6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

機能的な貨物列車

2020-04-01 | 風景
 
私は鉄道を撮るのが大好きで
暇な時はカメラ片手に
沿線付近に自動車で駆けつけ
駐車場を探しそこから歩き始め
絶景ポイントを探る
 
そこでは
天候を気にしながら
逆光効果や
アングルの位置
どう言う種類の列車が来るのか
他に撮るものはと
じっと待ち続け
あれやこれやと想像力を働かせ
楽しい時間が過ぎる
 
今時は
新型コロナの影響で運休が多く
本数が少なくなり
異変が起きているが
時々走る客車の座席は
まだら模様
でもこれもまた風情と心ときめかす
 
 
 
駐機場では列車が満杯状態で
多く並んだ中で
特急列車や快速列車の前照灯が
一際眩しく輝き出発を待っているのか
手持ち無沙汰の風情
 
 
貨物列車の取扱駅でも
コンテナが山積みの
満杯状態だがあたりは静かで
時々トラックが出はいりしている
 
 
 
 
タンク車、コンテナ車、
乗用自動車を運ぶ2段車
作業用気動車(仕事仲間ではモーターと言うらしい)等々
それぞれ機能的で
ユニークな形だ
 
 
 
 
 
 
黒一色のモノトーンだった貨車は
最近カラー化が進み
楽しく勇ましく
日本経済を背負って立つ姿は
頼もしく
見ていて飽きない
 
 
蒸気機関車が白い煙を
黙々と吐いて懸命に登る姿は
人間を見ているようで
心臓がドキドキしたものだが
今は見られない
 
重量感のある特異な形の
ヂーゼル機関車も
独特のジーゼル音を響かせ
紫色の煙を吐いて
力強く走り
颯爽と走る姿も格好良い
 
 
貨物列車の最後尾の車掌車は
デッキと単装窓に愛嬌があり
中には一人机と長椅子
だるまストーブがあって
ヒューマンである
 
氷点下の夜
たった一人で黙々と
安全点検作業して
働いていたことを思うと
本当にご苦労さんだったと・・・
 
近年安全態勢も進み合理化で
廃車になったそうだが
その車掌車は
一名『寒泣車』と言われ寒く
熊にも遭遇すると
昔の国鉄職員は言っていた
 
この車掌車どこかに展示してないかと
探しまくっているが
出逢いがなく
我が屋の鉄模型で我慢だ
 
 
 
今や高速道路が充実して
輸送はトラックに移った様だが
長蛇の貨物機関車がスピードを上げ
正確に鉄路を突走り
日本列島をひたむきに背負って
ライフラインを守る
力強さそのものです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント (3)
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