福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

街に必須

2023-12-16 06:07:36 | 日記
一日みなさんにサポートして頂きながら、定食づくり。
土曜日の食材探し。
その後は、商店会の感謝祭のクジづくりのお手伝い。
ここまでは、楽しい。
感謝祭のお手伝いから戻ると近隣小学校の先生が用事でみえて、たまたまその日・・のフードパントリーと出会われた。
ご近所の保育園のお迎えかたがたと。
2歳のお子さんをお迎えにもどられ、フードパントリーの担当者さんから、おやつを小さな手に山盛りにしてもらう。
なんて言うのと促されると、小さくお辞儀。かわいい盛り。
親御さんからも、保育園でも、大事にされていることがスグわかる。
そうこうして、感謝祭のジャガ芋洗いに。
なんとか全て終え、福祉亭を出る。
出た時は、鼻歌まじり。
充実した一日だった。

しかし!!
一日は、充実感だけでは、終わらせてくれない。
自宅号棟の階段を3・4段上ったところで、背後から声。
振り返ると号棟の外灯に照らされたお一人のご高齢者。もお、び~~っくり!と言うより、ギョ!!
見たことのない。
小さな声で、今の状況を話される。
お金もなくなって、暗くなって帰る家がわからない、住所も分からず・・でした。
さあて・・ワタシにナニができるか一瞬逡巡。
駅前の交番!!
駐輪場からチャリを出し、自分の荷物を前輪荷台に載せ、お相手の荷物を後ろ荷台に。
シルバーパスもお持ちでないと言うので、駅まで歩く。夜の闇の中を。
小さな声でなにやらハナシかけてくださるけれど、相づちを打ったら、もっとわけの分からない魑魅魍魎が現われそうで、聞こえないふりして、ただ、黙々と歩く。
20分弱。駅前の交番には、やれやれ、おまわりさんの姿。明りの中に。

交番前にチャリを止めると、すぐ、出て来てくださって、事情を聞いてくださる。
やれやれ、本当に。
ワタシは、名前だけ告げ、帰して頂く。
これ以上の関わりは、できかねるところの体力と気持の限界。
交番は、日本が世界に誇る組織として、聞いているけれど、ジツに、ジツに、街の必須アイテム。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする