明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

源氏物語『橋姫』

2009年03月12日 | Weblog
今日は、10日振りの晴天でしたが、北風が冷たい一日でした。

横浜中央図書館で、源氏物語『橋姫』を読みました。



横浜中央図書館は野毛山にあります。
桜木町駅から、坂を上って行きます。



図書館前の石のベンチにハトの彫刻が…。
「道標ハト」柳原義達作 と表示されています。
外に、2,3羽ありますが、人が坐っていたのでパス。

私達が読んでいる『源氏物語』の本です。



新潮日本古典集成全8巻のうち『橋姫』6巻目を、今、読んでいます。

『源氏物語』を皆さんと自主的に読み始めたのは、平成8年から
ですから、今年で13年目になります。

きっかけは、市の教養講座『思想小説としての源氏物語』
橡川一朗先生(東京都立大名誉教授)を受講して、
大変面白かったので、よし、『源氏』を読んでみようと思い
立ったのでした。

それから、13年、有志6人が一人も欠けることなく読み続けて
来ました。

私は『源氏』が専門ではありません。6人のお仲間のお陰で、
宇治十帖「橋姫」にたどり着いたところです。



これは、2008年に発行されました「源氏物語一千年紀」の
「橋姫」のMC(マキシマム・カード)です。
カードは自作です。

この時に、京都郵政事業会社は、押印依頼が殺到していたとみえ、
郵頼したこのカードが手元に戻ってくるまでに、なんと5週間も
かかりました。



これは、同じ「橋姫」図ですが、源氏物語復元図をお借りして
MC」にしました。押印は京都の機械印です。
この機械印は、2週間で手元に戻ってきました。
復元図は、宮崎いず美さん制作です。
『よみがえる源氏物語』展図録からお借りしました。
個人用のカードです。



これは、徳川美術館が2008年に発行したフレーム切手のうち
「橋姫」です。



これは、橋姫古跡と藤棚、宇治川を描いた風景印です。

「橋姫」は、宇治十帖の始まりの巻です。
このMCに描かれた情景は、宇治源氏物語ミュージアムに行きますと
等身大のお人形が、この絵の通りに配置され、展示されていますので
本文と対照してよく理解できます。

ところで、この情景は、薫が宇治の姫君たちを『垣間見』をするところ
です。『垣間見』は源氏物語に3回出てきます。
第一番目は、源氏が若紫を垣間見るところ。
第二番目は、あの女三宮を柏木が垣間見るところ。
第三番目は、この「橋姫」です。

これは、今日の勉強会で、Kさんが仰いました。
成程。三回とも、恋の始まりでしたね。

皆さんと楽しく『源氏物語』を読み進んできました。
これから、何年かかるか判りませんが、どうぞ宜しく
お願いします。


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