ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ノシラン

2017年08月01日 | 草木:草本

 末吉公園には川が流れている。その上流にある滝見橋の近辺にヤブランを大型にしたような植物が数株あって、数年前から気付いてはいたのだが、「ヤブランがあんまり歳取って大きくなったもの」と判断して、特に注視することはなかった。
 それが、一昨年の冬、ふと、その植物に目をやると、実を付けていた。その実がヤブランとは異なっていた。で、写真を撮り、調べる。ノシランであった。
 「そうか、野生のシランであったか、しかし、シランとは全く似ていないなぁ。」と私はいつものように早合点する。ノシランのある辺りは木が鬱蒼と茂っていて昼間でも薄暗い。そんな中、フラッシュ無しで撮った写真はボケボケであった。「また撮りに行けばいいや」と思いつつ、忘れて、結局、撮り直したのは1年後。その間ずっと、ノシランを野生のシラン、野紫蘭だと勘違いしたまま。
 ノシランは野紫蘭ではなく、熨斗蘭と書き、シランの仲間ではなく、見た目通り、ヤブランと同じユリ科(属は別)であった。
 職場にあるヤブランの花が今(9月)満開である。ならば、ノシランもと思って調べると、ノシランの開花期は7月から9月とある。「もう9月も下旬になる、すぐに花の写真を撮りに行かなくちゃあ。」と思い立って、シルバーウィークの初日、末吉公園へ出かける。滝見橋の近辺にあるノシランの数株、その内の1株に花は残っていた。
 
 ノシラン(熨斗蘭):添景・根締め
 ユリ科の多年草 東海地方以西~沖縄などに分布 方言名:シギ
 『名前といわれ野の草花図鑑』に「花の形が熨斗に似ていることからついた名前」、及び「蘭は、葉が似ているから」とあった。おそらくその通りであろう。熨斗とは「のしあわびの略。方形の色紙を細長く、上が広く下の狭い六角形に折り畳み、その中に熨斗鮑(後には紙で代用)を小さく切って張り、進物に添えるもの。」(広辞苑)で、熨斗袋のノシ。のしあわびとは「アワビの肉を薄くはぎ、引き伸ばして乾かしたもの。」(同)
 方言名のシギについては不明。ヤブランの方言名も同じくシギとなっている。本種とヤブラン、同科だが別属であり、花の形、実の色形が違う。だが、花の付き方、葉の出方、葉の形がほぼ同じでよく似ている。ウチナーンチュにとっては同じものとなる。
 高さ30~70センチ、葉の長さは30~80ていど、根元から多く出す。葉脇から30センチていどの花茎を出し、白色の花を穂状に多くつける。開花期は7~9月。
 『沖縄植物野外観察図鑑』に、「果実は楕円形で碧色に熟する。」とあったが、碧色がどいう色なのか私のイメージに無い、で、広辞苑、「深みのあるあおいろ。青緑色。」とのこと。それならば確かに、春の実は青みがかっていた。
 海岸付近や林などに生育。沖縄では石灰岩地帯の樹下に多いとのこと。ちなみに学名、
 本種はOphiopogon jaburan (Kunth) Lodd.
 ヤブランはLiriope muscari (Decne.) L.H.Bailey.
 シランはラン科で、Bletilla striata Reichb.
 
 花
 
 12月の実
 
 3月の実

 記:島乃ガジ丸 2009.9.19 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行


ニチニチソウ

2017年08月01日 | 草木:草本

 ウチナーグチ(沖縄口)では、犬のことをイン、猫のことをマヤーという。犬や猫のことをカワイく呼びたいときは、語尾にグヮーをつけて、イングヮー、マヤーグヮーなどという。犬ちゃん、猫ちゃんといったような意味となる。“ちゃん”と同様に、グヮーも犬猫だけでなく他の動物、植物、モノ、人の名などにつけることができる。藍ちゃんはアイグヮー、裕ちゃんはユウグヮーとなる。ウチナーンチュにとって酒はとてもカワイイものなので、「でぃっか、サキ(酒)グヮー飲みに行か」などと使ったりもする。
 グヮーは漢字で書くと小。カワイイもの、小さいものを表す。これを目上の呼称に使うと、今度は軽蔑のニュアンスが加わることになる。ウスメー(おじいさん)やハーメー(おばあさん)にグヮーをつけると、それぞれジジイ、ババアという意味になる。
 「サキやマーウティ飲むが(酒はどこで飲もうか)?」
 「ワン(私の)ヤー(家)グヮーんてぃ飲ま」といった会話で使われるヤーグヮーは、“小さな家”ということになる。“拙宅”、“侘び住まい”といったニュアンスもある。
 “小”は中国語でも使う。もちろん、向こうの方がはるかに歴史が古いので、おそらく沖縄の“小”は中国語を真似たのであろう。中国語では“シャオ”といった風な発音となり、よく知っている子供や若い女性を呼ぶときに「小林(シャオリン)」、「小王(シャオワン)」、「小陳(シャオチン)」などと使う。中国ではこのように、姓名の名では無く、姓のほうにつけるらしい。陳さんとこのかわいい子、といった感じになるのかもしれない。

