ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

オリヅルラン

2017年07月30日 | 草木:草本

 妄想癖のある私は、科学では証明できないような不思議なことは大好きで、UFOも宇宙人も、幽霊も雪男も、ネッシーもカッパも、いてくれると楽しいななどと思っている。
 妄想癖のある私は、その反面、科学も大好きで、数学や物理のように理詰めでものを考えるのが特に好きで、だから、UFOも宇宙人も、幽霊も雪男も、ネッシーもカッパも理屈に合わないようであれば、その存在を信用しない。好きだけど、信じていない。
 お守りとか、迷信の類も信じていない。生まれてこのかた、貰い物はあるが、お守りの類を一度も買ったことが無い。他人から譲り受けて、バックミラーにお守りがぶら下がっている車をぶつけたことはあるが、自分で買って、お守りを一切つけてない車をぶつけたことは一度も無い。西枕とか北枕とかも気にしていない。11年間、西枕で寝ている。
 そんな私だが、気持ちを込めたモノにたいしては、その気持ちがモノの中に存在しているであろうってことは信じている。

 私たち沖縄人は小さい頃から沖縄戦の悲惨さを教わってきた。学校の先生だけでなく親や親戚や、あるいは地元のテレビ局で放送される番組などを通してだ。だから私は、沖縄戦がいかに悲惨であったかということがまるで実際に体験したかのように心に刷り込まれている。しかし、三年前の夏のある日、「俺は沖縄戦の悲惨は知っているけれど広島や長崎の悲惨を知らない」ことに気付いた。「原爆ドームを観に行こう」と思いつき、その年の秋、広島へ行き、そして、長崎のことも知っておこうと翌年の秋、長崎へ行った。
 資料館、祈念館、モニュメントの前などには千羽鶴が飾られてある。修学旅行の生徒達が先生に言われ「面倒臭ぇなー」と思いつつ折ったものであろうと思われた。が、それは呑気なオヤジの浅はかな考えだった。資料館に入ると中で数人の女子中学生が鶴を折っていた。彼女たちの顔は、祈る顔であった。資料館を巡って、深く心を痛めたのだろう。真剣な顔をして鶴を折っている。一人一羽ではなく、できた鶴を箱に入れると、また、次を折る。その折鶴には確かに心がこもっている、とはっきり感じたオジサンであった。
 そんな少女たちの優しい心に、我が心も温かくなったオジサンではあったが、自分では一羽の鶴を折ることも無く、その場を去り、我が胃袋をも暖かくしてやろうと思い、飲み屋に向かった。まったく、いい加減で、呑気なオヤジなのであった。

 観葉植物として人気のあるオリヅルランは、その折鶴に名前は由来している。漢字で折鶴蘭と書く。名前はそうなっているんだが、オリヅルランは平和や優しさの象徴とはなっていない。もし、そうしておけば、沖縄の平和祈念公園などにたくさん植えられて、もっとメジャーな植物になったであろうに、オリヅルランには残念なことなのであった。
 
 オリヅルラン(折鶴蘭):鉢物・地被
 ユリ科の多年草 原産分布は南アフリカ 方言名:無し
 葉の間から茎を長く伸ばし、その先、または途中から下に気根を出し、上に葉を出して新しい株となる。このように根、葉を発生する茎のことを園芸用語でランナーと言うが、ランナーは1つの株からいくつも出て、気根が地面に着くと、そこに根を張り株が増えていく。白い小さな花がそのランナーの所々に咲くが、斑入りの葉がきれいで、垂れ下がるように伸びたランナーの姿もかわいくて、花はあまり観賞の対象とはなっていない。
 広辞苑によると、「伸びた茎の先の新株が折鶴に似る」とあって、そこから折鶴欄という名前になったと示唆されている。葉は鶴の羽だが、何本も伸びた根は鶴の足?まあ、折鶴に似ているかどうかはともかく、前述のようにランナーの先で宙に浮いた小株は見た目かわいい。小株を切り取り、別に植えることで、簡単に増やすことができる。
 
