福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

暮らしの中で

2018-03-27 07:30:09 | 日記
高齢者像を、暮らしの中で、やりとり。
なあんと、東南アジアの国の大学準教授さんと。
びっくりでしょ?

日本語を使われるので、やれやれ。
ハナシの中で、やっぱり、くっきり浮き上がってきたのは、
高齢男性の地域での過ごし方。
女性は、もともと地域に溶け込んで暮らしているし、家庭でも、家事や孫育てで存在が頼られる傾向が強いですね。
男性の地域や家庭での役割は、一家の大黒柱であることに違いはないけれど、
ずっと仕事中心で、家庭や地域での滞在時間、かかわり時間がもともと少ないことから、役割の喪失が派生してしまうのです。
介護保険制度も、年金制度もないお国の将来のやりとりですが、
高齢期の暮らしがなんだか、とても似ていましたよ~~。

ちょうど、今朝「団地タクシー」の映像が流れていましたね。
自転車をこいで、高齢者を運ぶ男子大学生・・
笑顔で。
世代間交流にもなるし、
見守りにもなる・・という報道。
アシストチャリ。

出番ですよ~~!!高齢男性たち!!
大学生だけに頼らず、チャリを押すって役割は、如何ですか?
大腿四頭筋の維持にもなりますし。
その筋肉の維持は、たしか転倒予防につながったはずです。
お天気のよい日、
風を切って走るのは、もともと気持ちがいいですよね。

福祉亭のご利用者さんで、
自転車をちょっとだけ改造して、奥さんが安心して座れるようにしたチャリで、
隣の街区から通われるかたがおられます。
団地のペデは、結構アップダウンがありますが、すいすい・・と走られています。
認知症が出始めた奥さんとの日々の暮らしですが、
そのチャリ姿は、傍目にはとても楽しそうです。
ペデで見かけると、思わず、手を振ってしまいます。

暮らしは、ちょっとした工夫で、改善します。
みんなで取り組めたらいいですよね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする