ)
フーベルト・ホフマン(テオルボ)
クレマンシックの最新録音。1710年頃に出版されたというアルビノ-ニの珍しい
作品です。作品の存在自体がほとんど知られておりませんが、実は名テノール
山路芳久さんが出演したライヴ盤というのもあるので、お聴きになったことが
ある人もいるかも知れません。ここでは各パート1人による弦楽セクションによ
って全編田園的で素朴な音楽が横溢した、典雅で美しい世界です。もちろんヒ
ロ・クロサキのバロック・ヴァイオリンも素晴らしく美しい。昔、ウィーン少
年合唱団のアイドルの一人でもあったテリー・ウェイが、カウンター・テナー
となって、落ち着いた歌声を披露。今回は9歳で「夜の女王のアリア」を歌って
話題となった、現在ソプラニスタとして活躍しているラドゥ・マリアンも出演。
この作品に出てくるソプラノより高い声と少年のような声は、不思議としかい
いようがありません。その他の歌手も、バロック歌手としてでなく、ウィーン
国立歌劇場やフォルクスオーパなどでも活躍している歌手たちも起用している
のも、奇才クレマンシックならでは!
【録音:2007年1月18-23日 ウィーン王宮礼拝堂/ ウィーンW*A*R スタジオ】


<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)>
88697190442(CD+ボーナスDVD) 1980
ヴィヴァルディ:協奏曲集「調和の幻想」Op.3より
第1, 2, 3, 5, 6, 8, 11, 12番
エリザベス・ウォールフィッシュ(バロックVn)
ジーン・ラモン(バロック Vn ,リーダー)
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ
【カナダCBCで放映された、カルチャー番組『The Four Seasons Mosaic』
(Media Headquarters Film & Television制作)のボーナスDVD(PAL方式)付
(※注)】
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラの最新録音です。今回ゲスト・
ソロヴァイオリンとして、イギリスのベテラン・バロック・ヴァイオリン奏者
のエリザベス・ウォールフィッシュが参加。ウォールフィッシュは、イギリス
・オリジナル楽器演奏復興の時代より、様々な楽団のトップを務めてきた女流
バロック・ヴァイオリン奏者。彼女の親友でもあるターフェルムジーク・バロ
ック・オーケストラのリーダーのジーン・ラモンと意気投合した、快活なヴィ
ヴァルディの協奏曲をお楽しみ下さい。
また PAL方式のボーナスDVD付(※注)で、西洋と東洋の四季の美しい風景を織り
交ぜながら、ターフェルムジーク・バロック・オーケストラによる「ヴィヴァ
ルディ/四季」や、インドや中国の民族音楽演奏も取り入れた東洋の四季の演奏
も収録したカルチャー番組を収録。
※御注意 「このボーナス DVDはPAL方式映像につき、NTSC方式専用のDVDプレー
ヤーでは再生できません。パソコンまたはPAL方式が再生可能なDVDプレーヤー
のみにて再生可能です。」
【録音:2007年5月17-19日 Humbercrest United Church、トロント】


<RCA RED SEAL France>
88697201872 2枚組 3100
J.S.バッハ:
『カンタータ第78番「イエスよ、汝わが魂を」より』
『カンタータ第33番「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」より』
『カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」より』
ブラームス:
『チェロ・ソナタ第1番 Op.38』,『チェロ・ソナタ第2番 Op.99』
『ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」Op.78(チェロ編曲版)』
ソニア・ヴィーダー・アサートン(Vc)
イモジェン・クーパー(p)
「渋い音色だが最も深い演奏」と絶賛され、ロストロポーヴィチの強靭さと、
フランスの名匠ジャンドロンの華麗さを併せ持つ本格女流チェリスト、ソニア
・ヴィーダー・アサートン。今回も渋めな、ブラームスの作品を録音し、ブラ
ームスのチェロの歌心に触れることができるでしょう。さらにバッハのカンタ
ータからのアリアを、チェロとピアノ用編曲版で演奏しています。
【録音:2006年6月 La Ferme de Villefavard】


<RCA RED SEAL Germany>
88697208662 1900
子供のためのエイズ基金ベルリン・ドイツ・オペラ・ガラ・コンサート・ライ
ヴ2007
【出演予定歌手】Piotr Beczala, Pavol Breslik, Annette Dasch,
Franz Grundheber, Jonas Kaufmann, Nino Machaidze , Jonathan Lemalu,
Angela Marambio, Matti Salminen, Krassimira Stoyanova
ローレンス・フォスター(指揮)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
プレゼンター:マックス・ラーベ
毎年11月に行われる、ドイツAIDS基金のためのガラ・コンサートのライヴCD!
毎年今の時期にやって来る、オペラ・ファンへのステキな贈り物、「ベルリン
・ドイツ・オペラ・ガラ」。今年2007年も期待に違わぬ、錚々たる出演者が予
定されている。ベテラン、マッティ・サルミネン。新鋭歌手、アンネット・ダッ
シュ。そしてこれから期待を集める若手歌手たち(既に、ベルリン・ドイツ・オ
ペラでは人気の常連歌手たち)のフレッシュな人まで、現在のドイツで人気を博
している歌手たちを総動員。まさにオペラの祭典。なお、この商品の売上の一
部は、ドイツAIDS基金に寄付される。 今回はあの人気のマックス・ラーベがプ
レゼンターを務め、盛り上げて行きます。
※コンサートは、11月10日に行われますので、演奏曲目は未定です。また都合
により出演者の変更又はキャンセルの場合もございます。
【録音:2007年11月10日 ベルリン・ドイツ・オペラでのライブ】


74321736592 5枚組 5750
ドイツ現代音楽作品集 BOX15限定盤
BOX 15巻目となります。限定盤ですのでお早めにどうぞ。
次ページより曲目演奏者 内容は、原語のままです。御了承下さい。
Disk 1: ORHESTERSTUCKE 1950-1975
●Giselher Klebe/ Deux Nocturnes fur groses Orchester op.10
Heinz Wallberg(cond) NDR Sinfonieorchester (16./17. Februar 1957
NDR-Sendesaal)
●Boris Blacher/ Zwei Inventionen fur Orchester op.46
Gunter Neidlinger(cond) Nurnberger Symphoniker (Jun 29, 1971 Nurnberg)
●Gunter Kochan/ Divertimento fur Orchester - Variationen uber ein
Thema von Carl Maria von Weber
Carl von Garaguly(cond) Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin(Nov 28,
1966 Funkhaus Nalepastrase)
●Hans Ulrich Engelmann/ Capricciosi fur Orchester
Thomas Ungar(cond) Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks (1969?)
●Reiner Bredemeyer/ Bagatellen fur B. fur Orchester
Golo Berg(cond) Stefan Kozinski(p) Anhaltische Philharmonie Dessau
(Sep 9, 2002 Theater Dessau)
●Karl Ottomar Treibmann/ Capriccio '71 fur Orchester
Max Pommer(cond) Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin (Aug 9, 1977
Funkhaus Nalepastrase)
●Wilhelm Killmayer/ Paradies fur Orchester
Wilhelm Killmayer(cond)
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks (Sep 27, 1985 Herkulessaal
Munchen)
Disk 2: ORHESTERSTUCKE 1975-2000
●Mathias Spahlinger/ Morendo fur Orchester
Johannes Kalitzke(cond) MDR Sinfonieorchester (Mar 15, 1997 Konzerthaus
am Gendarmenmarkt Berlin)
●Manfred Trojahn/ Berceuse fur Orchester
George Alexander Albrecht(cond) Radio-Sinfonieorchester Stuttgart des
SWR(Oct 4, 1980 FST Stuttgart)
●Wolfgang Rihm/ Umriss - Aufzeichnung fur groses Orchester
Gerd Albrecht(cond) Radio Symphonie Orchester Berlin (May 2, 1986
Jesus-Christus-Kirche Berlin)
●Reinhard Febel/ Jardin fur groses Orchester
Christobal Halffter(cond) Bundesjugendorchester (Oct 13, 1989 Hamburg)
●Helmut Zapf/ Dreiklang fur groses Orchester
Jurg Wyttenbach(cond) Dresdner Philharmonie (Oct 16, 1992 Donauhalle,
Musiktage Donaueschingen)
●Detlev Glanert/ Burleske. Kontertanz fur groses Orchester
Jun Markl(cond) Bayerisches Staatsorchester (19./20. Marz 2001 Munchen)
●Jorg Widmann/ Lichtstudie I fur Orchester
Roland Kluttig(cond) Deutsches Symphonie-Orchester Berlin (Jan 19,
2002 Groser Sendesaal des SFB)

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07-11 No.1-2

2007年11月01日 12時36分58秒 | Weblog
Disk 3: MUSIK UND MALEREI
●Michael Denhoff/ Desastres de la Guerra - Orchesterbilder nach Goya
fur groses Orchester op.36
Hanns-Martin Schneidt(cond) Sinfonieorchester Wuppertal (Oct 8, 1983
Kulturhaus Ludenscheid)
●Siegfried Matthus/ Die Windsbraut - Konzert fur Orchester
Siegfried Matthus(cond) Berliner Sinfonieorchester (Feb 22, 1988
Schauspielhaus Berlin)
●Johannes Kalitzke/ Berceuse integrale pour Hieronymus Bosch fur
groses Orchester und elektronische
Erscheinungen
Lothar Zagrosek(cond) Sinfonieorchester Baden-Baden und Freiburg
(Apr 18, 1985 Hohner Konzerthaus, Trossingen)
●Wolfgang Rihm/ Ungemaltes Bild fur Orchester
Leonid Grin(cond) Rundfunk-Sinfonieorchester Saarbrucken (Sep 1, 1991
Alte Oper Frankfurt)
Disk 4: BACH-HANDEL-SCHTZ-HOMMAGEN 1985
●Friedhelm Dohl/ Passion fur Orchester
Klaus Bernbacher(cond) Nordwestdeutsche Philharmonie (Jun 9, 1987
Schutzenhof Herford)
●Christobal Halffter/ Parafrasis uber die "Fantasia uber einen Klang
von G.F. Handel" fur Orchester Christobal Halffter(cond) Radio
Symphonie Orchester Berlin (Apr 19, 1986 SFB-Sendesaal)
●Friedrich Goldmann/ Exkursion - Musica per orchestra con Henrico
Sagittario Friedrich Goldmann(cond)Robert-Schumann-Philharmonie
Chemnitz (Feb 25,1986 Schauspielhaus Berlin )
●Alfred Schnittke/ Concerto grosso Nr. 3 fur 2 Violinen,
Streichorchester, Cembalo und Glocken Manfred Scherzer(cond) Thomas
Meining(Vn) Kristian Schwertner(Vn)
Dresdner Kammerorchester (Dec 9, 1985 Schauspielhaus Berlin)
Disk 5: UNTERHALTENDE SINFONIK
●Ernst Fischer/ In vino veritas - Suite fur Orchester - IV. Perlender
Champagner
Peter Falk(cond) WDR Rundfunkorchester Koln (Sep 28, 1993 Studio WDR
Koln)
●Karl-Ernst Sasse/ Serenade fur Karla
Manfred Rosenberg(cond) DEFA-Sinfonie-Orchester (1965)
●Hans Hendrik Wehding/ Der goldene Pavillon - Ballett -Intermezzo
Hans Hendrik Wehding(cond) Groses Rundfunkorchester Leipzig (Oct 9,
1959 Funkhaus Leipzig, Saal 5)
●Franz Grothe/ Barcarole
