6丁目のつぶやき

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紅葉の栗駒山(1627m)

2022-10-08 | 登山

数十年前の栗駒山登山では
ガスがかかり雨が降り出し
途中引き返したが
雨に濡れた色鮮やか銀秋の景色は
しっとりと心に残った

晴れていればどんなに良かったかと・・・

今回そのさらなる絶景を期待して
登山口の須川温泉を予約したが
須川温泉宿はどこも満杯
 
仕方なく中腹の祭畤温泉
まつるべと読む難しい読み方の
温泉が空いていると観光案内所
で聞く
 
そこへ泊まって
朝早く登山する事で
只々晴れを祈って北海道から
旅立った
 
当日は天を突くような快晴
紅葉はちょっと早いようだが
頂上付近は最高でしょうと
おにぎりを添えて
女将が送り出した
 
路線バスは一日2本で時間的に
うまく合わず
何とかなるだろうと
ヒッチハイクがてら車道を歩き出し
2、3台やり過ごしたが
登山者らしい人が
幸運にも乗せてくれた
 
100名山をやっている人で
話が合って須川温泉登山口まで
登山談義しながら乗せていただき
ブナ林のジグザグ道を走り
感謝、感謝
 
ささやかな気持ちで
お礼を差し出したら
頑なに受け取らず
代わりに
チャレンジしたがはたせなかった
100名山幌尻岳ルートの
近道を教えて欲しいと・・・
 
周囲には大勢の登山客で人目もあり
礼を逸して別れた
 
秋深まる期待の錦繍の栗駒山へ
いよいよ登山開始
名残ケ原を得て
昭和湖、展望岩頭、天狗岩、栗駒山、
自然観察路経由の周回コース
 
 
 
 
今年は暑かったためかドウダンツツジや
ウラジロの赤が
鮮やかでないとのことだが
黄色は綺麗でハイマツとの
コントラストがまさに秀麗
 
 
エメラルドグリーンの昭和湖
頂上付近の馬の背を歩き
秋田県、岩手県側、山形県、宮城県と
360度展望
そして三途の川を渡り木道散策
旧噴火口の死の世界をみて
久しぶりの登山
万歩計は27000歩を越えていた
 
 
 
天を突く快晴で
乗せてくれた人の好意を体一杯感じ
北海道からはるばるやって来た
甲斐があったと大満足
これだから山はやめられない
 
 
 
 
 
 
 

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1 コメント

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山人の人柄 (屋根裏人のワイコマです)
2022-10-08 09:38:46
たぶんそのスタイルで後ろ姿でも判ったのでしょうね
人はみな、助け合わねば・・と言いつつも、他人に
手を差し伸べるには、勇気がいりますね~
たぶんgooakenko様の人柄が全身から漲っていたのでしょう
よかったですね。天気も良く山の神も微笑んで、思い出の
登山となりましたね~
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