 植物のニチニチソウ、ウチナーグチ(沖縄口)ではカジマヤーグヮーという。カジマヤーは風車(かざぐるま)のことで、植物ではクチナシのことを指している。クチナシの花を風車(かざぐるま)に見立ててのこと。ニチニチソウの花がクチナシの花に似ているというわけでは無いが、ニチニチソウそのものは風車(かざぐるま)に似ているといっても間違いではない。AはCに似ていて、BもCに似ているが、AとBはさほど似ていない、というのはよくあること。ニチニチソウの花はクチナシのそれに比べてずっと小さい。よって、小さな風車(かざぐるま)といった意味で、カジマヤーグヮーとなっている。
 
 ニチニチソウ(日日草):花壇
 キョウチクトウ科の一年草 原産分布は西インド 方言名:カジマヤーグヮー
 広辞苑でニチニチソウは一年草とされている。が、職場のニチニチソウはもう何年もそこにあって、花を咲かせている。『沖縄園芸百科』に「暖かい沖縄では・・・多年草化します。」とあった。
 高さは60センチほどになるが、刈込んで低く抑えることができる。刈込めば分枝も多くなり、花数も増える。赤、桃、白、紫などの花色。開花期は周年だが、真夏が盛り。
 毎日新しい花を咲かすのでニチニチソウという名前らしい。方言名のカジマヤーグヮーは漢字で書くと風車小、小さな風車(かざぐるま)ということになる。クチナシのことをカジマヤーといい、花の大きさがクチナシより小さいので、ということだろう。
 
 白花

 記:島乃ガジ丸 2005.4.17 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


ニシキジソ(コリウス)

2017年08月01日 | 草木:草本

 長いこと怠けていた畑仕事であったが、この間の日曜日(12月3日)久々にやった。午後の3時間をかけて除草し、耕した。来週にはモンシロチョウの大好きなアブラナ科の野菜、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどの他、レタス、セロリなどを植えようかと考えている。それから、三ヶ月前まではほとんど常時畑にあったシソも植えなければと思っている。シソは私の食卓によく使われる野菜。重宝する野菜である。
 シソについては既に別項「シソ」で紹介済みだが、シソ科の一年草で、日本人には馴染み深い、いわゆる和製ハーブ。シソ科にはハーブが多く、有名なところでは、バジル、レモンバーム、ミント、ラベンダー、タイム、セージなどがある。
 あたりまえのことを言うようだが、シソ科にはハーブでない植物も多くある。既に紹介済みのヒメキランソウもシソ科で、近いうちに紹介しようと思っているサルビアもシソ科である。ヒメキランソウは可愛い花が咲き、グランドカバーによく使われる。サルビアは派手な花で、花壇用の草花に用いられる。シソというと食用のシソ(紫蘇)しか思い浮かばない私だったので、シソ科にもいろいろあるもんだと、勉強になった。

 ニシキジソという名前から、これはシソ科であろう。シソと名がつくからには食用のシソに近い仲間であろう。ということは、これは食えるものであろう。などと想像するが、ニシキジソとはコリウスのこと。コリウスは公園の花壇などでよく見るので、私も知っている。見た目で食えそうな雰囲気は無い。その葉は、毒を含むのではないかと思われるような色模様をしている。どの文献にも、食用になるとは書いていない。
 
 ニシキジソ(錦紫蘇):花壇
 シソ科の一年草 熱帯アジア原産 方言名:なし
 コリウスという名でしか知らなかったが、広辞苑をみると、ニシキジソという和名があった。錦の紫蘇、その名の通り葉に色があり模様がある。他に、キンランジソという別名もあるが、これは金襴紫蘇という意味であろう。
 コリウスはコレウスとも言い、シソ科コレウス属の総称であるが、一般にコリウスと呼んでいるのはその一種である本種のこと。コリウスは学名から。
 錦という名前は葉に拠る。葉の表面にはさまざまな色模様があって、それが観賞価値となっている。ではあるが、花も淡い紫色で可憐である。茎の先端から長い穂を出し、小さな花を密生させる。開花期は初夏から秋。
 高さ30~50センチ内外。観賞用として栽培される。多くの品種がある。
 
 
 
  

 記:島乃ガジ丸 2006.12.5 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行


ナンバンギセル

2017年08月01日 | 草木:草本

 また一つ植物用語を知った。寄生植物という。広辞苑を見ると、「他の生物から栄養を取る植物の総称」とあった。また、「ナンバンギセルなど葉緑素を欠き・・・云々」とあるように、ナンバンギセルはその代表格であるらしい。

