<ARTA>
F 10153 \2080
イジー・アントニーン・ベンダ(ゲオルク・アントン・ベンダ;1722-1795):
チェンバロ協奏曲集
ト長調/ニ長調/ヘ長調/ハ長調
エディタ・ケグレロヴァー(チェンバロ)
ヒポコンドリア・アンサンブル
ヤン・ハーデク、ヤナ・フィチロヴァー(ヴァイオリン)
ミハル・クハジーク(ヴィオラ) オンドジェイ・ミハル(チェロ)
ミハル・ノヴァーク(コントラバス)
前古典派・疾風怒濤期を代表するチェンバロ協奏曲作曲家といえばまずC・P・
E・バッハですが、同じくフリードリヒ大王宮廷楽団で活躍したボヘミア出身
の作曲家イジー・アントニーン・ベンダも見逃すわけにはいきません。自身が
演奏会で弾くために書いた作品ということもあり、作風にはベンダの個性がよ
く顕れており、モーツァルト以前の鍵盤楽器協奏曲を代表するものとして近年
再評価の声が高まっています。
エディタ・ケグレロヴァーはプルゼニュ音楽院、プラハ芸術アカデミー、ロン
ドンの王立音楽アカデミー等で学んだ鍵盤楽器奏者で、ベンダの協奏曲の解釈
理論と実践について博士論文まで書いているスペシャリストです。
<RTVE>
CD 65279 \2300
サルシーリョのための音楽
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
合奏協奏曲ト短調「クリスマス」Op.6 No.8
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
弦楽五重奏曲ハ長調「マドリードの夜の通りの音楽」Op.30 No.6(弦楽合奏)
マヌエル・モレーノ・ブエンディア(1932-):
サルシリェスカ-「ベツレヘム」のための音楽
(弦楽四重奏のための;1999/弦楽合奏版;2001初演)
マルゲリータ・マルセーリャ(コンチェルティーノ=ディレクター)
イル・コンチェルト・アッカデーミコ
録音:2006年10月21-22日、スペイン、ムルシア、
ビクトル・ビリェガス・オーディトリアム&コングレス・センター室内ホール
ムルシアに生まれたスペイン・バロックを代表する彫刻家フランシスコ・サル
シーリョ(1707-1783)の名作「ベツレヘム」(1776)をテーマとしたアルバム。
「ベツレヘム」("Belén")は、イエスの生誕にまつわるエピソード(処
女マリアへの受胎告知から聖家族のエジプトへの逃避まで)を高さ25-30cmの
人形556体で表現した大作で、現在ムルシアのサルシーリョ美術館に所蔵され
ています。「サルシリェスカ」は、サルシーリョと同じムルシア生まれの作曲
家モレーノ・ブエンディアが「ベツレヘム」に表されたエピソードを順番通り
音楽で描いた14曲から成る作品。
CD 65285 \2300
ムシカ・デ・シネ 2
アラン・シルヴェストリ(1950-):映画音楽作品集
「フォレスト・ガンプ」(2004)、「ポーラー・エクスプレス」(2004)、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)、「ジャッジ・ドレッド」(1995)、
「花嫁のパパ」(1991)、「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」(2001)、
「ナイトミュージアム」(2005)、「キャスト・アウェイ」(2000)、
「マウス・ハント」(1997)から
アラン・シルヴェストリ(指揮)
フィラルモニーア管弦楽団
スペイン放送合唱団
録音:2007年6-7月、マドリード、モヌメンタル劇場、ライヴ
(第2回マドリード映画音楽祭 "SONCINEMAD" より)
CD 65288 \2300
シンリン・ツァイ ヴァイオリン・リサイタル
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304
ベートーヴェン(1770-1828):ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30 No.1
アルベニス(1860-1909)/クライスラー編曲(1875-1962):タンゴ
ポンセ(1882-1949)/ハイフェッツ編曲(1901-1987):
エストレリータ[小さな星]
プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ
[アンコール曲]
R・シュトラウス(1864-1949):
ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18 から 第2楽章
Iu Shian Deng/Tyzen Hsiao編曲:春の希望(台湾民謡)
シンリン・ツァイ(ヴァイオリン)
ジョイ・クライン・フィニー(ピアノ)
録音:2006年12月20日、ムルシア銀行文化ホール
