ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

アンマサン

2019年08月10日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 あたま痛ぇ

 今年(2019年)7月の中頃、二日酔いでもないのに頭痛がしていた。前に年上の女性から「私、台風が近づくと酷い頭痛がするのよ、台風だけでなく低気圧に反応するみたい」と言っていたのを思い出した。天気が悪いと膝が痛くなる。古傷がうずくなんてのも聞いた覚えがある。頭痛の他にも不具合がある、口内炎がまだ残っていて、右足首に原因不明の痛み、鼻の穴入口に原因不明のおできができている。「なんじゃい、こりゃぁ!」と思い、そして、これはあれだな、老化によるものだなと判断する。
 いやいや、老化と片付けるのはまだ時期尚早と希望的観測からもう少し考察する。じつは、頭痛の要因は他にも考えられる。台風の来た7月18日以降は体調不良(概ね頭痛)でほとんど休んでいるが、それまで、私の性格に似合わない「一所懸命勉強」をやっていた。数冊の本を読み、その内容を自分なりの文章でまとめるためパソコンに向かう。大学受験以来の集中勉強、脳味噌から煙が出るんじゃないかと思われるほどの集中勉強。そんなのを5日間もやったせいで私の脳味噌の一部が壊れ、それで頭痛なのではないか。
 もう1つ原因ではないかと思うものがある。パソコン作業による目の疲れ、から来る頭痛もあるのではないかと思われる。パソコン作業が連続30分も持たなくなった、のは3ヶ月ほども前だったか、今は30分どころか15分できつくなる。目が痛くなる。ドライアイではないか?と友人に言われ、それようの目薬を購入し、今使っている。

 アンマサンは沖縄語。沖縄語辞典を引くとアンマは「按摩」のことを言う、アンマーと語尾を伸ばすと「母ちゃん(平民語)」のことを言うが、アンマサンとなると形容詞となり「気分が悪い、頭が重い、頭を悩ます」といったような意。
 「アンマサ クトゥ(ので) ニン(眠)トーカ(っておく)ヤー」のように使う。
 アンマサンという言葉は子供の頃よく耳にした。祖父や祖母の口からよく出てきた。ということは、老人になると「気分が悪い、頭が重い、頭を悩ます」ことがよくあることなのかもしれない。ということは、私の頭痛も老人性頭痛なのかもしれない。一般より少し早めに肉体の老齢期がやってきただけのことかもしれない。
     

 暢気者の私も過去に経験したことのないアンマサンンに「これはヤバイかも」と思い、これまで以上に健康に気を付けるようになった。頭痛がするので散歩は休んでいるが、頭痛であっても家の中での筋トレ、ストレッチは続けている。そして、
 7月20日から8月9日までの3週間で、休肝日が5日連続、6日連続を含め15日あった。7月20日以降はタバコの量も1日1~2本に減り、1本も吸わない休肺日も5日連続、6日連続を含め13日間あった。休肺日はコーヒーも飲まなかった。コーヒー飲むとタバコが吸いたくなるという癖が私にあるので。そんな、私としては大きな努力をした。にも関わらず私のアンマサンは良くなる気配を見せなかった。なーんでだ?

 アンマサンしている間、ほとんどヤーグマイ(家籠り)であり、1日の内の3分の2はベッドで横になり、断続的にウトウトしていた。起きている間の、家事以外の時間はパソコンを開いていた。私が参加しているブログは半年ほど前だったかに体裁が変わり、私はまだ理解できていないことが多い。それがこのアンマサンのお陰でいくつか覚えることができた。それはそれでいいのだが、パソコン画面を観ていると目が痛くなる、目が痛くなると頭痛がしてくる。よって、頭痛が続く。「バカかお前は?」となる。
     