Curt Cremer(cond) WDR Rundfunkorchester Koln (Nov 17, 1970 Studio WDR
Koln)
●Gerhard Paul/ Drei Skizzen fur Konzertgitarre und Orchester -III.
Schnell
Robert Hanell(cond) Dieter Rumstig(g)
Estradenorchester des Deutschlandsenders
(26./27. August 1968 Germany)
●Fried Walter/ Der Torrero und die Rose
Kurt Gaebel(cond) Studio-Orchester Berlin ((Feb 12, 1978 Studio SFB)
●Klaus-Peter Bruchmann/ Toccata fur Klavier und Blasorchester
Gerhard Baumann(cond) Ulrich Urban(p) Rundfunk Blasorchester Leipzig
(Jan 25, 1990 Funkhaus Leipzig, Saal 1)
●Gerhard Rosenfeld/ Bulgarische Skizzen fur Zupforchester
Fred Witt(cond) Lehrer-Ensemble der Stadtischen Jugendmusikschule
Dortmund
(Feb 27, 1972 Humboldt-Gymnasium Dortmund)
●Ulrich Sommerlatte/ Erntefest auf Cuba
Werner Eisbrenner(cond) Bremer Studio-Orchester (Nov 15, 1973 Studio F,
Radio Bremen)
●Martin Bottcher/ Winnetou - Filmmusik
Martin Bottcher(cond) Munchner Rundfunkorchester (Oct 13, 1981 Studio
BR)
●Jochen Allihn/ Ein eiliger Brief - Heiteres Intermezzo
Werner Krumbein(cond) Estradenorchester des Deutschlandsenders (Oct 23,
1958 Studio, Germany)
●Hans Bund/ Erinnerung an ein Ballerlebnis
Emmerich Smola(cond) SWR Rundfunkorchester, Kaiserslautern (1962 Studio
Kaiserslautern)
●Kurt Striegler/ Sorbische Rhapsodie fur groses Orchester -V. Allegro
vivace Volkstanz
Kurt Striegler(cond) Rundfunk-Sinfonieorchester Leipzig (Dec 22, 1954
Leipzig)
●Georg Haentzschel/ Schwedische Bagatelle
Werner Eisbrenner(cond) Georg Haentzschel(p) WDR Rundfunkorchester Koln
(May 22, 1975 Studio WDR Koln)
●Werner Eisbrenner/ Walzer in Moll
Werner Eisbrenner(cond) Hans-Georg Arlt(Vn) Studio-Orchester Berlin
(May 15, 1964 Saal 1, SFB)
●Manfred Grafe/ Dresdner Suite - I. Allegro molto Hanell
Robert Hanell(cond) Groses Rundfunkorchester Berlin (Jan 4, 1983 Studio
Nalepastrase Berlin)
●Werner Bochmann/ Mittellandische Suite -
I. Katalanische Bodega
Werner Schmidt-Boelcke(cond) Munchner Rundfunkorchester (Nov 12, 1974
Studio 1 Munchen)
●Andre Asriel/ Frohlicher Marsch
Walter Hartmann(cond) Die Elbflorentiner (Jul 3, 1967 Kongresssaal
Dresden)