 花
 
 斑無し
 
 斑無しの花

 記:島乃ガジ丸 2005.2.27 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


オシロイバナ

2017年07月30日 | 草木:草本

 禁酒法なんていう法律が85年ほど前のアメリカにあったが、死んでも酒が飲みたいという欲求を持つ人間があまたいたようで、密造酒が蔓延り、結果的にはギャングの犯罪を助長し、金稼ぎの源になるという悪法となった。法律は13年後に廃止された。
 酒が無ければ人生楽しくない、と思う男は多かろう。そんな男どもにとっては、禁酒法なんて、あってはならない法律なのである。酒無くして何の人生なのである。

 酒が無ければ人生楽しくない、と思う女は、男に比べるとだいぶ少ないに違いない。女にとっては禁酒法より禁粧法(化粧品を作ることを禁じ、化粧することを一切禁止する法律)の方がきついかもしれない。スッピンで外に出て、人に会う。特にイイ男のいる前に出るなんてことは死んでも嫌、と思っている女はあまたいるに違いない。
 一、二、三で一斉に化粧を禁止する。そして、世の女性の全てがスッピンのまま日常の生活を送る。皆がスッピンだから平等であり、スッピンも恥ずかしくない。そうなれば、化粧品にかかる金が節約でき、化粧にかかる時間も節約できて、世の中のためになると思うが、・・・まあ、それは無理というものであろう。化粧したいという欲求は女(に限らず、ある種の男にも)にとって、酒が飲みたいという男の欲求をはるかに上回る強さがあるに違いない。すると、やはり、密造化粧品が蔓延るということになる。

 密造化粧品は値段が高い。貧乏な人々は、その辺りにある自然の化粧品を使うようになる。どこにでも生えて雑草扱いされることもあるオシロイバナが、そうなると俄然人気者になる。昔から白粉(おしろい)に用いられていて、その名もついているのだ。外ではスッピンで過ごし、家に帰ってから、オシロイバナの白粉で密かに化粧を楽しむ人々が増えることであろう。夜、あちこちの家の中で、オシロイバナパーティーが開かれる。
 
 オシロイバナ(白粉花):花壇
 オシロイバナ科の多年草 原産分布は熱帯アメリカ 方言名:ユサンディバナ
 高さは80センチから1メートルにまでなる、繁殖力の強い草花。花壇用の草花として栽培されていたものが野生化して、雑草のように扱われたりする。花は一日花、夕方から朝方にかけて開く。そのことから別名としてユウゲショウ(夕化粧)という名がある。形は漏斗状、色は黄・紅・白など。品種によっては微香がある。夏から秋にかけて咲く。
 広辞苑によると「果実は黒く熟し、中の白粉状の胚乳をおしろいの代用にした。」とある。で、名前がオシロイバナ、またはオシロイグサ。
 
 花
 
 黄花

 記:島乃ガジ丸 2005.9.12 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行


オオホザキアヤメ

2017年07月30日 | 草木:草本

 外食でカレーライスを食ったのは、5、6年前、友人のNに誘われて、東京の国分寺にあるカレーの専門店に行って以来、無い。その前10年ばかりもたぶん、無い。
 カレーが嫌いというわけでは無い。家ではレトルトのものや、自分で作ったりしてたまに食べている。自分で作るのはグリーンカレーやイエローカレーなど、ココナッツミルクの入ったカレーで、レストランや大衆食堂にあるものとはちょっと違う。レトルトのものはレストランなどでよく見る普通のカレーであるが、いずれにしても、私はそれらの付け合せに福神漬けを用いない。甘酢漬けのラッキョウも用いない。福神漬けや甘酢漬けのラッキョウは、漬物としては、私の好みに入っていない。カレーを食べる時の、私の付け合せは概ね、糠漬けか浅漬け、ラッキョウなら塩漬けの島ラッキョウとなっている。
 甘酢漬けのラッキョウはその甘さがちょっと苦手で、福神漬けは主張しすぎる味の濃さをちょっと苦手としている。たまに(年に1、2回)買う市販の弁当の中に福神漬けが入ったりしているので、年に1、2回は福神漬けを食っている。甘酢漬けのラッキョウは食べる機会が無い。前に食べたのはいつだったか、もう記憶にも無い。

 それにしても、福神漬けとは面白い名前である。今回紹介するオオホザキアヤメの別称がフクジンソウだと知って、福神漬けを思い出し、ついでに調べた。福神とは福の神のことで、正月に出てくる七福神も含まれる。福神漬けは、7種の野菜を用いた漬物であることから、「七福神になぞらえて名づけられた」(広辞苑)とのこと。
 
 オオホザキアヤメ(大穂咲菖蒲):鉢物・添景
 オオホサキアヤメ科の多年草 東南アジア原産 方言名:なし
 アヤメと名が付くが、アヤメ類はアヤメ(Iris)科で、本種はオオホサキアヤメ科(以前はショウガ科)なので、全体的にはアヤメ類よりも、ショウガ科の、例えばウコンの方により似ている。ただ、花はアヤメに似ていると言っても、そう遠くは無い。穂に咲くのでホザキ、花が大きめなので、オオホザキアヤメという名前であろう。
 『沖縄植物野外活用図鑑』にはショウガ科とあったが、念のためと、ネットで確認したら、今はオオホザキアヤメ科に分類されているようだ。
 フクジンソウという別名があるが、福神草なのか福人草なのか不明。福神は「財物にめぐまれるしあわせを授ける神。ふくのかみ。」(広辞苑)のこと。福人は「裕福な人。」(〃)のこと。白い花が福の神に見えるのか、金持ちに見えるのか、これも不明。
 高さは150センチほどになる。花は苞葉の先に窮屈そうな付き方をしているが、大きくて目立つ。白い花。開花期は5月から10月。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2007.4.24 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行


オオベニウチワ

2017年07月30日 | 草木:草本

 今回紹介する植物オオベニウチワ、この実物を、私はこれまでに何度も見ている。しかしながら、その和名がオオベニウチワであることは、今回調べて知った。おそらく、多くの人も私と同じだと思う。オオベニウチワはアンスリュームのこと。アンスリュームと言えば、「あー、なーんだ、それのこと。」となるであろう。
 今回別項で紹介する植物ササウチワ、この実物もまた、私はよく知っているが、その和名がササウチワであることは、今回調べて知った。これはスパティフィラムのこと。これも多くの人にとって、「あー、なーんだ、それのこと。」となるであろう。
 私は、国粋主義者では無いが、日本が大好きである。一部を除いた概念の日本人が大好きであり、日本の風土が大好きである。そして、日本語も(他国語は知らないが)大好きである。なので、植物の名前なども、なるべくその和名で覚えたいと思っている。

 これまで、このHPでたくさんの植物を紹介しているが、英名(または学名)は知っているが、和名は知らなかったというのものもいくつかあった。今回のオオベニウチワ、ササウチワもその中に含まれることになる。それにしても、オオベニウチワとササウチワ、何て良い名前なんであろうと思う。名前からその姿が想像できるでは無いか。アンスリュームやスパティフィラムではこうはいかない。日本語万歳。
 