 記:2019.8.10 ガジ丸 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行


タックルセー

2019年07月26日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 あおり言葉

 アメリカの大統領がイランを脅している、ように、最近のニュースを聞いていると私は感じる。「言う事聞かないと只じゃおかんぞ!」と言っているように聞こえる。
 
 「おい!そこどけ。」
 「何で?」
 「俺が通るからだ。」
 「ここは1人がやっとだ、そこへ回ったらいいじゃないか。」
 「俺はここを通りたいんだ、どけっ!」
 「嫌だよ、俺が先にいるんじゃないか。」
 「何だとー!お前、俺が怖くないのか!?」
 「怖いよ、体でかいし、怒鳴るし。」
 「じゃぁ、何で俺の言う事聞かないんだ?」
 「誰かに命令される生き方はしたくない、俺は奴隷にはなりたくないんだ。」

 「俺の言う事を聞かないなんて生意気な野郎だ」と、相手を殴る奴、ロシアの指導者や中国の指導者みたいな奴がいる。アメリカも前の大統領は謙虚な人だったが、今の大統領は子供みたいな奴、気に入らないことは我慢しない。
 「言うこと聞かん奴はタックルセー!」と、中国もロシアもやっている。
     

 タックルスは既に紹介済み、「たたっ殺す」意味であると紹介しているが、クルスはまた、殺すではなく殴すと書いて「殴る」という意味であるとも説明している。
 今回のタックルセーはタックルスの命令形、タックルスは喧嘩相手の2人が互いに言い交わす言葉で、タックルセーはその喧嘩を周りで眺めているやじ馬たちが、自分の応援する方に激を飛ばすように言ったりする言葉となる。あるいはまた、
 「兄貴、あいつこっちの言うことを聞かないぜ」
 「何だとー!俺たちをバカにしてるな、タックルセー」というような使い方をする。このタックルセーは兄貴も弟分も同じ場所にいて,、兄貴分が弟分に命令する感じ。和語で言い換えると「やっちまえ!」という感じ。タックルセーと言われると何だかやる気になってくる。ボクシングでセコンドが選手に対し声をかける「ヤレー、イケー」というような声かけに似ている。選手はそれによって闘争本能が燃え上がる。

 あおり運転とは最近の流行り言葉だが、タックルセーは喧嘩気分を盛り上げるあおり言葉と言ってもいい。和語では他に「無礼者!」というのもある。これは、言われた相手が「何だとー、何様のつもりだ!」と、喧嘩気分の盛り上がるあおり言葉だ。
 アメリカの大統領だけではなく、日本国も韓国も「言うこと聞かん奴はタックルセー」と何者かに煽られてはいないだろうか。遠くの親戚と仲が悪くても、「お前とはもう絶交だ!」と会わないようにすればよく、人生にそう影響は無いが、隣の人と仲が悪かったら人生楽しくないぞと私は思う。隣の人が屁をしたら臭いけど、その位は我慢しよう。
     

 記:2019.7.21 ガジ丸 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行


ナイルウッピドゥナイル

2019年07月12日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 昨日(11日)、約30年ぶりの友人Mに会った。高校の時の同級生で、同じ部活にいたので高校の頃から卒業後しばらくはよく一緒に遊んでいた男。
 高校の頃からこれまでよく一緒に遊んでいる友人のKからその2日前に「久しぶりにMに会った。最近、ほとんど毎日Mと昼飯を一緒に食っている」とメールがあった。
 Kは数ヶ月前、仕事を定年になってあと、この7月から職業訓練学校へ通っている。その場所で、同じように職業訓練を受けているMと遭遇したのである。
 Mもこの3月に定年退職したとのこと。MもKも私とは違い、ちゃんとした仕事に就いていたので、厚生年金もそれなりにあるはずだが、なおも働かないといけないらしい。Mは下の子が来年春から大学生になる予定で、しかも県外の大学に行く予定で、その学費やら生活費やらを稼がないといけないとのこと。Kは家のローンがまだ残っていて、そのために稼がないといけないらしい。「お前は楽だよなぁ」と2人に言われてしまった。
     