<BIDDULPH>
80225 1980
ブラームス:
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
交響曲第2番 ニ長調 Op.73
ジーノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
録音:1956年3月11日(協奏曲),1953年2月15日(交響曲)、74:19
Biddulphが復刻するフランチェスカッティのシリーズだが、内容はオーマンディ
によるブラームスのアルバムでもある。オーマンディとフィラデルフィア管弦
楽団というと華やかさばかりが謳われる傾向があるが、ドイツ系の音楽では、
弦の豊かな響きを生かし、正攻法で包容力のある音楽で充実度の高い演奏をな
している。交響曲第2番は、そうしたオーマンディの特徴に打ってつけの曲で、
ステレオ録音も残しているが現在廃盤。このモノラル録音の復活は歓迎される
だろう。ことに第2楽章のしっとりとした弦の歌わせ方は価値あり。ヴァイオリ
ン協奏曲は、名手フランチェスカッティのヴァイオリンが素晴らしい。録音当
時53歳のフランチェスカッティは、技術、音色、情熱のいずれも非の打ち所が
なく、オーマンディのバックを得て実に素晴らしい音楽を作り上げている。

80226 1980
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38,
チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
クライヴ・グリーンスミス(チェロ)
ボリス・ベルマン(ピアノ)
録音:2005年8月24,25日、DDD
東京クヮルテットのチェリスト、クライヴ・グリーンスミスのソロ。グリーン
スミスは英国出身。ロイヤル・フィルの首席チェリストを経て、ソリストとし
て活躍。1999年に東京クヮルテットに参加。1736年製のストラディバリウスの
名器パガニーニを使用している。内省的な味わいに優れた渋いチェロの魅力が、
ブラームスの魅力を引き立てている。




<OPUS ARTE>
OA0983D 2枚組 5480
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》
マドリッド王立劇場2007
ヴェリズモ・オペラの定番《カヴァレリア・ルスティカーナ》と《道化師》の
組合せ。三角関係が原因の、片や女の、片や男の嫉妬が引き起こす2つの惨劇を
情熱的な音楽で描いている。本映像の演出は2作を1つの作品として捉え、《道
化師》のプロローグを《カヴァレリア》の冒頭に置き、通して上演しているの
が特徴。ウルマーナ、ラ・スコーラ、ガルーシン、バーヨ等の強力な歌手陣が
白熱の舞台を展開。(解説:鶴間圭)
《カヴァレリア・ルスティカーナ》
サントゥッツァ: ヴィオレッタ・ウルマーナ
トゥリッドゥ: ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ
ローラ: ドラガナ・ユーゴヴィッチ
ルチア: ヴィオリカ・コルテス
アルフィオ: マルコ・ディ・フェリーチェ
《道化師》
カニオ: ウラディーミル・ガルーシン
ネッダ: マリア・バーヨ
トニオ: カルロ・グエルフィ
ベッペ: アントニオ・ガンディア
シルヴィオ: アンヘル・オデナ
指揮:ヘスス・ロペス・コボス
マドリッド王立劇場管弦楽団・合唱団(マドリッド交響楽団・合唱団)
演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
装置: ヨハネス・ライアッカー 衣裳: ビルギット・ヴェンチュ
照明: ヴォルフガング・フォン・ツォウベク
2007年2月27日、3月2日 マドリッド王立劇場におけるライヴ収録
全プログラム198分(本編150分)
字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語

OA 0984BD 9280
チャイコフスキー:
「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」
(ピーター・ライト版)
バレエファンでなくとも知っている有名タイトル3作品のBOXセット。どれもド
ラマティックな演出で知られるピーター・ライト版。充実の特典映像が、作品
への興味をさらに深めます。
■「白鳥の湖」 (スウェーデン・ロイヤル・バレエ) 約133分+25分
オデット/オディール: ナタリー・ヌードヴィスト
ジークフリート: アンデシュ・ヌードストレム
ロットバルト: クリスチャン・ラムベ
原振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ
演奏:ミシェル・ケヴァル指揮 ストックホルム王立歌劇場管弦楽団
収録:2002年5月24日 ストックホルム王立歌劇場
特典映像:「愛は死を超越する」「オリジナルに戻る」「美しい動き方」
字幕:スペイン語
■「眠れる森の美女」 (オランダ国立バレエ) 約139 分+41分(2Disk)
オーロラ姫:ソフィアン・シルヴ
フロリムント王子: ゲール・ランビオット
リラの精: サラ・フォンティーン
カラボス:エンリケッタ・カバロッティ
原振付:マリウス・プティパ
演奏:エルマノ・フロリオ指揮 オランダ交響楽団
収録:2003年 オランダ、アムステルダム音楽劇場
特典映像:「全ての人は魔法を愛す」「物語は彼らの手中に」
「クリスタル・カット・ダイアモンド」「アイ・ゴット・スタック」
字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語
■「くるみ割り人形」 (英国ロイヤル・バレエ団) 約107分+26分
クララ:アリーナ・コジョカル
ドロッセルマイヤー: アンソニー・ダウエル
ハンス(くるみ割り人形):イヴァン・ペトロフ
こんぺい糖の精: 吉田 都
王子:ジョナサン・コープ
原振付:レフ・イワーノフ
演奏:エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
収録:2001年 ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場
特典映像:「雪の国のWS」「場面転換の裏側とWS」「インタビュー-ダウエル、
ライト」
字幕:フランス語・ドイツ語
[日本語解説書はついておりません]

