クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-11 No.15-2

2007年11月13日 12時05分45秒 | Weblog
<altara>
=Archive=
ALT1023 \1850
モノラル
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調KV.503
(2)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
(3)ショパン:ワルツ第17番変ホ長調 遺作
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
フランコ・カラッチョロ(指)
(1)ナポリRAIアレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団
(2)ローマRAI管弦楽団
録音:(1)1957年11月19日ナポリ、サン・ピエトロ音楽院(ライヴ)
(2)(3)1956年5月12日ローマ、フォロ・イタリコRAIオーディトリウム(ライヴ)
ワルシャワ・リサイタル(ALT.1005)、シューマンの協奏曲(ALT.1007)につづい
て、Altaraよりミケランジェリの第3弾が登場します。イタリアでおこなわれ
た協奏曲のライヴは、このたびマリア・カラッチョロ夫人の提供により、半世
紀の時を経て日の目をみることになった貴重なもの。
さきごろ出た仏TAHRA盤(TAH.631)にも収録のラフマニノフに加え、これが完全
初出のモーツァルト。デーモンを宿したかのようなけっして愉悦だけでない、
明に暗にと驚くほどさまざまな表情をみせるピアノ。これよりずっと後年の
89年ライヴも、いまだに賛否両論を巻き起こすほど個性的でしたが、収録時期
もふくめて大いに期待の高まる内容といえるでしょう。




<BONGIOVANNI>
AB20004(DVD-Video) \4950
字幕:伊英日
コッチャ:「アリゲット」
ゲジム・ミシュケタ(Br コルラード)
エリザヴェータ・マルチロジャン(S デスピーナ)
エンリカ・ファッブリ(S ローザ)
フィリッポ・アダミ(T ジャンノット)
マウリツィオ・ロ・ピッコロ(Bs テバルド)
ダヴィデ・ロッカ(Br パスクワーレ)
ほか
ファブリツィオ・ドルシ(指)カルロ・コッチャ交響楽団
演出:ロゼッタ・クッキ
収録:2005年11月
珍しいオペラがDVDで世界初登場。カルロ・コッチャ(1782-1873)は、ナポリ生
まれの作曲家。パイジェッロに学び、1810年代から30年代前半まで、イタリア
のみならずリスボンやロンドンなどでも活躍をしていました。しかし、ちょう
どロッシーニの台頭する時代だったため、その陰に隠れて、忘れ去られていま
した。その後ノヴァラの大聖堂の楽長に就任、91歳を迎える前日にこの地で亡
くなっています。「アリゲット」は、1813年1月9日、ヴェネツィアのサン・モ
イゼ劇場で初演されたオペラ。ちょうど同時期に同じ劇場で若きロッシーニが
活躍していたことから、2005年8月にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェス
ティヴァルで蘇演、それを受けて同年11月に、コッチャ縁の地ノヴァラで上演
された舞台です。庭師アリゲットを騙って身を隠すシチリアの副官テバルドを
軸に、お嬢様デスピーナと召使いジャンノットの恋が絡み、ラストに意外など
んでん返しがある、楽しめる話です。主要キャストの大半はペーザロと同じで、
クッキの女性らしさの生きた演出と相まって、作品の魅力を十全に伝える出来
栄えとなっています。うれしい日本語字幕付き!

GB2422 3枚組 \6540
ガルッピ:「棄てられたディドーネ」
ステファニア・グラッソ(S ディドーネ)
フェデリーカ・ジャンサンティ(S エネア)
マリア・アグレスタ(S セレーネ)
フェデリーカ・カルナヴァーレ(Ms アラスペ)
ジュゼッペ・ヴァラーノ(T オズミーダ)
アンドレア・カレ(T イアルバ)
フランコ・ピーヴァ(指)
スポレート・A.ベッリ・リリコ・スペリメンターレ劇場管弦楽団
録音:2006年9月22,24日、スポレート(ライヴ)
18世紀半ばの重要なイタリアオペラの作曲家、バルダッサーレ・ガルッピ
(1706-1785)の「棄てられたディドーネ」が世界初録音。1741年、モデナで初
演された作品。台本はメタスタージョの人気作。ガルッピは、ゴルドーニと
組んだオペラブッファで知られていますが、「棄てられたディドーネ」はそれ
より前のガルッピのオペラとして貴重です。この録音では、ナポリ音楽院に
保管されていた筆写譜を、指揮者のピーヴァが校訂、ガルッピらしい生き生
きとした音楽を見事に蘇えらせています。