 ナイルウッピドゥナイルはウチナーグチ(沖縄語)で、私のような怠け者がよく口にする言葉、私のような怠け者が多くいる沖縄ではよく耳にする言葉。
 ナイルウッピドゥナイルによく似た言葉に、これはさらによく聞かれる言葉だが、ナンクルナイサというのもある。ナンクルナイサは既にこのブログに紹介済み。そこで私は、
 ナンクルナイサは「成るように成るさ」という意味、「ケ・セラ・セラ」と一緒、といったようなことを書いている。いいなぁケセラセラ、気分が優しくなる。
 今回紹介するナイルウッピドゥナイル。ナイルは「できる」、ウッピは「量」、ドゥは「だけ」、通して言えば「できる分だけできる」となる。言い換えれば、「できる分しかできない」であり、さらに進むと、「できる分しかやらない」、「できないことはやらない」などという怠け者の理屈になっていく。私もそんな怠け者の1人で、「できなかったらやらないでいいさぁ、なんとかなるさぁ、ケセラセラ」とまで進んでいる。
     

 今年に入って半年が過ぎたが、悩みの種である腰痛は昨年からほぼ途切れることなく続いている。一方、去年6月頃から始めた薬草の勉強も続いている。薬草の勉強はしかし、その修学速度がしだいに遅くなっている。パソコンを見つめる作業がだんだん辛くなっている。若い頃は1日8~9時間でも平気だったが、今年からは1日4~5時間となっている。1時間パソコン作業やっていると目が痛い、頭痛がするなどの症状が現れるので1時間やったら10分の休憩を設けていた。それでも、この6月からはきつくなり、今は30分で辛くなる。30分パソコン見たら15分休憩を取るようにしている。
 体力はこれからどんどん落ちて行く、やる気も薄れていく、作業が進まない、やりたいことは山ほどある。しかし、死ぬまでにできることなんてほんの僅かであろうと思う、しかし、もう焦らないことにした。ナイルウッピドゥナイルでいいさ。なーに、これこそ南の島ののんびり屋の生きる道、南の島のまっとうな道、と思うことにした。
     

 そんなこと言ったら、MやKに「お前はホントに楽に生きているよなぁ」と言われそうだが、誰からも尊敬されない生き方と言い換えることもできる。MやKは、少なくとも子供を育てあげている、それだけで世の役に立っている。それだけで尊敬に値する。私は結婚もせず子も作らず楽に生きてきた。楽な分、世の役にはほとんど立っていない。役立たずの男とMとKには思っていただいて、楽に生きている私を許していただきたい。MとKには、だけでなく、その他の働く人たちにエールを送りたい。頑張れオヤジ達。
     

 記:2016.7.12 ガジ丸 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行


ユダヤー、ハンダヤー

2019年06月10日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 垂れ流しも前向きに

 先週の『老年期障害』で「(体の不具合は)老年期障害ということかもしれないと考えた・・・(老年期障害は)更年期障害のさらに年取ったバージョンで、長年生きてきた疲労がどっと出てきたか、あるいは、男の能力がほぼ消えて、ホルモンのバランスが崩れてオバサンみたいなオジサンになって・・・ということかもしれない。」と書いたが、
 腰痛を患って、畑を辞め家でブラブラしていることが多くなって、これまでと違う体の変化には「なんじゃこりゃ」と他にも気付いたことがある。
 屁がよく出るようになった、しかも大きな音を立てて。
 くしゃみの音が大きくなった、クチュンができない、へーくしょん!という大音量。
 洟がよく出る、痰も出る、涎も出る、涎は特に寝ている時に出る、朝見て驚くほど。
 一時期に比べだいぶ良くなっているが頻尿も続いている、一晩に1~2回は起きる。
     

 ユダヤーは涎の沖縄語読みユダイにERがついて、涎垂らす者という意。
 ハンダヤーは洟垂れの沖縄語読みハンダイにERがついて。洟垂らす者という意。
 どちらもたいてい対象となるのは子供であり、「ユダヤーオジー」とか「ハンダヤーオバー」などとはあまり聞かない。しかし、最近はユダヤー、ハンダヤーの子供はあまり見かけなくなったが、ユダヤー、ハンダヤーのオジーやオバーはまれに見かける。私はまだオジーという齢ではないが、この数週間ユダヤーでもありハンダヤーでもあった。
 屁がよく出、くしゃみの音が大きくなり、痰、洟、涎がよく出る、そして頻尿、これらのことは全て老化によるものであろう、しょうが無ぇと私は諦めていた。
 ところがどっこい、、涎ダラダラ、屁がよく出、くしゃみが大きい、及び頻尿については今もそうだが、しかし、痰、洟は少なくなった、あるいは、ほとんど消えている。
     
 
 良くなったり悪くなったりが「何でそうなるの?」とその原因が分からない。何をしたから良くなったのか、何をしたから悪くなったのかが分からないので、取捨選択ができずにいる。早く言えば、私の健康管理には進歩が無い。で、今回は少し顧みてみる。
 5月中頃から始まった頭痛、鼻水。頭痛は1夜で消えたが、数日後に痰が出始める。それから数日後の25日には痰も鼻のグズグズもほとんどなくなった。そして何と、その前夜からヘルペスが現れた。ヘルペスは私の持病のようなもので、風邪を引いて、その風邪が治りかけた頃に口の上、鼻の下に現れる、どうやら私は風邪を引いていたようだ。
 咳が出る、喉が痛い、熱があるなど他に風邪らしい症状が無かったので風邪であるとは全く想像しなかった。後から思えば、体にだるさを感じて、昼寝の習慣の無い私がハンダヤーになった5月中頃からほぼ毎日のように昼寝していた。だるい=風邪とも思わず、腰痛の第二段階か、あるいは薬草の副作用か何かによるものだろうと思っていた。あるいは、いつの間にかの虫刺されかもと。
     

 自分が風邪を引いているのにも気付かない。それほど私の肉体の感性が鈍ったということだろうか?この先、肉体の感性がさらに鈍るとミークス(目糞)、ハナクス(鼻糞)、ミミクス(耳糞)にも気付かなくなり、尿漏れ便漏れにも気付かなくなり、大人のおむつ利用者となるのであろう。だから悲しい、のではなく、そういったことも前向きに受け入れましょうというお話です。私の世話をするどなたか、よろしくお願いします。
 話が逸れてしまった、沖縄の言葉の話だ。名詞+ERで「何々である者」という意味になるのはいくらでもある。禿げはハギーで禿げている者、色黒はイルクルーで色の黒い者となる。まあ、何であっても生きてりゃ他人の役に立つ。頑張れオジーオバー。
     

 記:2019.6.10 ガジ丸 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行


昭和(復帰前)の薬

2019年06月03日 | 沖縄04行事祭り・生活風習・言葉

 なかなか良くなってくれない私の腰痛、前の住まいにいた頃、そこの大家さんから一度たくさんの湿布薬を頂いたことがある。でも私は、その1枚も使わなかった。湿布薬を貼って痛みが薄れるかもしれないが、痛みが無くなるわけではない。湿布薬によって痛みを感じなくなっているだけのこと。根本的な治療にはならないと思って。

 腰痛になって畑を辞めて今の住まいに移ってから約1年3ヶ月が過ぎた、畑仕事が無くなってたっぷりとある時間、何をしているかというと、睡眠約8時間、買い物・家事・食事・晩酌・歯磨き・シャワー・トイレに約5時間、散歩、またはボーっとしているのに2~3時間、そして、残りの8~9時間はパソコン作業であった。「であった」というのは4月上旬までの話で、4月中旬にからは、パソコン作業は4~5時間に減っている。
 パソコン作業を減らしたのは目の疲れ、頭痛、首の痛み、肩こりが酷かったから。4月初め頃から始めた肩甲骨のストレッチ運動で肩凝りはほぼ消えていた。そして、パソコン作業を減らすことで目の疲れ、頭痛もほとんど消えた。だが、首の痛みは続いた。4月下旬から日頃の姿勢を良くするようにした。それで、首の痛みも軽くなった。
 軽くはなったけど痛みは残っている。痛みは時々強くなって鬱陶しい。首だけでなく、腰の痛みも時々強くなって鬱陶しい。「この痛みが忘れられるなら・・・」と酒に溺れたらアル中になるだろうと思い、3日に1回の休肝日を守り、動肝日の酒量も減らし、タバコも1日3~4本に減らし、整体師に勧められた正座での瞑想を増やしている。
     

