ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

時代遅れの爺さん

2018年12月14日 | 通信-政治・経済

 過日、私が使っているブログサーバーのページを開いたらそこに「コスパの良い神コスメ」という1文が現れた。その文に興味を持ったわけでは無い、何の意味か全く不明だったので「何じゃ?」と思って目が行った。「コスパって何?地名か?コスパという場所に良い神様がいて、その名前がコスメっていうことか?」とまで考えて、すぐに、「違う違う、コスパはコストパフォーマンスの略だろう。安上がりに済む神様だ、お賽銭が100円でも願いを叶えてくれる神様で、その名はコスメ」とまで考えて、またすぐに、
 「違う違う、コスメってあれだ、コスメティックだ、化粧とかっていう意味だ・・・なら、神コスメって何だ?」とまで考えて、「あれか?神ってちょっと前の鬼とかヤバイとかチョーとかと同じような意味かも」と考えが至る。たぶん、当っている。
     

 このようにテレビ観ない、新聞や週刊誌の類も読まないオジサンは新しい言葉に疎く、時代についていけていない。「時代についていけていないなぁ」と思いつつも、しかし本心は「そんなのどーでもいいや」と思っている。上述のように「これ、どういう意味」などと考えることも滅多にない。だいたいが、今の流行り自体をほとんど知らない。
 インターネットを開くと先ずホームサイトなるもののページが現れ、そこにあれこれの情報、広告、ニュースなどが映し出される。芸能やスポーツのニュースの概ねに私は興味は無いのだが、画面にはそういう類が多く出てくるのでいつも煩いと思っていた。芸能ニュースを見て読んだのは、最近では安室奈美恵の引退の時の1つ2つくらい。
 そんな時代遅れのオジサンでもしかし、日本社会の今、将来、政治の動きなどには興味を持っていて、政治のニュース(ゴシップは除く)についてはよく読んでいる。最近気になったニュースは「水道法改正」、「入管法改正」、「韓国の徴用工判決」など。

 「水道法改正」については、人が生きる上で水は無くてはならないもの。少なくともそれは公共で管理してもらいたい。貧乏人の私は美味いものが食えなくてもいい、人生の楽しみの筆頭にある酒がなくても何とか我慢できる。電気も大事、ガスも大事だが、それらが無かったとしても何とか生きる術は探せる。でも、水は無くてはならない。公園の水道を使う手もあるが、それも自由に使えない、飲み水には不向きとなったらお手上げ。水道料金が、「貧乏人は風呂に入れない」ほどの値上げとなっても大いに困る。
 「入管法改正」については、ラジオの国会中継(たまにだが聴いている)を数回聴いた限りの私の感想では、賃金の安い労働力を手かせ足かせの法で縛って外国から呼び寄せ、日本国のために働かせてやろうという法律のような気がする。
 「韓国の徴用工判決」については、「何で他所の国の司法判断にいちゃもん付けるんだろう」というのが最初の感想。「三権分立だろう、司法の判断は尊重すべき」と思う。それで日本に不利益が出るなら、その不利益は日本国に「解決済み」と約束した韓国の国の責任、韓国の政府が日本の不利益を肩代わりすべきと私は思った。

 まあ、私みたいな暢気者の考えることなので浅はかな考えなのかもしれないが、韓国だけではない他国とのギクシャク、他所で起きている他国と他国とのギクシャクが増えているのではないかと、最近のネットニュースを見ていて感じている。少し不安。
     

 記:2018.12.13 島乃ガジ丸