ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

薬になる庭の食物1:全般

2019年01月30日 | 飲食:加工品・薬草・他

 平和運動家で薬草研究科の知人Hさんに「薬草表を作ってくれないか」と頼まれたのは昨年(2018年)6月、「老人クラブの仲間たちのため」ということで、「薬草の名前を五十音順に1つずつその効能を書いて写真を載せた表が欲しい」という要望。頼まれてから4ヶ月ほど経った10月末にやっと、その要望を概ね満たした冊子をHさんに差し上げることができた。しかし、その内容は私自身も不満であったが、Hさんからも合格は得られなかった。以前に他の年配の方に意見を伺っており、その方の「こうした方がいいんじゃないの」という意見をHさんに語ると、「それがいいかも」とのお答え。

 「こうした方がいいんじゃないの」の内容は「効能別に薬草を紹介する」ということであった。で、以後その方向で薬草表を作り直す。ところが、薬草の数が多すぎ(300種近く)て時間がかかる。1種の薬草の、科名、方言名、別名、採取時期、採取場所、使用方法、加工方法、効能、含まれる薬効成分などエクセルの表に書き写していく、それが300種近く。パソコン画面を見続けていると目が痛くなり、肩が凝り、頭痛もしてくるので長く続けては作業ができず、休憩時間もしだいに長くなり、作業は捗らない。
 であったが、12月半ばにやっと入力作業終了。終了した頃に私は薬草関連の書籍を5冊以上は読んでいた。5冊以上の本を読んで「薬草は摂取法、摂取量など正しい知識がなければ危険な場合もある」と解る。摂取量によっては毒になるものもある。素人の私が生半可な知識で薬草を他人に勧めるのは、「簡単にはできないぜ」と思うようになった。

 ということで、「こうした方がいいんじゃないの」の内容はさらに変わる。「樹皮や根を使って、干して乾燥させて、長い時間煎じて」といった手間のかかるものは、手間がかかる分だけ薬効が強くなると思われ、薬効が強いものは危険と思い、除く。普段目にしない、薬草園などへ行かないと手に入らないといった、入手難であるものも除く。
 で、その結果、私が選んだものはそんじょそこらにある野菜や果物となった。そんじょそこらにある野菜や果物で健康に良いもの、・・・というか、ほとんどの野菜や果物は何かしらの栄養があり、健康に良いものばかり、で、それだけでも100種となる。
 100種を1枚の表にするのは無理、元々、表にするなら数枚になるかもと思っていたが、100種はあまりに多すぎる。ということで、冊子ということになった。

 1月23日の午後、Hさんに会い、完成した冊子を見せ、合格を頂き、それを差し上げて半年以上も費やした薬草表(結果は冊子)作りは終了・・・ではない。危険性が無いということであればハーブティーみたいな軽い飲み物(薬草茶)や、火傷、肌荒れ、切り傷などに効く塗り薬もいいのではないかとの意見もあって、それらも作ることにした。
 ということで、今回完成したのは「身近な薬草ガイドその1:野菜果物」とし、今後、その2、その3を追加することにし、今、手掛けている。実物を探し写真を撮らなきゃならないので、全ての完成にはあと半年はかかるだろうなぁ・・・でも、楽しみ。
     
     
     

 記:2019.1.30 ガジ丸 →沖縄の飲食目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行 


賛否の勝負はこれから

2019年01月28日 | 通信-沖縄関連

 辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票、建設反対である知事側が「賛成か反対」の二択での投票を進めていたが、一昨日(1月25日)のラジオのニュースで、「どちらとも言えない」を加えた三択になったと聞いた。二択にして「NO」が多数だった場合、国に対する「辺野古新基地建設反対」という意思は強い力を持つかもしれないが、私は、いくらか譲歩してでも県民多数の投票参加を望んでいたので、今回の決定には賛成。
 新基地建設によってどんな影響が沖縄の未来に起こるか、我が身に起こるか、それが良い影響なのか悪い影響なのかなどについて「分からない」、「良いのか悪いのかどちらとも言えない」という人は多くいると思われる。二択の場合、そういう人たちは棄権せざるをえない。私としては棄権が少ないことを望んでいる。少なくともウチナーンチュのほとんどが新基地建設には関心を持っていると期待したい。
 関心を持っているのであれば、辺野古新基地建設が沖縄の未来に及ぼす影響を語る人がいれば耳を傾けるであろう。いくつもの意見を聞いて、言っていることを理解し、誰の言うことが正しいかを判断し、自身の意見を持つ。などということは面倒だし、難しいことかもしれないが、そういったことを県民の多くが経験すれば、こんな素晴らしいことはない。そういった人たちのためにどちらの政治家も大いに語って欲しい。ただ、

