6丁目のつぶやき

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冬の藻岩山登山 北の沢コース

2022-02-16 | 登山

昨日ウォーキング中に
藻岩山を仰ぎ見て
そうだ!
あそこ迄
登ろうと・・・

ノルマ1日一万歩だからと
老体に鞭打って
今朝思いついた

天気は快晴
昔履いた登山靴に
アイゼンをつけて
久しぶりの冬山登山だ

大雪で道を間違いながらも
登り口まで歩いて取り付いた
そこから馬の背まで1.9kmの案内標識
 
 
誰かが残した足跡を
積雪かき分け
残ったツボ足に足を取られ
よろめきながら登る
 
 
灌木の中
積もった雪面に太陽が
キラキラ反射し
清涼なオゾン一杯吸い込む
 
途中
カエデ、オヒヨウ、ホオノキ、ハリギリ
ウタイカンバの標識があり
各樹木を見上げて葉を想像
雪山の原生林を愛でる
 
 
歩き始めて2時間
小山をUP、DN繰り返しながら
次第に下着が濡れ始め
帽子から汗が滴る
 
別ルートとの合流地点
馬の背にやっと辿り着けば
信心深い人が雪よけしてくれた
お地蔵さんが出迎える
 
 
 
合掌してあと1.1km
登山者がひっきりなしで
ここは銀座の様
踏み鳴らした
急坂はアイス盤状態で
滑りに注意して登る
 
 
頂上付近の坂道を喘ぎながら
急登してやっと
頂上ハウスの屋上に着く
 
 
標高531m
藻岩山登山5コースから
集まった登山者が
ワイワイガヤガヤ
マスクを着用していないため
遠慮がちに
四方八方360度の山々を見渡し
総て登った若き日を
感慨に浸る
 
石狩川、豊平川に沿う
大都市札幌市街を眺望し
休む間もなく下山
 
今回ストックを
持参してこなかったため
帰りの降下には
何度か足を踏み外し
また人との交雑で苦労する
 
この山は
夏冬数え切れないほど登り
山への奢りがあったと
反省反省
 
馬の背からもと来た
北の沢コースにそれれば
静かな山旅で我一人
本来の冬山に戻る
 
計4時間の久しぶり登山は
往復距離9kmの雪中
想像以上の疲労と
加齢を自覚した
 
 
 
コメント (1)
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