クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-11 No.20-1

2007年11月16日 18時45分57秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
★HERBERT VON KARAJAN100TH ANNIVERSARY
CZS-5157662 6枚組 \2780
100ベスト・カラヤン
CD1:KARAJAN CONDUCTS MOZART
CD2:THE GREAT CONCERTOS
CD3:THE GREAT SYMPHONIES
CD4:KARAJAN CONDUCTS POPULAR ORCHESTRAL PIECES
CD5:KARAJAN IN THE THEATRE
CD6:VOCAL MUSIC
カラヤン指揮の100名曲のハイライト!
12Pブックレット、 マルチパック

CZS-5158632 5枚組 \3600(予定)
ベートーヴェン:交響曲全集(限定盤) (新リマスター)
カラヤン指揮、フィリハーモニアO
スター指揮者として鮮烈に登場したカラヤンの気迫に満ちた記念碑的録音で
す。28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス

CZS-5120382(87CD+1CDROM) \27800(予定)
カラヤン/完全EMI録音第1集-管弦楽曲編(限定盤)
EMI初の完全全曲ボックス、1946年-1984年のEMI録音の全て登場
マリア・カラス/スタジオ・レコーディング・ボックス(70枚組)と同様の仕様
約320曲収録 100Pブックレット

CZS-5119732(71CD+1CDROM) \23800(予定)
カラヤン/完全EMI録音第2集ーオペラ、声楽曲編(限定盤)
EMI初の完全全曲ボックス、1946年-1984年のEMI録音の全て登場
マリア・カラス/スタジオ・レコーディング・ボックス(70枚組)と同様の仕様
約80曲。200Pブックレット

CZS-5160912 8枚組 \4950(予定)
カラヤン/グレート・レコーディングス(限定盤)
1970年代のベルリン・フィルとの録音を中心にまとめた絶頂期の名録音集
28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス

CMS-5159342 2枚組 \2950
カラヤン/ザ・レジェンド
カラヤンの名曲、名演奏が楽しめるコンパクトな2枚組み
ラヴェル:ボレロ
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
シャブリエ:スペイン
チャイコフスキー:「悲愴」第2楽章
ビゼー:「アルルの女」より
マスネ:「マノン・レスコー」間奏曲
J.シュトラウスII:「こうもり」序曲
ベルリオーズ:ハンガリア行進曲
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
シューベルト「未完成」第1楽章
モーツァルト:交響曲第40番第1楽章; 
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲
スメタナ:モルダウ
シベリウス:悲しきワルツ
J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチ
ドヴォルザーク:「新世界より」第4楽章
収録楽曲内容は既発売のCMS-5629902と同様です。
12Pブックレット、 マルチパック 両開きサックケース付き




<Ondine>
ODE 1098 \2080
ヨーナス・コッコネン(1921-1996):管弦楽作品集
チェロ協奏曲(1969)、交響曲第3番(1967)、交響曲第4番(1971)
マルコ・ユロネン(Vc) フィンランド放送交響楽団 サカリ・オラモ(指)
録音:2006年3月、10月(交響曲) 文化の家 (ヘルシンキ)
[制作:セッポ・シーララ  録音:ペンティ・マンニッコ]
ヨーナス・コッコネンは、シベリウスの "交響的思考" を受け継いだ作曲家の
ひとりです。建築家アルヴァー・アールトと親交があり、「"質への情熱" が
創作を支配する」というアールトの言葉をコッコネン自身も信念としてもって
いました。コッコネンの音楽は作風により、大きく3つの時期に分けられます。
ネオクラシカル、十二音と音列、自由調性。このディスクに集められた曲はい
ずれも、3番目の時期に属しています。 打楽器が活躍する色彩的な交響曲第3
番。"力で解決すること" を好まないコッコネンは、作品の最後にアダージョ
の楽章をもってきています。この交響曲は1968年のNOMUS(北欧音楽委員会) 賞
を受けました。チェロ協奏曲はコッコネンが書いた唯一の協奏曲。ユーモアと
活気みちた音楽の間に荘重な気分のアダージョがはさまれる5楽章の作品です。
第4番の交響曲は荒々しい情熱と宗教的内省が共存。コッコネンの代表作、オ
ペラ「最後の誘惑」 を予示する音楽とも言われます。
マルコ・ユロネンはラウタヴァーラ(ODE819)とヨウニ・カイパイネン
(ODE1062)の協奏曲を録音したチェリスト。20世紀の音楽に共感を寄せるサカ
リ・オラモ。ペンティ・マンニッコの担当した録音がフィンランド放送交響楽
団の色彩的な響きを鮮やかな音でとらえています。コッコネンの管弦楽作品を
もっとも楽しめる、重要なディスクです。

ODE 1112 \2080
フィンランドの情景 - フィンランド管弦楽作品集
ウーノ・クラミ(1900-1961):演奏会序曲「スオメンリンナ」作品30
セリム・パルムグレン(1878-1951):
組曲「フィンランドの情景」作品24-春の夢、そり旅
レーヴィ・マデトヤ(1887-1947):
オペラ「ポホヤの人々」組曲 作品52-囚われ人の歌
ロベルト・カヤヌス(1856-1933):交響的序曲
オスカル・メリカント(1868-1924):ゆるやかなワルツ 作品33
アルマス・ヤルネフェルト(1869-1958):前奏曲
トイヴィ・クーラ(1883-1918):結婚行進曲作品3b-2
タネリ・クーシスト(1905-1988):フィンランドの祈り 作品27-2
アーレ・メリカント(1893-1958):イントラーダ
ジャン・シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ 作品44-1、春の歌 作品16
レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2007年6月 フィンランディアホール (ヘルシンキ)
[制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ]
北欧でもっとも古い歴史を誇るヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団の創
設125周年記念アルバムは、18世紀、フィンランド湾に建造された要塞の島、
スオメンリンナを曲名とする序曲に始まり、春の深い悲しみを描くシベリウス
の「春の歌」に終わるプログラム。1828年にヘルシンキ・フィルハーモニック
を創設しシベリウスの交響曲第1番を初演、主に指揮者として活躍したロベル
ト・カヤヌスをはじめとするフィンランドの作曲家たちの作品が演奏されてい
ます。1995年以来、首席指揮者を務めるセーゲルスタムが指揮。2007年6月、
ヘルシンキのフィンランディアホールで録音セッションが行われました。フィ
ンランドの景色を収めたカラー写真18枚を使ったデジパックのアルバム。