 「新基地建設はきれいな海を埋立てる、ジュゴンの住む貴重な海が汚される」などという言い様は基地建設反対の理由としては本筋から離れていてインチキ臭い。基地建設反対派の方々には、新しく基地が造られることの意味をもっと真正面から語って欲しい。
 自民党の政治家がよく言う「原点は世界一危険だといわれている普天間基地の撤去であり、そのためには辺野古新基地建設は止むを得ない」という言い様もインチキ。「普天間基地早期返還のために辺野古新基地建設」はちっとも止むを得なくない。辺野古以外、少なくとも県外に普天間の代替施設を造ればいいだけのこと。
 辺野古新基地は海軍空軍が同居し、秘密裏(どんな兵器でも運ぶことができる)に原潜が出入りできる強力な軍事基地になるとのこと。私が米軍の立場であれば、アジア最大の米軍基地である嘉手納飛行場と近い場所にそんな強力な軍事基地は置かない。なんて、素人の私の考えなどは置いといて、「普天間基地撤去のための辺野古新基地建設」が何故止むを得ないのか正しく語って欲しい。何故辺野古なのかを正しく説明して欲しい。
     

 三択になって全ての市町村が参加し、ほぼ全ての県民が投票できるようになった。が、今のままでは「どちらとも言えない」票が多く出ると思われる。「どちらとも言えない」票が多くならないためには、私も含めだが、新基地建設によってどんな影響が沖縄の未来に起こるかを知らなければならない。もし、深い知識を持った方がそれを説明してくれるのであれば、街頭演説でもしてくれるのであれば、それはぜひ拝聴したいと思う。
 演説する方には、できれば心を込めて語って欲しい。ウチナーンチュだものというと語弊があるかもしれないが、おそらく、社会全体の明日のこと、沖縄の明日のことなどウチナーンチュの暢気者はあまり考えない。だが、暢気者はたぶん、考えることは苦手でも感じることは得意だと思う。だから、心に訴える瀬長亀次郎のような人が好き。カメジローさんのような政治家がいたならぜひ語って欲しい。賛否の勝負はこれからです。
     

 記:2019.1.28 島乃ガジ丸


ドゥーチュイムニー190127

2019年01月27日 | ドゥーチュイ18-19

 公園の散策 まさかこんなところの小さな池で 思いがけない出会い
 
 24日、末吉公園の小さな池で、目の前4~5mにカワセミがいた。


冬の花と蝶2:花

2019年01月26日 | 沖縄01自然風景季節

 去年(2018年)12月から始めた強め(軽めはそれ以前からやっていた)の筋トレのお陰か、1時期に比べると腰の痛みが軽くなっているのでこの1月は、1時間以上の散歩を多くやっている。7日から昨日25日までに9日間、あちらこちらの公園へ出かけ散策している。散策は腰のための運動でもあるが、私の趣味である自然観察でもある。
 ちなみに、散策場所の公園を少し紹介しておくと、
 吉の浦公園 中城村にあり家から車で20分 海浜
 末吉公園 那覇市首里にあり家から車で30分 森林
 西原運動公園 西原町にあり家から車で15分 隣接する農村公園は森林
 浦添大公園 浦添市にあり家から車で25分 森林

 海辺にある吉の浦公園では当然の事ながら海辺の植物を見る。オオジシバリ、キダチハマグルマ、ツルナ、ハマウド、ハマダイコン、ハマボッス、ホソバワダン、クサトベラ、モンパノキなどの花が咲いていた。山林の浦添大公園や末吉公園ではツワブキ、ハイキンゴジカ、ホトトギス、オオバギ、ククイノキ、タブノキ、テイキンザクラ、ネズミモチ、ヒカンザクラ、ベニツツバナ、ムラサキソシンカ、ヤブツバキ等の花が咲いていて、ナガミボチョウジ、ハゼノキ、イヌビワなどに果実が着いていた。
 民家の庭にはキントラノオ、サンダンカ、ベンガルヤハズカズラなどの花があり、公園の花壇にはパンジー、コスモスなどいろいろな草花が咲き乱れていた。
 これらの公園散策で多くの花を見、蝶を見、鳥を見ている内に「もうすぐ春だなぁ」と思い、「今年は暖かいからいつもより早いのかもなぁ」と思い、「いやいや、冬でも花が咲き蝶が飛ぶのは、南の島沖縄では普通だったっけ」と思い直し、「そういえば花のカーニバルって今頃の行事だったっけ」と思い出す。ネットで確認する。それによると、
 第36回 沖縄花のカーニバル2019
 開催日時     2019年1月19日(土)~5月6日(月)
 開催場所     沖縄県内各地
とあった。海洋博公園だけでなく、本部や名護の桜祭りなども含まれるようである。第36回であれば、私がまだ青春していた頃からやっていたわけだ。そういえば、私も若い頃に2、3度海洋博公園の蘭博覧会や本部八重岳の桜祭りへ出かけたことを思い出した。

