福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

経済学部

2021-10-21 06:08:05 | 日記
近隣大学から訪問者。
体格の良い3人ぐみさん。
経済学部所属と。
経済学からは、遠い存在の福祉亭。
どんなハナシ??
事前に質問項目もメールされて、それに沿って話しを進める。
こんな場面を経験する時、福祉亭が地域に何をメッセージとして送り、
そして、その成果は、目の前にあるのかどうか・・と、改めて考えることに。
福祉亭は、ムカシも、今も、ただの街の食堂の風情。
それでいて、住民ボランティアさんが、一生懸命に福祉亭を支えてくださっている一日一日。
ただの・・だけでは、いけない。
何を柱に据えた運営か。
質問項目の中にも、20年運営が続いた理由は?と。

今朝になって思い返すと、ジツに、何回も「豊かな」という形容詞を使っていた。
豊かな人間関係の中での、地域の暮らしを、表現しようとして。
その豊かさは、困っている・・と耳にすれば、どうしたの?
ここの具合が、ちょっとね・・と耳にすれば、こうしてみたら?
響き合う共感が、基本。
素知らぬふりをせず、知らんぷりせず、お互いの存在を認め合う。
一つを分け合い、より多く・・のココロを遠ざけ、その中で得る平穏な暮らし。
フツウの中の日々の輝き。
それをみんなで、共有、共感できたら・・が、願い。

企業の経済活動に、社会貢献が、盛り込まれることをよしとする若い世代が多くなっているという。
暮らし、人生を支えることになる経済活動。
様々なサービスや、物を通して、社会的な貢献の道を模索しつつ、より豊かな社会づくりをめざす。
この微妙な空気感を、頭に置いて、経済活動の意味を見いだしていってくださったら、いいなあ。
でも、甘い・・って、おしかりを受けるかも。
幸か不幸か、福祉亭は、より多くを目指す必要が、ない。非営利。
それをよしとして、じじとばばの集団で、ささやかな願いを追っていけたらなあと思っているのです。




コメント
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