ODE 1118 \2080
Act - ロルフ・ヴァリーン(1957-):管弦楽のための作品集
(1)Act(行動する) (2003)-管弦楽のための
(2)Das war schon! (きれいだった!) (2006)-打楽器ソロと管弦楽のための
(3)Tides (タイズ) (潮流) (1998) -6人の打楽器奏者と管弦楽のための
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
(1)ヤープ・ファン・ツヴェーデン(指) 
(2)マーティン・グルビンガー (打楽器) 
(2)(3)ジョン・アクセルロッド(指)
(4)ユッカ=ペッカ・サラステ(指) クロウマータ打楽器アンサンブル
録音:2006年9月、10月、2007年2月 オスロ・コンサートホール
[制作:アーリル・エリクスタード、録音:マーリト・アスケラン、オイスタ
イン・ノルデンゲン]
ノルウェーの作曲家、ロルフ・ヴァリーン(1957-)は今年、50歳。この5月には
オスロ・フィルハーモニックによる<ヴァリーン・フェスティヴァル> コン
サートが行われました。オラヴ・アントン・トメセン、フィン・モッテンセ
ン、ロジャー・レノルズ、ヴィンコ・グロブカール、湯浅譲二に学び、トラン
ペット奏者としてアンサンブルに参加して実験的ジャズとロックなど、広い範
囲の音楽を体験してきました。クラリネット協奏曲(Aurora ACD5002、ACD5011)
で NOMUS (北欧音楽委員会) 賞を受賞。現代北欧を代表する作曲家のひとり
として、海外からも注目されました。人の力が結集して生む<音の大伽藍>
「Act」。鳥の歌とモーツァルトのメロディに基づく協奏曲「Das war sch嗜!
(きれいだった!)」。潮の流れが絡み合い、ひとつの動きに収束する、6人の
打楽器奏者と管弦楽のための合奏協奏曲「Tides (タイズ)」。初録音の曲を集
めた作品集には、オスロ・フィルハーモニックの音楽監督ユッカ=ペッカ・サ
ラステ、ヨーロッパ・コンサートホール機構の<Rising Artist2007/08>に選
ばれたオーストリアの打楽器奏者マーティン・グルビンガー(1983-)、スウェ
ーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」らが参加しました。教室と語法
に別れを告げた今日の音楽。ヴァリーンがオスロのホールで市民から親しく声
をかけられていた姿と重なります。





<Simax>
-Nordic Edition-
PSC1227 \2280
エドヴァルド・フリフレート・ブレイン(1924-1976):交響曲全集
交響曲第1番 作品4 (1949-50)、交響曲第2番 作品8 (1951-54)、
交響曲第3番 作品16 (1968)
ペーテル・シルヴァイ(指) ノルウェー放送管弦楽団 
録音:2005年1月 ノルウェー放送 (NRK) (オスロ) 大スタジオ
[制作:アーリル・エリクスタード、録音:モッテン・ヘルマンセン]
エドヴァルド・フリフレート・ブレインは、ノルウェーの第2次世界大戦後世
代作曲家のひとり。指揮者としてベルゲンでデビュー。クラリネット四重奏の
ための「愉快な音楽家たち」(作品1) と「序曲」(作品2) (PSC3117) を発表、
作曲家協会のメンバーになりました。交響曲第1番がオスロで初演された後、
作曲家協会の奨学金を得てパリに留学。ジャン・ルヴィエの下で学びました。
オペラ「アンネ・ペーデルスドッテル」(PSC3121) が代表作。管弦楽のため
の「外海へむけて」(PSC3117, BIS367) は、憧れの気分にみちた簡素なメロ
ディをもち、もっとも演奏されることの多いノルウェー管弦楽作品となって
います。交響曲は3曲。第2次世界大戦後の愛国的気分を反映した、伝統的語
法の第1番。第2番は、表面的な装飾を排したネオクラシカルな音楽。オスロ・
フィルハーモニックによる1964年の演奏を聴いた批評家、クラウス・エッゲ、
ライマル・リフリング、フィン・モッテンセンの3人はそろって、ショスタコ
ーヴィチの作品との類似性を指摘しました。ドラマティックな単一楽章の第3
番。3曲のうち対位法的手法がもっとも際立ち、不協和音のクラスターなど、
モダニスト的手法も使われています。




<LSO Live>
LSO0124 \1350
ジェイムズ・マクミラン:
(1)世界の贖罪
(2)イゾベル・ゴーディの告白
(1)クリスティン・ペンドリル(コールアングレ)
サー・コリン・デイヴィス(指)ロンドンSO.
録音:(1)2003年9月(2)2007年2月21日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
バランス・エンジニア:ジョナサン・ストークス
スタートから通算50番目の記念すべき節目にあたるLSO Live最新アルバムは、
LSOとデイヴィスにとって、ともに度重なる実演を通じて長いつながりのある
マクミランの作品集。ことし3月にLSOが本拠とするバービカンセンター開設25
周年記念コンサートでも取り上げられた「イゾベル・ゴーディの告白」。1990
年プロムス初演の際に一大センセーショナルを巻き起こし、マクミランの国際
的評価を決定づけた出世作であり、いまなお彼の一番人気の作品といわれてい
ます。
作曲の動機は17世紀、宗教改革以後のスコットランドで吹き荒れた魔女狩りに
よって、おびただしい数の女性が犠牲となった史実に深くインスパイアされた
こと。全曲は曲想の異なるブロックに分かれていますが切れ目なく演奏されま
す。暴力的なリズムと不協和音が支配する中間部では、集団ヒステリー下での
吊るし首と火あぶりを表現しているのでしょうか。ここぞとばかりにLSOのパ
ワフルなブラスと打楽器が気を吐き、まさにこの世の地獄のような大音響。
作曲者が「イゾベル・ゴーディのために決して歌われることの無かったレクイ
エム」と述べるように、なるほど途方もない悲しみの感覚を描くことに腐心し
たあとが窺えるのが冒頭と結尾で、陶酔さえ漂う弦楽の美しさ。真摯なデイ
ヴィスのつくる音楽は痛切な祈りとなって閉じられます。1959年生まれのマク
ミランは、カトリックへの信仰、社会主義とスコットランドへの愛国心に深く
根ざした作風がその特徴で、これまでにメッセージ性の強い作品を発表してき
ました。1662年に魔女のかどで残忍な拷問の末に処刑されたうら若き女性を題
材にしながら、そのじつは近年ヨーロッパでのファシズムの新しい高まりに対
する、自身の懸念を表明する意図が込められているともいわれます。
カップリングの「世界の贖罪」はLSOによる1996年の委嘱作。聖木曜日の典礼
にインスパイアされた曲は三部作「聖なる三日間」の第1部にあたり、基本的
にはコールアングレのためのコンチェルトという趣きになっています。1997年
の初演時と同じく当ライヴでもソロを務めるのはLSO首席の名手ペンドリル。
ときに物悲しく、豊かな表情はさすがに初演者の自負の顕れにも似て絶大な説
得力。演奏について、サンデー・テレグラフ紙、デイリー・テレグラフ紙、タ
イムズ紙とも挙って手放しの賛辞を贈っています。
ことし2007年9月25日に80歳の誕生日を迎えたLSOプレジデント、コリン・デイ
ヴィス。自らの傘寿を祝う新たな作品を委嘱する作曲家として、ここで巨匠に
より指名されたのがマクミランでした。このあと当コンビは2008年4月27日に
新作「聖ヨハネ受難曲」の世界初演を控えており、さらにこの模様はLSO Live
でのリリースが予定されています。