 「この痛みが忘れられるなら・・・」と別に思い付いたのがサロンパス。根本的な治療にはならないだろうけど、たぶん、一時は忘れられるはず。
 サロンパスは子供の頃、祖父母がよく使っていて、腰や肩、背中によく貼ってあげていた。私自身も、中学高校の頃は体育系部活にいたので、筋肉痛の時は使っていた。いや、高校生になるとエアーサロンパスを使っていたと覚えている。何故?・・・お年頃の高校生は、体にサロンパスを貼るのはカッコ悪いと感じていたからであろう。

 さて、サロンパスから昔の薬があれこれ思い浮かんだ。オジサンと呼ばれる年齢になってからは薬嫌いとなった私だが、それまでは薬をよく利用していた。サロンパスだけでなく、お腹が痛いと正露丸、風邪を引けばカイン、頭痛いとバファリン。
 1972年5月の本土復帰以前の沖縄、米軍施政下であっても沖縄の文化は概ね日本文化であった。話す言語は日本語、テレビ番組は概ね日本のテレビ番組、本屋に並ぶ書籍もレコード屋に置いてあるレコードも概ね倭国のもの。私もエイトマンや鉄腕アトムを観ていたし、少年マガジン、少年サンデーを読んでいたし、グループサウンズや石原裕次郎、美空ひばり、江利ちえみ、フランク永井など和製を聴き、そして、薬も和製だった。
 子供の頃私が使っていた薬は他に、オロナイン、ムヒ、リバテープ、ヨードチンキ、アカチンなど覚えている。オロナイン、ムヒは今でも使っている。両者は私の部屋にある数少ない薬。リバテープ(と我々世代のウチナーンチュは言う)は、大学進学で東京へ出てそう言ったら「何それ?」となったものの1つ。怪我した時に傷口に貼り付ける絆創膏のようなもの、「あー、バンドエードのことね」となった。これも私の部屋にある。
 ヨードチンキ、アカチンは傷口に塗る消毒液のようなもの。これを塗っておけば恐ろしい破傷風にならずに済むと言われ、腕白でよく怪我をしていた私は頻繁に使っていた。ちなみに、正露丸は虫歯にも使っていた。虫歯の穴が開いた個所に正露丸を詰めた。
     
     

 以下はネット(主にウキペディア)で調べたもの。
 サロンパス、貼り薬、1934年販売。
 バファリン、鎮痛・解熱剤、1963年販売。
 正露丸、胃腸薬・止瀉薬・虫歯の痛み止め薬、1904年販売。
 カイン、かぜの諸症状、販売年不詳。
 オロナイン軟膏、1953年販売。
 ムヒ、虫さされ,かぶれ,湿疹など、1947年店頭、薬局販売。
 リバテープ、絆創膏、1960年販売。
 ヨードチンキ、消毒剤、アカチンに対しヨーチンと呼ばれる。1970年代以前に販売。
 アカチン、赤いヨードチンキという意、ヨーチンより殺菌効果は緩い。

 以上書きながら子供の頃を思い出し、懐かしい気分になる。飲み薬なんてもう20年はご無沙汰だ。なお、「この痛みが忘れられるなら・・・」とサロンパスが思い浮かんだが、今もなおサロンパスは使っていない。2ヶ月ほど前偶然教えてもらったセッコツソウという薬草、葉を煎じて服用すれば膝痛、腰痛に効くらしいが、葉を潰して酒と酢を加えて塗り薬にもなり、それを患部に塗れば痛みが和らぐとのことで、それを使っている。
     

 記:2019.6.3 ガジ丸 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行