 オオベニウチワ(大紅団扇):鉢物
 サトイモ科の多年草 コロンビア原産 方言名:なし
 アンスリュームという名で有名。アンスリュームは学名の属名Anthuriumから。和名の大紅団扇は紅団扇が広辞苑にあり、「アンスリウムの和名」とのこと。苞が紅色で団扇のような形をしているところからきている。『原色観葉植物写真集』を見ると、紅団扇と大紅団扇は種が違う。園芸店でよく見る鉢物のアンスリュームは大紅団扇のようである。学名は紅団扇がAnthurium scherzerianum、大紅団扇はAnthurium andraeanum L.。
 照りのある紅色の苞に観賞価値がある。その苞は仏炎苞(ぶつえんほう)と特別な名前があり。「肉穂花序をつつむ大形の総苞。ミズバショウ・テンナンショウ・サトイモの苞の類。」(広辞苑)とのこと。その開花期は周年。
 高さは1mほどになる。長い葉柄の先に長さ30センチほどの大きな葉をつけ、葉にも照りがある。観葉植物として、苞だけでなく葉も鑑賞される。苞の色が白色になるものなど、園芸品種も多いとのこと。なお、ベニウチワは本種に比べ苞は小さく、葉は細い。
 高温多湿を好み、真夏の直射日光は嫌う。

 記:島乃ガジ丸 2007.3.20 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行


オオキンケイギク

2017年07月30日 | 草木:草本

 先日(10月11日~15日)の北海道の旅で、15種類くらいの日本酒を私は飲んでいるが、日本酒は大好きなのだが、どの銘柄がどんな味なのかは全く覚えていない。日本酒は、さっぱりとして旨い酒、まったりとして旨い酒、さっぱりとして不味い酒、まったりとして不味い酒の概ね4種に私は分けて感じている。どの酒がどの程度さっぱりしていたか、まったりしていたかはほとんど記憶に無い。どうも私は、物事の細かい違いを記憶するのを苦手としているみたいである。
 というわけで、これまでにたくさんの植物を紹介していて、今さらこう言うのもなんだが、紹介した植物の半分くらいは忘れている。先日、枝葉の写真を見せられて、「この植物の名前を教えてください」と尋ねられたが、答えることができなかった。それは、難しい植物では無かった。私もよく知っている木であった。ただ、その枝葉の色形が私の記憶から消えてしまっていたのである。よく知っている植物でもそう。
 草本類にキク科の植物は多くあり、どれも似たような花をしている。写真を撮って、調べて、「おー、これはオオキンケイギクというのであるか」とその時は喜んで、頭の中に入れるのであるが、これなどは今まで全く知らなかった植物である。しかも、似たような花がいくつもある。きっと、数日後には記憶から消えていることであろう。
 将来は「物知り爺さん」となって、周りの人たちの尊敬を得ようとの野望を持って、このHPを始めたのであるが、どうもその達成は危ういのである。
 
 オオキンケイギク(大錦鶏菊):花壇
 キク科の多年草 北アメリカ原産 方言名:なし
 キンケイ(錦鶏)は「キジ目キジ科の鳥。中国原産。・・・雄はことに美しく頭上に黄金色の冠羽を戴き、・・・」(広辞苑)のこと。その美しい黄金色の冠羽に花を見立ててキンケイと名が付く。同属にキンケイギクという種もあって、本種はそれより花が大きいため。オオ(大)が付き、オオキンケイギクという名前。
 文献に「橙黄色」とある花は、私には鮮黄色に感じられるが、直径5センチ前後と大きく、群れて咲くので、どちらにしろよく目立つ。開花期については資料が無く、正確には不明だが、文献の写真は4月、私が見たのは5月、ということで、春としておく。
 高さは30~70センチ。栽培されたものが流出して野生化したものもあるとのこと。 
 
 花

 ついでに、キンケイギク。
 キンケイギク(錦鶏菊)
 キク科の一年草 アメリカ原産
 オオキンケイギクは多年草だが、こちらは一年草。
 高さ60センチ内外。花は周囲が黄色で中央部は紫褐色。

 今週、別項で紹介しているハルシャギクも上の2つと同属。で、学名を載せておく。
 オオキンケイギクCoreopsis lanceolata L.
 キンケイギクCoreopsis drummondii
 ハルシャギクCoreopsis tinctoria Nutt.

 記:島乃ガジ丸 2006.10.29 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行