<GRAND SLAM>
GS2026 \2250
ベートーヴェン:
(1)交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
(2)交響曲第1番ハ長調Op.21
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1952年11月24日、25日、
(2)1952年11月24日、27日、28日、ウィーン・ムジークフェラインザール
使用音源: HMV(U.K.) (1)ALP1041, (2)ALP1324
制作:平林 直哉
※おことわり:このCDはLPより復刻しており、LP特有のノイズが混入します。
■制作者より
今回は1952年にウィーン・フィルと録音されたベートーヴェンの交響曲第6番
「田園」、第1番が登場しますが、これによってGSレーベルにおけるHMVのテー
プ録音期のベートーヴェン交響曲シリーズが完結したことになります。1951年
のバイロイトの第9などは言うまでもなく突出した名演ですが、これまでベー
トーヴェン・シリーズを手がけて制作者が改めて驚いたのは、第3、4、5、7番
などのセッション録音における素晴らしい響きです。特に第4番(GS-2011)はそ
れこそ目からうろこでした。今回の第6番、第1番も、その途方もなくスケール
の大きい、細部までこまやかな配慮の行き届いた温かく偉大な音に対し、復刻
作業を行いながらも仕事をしているのを忘れてしまうほどでした。フルトヴェ
ングラーのHMVのベートーヴェン録音は常にカタログにあるという安心感から
か、こうしたことは案外忘れられているような気もします。
今回の2曲も望みうる最上の状態の初期LPを使用し、復刻しました。音質もい
つものように、元のLPの情報を可能な限り忠実に伝えるようにしています。
(平林 直哉)
■解説書の内容
過去のシリーズと同様に、LPが発売された際の英グラモフォン誌のレビューの
翻訳を掲載します。

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07-11 No.20-2

2007年11月16日 18時45分28秒 | Weblog
<haenssler>
KDC8001 9枚組 \9180
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ベートーヴェンといえばオピッツ、オピッツといえばベートーヴェン。
1994年NHKの「ピアノ・レッスン」、2005年から日本で進められている全32曲
連続演奏会、そしてHaensslerの録音など、ベートーヴェン演奏の確固たる地
位を確立しているオピッツ。順調にリリースされているオピッツのベートー
ヴェン・シリーズですが、遂に全集となって日本先行発売を致します。ベー
トーヴェン ピアノ・ソナタ全集の名盤とされている師ケンプとバックハウ
スをまさに引き継ぐ、近年のスタンダード的アルバムです。完璧なタッチ、
確かな表現力、穏やかで真摯な演奏は、ストレートにベートーヴェンの音楽
が聴き手に浸透します。このあとはシューベルトの録音が予定されており、
ますます円熟の極みにあるピアニズムを聴かせてくれることでしょう。

98209 \2080
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.9
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
ゲルハルト・オピッツ(P)
録音:2005年10月(第31番)、2006年1月(第30&32番) [ノイマルクト]




<Ondine>
ODE 1105 \2080
フィーヴァー-カリタ・マッティラ、ジャズコンサート
コール・ポーター:イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー
リチャード・ロジャーズ:私のお気に入り、ブルームーン
ジョン・ダヴェンポート&エディー・クーリー:フィーヴァー
ジャイミ・シルヴァ&ネウザ・テイシェイラ:ガチョウのサンバ
アントニオ・カルロス・ジョビン:コルコバード
ハロルド・アーレン:ストーミー・ウェザー
ジョージ・ガーシュウィン:
ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット
ジェローム・カーン:煙が目にしみる
ジョージ・ガーシュウィン:私の愛する人
コール・ポーター:
ユー・ドゥー・サムシング・トゥー・ミー、ラブ・フォー・セール
ソニー・バーク&ポール・フランシス・ウェブスター:ブラック・コーヒー
ビリー・ストレイホーン:ラッシュ・ライフ
ハロルド・アーレン:降っても晴れても
カリタ・マッティラ(Vo)
フィーヴァー・バンド、ストリングズ、キルモ・リンティネン(P、指)、
ハウ・メニー・シスターズ
アンナ=マリ・カハラ(Vo)、ピルヨ・アイットマキ(Vo)、
メルヴィ・ヒルトゥネン(Vo)
録音:2007年8月 タンペレホール (タンペレ、フィンランド) (ライヴ)
[制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ]
0ミュージカル・ナンバーを歌う「ワンダフル」(ODE848)、オーケストラをバ
ックにシンガーソングライターの曲を歌った「海に歌う」(ODE907)、キャバレ
ーソングとミュージカルの歌もまじえた「カリタ・マッティラ、ライヴ・イン
・ヘルシンキ」(ODE968)。新しいノンクラシカル・アルバム「フィーヴァー」
では、"世界のプリマドンナ" カリタ・マッティラ(1960-) がジャズを聴かせ
てくれます。メトロポリタン・オペラの舞台に招かれるようになり、アメリカ
の生活に馴染んだマッティラ。ジャズに挑むにふさわしい時がやってきました。
「まったく新しい、スタイルのまるっきり違うオペラの役を勉強するのに似て
るわ……いい音楽って決して歳を取らないの」と語るマッティラとの素敵なひ
ととき! コール・ポーター、リチャード・ロジャーズ、ガーシュウィン、ハ
ロルド・アーレン。プラターズが歌ってヒットした〈煙が目にしみる〉。ジャ
ズ・ミュージシャンたちもレパートリーにしているブラジル生まれの2曲、
〈ガチョウのサンバ〉とアントニオ・カルロス・ジョビンの〈コルコバード〉。
フィンランドでもっとも期待されるジャズ作曲家、ピアニストのひとり、UMO
ジャズ・オーケストラを率いるキルモ・リンティネン(1967-)が編曲とピアノ
を担当。フィンランド・ジャズシーンで活躍する8人編成のフィーバー・バン
ド。マッティラのバックで歌うのは人気の高い女性ヴォーカルトリオ、ハウ・
メニー・シスターズ。




<ARS PRODUKTION>
ARS38033(SACD-Hybrid) \2700
レーガー、ヴォルフ:男声合唱作品集
マックス・レーガー(1873-1916):10の歌 Op.83(1904-1909)から
Lieblich hat sich gesellet,夕べのセレナード,駆け抜ける軽騎兵,
真夏の夜,Eine gantz neu Schelmweys,恋歌,別れ
フーゴ・ヴォルフ(1860-1903)/
マックス・レーガー編曲:6つの宗教的な歌(1881);
仰ぎ見る,調和(宿屋),諦め,最後の願い,帰依,高揚
フーゴ・ヴォルフ:
3つの男声合唱曲 Op.13(1876);五月の歌,霊の挨拶,夏に
マックス・レーガー:
5つの民謡選集(1898-1899):胸の痛み,恋人の使者,小さな星,
わがディアンダールは谷底深く,昨夜私は夢を見た
9つの民謡選集(1898)から 失恋
イェルク・ゲンスライン(指揮)
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(男声合唱)
録音:2007年6月1-3日、ドイツ、アドラースベルク、ドミニコ会教会
レンナー・アンサンブル・レーゲンスブルクはレーゲンスブルク大聖堂聖歌隊
OBにより1987年に創設された男声合唱団で、その名称はレーゲンスブルク大聖
堂のオルガニスト兼作曲家ヨセフ・レナー(1868-1934)に因んでつけられまし
た。2003年、創設指揮者ベルント・エンゲルブレヒトの後を継いで元団員でも
あるイェルク・ゲンスラインが指揮者に就任しました。