 私の散策場所のサクラはまだ1~2分だが、名護や本部、今帰仁のヒカンザクラはもう五分咲きくらいだろうか、私は白に近い花色が好きだが濃いピンクも見応えがある。そして、花のカーニバルはサクラだけではない、あっちこっちでいろんな花が咲き、全県的な花祭りだ。ということは、沖縄の冬は花の季節といっていいのだろう。冬は雪景色でモノトーンの世界になるという地域の方はぜひ、カラフルな冬景色を楽しめる沖縄へいらっしゃい。と、沖縄県観光課に頼まれたわけではないけれど、宣伝しておきます。

 上記の草木は全て写真を撮り、その他アキノノゲシ、シロツメグサ、タンポポ、ツワブキなどの野草、キンレンカ、クササンダンカ、ニチニチソウなどの花壇草花の写真を多く撮ったが、数があまりに多いので、以下紹介するのはその一部です。
     
     
     
     
     
     
     
 以下、暖かい冬のせいか開花期とずれているが、今が盛りのように咲いていた花。
     
     
     
     
     

 記:2019.1.26 ガジ丸 →沖縄の生活目次

 参考文献
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行


冬の花と蝶1:蝶

2019年01月25日 | 沖縄01自然風景季節

 大学時代の友人2人が沖縄へ遊びに来ていて、1月7日、2人の要望で浜比嘉島へ車を走らせた。その日は晴れて1月とは思えない暖かさ、暖かいというより暑い。2人は「暑い、暑い」と言って、車に乗ってすぐに上着を脱いだ。私も脱いだ。
 浜比嘉島に着いて、公共の(らしき)駐車場に車を停めて、2人が名所を観光している間、私は近辺を散策する。散策していると海辺の植物であるハマウドやホソバワダン、ハマグルマなどの花が咲いているのに気づく。「冬の花だっけ?」と写真を撮る。
 写真を撮っている私のところへ名所観光を終えた2人が戻ってきた。その時、藪の中からオウゴマダラがひらひら飛んできた。「オウゴマダラが飛んでるよ」と言うと、何度も沖縄に来ているKは「あっホントだ」とすぐに気付く。オウゴマダラは大きい上、ゆったりと飛ぶので目に付きやすい。その前に私はモンシロチョウ、タイワンキチョウなどの蝶を目にしていた。「これだけ暖かいと蝶も春が来たと勘違いするのか」と思う。

 その時の1時間余りの散策で、腰に痛みが出なかったので「散歩は大丈夫かも」と自信を持って、その後、1月24日までの間に1時間以上の散歩を8回やった。8回とも公園の散策、海辺の公園、山林の公園とあちらこちら巡り、さらに多くの花と蝶を見た。
 花については野草を含めればわんさかあるので次回に譲るとして。
 蝶は上記3種の他アオタテハモドキ、アカタテハ、イシガケチョウ、ウスイロコノマチョウ、タテハモドキ、ツマグロヒョウモン、ツマベニチョウ、ツマムラサキマダラ、ヒメアカタテハ、リュウキュウアサギマダラ、リュウキュウヒメジャノメ、ルリタテハなど、これもたくさんいた。それらを見ている内に「そういえば、冬でも蝶が飛んでるのは毎年のことだったか」と思い直し、図鑑を開き、あるいは自分のブログを見て確認する。
 出現時期はそれぞれイシガケチョウ3~12月、オウゴマダラ3~11月、ツマベニチョウ3~11月、リュウキュウヒメジャノメ3~12月となっているが、参考文献は20年以上前の発行なので、温暖化が進んだ今はそれらが1月に飛んでいても不思議はない。その他はすべて出現時期が周年となっている、冬に出現する種は他にも多くあった。

 ここ最近の公園散歩で遭遇し、写真を撮った花は20種ほどになる。沖縄の冬は花の季節といっていいのだろう。花がいっぱい咲いているということは、その蜜を食い物としているチョウがいっぱいいても何の不思議もない。沖縄の冬は蝶の季節でもある。ということで、私自身の沖縄の自然に対する理解を深めるという意味で、冬の蝶を紹介したい。

 なお、昨日24日の末吉公園散策で珍しいものに出会った。ウラギンシジミかもしれない蝶。そして、鳥のカワセミ、カワセミは留鳥だが滅多に見ない。小さな池にいた。
     
     
     
     
     
     
     
     
     
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 記:2019.1.25 ガジ丸 →沖縄の生活目次