50周年

気温が下がって、12月、11月末・・のような肌寒い昨日。
定食づくりをしている厨房に、フロントから早ばやと、今日のご利用は、少ないだろう・・と。
その通りに違いないのですが、とにかく、用意を怠るわけにもいかず。
一日を終えてみると、やっぱり、普段より10人ほど少ないご利用。

でも、予定されていた50周年の催事の準備は、キチンと進行していました。
東永山集会所の自治会の展示は、自治会が取り組んできた女性たちの編み物教室の作品展から、文人画のような展示。
その脇で、自治会の50年の歩み、入居開始当時、住民の間で起きた尾根幹線廃止運動の記録、
地域の子どもたちのためにお母さんたちが、力を合わせたなかよし文庫の記録・・と、50年の歩みが見渡せる展示で、
50周年を彩っています。
写真の中のみなさんは、今の面影を残しつつお若い時代の様子を映し出していました。
輝いていた時代、赤い洋服で。
時間が経過した実感は、展示の細部をみるのに、老眼鏡が必要・・と、気がついたことでした。

商店街のほうも、空き店舗を活用した写真展の準備。
夕方には、みなさんにお配りする記念のマドレーヌが運び込まれていました。
それぞれがお役をしっかり果たしていることが、わかります。
ささやかかもしれませんが、50年をお祝いする空気がふんわり広がります。
お若いみなさん、新たな入居のみなさんには、縁遠いお話でしょうが、
街づくりを手がけたみなさん、50年を支えてみえた住民の歩みと力があって、街が成り立って、今の暮らしがある、という大事なお祝いの日です。
みんなで、お祝いを楽しみましょう。楽しんでください。