6丁目のつぶやき

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哀れを誘う二本松城跡

2019-08-09 | 
東北本線二本松駅より
タクシーに乗り込み
阿武隈山系すそのの丘陵
標高345m
日本100名城の二本松城へ向かった

タクシー降りたところはいきなり
戊辰戦争で戦った
二本松少年隊の群像前
ここでも会津若松の白虎隊運命か・・・


中世から近世迄の
山城から悌郭式平山城として
幾多の変遷を経て
丘陵地に入り組む石垣は
いわく因縁があったのでは

二本松のいわれは良く分からないが
なぜか城と桜と言うように
城門も松によく合って絵になっていた




高い石垣山頂の本丸跡から見る
下界は敵がどこから攻めてくるのか
晴れた日なら一目瞭然




だが戊辰戦争の様な
鉄砲、大砲の時代では堅固な石垣も
ままならず
尊い命を大義のため捨てていったとは・・・


昔の山城だった頃の面影が
今も感じられるが
その木立の中に紫陽花が
やけにあちこち咲き
尊い命が乗り移っているような
はかない風情だった





コメント (1)
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