褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 7つの贈り物(2008) とっても素敵なプレゼント!?

2013年03月01日 | 映画(数字、アルファベット)
 なかなか素敵な題名が付けられているが、ウィル・スミス演じる主人公が冒頭から『神様は7日で世界を創造したが、俺は人生を7秒で壊した』と自虐的に語り、『これから自殺するぞ』と迷惑な内容の電話を掛けたり、いきなり盲目の人に罵声を浴びせかかるなど、ショッキングなシーンから始まる映画。
 それにしてもなぜ、ウィル・スミス演じる主人公がこんなに荒れ狂っているのか?なかなか真相が明らかにならない展開がイライラするが、主人公の本心を知った時、驚きと感動が同時に襲いかかってくる仕掛けだ。
 7つの贈り物って何だ?と気になりながら観ていたのだが、個人的には1つを除いて全く欲しいと思わない贈り物ばかり。まあ贈り物の良し悪しは、この映画のテーマとは外れているので、どうでも良いような気がするが、それにしても西洋人の過去のトラウマに何時まで経ってもウジウジしたところは日本人とは、かなり考え方が違うことがよくわかる映画。
 哲学的、宗教的テーマを感じさせる贖罪意識のあり方を充分に考えさせられるストーリーだ。

 国税庁に勤める?ベン(ウィル・スミス)は人名が載っているリストを持ちながら、ある計画を練っていた。自分の意向に添うような人物を調べ上げて、その人の人生を劇的に変えてしまうようなビッグなプレゼントを贈ろうというのだ。
 しかし、そんな彼の思惑もエミリー(ロザリオ・ドーソン)という心臓病を抱えた女性と出会い、親しくなるに連れて、計画が狂ってくる・・・

 過去の消えないトラウマ、そしてトラウマから解き放たれるための主人公の行動はやや理解し難い部分もあるが、それ故に余韻がバッチリ残る映画。罪を背負って生きていくことの厳しさ、人生の責任のあり方を大いに考えさせられる7つの贈り物は、いつもクヨクヨしている人にお勧めしたい映画です。

7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD]
ウィル・スミス,ロザリオ・ドーソン,ウディ・ハレルソン,バリー・ペッパー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


7つの贈り物 [Blu-ray]
ウィル・スミス,バリー・ペッパー,ロザリオ・ドーソン,ウディ・ハレルソン
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 監督はガブリエレ・ムッチーノウィル・スミスとは既に幸せのちからでも監督をしています。ちなみに幸せのちからは実話を基にした感動的な映画でお勧めです。

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