ARS38471 \2160
シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」Op.89 D.911
ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)
録音:2006年3月27-31日、ドイツ、グラフラート、マルタスホーフェン音楽館
使用楽器:1827-1828年、ウィーンにてコンラート・グラーフ製
ドミニク・ヴェルナーはヤコプ・シュテンプフリに師事したドイツのテノー
ル。ピリオド楽器演奏団体との共演を重ね、バッハ・コレギウム・ジャパン
のソリストとして来日もしています。

ARS38905 \2160
忘れな草 音楽は何を物語る
ドイツ民謡:月は昇りぬ
シューベルト:魔王/死と乙女
モーツァルト:すみれ
シューベルト:狩人の夕べの歌
ヴォルフ:笛吹き
ミヒャエル・ゲース:魔法使いの弟子
インゲボルク・ダンツ(ソプラノ)
ミヒャエル・ゲース(ピアノ、司会)
録音:2006年6月21-22日、ヴッペルタール、インマヌエル教会
おそらくドイツ語圏の子供のために制作された、歌曲と語り(いずれもドイツ
語)によるアルバム。絵本のようなブックレットはドイツ語のみの表記となっ
ています。

ARS38906 \2160
ローベルト・シューマン 音楽と朗読によるポートレイト
ソンヒ・キム=ヴュスト(ピアノ)
ハンス・ヴェルナー・ヴュスト(台本作者、朗読)
録音:2007年5月1日
シューマンのピアノ曲と朗読(ドイツ語)で構成されたアルバム。「聴く本 Ein
Holbuch」シリーズの一枚で、ブックレットはドイツ語のみの表記となってい
ます。

ARS38907 \2160
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル 音楽と朗読によるポートレイト
パウル・ヴァイゴルト(指揮)
ジェール・フィルハーモニー管弦楽団 他
アドルフ・エーレントラウト(台本作者、朗読)
録音:2007年5月8日(朗読)
プレイエルの楽曲と朗読(ドイツ語)で構成されたアルバム。「聴く本 Ein
Holbuch」シリーズの一枚で、ブックレットはドイツ語のみの表記となってい
ます。

ARS38450 2枚組 \2160
【旧譜・限定特価】
ライン・ドイツ歌劇場の五十年1956-2006
R・シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」から Grossmachtige Prinzessin
イルゼ・ホルヴェーク(ソプラノ:ツェルビネッタ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1956年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「リゴレット」から
Gleich sind wir beide - Tochter! Mein Vater(第1幕)
ハインツ・イムダール(バリトン:リゴレット)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ:ジルダ)
不明(メゾソプラノ:ジョヴァンナ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1957年、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「マクベス」から
Den vollen Becher lasst froh uns heben(第2幕、宴会の場面)
アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ:マクベス夫人)
ハインツ・イムダール(テノール:マクベス)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1957年11月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
R・シュトラウス:「ばらの騎士」から
Sei er doch gut Quinquin - Mein schoner Schatz(第1幕)
ヒルデ・ツァーデク(ソプラノ:元帥夫人)
ハンナ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ:オクタヴィアン)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1958年2月2日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴェルディ:「アイーダ」から Als Sieger kehre heim !(第1幕)
イングリット・ビョーナー(ソプラノ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1963年2月14日、デュイスブルク劇場
ムソルグスキー:
「ボリス・ゴドゥノフ」から Leb wohl mein Sohn(ボリスの死)
マルッティ・タルヴェラ(バス:ボリス)
ブリギッテ・デュルラー(ソプラノ)
アルノルト・クヴェンネット(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1967年9月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「トスカ」から
Ah! Franchigia a Floria Tosca - Com'e lunga l'attesa !(第3幕)
ハナ・ヤンク(ソプラノ:トスカ)
ウィリアム・ホリー(テノール:カヴァラドッシ)
カール・フュリングス(バリトン:シャッローネ)
ヴォルフ・アッペル(テノール:スポレッタ)
ジュゼッペ・パタネ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1970年6月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ロッシーニ:「チェレネントラ(シンデレラ)」から
Nacqui all'affano - non piu mesta(第2幕)
ユリア・ハマリ(アルト:アンジェリーナ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
ライン・ドイツ歌劇場合唱団
録音1974年3月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ドヴォルジャーク:「ルサルカ」から Silberner Mond(第1幕)
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)
ペーター・シュナイダー(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1975年1月22日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
レオンカヴァッロ:「道化師」から Si puo ? Si puo ?(プロローグ)
ユージン・ホームズ(バリトン)
Hector Urbon(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1977年7月13日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「ボエーム」から
D'onde lieta usci - Dunque e poprio finita ?(第3幕)
リリアン・スキス(ソプラノ:ミミ)
ゲオルギー・チョラコフ(テノール・ロドルフォ)
ナルシン・アザルミ(ソプラノ:ムゼッタ)
ユージン・ホームズ(テノール:マルチェッロ)
アルベルト・エレーデ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音1979年11月21日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
ヴォルフガング・フォルトナー(1907-1987):「血の婚礼」から
Dein Vater nahm mich mit
マルタ・メードル(ソプラノ:母)
ウド・ボドニク(テノール:花婿)
ハンス・ヴァラート(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:1987年2月8日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
プッチーニ:「トスカ」から Tre sbirri, una carozza - Te deum(第1幕)
ゼノン・コスノフスキ(バリトン:スカルピア)
ヴィルヘルム・リヒター(テノール:スポレッタ)
ヤノス・クルカ(指揮)
録音:1992年6月
マスネ:「マノン」から Toi ! Vous ! - Oui, c'est moi !(第3幕)
アレクサンドラ・フォン・デア・ヴェート(ソプラノ:マノン)
セルゲイ・ホーモフ(テノール:デ・グリュー)
バルド・ポディチ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年3月30日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」から Io viddi per vendetta(第1幕)
マリセッレ・マルティネス (ソプラノ:ミネルヴァ)
タッシス・クリストヤニス(テノール:ウリッセ)
アンドレアス・シュテーア(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年6月18日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
レオンカヴァッロ:「道化師」から
Qual fiamma avea nel guardo - Stridono lassu(鳥の歌)
ナターリャ・コヴァロワ (Vogellied der Nedda)
ジョン・フィオーレ(指揮)
デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2003年6月6日、デュイスブルク劇場
プッチーニ:「外套」から Nulla ! Silenzio(フィナーレ)
ゴードン・ホーキンズ(バリトン:ミケーレ)
アンゲロス・シロス(テノール:ルイジ)
テレーゼ・ヴァルトネル(ソプラノ:ジョルジェッタ)
ジョン・フィオーレ(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2003年10月17日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
トマ:「ハムレット」から
A vos jeux, mes amis - Et maintenant ecoutez ma chanson !(第4幕)
マルリス・ペーターセン(ソプラノ:オフィーリア)
アレグザンダー・ジョエル(指揮)
デュッセルドルフ交響楽団
録音:2006年3月29日、デュッセルドルフ・ライン歌劇場
デュッセルドルフのライン・ドイツ歌劇場の創立50周年を記念するライヴ録音
集。2枚組で1枚分の価格です。

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07-11 No.19-1

2007年11月16日 18時44分52秒 | Weblog
<Piano21>
P 21028-A \2250
E・グリーグ:
ピアノ協奏曲イ短調Op.16/ペール・ギュント第1組曲Op.46/
練習曲-ショパンへの頌歌Op.73-5/抒情小曲集より
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
ホルスト・ノイマン(指揮)、ライプツィヒ放送交響楽団
「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズの始動によって録音が増
えてきたものの、これまでモーツァルト以外での協奏曲録音は非常に少なかっ
たカツァリス。ラフマニノフ、チャイコフスキー、テオドラキスに続くこのグ
リーグはカツァリスの協奏曲録音の中でも最大の目玉となる可能性が高い。
第1楽章冒頭のティンパニのクレッシェンド直後から展開されるであろう圧倒
的で独創的なカツァリス・ワールド・・・、他の追随を許さない神がかり的な
超絶技巧だけでなく、繊細で美しいタッチや深く豊かな音楽性などカツァリス
の魅力の全てを今回リリースとなるグリーグのピアノ協奏曲から聴き取ること
ができるだろう!またカツァリスの眩しげな表情の写真を用いたジャケットも
どこか新鮮。




<Timpani>
1C 1119 \2300
ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):室内楽作品集 ――
2本のフルート、トランペットと弦楽四重奏のための《古風な形式による組曲》
/木管七重奏のための《歌と踊り》/ピアノと弦楽四重奏のための《五重奏曲》
/フルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための《組曲》
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団のソリストたち、
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)
好評を博したクリヴィヌ&ルクセンブルク・フィルによる管弦楽作品集
(1C 1101)に続く室内楽作品集がリリース!師であるフランクだけでなくワー
グナーからも色濃く影響を受けたダンディ。室内楽作品にも既存の概念にとら
われない革新的な編成による魅力的な作品を残している。
またパリ音楽院の教育改革案を退けられたダンディは、ボルドとギルマンと共
に1894年にスコラ・カントルムを創設。教育者としても当時のフランスに多大
な功績を残した音楽家なのである。
ピエルネの室内楽作品集(2C 1110&2C 1111)でのハイ・パフォーマンスで話題
を呼んだルクセンブルク・フィルのソリストたちが再び参上。特にフルート奏
者マーカス・ブレンニマンの芯を持った素晴らしい音色による活躍が見事!
2007年5月6月の録音。

1C 1120 \2300
ジャン・クラ(1879-1932):合唱、声楽とオルガンのための作品集 ――
合唱とオルガンのための《聖者を讃える賛歌》/ソプラノとオルガンのための
《天使のパン》/4声のミサ曲/ソプラノ、ヴァイオリンとオルガンのための
《アヴェ・ヴェルム》/男声合唱のための《モンターニュの舞曲》/ソプラノ
とオルガンのための《アヴェ・マリア》/合唱とオルガンのための《天の女王、
喜びませ》/オルガンのための《結婚行進曲》
ソフィー・マリン=デゴール(ソプラノ)、
ピエール・ファラゴ(オルガン)、ヴァンサン・リゴー(オルガン)、
ピエール・カルメル(指揮)、ル・マドリガル・ド・パリ
ピアノ作品集(1C 1087)、歌曲集(1C 1085)、管弦楽作品全集(2C 2088)、歌劇
「ポリフェーム」(3C 3078)などのリリースを行い、知られざるフランスの作
曲家ジャン・クラの作品の再評価に取り組むティンパニからの最新録音は合唱
作品を中心としたもの。
軍人と作曲家という2つの顔を持っていたクラは短期間ながら作曲はデュパル
クに師事。軍人としては生涯を通じて海軍に所属し少将の地位を授けられてい
る。軍人としての生活と並行して行われた作曲活動によって生まれた作品は、
フランス印象派の大家たちにも引けをとらない色彩感を持っている。全曲世界
初録音。2007年5月6月の録音。

1C 1134 \2300
J・クラ:ピアノ五重奏曲/弦楽四重奏曲
アラン・ジャクオン(ピアノ)、ルーヴィニュイ弦楽四重奏団
ジャン・クラの作品集の中でも特に高い評価を得ていたピアノ五重奏曲&弦楽
四重奏曲のアルバムがディジパック仕様となって新装再発売。19世紀フランス
音楽の様々な魅力を取り入れたクラの傑作を楽しめる。
1C 1066からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1066」は廃盤となります。)

1C 1131 \2300
I・クセナキス:管弦楽作品全集Vol.3 ――
シナファイ(連接)― ピアノと86人の奏者のための/ホロス ― 89人の奏者の
ための/エリダノス ― 68人の奏者のための/キアニア(暗き紺碧の国) ―
90人の奏者のための
大井浩明(ピアノ)、
アルトゥール・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
ティンパニ・レーベル最大のベストセラー・タイトル、大井浩明&ルクセンブ
ルク・フィルによるクセナキスの「シナファイ」がデザインを一新して遂に復
活!
テレビなどのメディアに多数取り上げられ爆発的な話題を呼んだクセナキスの
「シナファイ」。10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲に挑む
大井浩明の熱演には言葉を失うこと必至。1C 1068からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1068」は廃盤となります。)

1C 1136 \2300
I・クセナキス:管弦楽作品全集Vol.4 ――
第2ピアノ協奏曲《エリフソン》 ― ピアノ独奏と88人の奏者のための/アタ
― 89人の奏者のための/アクラタ ― 16の管楽器のための/クリノイディ
― 71人の奏者のための
大井浩明(ピアノ)、
アルトゥール・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
大反響を巻き起こした「シナファイ」に続くクセナキス2番目のピアノ協奏曲
「エリフソン」を収録した注目盤。
「シナファイ」と同じく前代未聞の難易度を誇る「エリフソン」でもクセナキ
スから信頼を寄せられていた大井浩明とタマヨ&ルクセンブルク・フィルが強
烈な演奏を展開している。
1C 1084からの移行再発売。
(オリジナル盤の「1C 1084」は在庫がある限り、優先出荷となります)

1C 1126 \2300
J-G・ロパルツ:
小交響曲/パストラール/田園風セレナード/ディヴェルティメント
パスカル・ヴェロ(指揮)、ブルターニュ管弦楽団
「ロパルツ」の名前とその作品を一気に世界へと広めたティンパニ。ロパルツ
・ブームの原点とも言える作品集第1弾がこのアルバム。
パスカル・ヴェロは現在東京フィルの主席客演指揮者を務めており、新星日響
時代から日本とは馴染みの深いリヨン生まれのフランス人指揮者である。
1C 1034からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1034」は廃盤となります。)

1C 1127 \2300
L・ヴィエルヌ:交響曲イ短調/ピアノと管弦楽のための《詩曲》
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)、
ピエール・バルトロメ(指揮)、
リエージュ・フィルハーモニック管弦楽団
日本の学校のチャイムにも用いられている「ウェストミンスターの鐘」に代表
されるオルガン作品の大家ヴィエルヌ。
ヴィエルヌの交響曲とピアノ協奏曲というオルガンがメインではない作品のカ
ップリングもティンパニらしい選曲。
1C 1036からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1036」は廃盤となります。)

