ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

雨降って

2019年11月07日 | 通信-沖縄関連


 このところ(この2週間ばかり)、睡眠のパターンが以前とは違う形で、健康だった頃とも違う形で続いている。そのパターンとはだいたいだが、夜9時頃眠りに入る。深夜0時頃には目覚めて起きる。キッパリ目覚めるので起きて布団から抜けて、パソコン作業をする。3~4時間もすると眠気が襲ってくるので布団に入って寝る。寝入って2~3時間経った早朝5時から6時頃には目覚め、起床する。朝食を済ませた後、10時から12時頃まで寝る。起きて昼食の後、客が来なければ4時から6時頃まで寝る。このパターンが続いている。睡眠の連続時間は夜も昼も2~3時間程度しかないが、いずれもグッスリ眠っているし、全部足せば平均して10時間は眠っている。睡眠は十分と言える。
 さて、深夜のパソコン作業とは何か?というと、日誌のようなものを書く、日誌は概ね病状、自分で感じている体の不具合、痛む個所、痛みの度合いなどを記入している。
 自分で感じている体の不具合はいくつもあって、それらは逐一、医者や看護師たちにも訴えていて、彼らから「それは何々です、薬を処方しましょう」とか「それは何々です。こういうことに気を付けていればそのうち消えます」などといった対応をしてくれる。

 そんなこんなで判明した不具合は、あるいは自分で感じた体の不具合はヘルペス、口内炎、喉の狭窄、大便秘、体力低下、歯痛、床擦れ、痔、むくみなど多種にわたる。
 これらの内、すでに克服したものはヘルペス、口内炎、大便秘、歯痛、床擦れなど。歯痛は歯科医の治療を要し、大便秘は看護師に浣腸してもらい、ヘルペス、口内炎、床擦れ等は塗り薬で治った。痔も今塗り薬を使っている、やがて治るであろう。
 体の不具合として今も残るのは「喉の違和感」、「舌の傷」、「一人暮らし不能の体力低下」などがあるが、それらよりずっと厄介なことが今、私を襲っている。
 2週間ほど前(10月20日頃)から足がむくみ始め、脚全体に広がり、体重の掛かる足首は立ったり歩いたりすると激しく痛む。これがために体力回復のウォーキングができない。体力が回復しないので退院できないとなって、私を大いに悩ませている。
 どういう風に悩ませているか、他の不具合がどういう風に私を悩ませたか、それらの不具合は舌癌と関わりがあるのか、放射線と関わりがあるのか、などにも私は関心があるのだが、それを書くとエライ長文になりそうなので、それは別項に譲るとして、
     

 私の理想は、いつかそれらの不具合を1つ1つ克服し、それらの不具合を全て体から消去する。その時の私の体は、これまでになく柔軟な強さを手に入れ、ついでに舌癌の前の悩みであった腰痛も治っているのではないかと想像する。「雨降って地固まる」だ。
 なんてことを考えていたら、首里城のことに想像が及んだ。
 首里城の火事は、結果的に「雨降って地固まる」になったのではないかと、私はひそかに安堵している。大きな災難なのに、「雨降って・・・」などと「不謹慎な」と思われるだろうが、今回の首里城火災で、その後のウチナーンチュの言動を(ラジオから)聞いている内に、火事の一報を受けた時の衝撃は消え、何だか嬉しくもなってきたのだ。
 首里城関連のニュースはラジオから頻繁に流れる。それを聞くと、ウチナーンチュの沖縄を愛する気持ちが強く感じられる。沖縄大好きの私は嬉しくなる。ウチナーンチュの宝は首里城が本命ではなく、首里城を愛するその心だと私は思う。
     

 記:2019.11.07 島乃ガジ丸