GB2319 2枚組 \4360
(1)ヨンメッリ:「鳥刺しの女」
(2)マンチーニ:「コロンビーナとペルニコーネ」
(1)ダニエラ・ファーヴィ・ボルゴニョーニ(S メルジェッリーナ) 
フィリッポ・ピーナ・カスティリョーニ(T ドン・ナルチーゾ)
(2)ダニエラ・ファーヴィ・ボルゴニョーニ(S コロンビーナ) 
マルコ・スポルテッリ(Bs ペルニコーネ)
(1)(2)ピエルカルロ・オリツィオ(指)
ピアチェンツァ・イタリア・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2000年11月5,9日
楽しいインテルメッツォ(1幕立ての小規模なオペラブッファ)の二本立です。
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)の「鳥刺しの女」は、1750年、ヴェネツィア
初演。これはインテルメッツォといっても独立したオペラで、当時大変人気
を博し、頻繁に上演されました。フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737)は、
ナポリを拠点とした作曲家。「コロンビーナとペルニコーネ」は、1723年に
ナポリで初演されたオペラセリア「トラヤーノ(=トラヤヌス)」の幕間に上演
されたもの。どちらも簡単な筋と親しみやすい音楽で、気軽に楽しむことが
できます。



<K617>
K617203 2枚組 \2450
モンテヴェルディ:「オルフェオ」
ヴィクトール・トレス(Br オルフェオ)
アドリアーナ・フェルナンデス(S エウリディーチェ)
グローリア・バンディテッリ(Ms 使者) 
マリア・クリスティーナ・キール(S 希望,音楽)
アントーニオ・アベーテ(Bs カロンテ) 
フリオ・ザナージ(Bs プルトーネ)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(S プロセルピナ) 
マウリツィオ・ロッサーノ(T アポッロ)

ガブリエル・ガッリード(指)アンサンブル・エリマ
アントーニオ・イル・ヴェルソ合唱団
録音:1996年7月18-23日
3ヴェルディの「オルフェオ」が1607年にマントヴァで初演されてから、今年
は400年。それを記念して、K617が名盤、ガッリード指揮のCDをお買い得で再
発。数ある「オルフェオ」の中でも、ラテン的な明快さと果汁の滴るような
美感では筆頭の演奏だけに、廉価盤での再発はありがたいもの。ディジパッ
ク仕様で、歌詞はついていません。さらに、ブックレット記載の指示(フラン
ス語)に従うと、ガッリード指揮のモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの
祈り」をダウンロードすることができます(2008年1月31日までの期間限定)。
1つ買うと2度楽しめるうれしいCDです。




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA156 \2180
ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):
2つのジャーマン・フルート(フラウト・トラヴェルソ)と
通奏低音のための6つのソナタ
イル・ベラッコルド・アンサンブル
ガブリエーレ・フォルメンティ(フラウト・トラヴェルソ、ディレクター)
ジオナ・サポリーティ(フラウト・トラヴェルソ)
ジョエーレ・グスベルティ(チェロ)
ガブリエーレ・トイア(チェンバロ)
録音:2006年8月4-6日、イタリア、ロンバルディア州クレモナ県パラッツォ・
ピニャーノ、聖マルティノ教区教会
使用楽器:2003年、1991年、1995年、インスブルックにてR・トゥッツ製
(モデル:J・H・ロッテンブルグ、G・A・ロッテンブルグ製)
ナルディーニはリヴォルノに生まれ、タルティーニに師事したヴァイオリニス
ト・作曲家。1770年から没するまでフィレンツェのトスカーナ大公宮廷音楽監
督を務めました。

DISCANTICA157 \2180
シューマン(1810-1856):
アラベスク Op.18/ユモレスク Op.20/花の曲集 Op.19
ウィーンの謝肉祭の道化芝居 Op.26/雑記帳 Op.99 から 3つの小品(Nos.1-3)
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)
録音:2006年11月18-19日、イタリア、イモラ、ロッカ・スフォルツァ城内、
アッカデーミア・ピアニスティカ、コンサートホール

DISCANTICA158/159 2枚組 \3250
対立の調和 オルガン音楽にこだまするグレゴリオ聖歌
リスト(1811-1886):オルガンのためのミサ から 前奏曲 Excelsior !(+)
グレゴリオ聖歌:人の創り主よ(讃歌、第8旋法)(*)
オリヴィエ・メシアン(1908-1991):永遠の教会の出現(+)
グレゴリオ聖歌:来たれ、聖霊(讃歌、第2旋法)(*)
J・S・バッハ(1685-1750):来たれ、創り主にして聖霊なる神よ BWV667(+)
グレゴリオ聖歌:喜ばれ(コムニオ、第4旋法)(*)
J・S・バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(+)
エリック・サティ(1866-1925):貧者のミサ から キリエ(*/+)
マルセル・デュプレ(1886-1971):
行列とリタニア Op.19 No.2(+)/交響詩「エヴォカシオン」から 第3楽章(+)
グレゴリオ聖歌:死者のためのミサ から
永遠の安息を(レスポンソリウム、第2旋法)(*)
ジャン・ラングレ(1907-1991):死と復活 Op.5 No.1(パラフレーズ)(+)
グレゴリオ聖歌:
死者のためのミサ から 永遠の安息を(コムニオ、第8旋法)(*)
リスト:オルガンのためのレクィエム から 永遠の安息を(後奏曲)(+)
リスト:死者たち(葬送オード)(+)
グレゴリオ聖歌:パンジェ・リングァ[歌え、舌よ](讃歌、第3旋法)(*)
マルセル・デュプレ:
パンジェ・リングァ Op.38 No.10(Canto fermo in Pedale)(+)
穏やかなるキリストの僕(トッカータ)Op.38 No.16(+)
グレゴリオ聖歌:穏やかなるキリストの僕(讃歌、第8旋法)(*)
グレゴリオ聖歌:すべての者の贖い主なるキリスト(讃歌、第1旋法)(*)
マルセル・デュプレ:
受難交響曲 Op.23 から 第1楽章「この世は救い主を待ち望む」(+)
ダニーロ・ゼーニ(指揮(*))
オフィツィウム・コンソート(*)
フランチェスコ・フィノッティ(オルガン(+))
録音:2006年12月-2007年2月、イタリア、ヴェネト州パドヴァ県アアーノ・
テルメ、聖ロレンツォ大聖堂

DISCANTICA160 \2180
世紀のハープ二重奏
フランチェスコ・ペトリーニ(1744-1819):二重奏曲変ホ長調 Op.30
ジャン=エメ・ヴェルニエ(1769-1844?):二重奏曲第2番変ロ長調 Op.30
ジャン=バティスト・カルドン(1760-1803):デュエット第3番変ロ長調
ギヨーム・ガテ(1774-1846):
二重奏に編曲された名高きクルムフォルツの2つのソナタ から 第1番ヘ長調
マリー=マルタン・マラン(1769-1861?):二重奏曲 Op.17
ドゥオ・ダルペ・ダヴィド[ダヴィド・ハープ・デュオ]
エマヌエーラ・デリ・エスポスティ、ダヴィデ・ブラーニ(ハープ)
録音:2007年春

DISCANTICA161 \2180
ミラノ、サンタンジェロ教会のタンブリーニ・オルガン
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):栄光の讃歌 Op.76a(*)
ウリッセ・マッテイ(1876-1947):
組曲「ロレートの聖母」から ロレートの調べ(+)
アルナルド・ガッリエーラ(1871-1934):「三部作」から 聖金曜日(*)
ボナヴェントゥーラ・ソンマ(1893-1960):牧人の伝説(+)/トッカータ(*)
マルコ・エンリコ・ボッシ:Stunde der Wehie Op.132 No.4(*)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):演奏会用練習曲(+)
ウリッセ・マッテイ:トッカータ ロ短調(+)
オレステ・ラヴァネッロ(1871-1938):
前奏曲(練習曲形式の)Op.50 No.1(*)/大オルガンのための幻想曲 Op.31(*)
フェルナンド・ジェルマーニ(1906-1998):トッカータ Op.12(+)
アレッサンドロ・ラ・チャチェーラ(オルガン(+))
ダニエーレ・サッキ(オルガン(*))
録音:2007年6月10-11日、ミラノ、サンタンジェロ教会
使用楽器:1957年、タンブリーニ製

DISCANTICA166 \2180
イタリアのオルガン・ソナタ集
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):ソナタ第1番ニ短調 Op.60(1888)
ジョヴァンニ・タバルディーニ(1864-1952):
コラール「心から愛するイエスよ」による合唱付きソナタ Op.26(1901)(*)
フィリッポ・カポッチ(1840-1911):ソナタ第6番(1908)
ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):
ソナタ第2番「半音階的」(1917)
ジョヴァンニ・フェルトリン(オルガン)
マリーナ・ボッタチン(指揮(*))
コーロインカント(合唱(*))
録音:2006年5月、イタリア、トレヴィーゾ大聖堂
使用楽器:2000年、クーン=フラデツキー製
(*)世界初録音。

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