1C 1128 \2300
リリ・ブーランジェ:
歌曲集《空の森林開拓地》/4つの歌曲/ピアノのための3つの小品
ジャン=ポール・フシェクール(テノール)、
アオニア・デ・ブフォール(メゾソプラノ)、アラン・ジャコン(ピアノ)
ブーランジェ姉妹の妹、リリ・ブーランジェの声楽作品とピアノ作品を収録。
姉であるナディアからも作曲を学んだリリは1913年に「ファウストとエレー
ヌ」でローマ大賞を受賞するも24歳という若さでこの世を去ってしまう。短
い生涯で遺した傑作の記録である。
1C 1042からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1042」は廃盤となります。)

1C 1129 \2300
A・オネゲル:
劇付随音楽《世界の戯れの物語》/コンチェルト・ダ・カメラ(室内協奏曲)
エティエンヌ・プラスマン(フルート)、
ニコラ・シャルヴァン(イングリッシュホルン)、
アルトゥール・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
クセナキスの作品集で凄まじいレベルの演奏を繰り広げているタマヨ&ルクセ
ンブルク・フィルによるオネゲル。
フルートとイングリッシュホルン、弦楽オーケストラのためにかかれた「コン
チェルト・ダ・カメラ」、劇付随音楽の「世界の戯れの物語」はどちらも貴重
な音源。
1C 1050からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1050」は廃盤となります。)

1C 1130 \2300
B・マルティヌー:室内楽作品集Vol.1 ――
夜想曲/幻想曲/ロンド/室内音楽第1番
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)、
ジャック・チャムケルテン(オンド・マルトノ)、
マーク・フォスター(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニックのソリストたち
6曲の交響曲や多くの協奏曲など400曲を超える膨大な数の楽曲を作曲した20世
紀チェコを代表する作曲家マルティヌー。
ルクセンブルク・フィルのソリストたちの活躍だけでなくだけでなく、オンド
・マルトノを含む珍しい編成による「幻想曲」にも要注目。
1C 1060からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「1C 1060」は廃盤となります。)

2C 2132 2枚組 \4600
E・ショーソン:歌曲集全集
ブリジット・バレイス(メゾソプラノ)、
ジャン=フランスワ・ガルデイユ(バリトン)、
ビリー・エイディ(ピアノ)、
サンドリーネ・ピアウ(ソプラノ)、
ルートヴィヒ四重奏団
19世紀フランスの作曲家ショーソンの歌曲集というこれまたティンパニらしい
選曲眼が光るアルバム。
ショーソンの作品は「詩曲」や「交響曲」以外はなかなか接する機会に恵まれ
ないため、特に歌曲ファンには嬉しいセットの復活である。
2C 2028からの移行再発売。
(今回の移行再発売に伴い「2C 2028」は廃盤となります。)




<PentaTone>
PTC 5186 178(SACD-Hybrid) \2850
N・パガニーニ:
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6/同協奏曲第4番ニ短調
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)、
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、ロンドン交響楽団
高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるフィリップスのクァドラフォニ
ック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。
フィリップス録音の歴史的名盤として親しまれ続けてきたシェリングのパガニ
ーニがSACDハイブリッド盤で新たに復活!サラウンドによる抜群の臨場感が新
たな発見をもたらしてくれる可能性は高い。1975年6月の録音。





<Chandos Classics>
CHAN 10448X \1780
M-A・シャルパンティエ:真夜中のミサ曲
F・プーランク:
「クリスマスのための4つのモテット」より サルヴェ・レジナ、
「悔悟節のための4つのモテット」より サルヴェ・レジナ
ジョージ・ゲスト(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
17世紀と20世紀のフランスを代表する2人の作曲家による宗教作品集がリマス
ターを施され復刻!宗教作品集としてだけではなくこれからのクリスマス・シ
ーズンにもピッタリのアイテムである。
1988年1月15日-16日の録音。CHAN 8658からの移行再発売。




<Rondeau>
ROP 7004 \2300
J・ラッター:マニフィカト/ハインリヒ兄弟のクリスマス(ドイツ語歌唱)
カルメン・フュジス(ソプラノ)、
イェルク・ブライディング(指揮)、
ハノーファー少年合唱団、ニュルンベルク交響楽団
イギリスが生んだ合唱の神様ジョン・ラッター。「グローリア」、「レクイエ
ム」、「テ・デウム」と並んでラッターの代表作として親しまれている「マニ
フィカト」 がドイツの名門合唱団の演奏で登場!ラッターの作品は作曲者自
身が率いるケンブリッジ・シンガーズや、レイトン&ポリフォニーなどイギリ
スの合唱団による録音が多くドイツの演奏者たちによる録音は珍しい。イギリ
スの演奏とはまた違った解釈や雰囲気を持った演奏が期待できそう。




<Linn>
AKP 305(SACD-Hybrid) \1780
リン・レコーズ-ザ・スーパー・オーディオ・サラウンド・コレクションVol.3
クレア・マーティン
ヒー・ネヴァー・メンションド・ラヴ(AKD 295)
ジュディス・オーウェン
ペインティング・バイ・ナンバーズ(AKD 299)
バーブ・ジュンガー
ビューティフル・ライフ(AKD 283)
キャロル・キッド
イエス・アイ・ノウ・ホエン・アイヴ・ハッド・イット(AKD 228)
クレア・マーティン
ラヴ・アット・ラスト(AKD 243)
イアン・ショウ
ア・ケース・オブ・ユー(AKD 276)
ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディス
F・リスト:パガニーニによる大練習より(CKD 282)
スコットランド室内管弦楽団
W・A・モーツァルト:
行進曲ニ長調K.189スコットランド室内管弦楽団(CKD 287)
アルトゥール・ピツァーロ&ヴィタ・パノマリオヴァイテ
N・リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲より(CKD 293)
ジェイムス・ギルクリスト
アイヴァー・ガーニー:ラドローとテムより(CKD 296)
ダンディン・コンソート
G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》より(CKD 285)
ジョナサン=フリーマン・アットウッド
R・アーン:クロリスに(CKD 294)
カペラ・ノヴァ
ジェイムズ・マクミラン:ミサ・ブレヴィスより(CKD 301)
マキシミリアーノ・マルティン
F・プーランク:クラリネット・ソナタより(CKD 280)
ラ・セレニッシマ
A・ヴィヴァルディ:ソナタ第3番‘グラーツ’より Allegro(CKD 281)
ウィリアム・カーター
サンティアゴ・デ・ムルシア:クンベエス(CKD 288)
リン・レコーズの様々なアーティストたち
リン・レコーズのSACDハイブリッド・サンプラー第3弾。リン・レコーズの誇
る超一流の優秀録音と、レーベル代表する強力アーティストたちの演奏を集め
たダイジェスト盤。SACDハイブリッドの入門盤としても最適!
(  )=その作品が収録されているアルバムの品番となります。




<VMS>
VMS 178 \2300
ラ・レオナの歌 ――
J・S・バッハ:組曲ニ長調BWV.1007
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):
ファンタジア第13番、同第37番、同第6番、リチェルカーレ第1番、同第12番
ヴルフィン・リースケ:クロードモネ以後のニンフ
ミゲル・リョベート(1878-1938):ラ・レオネサ
フランシスコ・タルレガ(1852-1909):
前奏曲第10番、同第14番、同第7番、同第12番、同第13番、パヴァーヌ、
ムーア人の踊り
I・アルベニス(リースケ編):カタルーニャ奇想曲、コルドバ
ヴルフィン・リースケ(ギター)
オーストリアのリンツに生まれたヴルフィン・リースケは、アンドレス・セゴ
ビア、オスカー・ギリア、ジョン・ウィリアムズといった希代の名匠たちから
ギターを学び、ピアソラ、クレーメル、モサリーニ、ヒリアード・アンサンブ
ルなどとの共演の成功によってソリストとしてだけでなく室内楽奏者としての
評価も高めている現代トップクラスのギタリスト。
既に日本への来日も果たしており、ギター奏者や関係者の中での人気も非常に
高い注目の存在である。
アルバム・タイトルの「ラ・レオナ」とは、「ギターのストラディヴァリウ
ス」との異名を持つアントニオ・デ・トーレスの手によって1856年に生み出さ
れた伝説の銘器のこと。
世界一流の奏者と伝説の銘器が織り成す音楽は絶品と言うに相応しい。

VMS 190 \2300
バロック・マスターピース ――
G・B・ヴィオッティ:ハープ・ソナタ
D・スカルラッティ:ソナタK.132
J・パリー:ソナタ ニ長調
W・クロフト:組曲第1番&第3番
J・de・S・カルヴァーリョ:トッカータ
スザンナ・クリンチャロワ(ハープ)
ブルガリアのソフィア出身の女流ハープ奏者スザンナ・クリンチャロワは、ヨ
ーロッパ、アメリカ、アジアを舞台に国際的に活躍中。
リサイタルや録音だけでなく国際コンクールの審査員や新作の初演、発掘や編
曲、またパリの現代音楽資料センター(CDMC)にメンバーとして所属するなどク
リンチャロワの活動は幅広い。

VMS 612 3枚組 \5640
G・F・ヘンデル:歌劇《セルセ》
アニタ・テルジアン(メゾソプラノ)、デボラ・コール(ソプラノ)、
サラ・シューマン=ハーレイ(メゾソプラノ)、
ノーマン・アンダーソン(バリトン)、アンナ・ティール(ソプラノ)、
フォーベ・アトキンソン(ソプラノ)、ライアン・アレン(バス)、
アグニエシュカ・ドゥチマル(指揮)、アマデウス室内オーケストラ
序曲の直後に有名なアリア「オンブラ・マイ・フ」が登場することでも知られ
ているヘンデルのバロック・オペラ「セルセ」は、1738年4月15日にロンドン
で初演が行われた3幕の作品。
演奏は1968年にアグニエシュカ・ドゥチマルによって設立されたアマデウス
室内オーケストラ。ポーランド放送局の所属団体としてヨーロッパでのコンサ
ートやレコーディングだけでなく、近年は定期的に来日公演を行っており日本
での知名度も高まっている。1989年、ワルシャワでの録音。

VMS 618 \1880
チャールズ・ウェスレー(1707-1788):
讃美歌集/子供のための歌曲集/ウエスレアン三部作
スティーヴン・キンブロー(バリトン)、ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
その生涯で数千にも及ぶ賛美歌の歌詞を書き上げ、兄のジョン・ウェスレーと
共にイギリス・メソジスト協会の重要的や役割を担ったのがチャールズ・ウェ
スレー。
C・ウェスレーの賛歌はロシア、シベリア、アジア、アフリカ、カリブ海、ヨ
ーロッパや全米で現在も歌い継がれている。2007年、ニューヨークの録音。

VMS 623 \1880
ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991):ピアノ作品集 ――
狂詩的序曲Op.44/イタリア組曲Op.68/抒情組曲ホ長調Op.17-1/ピアノのた
めの6つの小品/ピアノのための幻想曲
リュディガー・スタインファット(ピアノ)
第1集となる「VMS 130」に続く20世紀ドイツを代表する大ピアニスト、ヴィル
ヘルム・ケンプのピアノ作品集第2集。ケンプの演奏はもちろんのこと、作曲
にも長けていた才能を知ることが出来る。
演奏は第1集と同じくケンプのピアノ作品の研究を行ってきたスタインファッ
トが担当。2005年6月の録音。

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07-11 No.19-2

2007年11月16日 18時44分21秒 | Weblog
<Extraplatte>
EX 663-2 \2300
クラヴィコードによるモーツァルト ――
ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310/同第9番ニ長調K.311/《ああ、ママに言う
わ》による12の変奏曲ハ長調K.300e(キラキラ星変奏曲)/ピアノ・ソナタ
第15番ハ長調K.545
ペーター・ヴァルトナー(クラヴィコード)
ヴァルトナーは、グスタフ・レオンハルト、ジャン=クロード・ツェンダー、
イェスパー・クリステンセンなどの下で鍵盤奏法を学び、チェンバロ、オルガ
ン、クラヴィコード、フォルテピアノなどを弾きこなすオーストリアの鍵盤奏
者。ここではドイツの楽器製作者クリスティアン・ゴットローブ・フーベルト
によるクラヴィコード(1771年製)のレプリカを使用しており、新鮮で刺激的な
モーツァルトを楽しませてくれる。モーツァルトはその生涯において作曲時に
は小型のクラヴィコードを使用していたとも言われており、ここに収録された
クラヴィコードの演奏こそがモーツァルトの描いた本当の姿なのかもしれない。

EX 529-2 \2300
J・ハイドン:弦楽四重奏曲第32番ハ長調Op.20-2
A・ベルク:弦楽四重奏のための抒情組曲
A・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲変イ長調Op.105
クヮルテット・アルモニコ
「クヮルテット・アルモニコ」は、1995年に東京芸大の学生たちによって結成
され弦楽四重奏専攻として同大学院を修了。2000年からのオーストリア留学中
にはベルクの「抒情組曲」で第4回シューベルト国際音楽コンクールを制覇す
るなど、日本の若手弦楽四重奏団として大きな期待を浴びている。オーストリ
アのエクストラプラッテ(Extraplatte)からリリースされたこのアルバムは、
オーストリア劇場博物館エロイカ・ザールで2001年4月26日に開催されたコン
サートのライヴ録音。新たな時代の息吹きを伝えてくれる演奏である。

EX 686-2 \2300
W・A・モーツァルト:
歌劇《皇帝ティートの慈悲》序曲/クラリネット協奏曲イ長調K.622/
交響曲第41番ハ長調《ジュピター》K.551
フェッルディナンド・シュタイナー(バセットホルン)、
アンドレアス・シュタイナー(ディレクター)、ザルツブルク・ゾリステン
「ザルツブルク・ゾリステン」は、モーツァルテウム管弦楽団の打楽器奏者
を務めるアンドレアス・シュタイナーの呼びかけでモーツァルテウム管、モー
ツァルテウム音大、ウィーン・フォルクスオーパー管、ウィーン放送響に所属
する14人の演奏家たちによって2005年から活動を開始したオーストリアの新し
い室内楽団。序曲、協奏曲、交響曲というオーソドックスなスタイルのプログ
ラム内容はもちろんモーツァルト。優雅な旋律と音楽の流れを大事にした演奏
は、奏者1人1人の技量とアンサンブル能力の高さを代弁している。

