ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

テンジクボタン

2017年08月01日 | 草木:草本

 植物の名前には英語名、あるいは学名を和名にしたものも多いが、なるべく漢字表記のできる和名で紹介したいと思っている。漢字は一つ一つの字に意味があるので、漢字で表記された名前を見ると、それがどのようなものであるかを想像できることが多い。
 例えば、ササウチワ(笹団扇)、葉が笹の形、花が団扇の形だろうなと想像できる。スパティフィラムのこと。ヒゴロモソウ(緋衣草)は緋色の衣をまとったような花の付き方であろうと想像できる。サルビアのこと。モンテンジクアオイ(紋天竺葵)は、葉、または花に紋があり、天竺(インドのことだが南方全般も含む)から伝わり、葉、あるいは花が葵に似たものであろうと想像できる。ゼラニュームのこと。
 今回紹介するテンジクボタン(天竺牡丹)、天竺はゼラニュームと同じで天竺、または南方から伝わり、花の形がボタンに似ているのだろうと想像できる。ダリアのこと。じつは、このダリアもゼラニュームも、スパティフィラムもサルビアも、その名で有名で、漢字付きの和名はあまり有名では無い。私も、どれも調べて初めて判ったこと。
 漢字表記は見て判りやすいが、言葉そのものは覚えにくかったりする。ダリアなんて、ダリアというだけできっちり判る。短くて覚えやすいし、話も作りやすい。
 「むっ、妖しい気配、そこにいるのは○○○!」なんてね。お後がよろしいようで。
 
 テンジクボタン(天竺牡丹):花壇花卉として栽培
 キク科の多年草 メキシコ~グァテマラの原産 方言名:なし
 テンジクボタンとは聞き慣れない名前だが、ダリアのこと。ダリアはとても聞き慣れている。テンジクボタンのテンジク(天竺)はインドのこと、原産地は中米だが、ヨーロッパからインドを経由して日本へやってきたのかもしれない。花の形が牡丹に似ているのでボタンとつく。ダリアの由来は『沖縄園芸百科』に「スウェーデンの植物学者アンドレアス・ダールの名にちなんで」とあり、広辞苑にも同様の記述があった。
 古く(18世紀)からヨーロッパで栽培、品種改良が行われ、1985年発行の『沖縄園芸百科』によると「3万種以上」の園芸品種があるとのこと、それから25年も経った現在ではさらに多くの品種があると思われる。
 『沖縄園芸百科』には花形による大きな分類が紹介されている。デコラティブ種:25センチ以上の大輪になる。コラレット咲種:カラーと呼ばれる副弁がついている。カクタス咲種:八重咲き。アネモネ種:花弁の外側は平弁で、中心部は管状花。その他、ポンポン咲種、シングル咲種、ピーアニー咲種の7種がある。それぞれにまた、小さな形の違いがあり、色も赤・橙・黄・白・桃・紫などさまざまある。
 高さは1~2メートルほどになる。塊根という芋状の球根を春に植える。原産地が高原ということで、暑さには弱い。沖縄の夏では生育が衰えるとのこと。
 原産地メキシコの国花とされている。

 記:島乃ガジ丸 2010.11.20 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行


テッポウユリ

2017年08月01日 | 草木:草本

 私は5、6年前までテニスをやっていた。始めた頃は同級生が中心で、オジサン、オバサン同士でチンタラやっていたが、若い人たちが仲間に加わるようになり、しだいにチンタラはできないようになってしまった。「勝たなければ意味が無い」みたいな体育会系の雰囲気を持つようになって、楽しければいいじゃないかという気分のオジサンはついていけなくなった。体は疲れるし、楽しくないし、で、辞めてしまった。
 その時のテニスサークルは今でも健在だが、始めた頃のメンバーはもう二人しか残っていない。ただ、私が辞めた頃のメンバーがその二人を加えて8人ほどはいる。私の知らない人も8人ほどいる。知っている人も知らない人も混ぜて、年に1回か、あるいは2年に1回ほど、私は彼らと会っている。テニスでは無く、キャンプで。
 ベテランのダイバーであり、釣師でもあるMさん(彼も元テニス仲間で、私が辞めた後しばらくして彼も辞めた)は、キャンプにおける我らがリーダー。彼の号令でキャンプの有無が決り、場所もたいてい決り、そして、日時が決る。以前は夏も秋も冬もやっていたキャンプだが、この5、6年はゴールデンウイーク期間中となっている。
 場所は決って本島北部、ヤンバルと呼ばれている辺り。恩納村や本部町、今帰仁村などのキャンプ場、もしくはバンガロー、あるいはペンションなどとなっている。

 5月の始め頃のヤンバルには、山野に自生している白い花がその見頃を迎え、車の中からでも見事な景色を見ることができる。イジュの花も琉歌に詠われるほど美しい花だが、イジュはまだ咲き始めの頃で、一面を覆うほどには咲いていない。この時期、今が盛りと咲き乱れているのは、美人の歩く姿と喩えられている百合の花。沖縄産テッポウユリ。
 リュウキュウユリと別称がある通り、テッポウユリの原産地は琉球列島。これを基本種として日本やアメリカでいろいろな園芸品種が生まれた。アメリカではEaster lily(イースターリリー)と呼び、復活祭(イースター)に無くてはならない花となっている。復活祭は春分後の満月直後の日曜日に行われる祭事なので、3月の下旬。ちなみに(キリスト教徒ではないので関係無いが)、今年2005年の復活祭は3月27日にあたる。
 今日栽培されている園芸品種の多くは、イースターリリーもそうだが、自然栽培での開花は4月から6月となっている。自生のテッポウユリはそれらの園芸品種より少し早めの3月から咲き始める。が、栽培技術により開花を早くしたり、遅くしたりできる。イースターリリーは復活祭に合わせ、テッポウユリは正月に合わせたりする。だが、旬の食い物は旬に食うと美味い、のと同じように旬の花は旬に観るとより美しい。4月から6月のヤンバル路へ出掛ける機会があれば、ぜひ旬の花を楽しんでいただきたい。

 余談。恋も、旬の若い時の方が良い。冒険、有頂天、絶頂、ぬか喜び、挫折、奈落などなど、明日の向こうに何があるか分からないモノは食べ応えがある。それに対し、オジサンの恋は冷めた御飯みたいで、食べる前から後味まで予想がつく。それでも、無いよりははるかに増しというもの。美味しいものだと思い込んで口に入れたりするのである。
 
 テッポウユリ(鉄砲百合):花壇・切花
 ユリ科の多年草 原産分布は屋久島から琉球列島 方言名:ユイ、ユーガバナ
 別名リュウキュウユリ、サガリユリ、ツツナガユリとも言う。茎の先端につく白色の花が群がって咲く。花には芳香がある。球根や切花としても人気があり、販売されている。
 日当たりの良い、排水良好な場所でよく生育し、1本の茎からいくつもの花を咲かせてくれる。開花期は3月から6月となっているが、上述の通り、開花期は調節することができる。調節は球根の冷蔵処理による。宮古諸島で栽培が盛ん。
 本島北部の伊江島では毎年GWの頃、ゆり祭りが開かれる。島にリリーフィールドという名の公園があり、その名の通り、一面テッポウユリの花が咲き誇る。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2005.2.27 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


トキワツユクサ

2017年08月01日 | 草木:草本

 先月の四国の旅で、松山にある山頭火の晩年の住まい「一草庵」を訪ねた。一草庵の、その名に似合わないアルミ製の門扉は閉じられてあったが、「勝手にお入りください」と書かれてある看板も無かったのだが、扉を開けて、勝手に入った。
 建物の周りをぐるりする。裏手の、あまり手入れがなされてない花壇のような場所に、ずっと探していた植物を見つけた。ツユクサである。
 ツユクサは、ツユクサ科のツユクサである。ツユクサ科の代表みたいなものである。ぜひ紹介しなければと、前に同じ仲間のホウライツユクサを紹介した時から思っていた。ところが、私の生活する周辺にツユクサが見つからない。一草庵で偶然ツユクサを発見したのだが、ホウライツユクサを紹介してから1年が経っていた。
 今週、この頁の2種と別頁のハカタガラクサを合わせ、ツユクサ科を3種紹介しているが、それぞれ属が違う。
 ツユクサCommelina communis
 トキワツユクサTradescantia fluminensis
 ハカタガラクサZebrina pendula Schnizl
既に紹介済みのツユクサ科2種(雑草扱い)はツユクサと同属。
 ホウライツユクサCommelina auriculata Bl.
 シマツユクサCommelina diffusa Burm.f.
 
 トキワツユクサ(常盤露草):地被・観賞用鉢物
 ツユクサ科の一年草 南アメリカ原産 方言名:なし
 参考にしているどの文献にも記載が無く、私も見たことは無いので、沖縄に自生は無いと思われる。写真は一草庵(山頭火の終の棲家)にツユクサと同じ場所にあったもの。
 別名をノハカタカラクサというらしい。野と付くと、ハカタガラクサより野生的なという意味に取れるが、葉にハカタガラクサのような模様が無く、観賞価値が低いということなのかもしれない。でも、花はこっちがきれい、だと私は思う。
 元々は園芸植物として導入されたようだが、後に野生化して野原道端で普通に見られるようになった。茎の節から根を出し、横に広がっていく。花色は白、5~7月に咲く。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2006.7.31 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行