シンリン・ツァイは台湾出身の女性ヴァイオリニスト。ボストンのニューイン
グランド音楽院を卒業後、ロンドンのギルドホール音楽学校にてアーティスト
・ディプロマを獲得、教授であった往年の名ヴァイオリニスト、イフラ・ニー
マン(1923-2003)に招かれ彼の助手を務めました。ニーマンは彼女について「こ
んな弾き方する人はこの50年ひとりもいなかった」と評したとのことです。シ
ンリン・ツァイは現在、ボストンを本拠に国際的に活躍しています。
<ALMAVIVA>
DS 0146 \2450
フランシスコ・アロンソ(1887-1948):サルスエラのロマンセと二重唱曲集
「Rosa la Pantalonera」、「24 horas Mintiendo」、「Forja de Almas」、
「Curro el de Lora」、「Cancion Morisca」、「Pregon Granadino」、
「Cancion Andaluza」、「La Rumbosa」、「La Picarona」、
「La Castanuela」から
ジプシー舞曲/ムルシアの子守歌
テレサ・ノボア(ソプラノ)
ロドリーゴ・エステーベス(バリトン)
フアン・デ・ウダエータ(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年9月
<COLUMNA MUSICA>
1CM 0159 \2450
中世カタルーニャのクリスマス
クリスマスの夜/まっすぐそこへ行こう/神の御母の喜び/神の御母
目を上げよ、ベルトミュー/もう一度歌おう/鳥の歌/
聖ジュゼプ[聖ヨゼフ]
トルトーザのクリスマス/羊飼いたちよ、目覚めよ/子守歌
ロザ・マテウ(ソプラノ)
イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ビエル・グラエユス・デル・バス(ヴァイオリン)
ジュアン・カルレス・マルティネス・プラート(ギター、編曲)
録音:2006年11月21-22日、バルセロナ県リェローナ、アルベルト・モラレー
ダ・スタジオ
いわゆるピリオドな演奏ではありませんが、最近ではかえって新鮮かもしれま
せん。
1CM 0170 \2450
世紀カタルーニャの作曲家たち 弦楽のための作品集
ジョルディ・セルベリョ(1935-):弦楽四重奏曲「思い出」
フランシスコ・フレータ・ポロ(1931-)弦楽四重奏曲 Op.69
ジョルディ・セルベリョ:弦楽六重奏曲(*)
アンヘル・ヘスス・ガルシーア、サラ・ベルス(ヴァイオリン)
ミケル・セライーマ(ヴィオラ) ジェニファー・スタール(ヴィオラ(*))
ナビ・カベスタニ(チェロ) ジャウメ・グエイ(チェロ(*))
録音:2006年1-2月、バルセロナ、スタジオ・テディサウンド
1CM 0172 \2450
モイゼス・ベルトラン(1967-):変奏曲と幻想曲
ピアノと木管楽器のための三重奏曲(オーボエ、ファゴットとピアノ)(*)
ピアノのための5つの小品(1995-1996)
組曲「エリーサのために」(クラリネットとピアノのための;2002)(+)
ブルージング・フォー・マルセル(ピアノのための)
サルバドー・プエヨの主題による変奏曲と幻想曲
(ギターとピアノのための;2000)(#)
フェレリク・モンポウの思い出に(ピアノ四手連弾のための;2002)(**)
ミケコのためのソナティネ(フルートとピアノのための;1997)(++)
ルイス・A・カルボへのオマージュ(ピアノのための;2006)
モイゼス・ベルトラン(ピアノ)
ポール=アンリ・フィシュレル(オーボエ(*))
レオナルド・ゲバーラ(ファゴット(*))
エリサベス・イサーサ(クラリネット(+))
ベルナルド・カルドーナ(ギター(#))
マック・マクルーア(ピアノ(**))
レオン・ジラルド(フルート(++))
録音:2003年10月25-30日、コロンビア、メデリーン、EAFIT大学創設者ホール
(#,**以外)
2006年12月16日、コロンビア、
国立ボゴタ大学レオン・デ・グレイフ・ホール(#)
2007年1月19日、バルセロナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ(**)
モイゼス・ベルトランはバルセロナ生まれの作曲家・ピアニスト。2001年コロ
ンビアに移住し、EAFIT大学音楽学部長、国立ボゴタ大学作曲家教授を務めて
います。
1CM 0173 \2450
ジローナ XX Vol.1 カタルーニャの作曲家たち
アルベルト・リャナス(1957-):ギターと弦楽のための協奏曲(1988)
ミケル・サニェール(1959-):弦楽四重奏のためのディヴェルティメント
ジュアン・カルレス・マルティネス・プラート(1959-):
チェンバロと弦楽のための協奏曲(2007)
マヌエル・バルディビエーゾ(指揮)
ジローナ XX
カルレス・フィブラ(ヴァイオリン、コンチェルティーノ)
ジュアン・オルペーリャ、フランセスク・プシェ、マリア・サンス、
アドリアーナ・パドロ、ビエル・グラエユス、
オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン)
モンセ・バユベ、アンア・アルドマ(ヴィオラ)
イニャキ・エチェパレ、ミレイア・キンターナ(チェロ)
ジュアン・ペラルナウ(コントラバス) エバ・デル・カンポ(チェンバロ)
ジュアン・カルレス・マルティネス・プラート(ギター)
録音:2007年2月27-28日、3月1-3日、バルセロナ県リェローナ、
アルベルト・モラレーダ・スタジオ
カタルーニャの現代作曲家の知名度アップのためのプロジェクト「ジローナXX」
の第1作。演奏者もまとめて「ジローナXX」という団体名で表記されるようです。
1CM 0175 \2450
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス・コレクション Vol.3
カタルーニャ音楽堂リサイタル
シューベルト(1797-1829):シルヴィアに D.891/子守歌 D.498
音楽に D.547/ます D.550/万霊節のための連祷 D.343/至福 D.433
ブラームス(1833-1897):君の青い瞳 Op.58 No.8
調べのように私を通りぬける Op.105 No.1/甲斐なきセレナード Op.84 No.4
ショパン(1810-1849):指輪 Op.74 No.14/願い Op.74 No.1
メンデルスゾーン(1809-1847):歌の翼に Op.34 No.2
フォーレ(1845-1924):月の光 Op.46 No.2
愛の歌 Op.27 No.1/悲しみ Op.6 No.2/マンドリン Op.58 No.1
マヌエル・ガルシーア・モランテ(1937-)編曲:カタルーニャ民謡集(9曲)
[アンコール曲]
グラナドス(1867-1946):ゴヤのマハ(トナディーリャ)
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から セギディーリャ
マヌエル・ガルシーア・モランテ編曲:カタルーニャ民謡集 から 鳥の歌
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
マヌエル・ガルシーア・モランテ(ピアノ)
録音:1987年5月10日、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂
1CM 0176 \2450
ルペルト・チャピ(1851-1909):交響的作品集
交響曲ニ短調
オペラ「ロヘール・デ・フロール」序曲(1878)
スケルツォ「ドン・キホーテと羊との戦い」(1869)
ゲラシム・ヴォロンコフ(指揮)
リセウ大劇場アカデミー管弦楽団
録音:2007年1月3、4、17、18日、バルセロナ、リセウ大劇場オーケストラ・
ホール
サルスエラの作曲家として知られるチャピの知られざる側面を教えてくれるア
ルバム。この時代のスペインの交響曲を聴けるという点でもたいへん貴重です。
1CM 0178 2枚組 \3650
シャビエ・ベンゲレル(1931-):
レクィエム「サルバドー・エスプリウ追悼」(1989)
マリベル・オルテガ(ソプラノ)
マリーザ・マルティンス(メゾソプラノ)
ダルマウ・ゴンザーレス(テノール)
マッテオ・スク(バリトン)
リュイス・シンテス(バス)
ミケル・オルテガ(指揮)
バルセロナ交響楽団
カタルーニャ音楽堂室内合唱団
録音:2006年12月、バルセロナ、ラウディトリ
カタルーニャの詩人・劇作家・小説家サルバドー・エスプリウ(1913-1985)を
追悼するレクィエム。テキストはラテン語通常文にエスプリウの詩を挿入した
もの。
1CM 0179 \2450
Lua Descolorida ガリシア語の詩へのオマージュ
アントン・ガルシーア・アブリル(1933-):
ヤコブの歌(独唱とピアノのための;12曲)
ガリシア語の4つの歌
オスバルド・ゴリホフ(1960-):L&uacte;a Descolorida
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):忘却の木の歌
ラウラ・アロンソ(ソプラノ)
ジュアン・マヌエル・バレーラ(ピアノ)
録音:2005年5月15-17日、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、ガリシア・
ホール
スペイン北西部、ポルトガルの北に位置し、巡礼地サンティアゴ・デ・コンポ
ステーラを擁するガリシア地方。その公用語であるガリシア語はその美しい響
きのため、中世の昔からネイティヴ・ランゲージではない詩人たちにも創作用
の言語として愛されてきました。ラウラ・アロンソ、ジュアン・マヌエル・バ
レーラはともにガリシア地方出身です。
F 10153 \2080
イジー・アントニーン・ベンダ(ゲオルク・アントン・ベンダ;1722-1795):
チェンバロ協奏曲集
ト長調/ニ長調/ヘ長調/ハ長調
エディタ・ケグレロヴァー(チェンバロ)
ヒポコンドリア・アンサンブル
ヤン・ハーデク、ヤナ・フィチロヴァー(ヴァイオリン)
ミハル・クハジーク(ヴィオラ) オンドジェイ・ミハル(チェロ)
ミハル・ノヴァーク(コントラバス)
前古典派・疾風怒濤期を代表するチェンバロ協奏曲作曲家といえばまずC・P・
E・バッハですが、同じくフリードリヒ大王宮廷楽団で活躍したボヘミア出身
の作曲家イジー・アントニーン・ベンダも見逃すわけにはいきません。自身が
演奏会で弾くために書いた作品ということもあり、作風にはベンダの個性がよ
く顕れており、モーツァルト以前の鍵盤楽器協奏曲を代表するものとして近年
再評価の声が高まっています。
エディタ・ケグレロヴァーはプルゼニュ音楽院、プラハ芸術アカデミー、ロン
ドンの王立音楽アカデミー等で学んだ鍵盤楽器奏者で、ベンダの協奏曲の解釈
理論と実践について博士論文まで書いているスペシャリストです。
<RTVE>
CD 65279 \2300
サルシーリョのための音楽
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
合奏協奏曲ト短調「クリスマス」Op.6 No.8
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
弦楽五重奏曲ハ長調「マドリードの夜の通りの音楽」Op.30 No.6(弦楽合奏)
マヌエル・モレーノ・ブエンディア(1932-):
サルシリェスカ-「ベツレヘム」のための音楽
(弦楽四重奏のための;1999/弦楽合奏版;2001初演)
マルゲリータ・マルセーリャ(コンチェルティーノ=ディレクター)
イル・コンチェルト・アッカデーミコ
録音:2006年10月21-22日、スペイン、ムルシア、
ビクトル・ビリェガス・オーディトリアム&コングレス・センター室内ホール
ムルシアに生まれたスペイン・バロックを代表する彫刻家フランシスコ・サル
シーリョ(1707-1783)の名作「ベツレヘム」(1776)をテーマとしたアルバム。
「ベツレヘム」("Belén")は、イエスの生誕にまつわるエピソード(処
女マリアへの受胎告知から聖家族のエジプトへの逃避まで)を高さ25-30cmの
人形556体で表現した大作で、現在ムルシアのサルシーリョ美術館に所蔵され
ています。「サルシリェスカ」は、サルシーリョと同じムルシア生まれの作曲
家モレーノ・ブエンディアが「ベツレヘム」に表されたエピソードを順番通り
音楽で描いた14曲から成る作品。
CD 65285 \2300
ムシカ・デ・シネ 2
アラン・シルヴェストリ(1950-):映画音楽作品集
「フォレスト・ガンプ」(2004)、「ポーラー・エクスプレス」(2004)、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)、「ジャッジ・ドレッド」(1995)、
「花嫁のパパ」(1991)、「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」(2001)、
「ナイトミュージアム」(2005)、「キャスト・アウェイ」(2000)、
「マウス・ハント」(1997)から
アラン・シルヴェストリ(指揮)
フィラルモニーア管弦楽団
スペイン放送合唱団
録音:2007年6-7月、マドリード、モヌメンタル劇場、ライヴ
(第2回マドリード映画音楽祭 "SONCINEMAD" より)
CD 65288 \2300
シンリン・ツァイ ヴァイオリン・リサイタル
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304
ベートーヴェン(1770-1828):ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30 No.1
アルベニス(1860-1909)/クライスラー編曲(1875-1962):タンゴ
ポンセ(1882-1949)/ハイフェッツ編曲(1901-1987):
エストレリータ[小さな星]
プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ
[アンコール曲]
R・シュトラウス(1864-1949):
ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18 から 第2楽章
Iu Shian Deng/Tyzen Hsiao編曲:春の希望(台湾民謡)
シンリン・ツァイ(ヴァイオリン)
ジョイ・クライン・フィニー(ピアノ)
録音:2006年12月20日、ムルシア銀行文化ホール
シンリン・ツァイは台湾出身の女性ヴァイオリニスト。ボストンのニューイン
グランド音楽院を卒業後、ロンドンのギルドホール音楽学校にてアーティスト
・ディプロマを獲得、教授であった往年の名ヴァイオリニスト、イフラ・ニー
マン(1923-2003)に招かれ彼の助手を務めました。ニーマンは彼女について「こ
んな弾き方する人はこの50年ひとりもいなかった」と評したとのことです。シ
ンリン・ツァイは現在、ボストンを本拠に国際的に活躍しています。
<ALMAVIVA>
DS 0146 \2450
フランシスコ・アロンソ(1887-1948):サルスエラのロマンセと二重唱曲集
「Rosa la Pantalonera」、「24 horas Mintiendo」、「Forja de Almas」、
「Curro el de Lora」、「Cancion Morisca」、「Pregon Granadino」、
「Cancion Andaluza」、「La Rumbosa」、「La Picarona」、
「La Castanuela」から
ジプシー舞曲/ムルシアの子守歌
テレサ・ノボア(ソプラノ)
ロドリーゴ・エステーベス(バリトン)
フアン・デ・ウダエータ(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年9月
<COLUMNA MUSICA>
1CM 0159 \2450
中世カタルーニャのクリスマス
クリスマスの夜/まっすぐそこへ行こう/神の御母の喜び/神の御母
目を上げよ、ベルトミュー/もう一度歌おう/鳥の歌/
聖ジュゼプ[聖ヨゼフ]
トルトーザのクリスマス/羊飼いたちよ、目覚めよ/子守歌
ロザ・マテウ(ソプラノ)
イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ビエル・グラエユス・デル・バス(ヴァイオリン)
ジュアン・カルレス・マルティネス・プラート(ギター、編曲)
録音:2006年11月21-22日、バルセロナ県リェローナ、アルベルト・モラレー
ダ・スタジオ
いわゆるピリオドな演奏ではありませんが、最近ではかえって新鮮かもしれま
せん。
1CM 0170 \2450
世紀カタルーニャの作曲家たち 弦楽のための作品集
ジョルディ・セルベリョ(1935-):弦楽四重奏曲「思い出」
フランシスコ・フレータ・ポロ(1931-)弦楽四重奏曲 Op.69
ジョルディ・セルベリョ:弦楽六重奏曲(*)
アンヘル・ヘスス・ガルシーア、サラ・ベルス(ヴァイオリン)
ミケル・セライーマ(ヴィオラ) ジェニファー・スタール(ヴィオラ(*))
ナビ・カベスタニ(チェロ) ジャウメ・グエイ(チェロ(*))
録音:2006年1-2月、バルセロナ、スタジオ・テディサウンド
1CM 0172 \2450
モイゼス・ベルトラン(1967-):変奏曲と幻想曲
ピアノと木管楽器のための三重奏曲(オーボエ、ファゴットとピアノ)(*)
ピアノのための5つの小品(1995-1996)
組曲「エリーサのために」(クラリネットとピアノのための;2002)(+)
ブルージング・フォー・マルセル(ピアノのための)
サルバドー・プエヨの主題による変奏曲と幻想曲
(ギターとピアノのための;2000)(#)
フェレリク・モンポウの思い出に(ピアノ四手連弾のための;2002)(**)
ミケコのためのソナティネ(フルートとピアノのための;1997)(++)
ルイス・A・カルボへのオマージュ(ピアノのための;2006)
モイゼス・ベルトラン(ピアノ)
ポール=アンリ・フィシュレル(オーボエ(*))
レオナルド・ゲバーラ(ファゴット(*))
エリサベス・イサーサ(クラリネット(+))
ベルナルド・カルドーナ(ギター(#))
マック・マクルーア(ピアノ(**))
レオン・ジラルド(フルート(++))
録音:2003年10月25-30日、コロンビア、メデリーン、EAFIT大学創設者ホール
(#,**以外)
2006年12月16日、コロンビア、
国立ボゴタ大学レオン・デ・グレイフ・ホール(#)
2007年1月19日、バルセロナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ(**)
モイゼス・ベルトランはバルセロナ生まれの作曲家・ピアニスト。2001年コロ
ンビアに移住し、EAFIT大学音楽学部長、国立ボゴタ大学作曲家教授を務めて
います。
1CM 0173 \2450
ジローナ XX Vol.1 カタルーニャの作曲家たち
アルベルト・リャナス(1957-):ギターと弦楽のための協奏曲(1988)
ミケル・サニェール(1959-):弦楽四重奏のためのディヴェルティメント
ジュアン・カルレス・マルティネス・プラート(1959-):
チェンバロと弦楽のための協奏曲(2007)
マヌエル・バルディビエーゾ(指揮)
ジローナ XX