EX 659-2 \2300
W・A・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調K.526
F・X・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.15
ノータ・ベーネ〔エヴァ・シュタインシャーデン(ヴァイオリン)、アレキサ
ンダー・ヴァフター(ピアノ)〕
共にモーツァルテウム音楽大学で音楽を学んだオーストリアのアーティスト
によって1996年に結成された「ノータ・ベーネ」。
大作曲家W・A・モーツァルトの作品とカップリングされているのは、モーツァ
ルトの四男でモーツァルトII世とも呼ばれたフランツ・クサヴァーの作品。
モーツァルト親子の作品の対比を2人の故郷であるオーストリアのアーティス
トの演奏で聴けることは意義深い。

EX 501-2 \2300
ルブリン・コンサート ――
D・カウフマン:クララのために、モンデュー・ムンディアル
B・ラング:
マルティン・アルノルトIIへのオマージュ、ルーム・フル・オヴ・シューズ
W・リーブハルト:ワルツ
エレーナ・ロザノワ(ピアノ)、
ウラディミール・キラディエフ(指揮)、
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・フィルハーモニー
2001年4月20日にポーランドのルブリンで行われたオーストリア出身の作曲家
たちの作品のコンサートを収録。カウフマンの「クララのために」は、クララ
・シューマンと自身の妻であるクララ・カウフマンのために書かれたピアノ協
奏曲である。
キラディエフ&ヘンリク・ヴィエニャフスキ・フィルのコンビもマイナーオケ
・ファン要チェック。




<Jecklin>
J 4408-2 \1880
J・B・ヴァンハル:交響曲ト短調
F・クロンマー:
フルートとオーボエ、管弦楽のためのコンチェルティーノ ハ長調Op.65
J・C・バッハ:交響曲ト短調Op.6-6
ラート・トシュップ(指揮)、
ギュンター・ルンペル(フルート)、
アンドレ・ラウール(オーボエ)、
カメラータ・チューリッヒ
モーツァルトと同世代の音楽家3人の管弦楽作品を収録。ヴァンハルは同世代
というだけでなくモーツァルトとの共演を行うなど親交があったことでも知ら
れている。チューリッヒの腕利きたちによる溌剌とした演奏も気持ちが良い。
1981年&1969年の録音。

J 4406-2 \1880
イグナツ・ホルツバウアー(1711-1783):
フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴットとコントラバスの
ための《3つの夜想曲》
ヴィンタートゥーア・バロック五重奏団、
ルドルフ・ウェーバー(ヴィオラ)、ルドルフ・フレイ(コントラバス)
18世紀のマインハイム楽派で作曲家、指揮者、そしてマンハイム宮廷の楽長と
いう重役を務めたホルツバウアーの室内楽作品。木管とチェンバロによるスイ
スのピリオド・アンサンブルの音色が18世紀の香りを放っている。
1969年の録音。

JS 301-2 \2300
ヴェルナー・ヴェールリ(1892-1944):
弦楽四重奏曲ト長調Op.8/三重奏曲Op.11-3/弦楽四重奏曲変ロ長調Op.37/
チェロ・ソナタ ニ長調Op.47
オイラー弦楽四重奏団、
グナール・ラーセン(ヴァイオリン)、ヤコブ・ヘフティ(ホルン)、
アンネ・デ・ダデルセン(ピアノ)、ゲルハルト・パウリカ(チェロ)
スイスのアーラウに生まれたヴェールリは1914年に弦楽四重奏曲第1番でモー
ツァルト賞に輝いた近代スイスの作曲家。後期ロマン派の流れを取り入れなが
らも新たな時代へと進んだ作曲者の人生が見えてくるようなディスクである。
1989年、1992年の録音。

JS 311-2 \2300
エルマノ・マッジーニ(1931-1991):
ヴァイオリンとコントラバス、ギターのための《トルソVI》
フルートとギターのための《5つのデザイン》
フルートのための《トリロジー》
無伴奏フルートのための《カントV》
フルートとピアノのための《カントXVII》
ソプラノとフルートのための《天と地のはざま》
オルケス・トリオ、ヴェルナー・ツムステク(フルート)、
ジャンネッテ・フィッシャー(ソプラノ)、
パトリシア・トーマス(ピアノ)
20世紀-21世紀スイスの作曲家による作品を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。このシリーズに多数の作品を収録したマッジーニのフ
ルートを中心とした作品が集められている。
1993年、1995年の録音。

JS 312-2 \2300
ウルリッヒ・ガッサー(1950-):
オラトリオ《メルシレス・アルビタリネスの死》
ペーター・バウアー(指揮)、
アンサンブル《フルートを吹く人たち》、他
「スイスの風景(Szene Schweiz)」シリーズ。現代スイスの作曲家による12人
の声楽と7人のフルート・アンサンブルという超絶の編成によるオラトリオ。
滅多に体験できない不思議な音の世界がここにある。1995年のライヴ録音。




<Ponto>
PO-1056 2枚組 \2560
G・ヴェルディ:歌劇《オテロ》(ロシア語歌唱)
ヴラディーミル・アトラントフ(テノール)、
オレグ・クリョノフ(バリトン)、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
ガリーナ・ボリソワ(メゾソプラノ)、
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール)、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、
ソビエト国立交響楽団、モスクワ国立アカデミア合唱団
恐らくロシアのレーベルからリリースされた「トスカ」以来となるスヴェト
ラーノフのオペラ録音、しかもヴェルディの「オテロ」が登場!強力な歌手
陣とソヴィエト国立響を従えたスヴェトラーノフが豪快という言葉だけでは
言い表せない演奏を展開しているに違いない。1969年、モスクワ音楽院大ホ
ールでの録音(モノラル)。




<Gala>
GL 100.789 2枚組 \2560
G・ヴェルディ:歌劇《仮面舞踏会》
ガリアーノ・マジーニ(テノール)、
マリア・カニーリア(ソプラノ)、
カルロ・タリアブーエ(バリトン)、
クロエ・エルモ(メゾソプラノ)、
ジーノ・マリヌッツィ(指揮)、
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
ローマで収録された「仮面舞踏会」に加えて、マリヌッツィがトリノ・イタリ
ア放送響を振った「運命の力」の抜粋をボーナス・トラックに収録。

GL 100.798 2枚組 \2560
G・ヴェルディ:歌劇《オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵》
ジュゼッペ・モデスティ(バス)、
マリア・ヴィターレ(ソプラノ)、
ジーノ・ボネリ(テノール)、
エレーナ・ニコライ(メゾソプラノ)、
アルフレード・シモネット(指揮)、
トリノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
1951年3月26日、トリノでの録音。ボーナス・トラックに収録されているのは
マンノ・ヴォルフ=フェラーリの指揮による「十字軍のロンバルディア人」
の抜粋。

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