頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『もつれ』ジグムント・ミウォシェフスキ

2020-01-18 | books
ワルシャワ、精神科のグループセラピーの参加者の一人が眼に串を刺され殺された。検察官のシャツキが捜査に関わる。セラピーはコンステレーションという参加者が他の参加者の家族を演じるというものだと分かる。しかし動機がなかなか分からない。

三部作の第一作。長いし、そしてラストの謎解きもとっても分かりにくい。なのに何故か読み進んでしまったのは、シャツキの内面や街の描写などストーリーとは直接関係無いところが良かったからか。それと第ニ作、三作の評判がいいから我慢したのもあり。

 

今日の一曲

ヨーヨーマで、バッハの「無伴奏チェロ組曲1番」


では、また。


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