小牧長久手の戦い
秀吉が圧倒的な大軍を擁しながら
長久手で家康に負け
その徳川の主陣地となった小牧山
その砦を見たく名鉄小牧線に乗り
小牧駅で下車して
徒歩15分
濃尾平野の独立峰らしく
平野にポツンと位置する
高さ86mの小牧山をのぞむ
築城するには
絶好の場所と・・・
おかしいなぁ
立派な城が聳えて!
信長の時代には確か城ではなく
物見櫓と想っていたが・・・?
小牧山に登って見ると
途中大きな石が転石として
所々にあり
よく見る城の石垣は
無いようだ
周囲は
所々に解説の看板があり
山全体が遊歩道となり
歴史公園になっている
頂上には
コンクリート造屋根銅板葺の
城(小牧市歴史館)が
鎮座してあいにく休館でした
360度視界が開け
どこに敵がいて
攻めてくるか一目瞭然
まさに信長はここにたち
天下布武と想ったに違いない
後に信長死後
家康が守りの城として
複雑に改修して
秀吉の反撃に備えたようで・・・
信長時代の城跡は
近年発掘によって
判明してきたと・・・
どこからともなく現れた
ボランティアガイドさんが
発掘状況や石垣の有様
遠くの山名等々
面白おかしくユーモアを交えて
説明
歴史の足跡が
昨日の様によみがえって
有り難かった
帰路は小牧山全体の史跡公園を
散策して
信長が初めて自ら手掛けた城を
土塁、堀、曲輪を通じて
城下町の原型を想い
歴史のロマンを満喫した
寒桜が紅葉の中に咲いていたのが印象的でした