福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ご縁

2017-02-17 06:55:14 | 日記
亡くなられてから、ご友人たちの手で遺稿集が出されたご利用者さん。
一冊当たりの単価の関係で、印刷部数が数百部。
多い!!
多すぎ!!と、口げんかまでした。
確かに、多かったのです。
今も積み上げられている遺稿集の段ボールを眺めては、どうしたものかなあ・・と時折気にかかる。
でも!!
世の中、不思議なことがあるものです。
つい、最近、本を寄贈した図書館で展示されているのを見たので・・とみえたかたが。
別のご友人とご一緒に。
これから、コーヒー飲みに来ますよ・・と。
そして、お住まいが、建て替えになった団地というので、周囲にどうぞ・・と、数冊差し上げられた。

遺稿集は、日々の様々なものが書き留めれられている。
お若い時のご本人。
先に逝かれた奥さま。
地域の出来事。
文は、人。
その力に、びっくり。

昨日、ボラを探しているからと声をかけて頂いたご紹介者が、面談にみえた。
お話しを伺うと、遺稿集の上層に住まうかただと。
びっくり。
さらに、わが家の次男の会社の近くのゴルフ場の開発をした・・と。
次男の会社の信号の位置を基準にゴルフ場の位置を語られた。
びっくり。
ご縁の不思議。
ただ、ボラのほうは、ご体調次第で・・ということで、お帰りになられたのですが。

地域は、人と人との関係性で、形成される。
崩れる関係もあれば、構築できる関係も、やっぱり、あるものです。
その繰り返しの中で、日々の時間が音をたてることなく、過ぎていきます。



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