カルレス・フィブラ(ヴァイオリン、コンチェルティーノ)
ジュアン・オルペーリャ、フランセスク・プシェ、マリア・サンス、
アドリアーナ・パドロ、ビエル・グラエユス、
オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン)
モンセ・バユベ、アンア・アルドマ(ヴィオラ)
イニャキ・エチェパレ、ミレイア・キンターナ(チェロ)
ジュアン・ペラルナウ(コントラバス) エバ・デル・カンポ(チェンバロ)
ジュアン・カルレス・マルティネス・プラート(ギター)
録音:2007年2月27-28日、3月1-3日、バルセロナ県リェローナ、
アルベルト・モラレーダ・スタジオ
カタルーニャの現代作曲家の知名度アップのためのプロジェクト「ジローナXX」
の第1作。演奏者もまとめて「ジローナXX」という団体名で表記されるようです。
1CM 0175 \2450
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス・コレクション Vol.3
カタルーニャ音楽堂リサイタル
シューベルト(1797-1829):シルヴィアに D.891/子守歌 D.498
音楽に D.547/ます D.550/万霊節のための連祷 D.343/至福 D.433
ブラームス(1833-1897):君の青い瞳 Op.58 No.8
調べのように私を通りぬける Op.105 No.1/甲斐なきセレナード Op.84 No.4
ショパン(1810-1849):指輪 Op.74 No.14/願い Op.74 No.1
メンデルスゾーン(1809-1847):歌の翼に Op.34 No.2
フォーレ(1845-1924):月の光 Op.46 No.2
愛の歌 Op.27 No.1/悲しみ Op.6 No.2/マンドリン Op.58 No.1
マヌエル・ガルシーア・モランテ(1937-)編曲:カタルーニャ民謡集(9曲)
[アンコール曲]
グラナドス(1867-1946):ゴヤのマハ(トナディーリャ)
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から セギディーリャ
マヌエル・ガルシーア・モランテ編曲:カタルーニャ民謡集 から 鳥の歌
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
マヌエル・ガルシーア・モランテ(ピアノ)
録音:1987年5月10日、バルセロナ、カタルーニャ音楽堂
1CM 0176 \2450
ルペルト・チャピ(1851-1909):交響的作品集
交響曲ニ短調
オペラ「ロヘール・デ・フロール」序曲(1878)
スケルツォ「ドン・キホーテと羊との戦い」(1869)
ゲラシム・ヴォロンコフ(指揮)
リセウ大劇場アカデミー管弦楽団
録音:2007年1月3、4、17、18日、バルセロナ、リセウ大劇場オーケストラ・
ホール
サルスエラの作曲家として知られるチャピの知られざる側面を教えてくれるア
ルバム。この時代のスペインの交響曲を聴けるという点でもたいへん貴重です。
1CM 0178 2枚組 \3650
シャビエ・ベンゲレル(1931-):
レクィエム「サルバドー・エスプリウ追悼」(1989)
マリベル・オルテガ(ソプラノ)
マリーザ・マルティンス(メゾソプラノ)
ダルマウ・ゴンザーレス(テノール)
マッテオ・スク(バリトン)
リュイス・シンテス(バス)
ミケル・オルテガ(指揮)
バルセロナ交響楽団
カタルーニャ音楽堂室内合唱団
録音:2006年12月、バルセロナ、ラウディトリ
カタルーニャの詩人・劇作家・小説家サルバドー・エスプリウ(1913-1985)を
追悼するレクィエム。テキストはラテン語通常文にエスプリウの詩を挿入した
もの。
1CM 0179 \2450
Lua Descolorida ガリシア語の詩へのオマージュ
アントン・ガルシーア・アブリル(1933-):
ヤコブの歌(独唱とピアノのための;12曲)
ガリシア語の4つの歌
オスバルド・ゴリホフ(1960-):L&uacte;a Descolorida
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):忘却の木の歌
ラウラ・アロンソ(ソプラノ)
ジュアン・マヌエル・バレーラ(ピアノ)
録音:2005年5月15-17日、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、ガリシア・
ホール
スペイン北西部、ポルトガルの北に位置し、巡礼地サンティアゴ・デ・コンポ
ステーラを擁するガリシア地方。その公用語であるガリシア語はその美しい響
きのため、中世の昔からネイティヴ・ランゲージではない詩人たちにも創作用
の言語として愛されてきました。ラウラ・アロンソ、ジュアン・マヌエル・バ
レーラはともにガリシア地方出身です。