 宇宙のどこかに、人間に寄生する植物もあるにちがいない。昔、そんな内容のSF小説を読んだ覚えもあるが、私の想像する寄生植物は以下の通り、
 名前を決めておこう。細胞という意味のセル(cell)に、人類が別種の生物に変わるということから「転換期」と頭につけて、テンカンキセルとしておこう。宇宙のある星へ実験用に連れて行ったマウスが、テンカンキセルの最初の寄主となる。
 テンカンキセルはホウセンカのように種を弾き飛ばして繁殖する。テンカンキセルの種は砂粒のように小さい上、その弾き飛ぶ速さは鉄砲の弾ほどの速さがある。だから、動物の体の中にもたやすく入り込める。入った時は、針にちくっと刺されたほどの、ほんの一瞬の痛みなのであまり気にならない。マウスも気付かなかったようである。
 地球に戻ったマウスから植物が生えだした。関係者は驚き、観察を続ける。やがて花が咲き、実が成り、そして、多くの人が見守る中、その種が弾き飛ばされた。目には見えなかった。皆、針に刺されたような一瞬の痛みは感じたが、誰も気にしなかった。テンカンキセルは多くの人間に寄生し、そして、数年後には世界に広がった。

 その後の人類がどうなったかは、それぞれの想像にまかせるとして、ここではナンバンギセルのこと。下にも書いたが、南蛮煙管とはマドロスパイプのこと。マドロスはオランダ語で船乗りのこと。船乗りがよく使うパイプだからそういうが、和製語とのこと。ポパイが咥えているパイプ、と言えば、中年以上の方はお解かりでしょう。
 
 ナンバンギセル(南蛮煙管):観賞用鉢物
 ハマウツボ科の一年生寄生植物 北海道以南、南西諸島、他に分布 方言名:不詳
 南蛮煙管とは「南蛮人が持ち込んだマドロスパイプのこと」と『名前といわれ野の草花図鑑』にあった。花のついた草の形がそれに似ているということ。納得。
 寄生植物という名前も私には珍しく、そういうものあるということ何となく知ってはいたが、これがそれであったかと、今回はまた一つ知識を得た。ナンバンギセルは葉緑素を持っていないため、他の植物に寄生する必要があるとのこと。宿主はススキやミョウガなど。沖縄ではサトウキビに寄生することもあるらしい。
 高さ15センチほど、花茎の先に淡紫紅色の花をつけ、横向きに開く。開花期は、本土では8月から10月とのことだが、私が見たのは11月、文献の写真も11月。

 記:島乃ガジ丸 2006.8.1 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行


ナリヤラン

2017年08月01日 | 草木:草本

 去年(2011年)の夏、埼玉在の友人Rと八重山与那国の旅へ出かけた。禿げたオッサンとヨーガリテ(痩せて)貧相なオッサンの二人旅、周りから見れば哀れにも感じるかもしれない旅、でも、本人たちは大いに楽しんだ。
 西表島ではトレッキングに挑戦した。挑戦といっても山道を延々と歩くわけでは無い。現地のツアー会社が企画している西表島トレッキングの2時間ばかりのコース。ちょっと長めの散歩、程良い運動となって後のビールが旨いといった程度のもの。
 そのトレッキングコースの参加者は我々オッサン二人だけだった。案内人も同じくオッサン(我々よりはたぶん若い)で、オッサン3人で西表の川沿い、山の中を歩いた。
 「今がちょうど花の時期ですから見に行きましょう」と案内人が言う。日本では石垣島と西表島にしか自生が無いというナリヤランという蘭が「たぶん、そこへ行けばナリヤランの群生が見られると思います」と、コースでは無い場所へ案内してくれた。
 ナリヤラン、私はその名も初耳で、もちろん姿も見たことは無かった。「きれいな蘭で盗掘されやすいものですから、自生場所をあんまり公にはしたくないんですよ」、どうやら我々2人は盗掘するような人間では無いと判断されたらしい。正しい判断をされて嬉しいこったと思いつつ、「きれい也や」からナリヤなのかなぁなどと考えていた。
 
 ナリヤラン(成屋蘭):花壇・鉢物
 ラン科の多年草 東南アジアに広く分布、西表島が北限 方言名:不詳
 名前の由来、『沖縄大百科事典』に「和名は西表島の内離島成屋に由来」とあった。成屋とは西表島の内湾にある小島、内離島にあった成屋村のことで、同書によると、明治の頃は炭鉱村として繁栄したが1920年に廃村となっている。
 草丈が50~130センチほどになる大型の地生ランで、チガヤなどに囲まれていてもよく目立つ。日当たりの良い草地などに生え、たいてい群落を成している。
 茎の頂部から10~15センチの花茎を出し、5~8個の花を次々と咲かせる。花弁は薄桃色で、唇弁は紅紫色。花はカトレアに似るが数日でしぼむ。開花期は夏。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2012.3.7 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行
 『花卉園芸大百科』社団法人農山漁村文化協会発行