明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

楠公(なんこう)はがき

2011年02月28日 | Weblog

昨日は、横浜中央郵趣会でした。

今回は、楠公(なんこう)はがきについて、

会長さんと松本さんが、収集品を発表なさいました。

 

楠公?????とは、誰?????

と思われた方もおありでしょう。

 

楠公とは、皇居外苑に銅像が建っているこの方です。

     

(このお写真はWEBからお借りしました。)

 

楠公とは、楠木正成のことです。

 

この騎馬像が、戦前の1930年から1945年にかけて

普通葉書の額面になりました。

 

戦争を挟んで、沢山の印面違いやら、葉書の書体、葉書の大きさが

めまぐるしく変化して、多様なはがきが出現しました。

収集家の興味をそそる葉書です。

 

     

これは、神子会長さんが収集なさった、朝鮮楠公です。

貴重な一枚です。

 

     

これは、『はかき』と『か』に濁点のない、初期の往復はがきです。

その他、写真に撮りきれないほどの、楠公葉書の種類があります。

 

 

こちらは、会員の松本さんが収集なさった、実逓便です。

(宛名、差出人を消させて頂きました。)

印面の大小、郵便はがきの文字の大小、

印刷所の違いなどのバラエティに富んだ葉書です。

 

こちらは、楠公葉書の標語入り消印です。

当時は、標語入り消印が数多く出ました。

 

その他、楠公葉書の年賀状や、紙質の違い、葉書が小さくなったり、

年賀はがきの字の変遷、額面の変遷などなど。

 

はがき1枚をとっても、日本の歴史が伺えます。

 

私は、文学・童話切手や可愛い切手を収集しているので、

この様なエンタイヤは、とんと疎いのですが、

説明を拝聴して、面白く感じました。

 

このブログをお読みくださった郵趣家ではない方に

申し上げます。

くれぐれも古いはがきや手紙類を粗末になさいませんように。

お宝が眠っているかもしれませんよ。


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