ツワブキ

2017年08月01日 | 草木:草本

 久高島にはツワブキも多くあった。久高島に限らず沖縄のどこででもツワブキはよく見かける。種がどこかから飛んできて自然に生えたりするので雑草のようでもあるが、葉も花もきれいなので、雑草としては扱われない。人も植物もきれいなものは得なのね。
 鹿児島の友人は、「ツワブキは美味しいよね」と言うが、沖縄にはどこにでもあるツワブキなんだが、私はしかし、食ったことが無い。「食べたことないなあ」と応じると、「え、勿体無いなあ。鹿児島では毎年ツワブキを採りに山へ行ったりするよ。」と言う。
 勿体無いのかどうか、後日、従姉に訊いてみた。従姉は福岡、熊本、長崎と九州にも永く住んでいたことがあって、「そうねえ、向こうにはあったわねえ。でも、沖縄のはアクが強いらしくて、あまり食べないみたいだねえ。」とのことだった。
 調べると、九州に自生しているものはツワブキの変種のオオツワブキで、鹿児島の友人が食べているのはたぶんこれ。沖縄に自生しているものもまたツワブキの変種で、これはリュウキュウツワブキと言う。ツワブキは南の強烈な陽射しに当たって、「いったい、何だって、こんなに熱いんだ!」と腹を立てて、きっとアクが強くなったのであろう。
 
 ツワブキ(石蕗):草本
 キク科の多年草 分布は関東以南、台湾 方言名:チーパッパー
 半日陰の適潤地でよく生育するとあるが、丈夫な植物で、直射日光の下でも問題ない。ただし、植え付けてから暫くは潅水に気をつける。葉が大きいだけに乾燥しやすい。
高さ60cmほどにまで花茎を伸ばし、上部に黄色の花をたくさんつける。幅の広い緑の葉に鮮やかな黄色が映え、きれい。種はタンポポのような綿状で、春、フワフワと風に乗って飛んで行き、あちこちから芽を出す。辺り一面ツワブキだらけなんてこともある。よく見かけるナンクルミー(自然発生)する植物の一つ。花期は12月から2月。
 煮物として出されるフキとは別属だが、ツワブキもその葉茎を食用にするということについては、上述の通り。沖縄では飲み屋さんでもツワブキ料理を見かけない。

 記:島乃ガジ丸 2004.12.24 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


ツユクサ

2017年08月01日 | 草木:草本

 今年(2011年)梅雨の明けた6月中旬から、私は早起きをしている。目覚ましは4時半にセットしてあり、だいたい4時45分までには起きている。目覚ましをセットしない日でもだいたい5時半までには目を覚ましている。何だか年寄になった気分だ。
 早起きして、長いこと拝んでいなかった朝日を日常的に見るようになり、「春はあけぼの・・・夏はつとめて・・・」などと枕草子の冒頭なども思い出す。「早起きはオジーになる道でもあるが、風流を感じる人になる道かもしれない」などと思う。

 早朝に畑に着く。畑には野菜の他、果樹や庭木などの樹木も多くある。雑草も多く生えている。それらたくさんある植物は葉をつけている。葉の数はもう天文学的(オーバーか?)な数字になると思われるが、それらの葉にはきっと朝露が載っている。
 木の葉、草の葉の朝露が、朝日の光を浴びて光っている、それはきっと美しく、それを美しいと愛でることは風流ではないか、と思うようになったのは、実はつい最近。朝早く畑に行くようになってから二ヶ月も過ぎた8月中旬のこと。
 そうと気付いてからは早い。さっそく翌朝、畑へ着いて、農作業を始める前に朝露を探す。すぐに見つかる。葉の朝露が、朝日の光を浴びて光っている。ところが、「うーん、これを美しいと思うか?」と思う。風流を解するにはまだ修行が足りないようだ。

 ツユクサはたぶん、梅雨のツユでは無く露のツユ。古の風流人が風流な名前を付けたのであろう。いかにも朝露の似合いそうな風情はある、と無風流の私も思う。
 
 ツユクサ(露草):下草
 ツユクサ科の一年草 日本全国に分布 方言名:不詳
 名前の由来については資料が無く不明。その昔、ツユクサの葉に光る朝露を見た風流人が、「これは美しい、この草を露草と名付けよう」となったのかもしれない。
 私が参考にしている沖縄の植物を紹介している文献の、そのどれにも本種は記載されていない。ただ一つ、『琉球弧野山の花』にあったが、その写真は奄美のものである。というわけで、沖縄に自生は無いものと思っていた。しかし、今年(2011年)夏、与那覇岳の入口で出会った。元々あったのか、奄美から入りこんだのか不明。沖縄の植物の本に載っていないので方言名も不詳だが、シマツユクサはナンドゥルーと言う。
 畑地や庭、道端などに生える。茎は根元から多く分枝して、茎の所々から根を出して地面を這い広がる。茎の先は斜めに立ち上がり、高さは30センチ程になる。
 花は蝶形をしていて青色、茎の先端に着く。開花期は初夏から秋。若葉は食用になるとのこと。変異が多く、花弁の白いのもあるとのこと。
 
 花
 
 倭国産

 記:島乃ガジ丸 2011.8.10 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行