今日は、曇りの日でした。
スタマガネットに注文した切手が、本日、届きました。
最近、切手をネットで注文すると、すぐに届きます。
セルバンテス没後300年の切手で、、すべて1916年4月22日に
スペインから発行されたものです。
これは、セルバンテスの肖像画の切手です。
セルバンテス(1547~1616)は、スペインの下級貴族の家の次男として生まれました。
近世スペインの作家で『ドンキホーテ・デ・ラ・マンチャ』の作者です。
セルバンテスの銅像を描く切手です。
この2枚の切手は、スペインの国会図書館を描く切手です。
こちらの2枚は、スペインの国会議事堂を描いた切手です。
セルバンテスは、決して恵まれた環境で『ドンキホーテ』を著わしたのではありません。
父が外科医であり、各地を転々としたので、教育をまともに受けていませんでした。
スペイン海軍に入隊し、レパントの海戦で被弾し、左腕の自由を失い、
本国へ帰還する途中で、海賊に襲われ捕虜となったり、
スペイン無敵艦隊の食糧徴発係になったは良いが、
協会から強引に徴発したかどで、投獄されたり、
徴税吏の職を得たは良いが、税金を預けておいた銀行が倒産し、
30倍の追徴金を負債として払わなければならず、
これが払えないために投獄されてしまいます。
これらの経験が『ドンキホーテ』に生かされているのでしょう。
セルバンテスは、世界的な文学者であり
後世の文学に大きな影響を及ぼしています。
シェイクスピアも『ドンキホーテ』を読んでいたと言いますし、
チャールズ・ディッケンズ、ギュスターヴ・フローベル、
ドフトエフスキーの作品にも影響を与えていたそうです。
『ドンキホーテ』の切手については、また後日に
アップしようと思っています。