OA0985D 4550
ベルク:歌劇《ヴォツェック》
リセウ大歌劇場2006
ただでさえ陰鬱な《ヴォツェック》が、いっそう暗澹たる世界へ。そのあまり
にもセンセーショナルな演出ゆえに、スポンサー企業が降りるというスキャン
ダルまで巻き起こしたことでも知られる鬼才カリスト・ビエイトによる待望の
映像。エロスとグロテスクに満ちた世界観ながら、そのセンスは秀逸。ひとつ
ひとつの場面が強烈なインパクトで表現され、観る者を戦慄させる。豪華な歌
手を揃え、色彩豊かなオーケストラがドラマをさらに濃厚に描く。
(解説:鈴木淳史)
ヴォツェック: フランツ・ハヴラータ
マリー: アンゲラ・デノケ
鼓手長: ライナー・ゴルトベルク
マルグレート: ヴィヴィアン・ティアニー
医者: ユーハン・ティッリ
大尉: ユベール・ドランボワイユ
アンドレス: デイヴィッド・キューブラー
第一の徒弟職人: クルト・ガイセン
第二の徒弟職人: ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー
白痴: スティーヴン・コール
マリーの子供: ジェンマ・ベラヨス
指揮:ゼヴァスティアン・ヴァイグレ
リセウ大歌劇場管弦楽団&合唱団/
ヴィヴァルディ合唱団(カタルーニャ少年合唱団)
演出:カリスト・ビエイト
美術;アルフォンス・フローレス 衣裳;メルセ・パロマ
照明:シャビ・クロット 脚色:クサヴィエ・ツバー
2006年1月14、17日 リセウ大歌劇場(バルセロナ)におけるライヴ収録
収録時間 全プログラム129分(本編104分)
字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・カタルーニャ語
[日本語解説書付]

OAHD5003D(HD-DVD) 5480
「夏の夜の夢」(全2幕・バランシン版)
パシフィック・ノースウェスト・バレエ1999
夏の夜、妖精王と悪戯好きな小妖精と恋人たち………
惚れ薬が巻き起こした恋のハプニング。おなじみシェイクスピアの人気喜劇に
メンデルスゾーンの軽妙な音楽を付けた、ユーモアと詩情あふれるバレエ作品
で、「結婚行進曲」も挿入曲として使われています。バランシン版は2幕仕立て
で、2幕はディヴェルティスマンが入ります。この映像は1999年2月、復元され
たサドラーズ・ウェルズ劇場で上演された、パシフィック・ノースウェスト・
バレエの公演を収録したもので、IMZダンス・スクリーン1999の最優秀映像賞を
受賞しています。
オベロン(妖精の王) ポール・ギブソン
タイタニア(オベロンの妃) パトリシア・バーカー
パック(オベロンに仕える小妖精) セス・ベリストン
ヘレナ(デメトリアスが好き) リサ・アップル
ハーミア(ライサンダーが好き) ジュリー・トビアソン
ライサンダー(ハーミアが好き) ロス・イヤースリー
デメトリアス(ハーミアが好き) ジェフリー・スタントン
シーシアス(アテネの大公) バトクフレル・ボールド
ヒポリタ(シーシアスの許婚) アリアナ・ラローン
蝶 中村 かおり
タイタニアの騎士 チャールズ・ニュートン
ボトム ティモシー・リンチ 他
振付: ジョージ・バランシン
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
演出:フランシア・ラッセル 芸術監督:ケント・ストーウェル
演奏:スチュワート・カーショー指揮 BBCコンサート管弦楽団
リビー・クラブトリー(ソプラノ) ジュディス・ハリス(メゾ・ソプラノ)
収録:1999年2月 ロンドン、サドラーズ・ウェルズ劇場
【特典映像】 ◇キャストギャラリー
[日本語解説書はつきません]

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