福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

みんなで

2017-02-01 07:09:15 | 日記
賑やかなラウンジ。
圧迫骨折でお休みしてらしたボラさんも。
初めて参加のカラオケボラさんも。
迷ってラウンジを通過しそうになったご利用者さんも。

人の心模様が、よくわかるようになったのは、福祉亭運営のおかげです。
一見、理解できない事も、
理解できない人物像も、
その奥にある『人』という存在・・として見えるようになってきたように思います。
感謝です。
どのかたも、その一生懸命さがかわいい。
かわいい・・って、小さな子に向ける気持ちと同じ。
幼子に神は、宿る・・のですが、どの年代のかたにも、宿っています。

高齢期、面倒なハナシは、いやなもの。
ごたつくハナシも、いやですよね。
自分の平常心を保つだけで、精一杯。
だって、高齢化した自分と家族のことで、まずまず手一杯。
よそ様のことにまで、首をつっこむほどのエネルギーは、もうありません。
ありそうに思える時間だって、そうあるわけではありません。
だいたい人生の時間そのものが、少なくなってきているのです。
そのことがつくづく、しみじみ胸に迫ってくる今日この頃・・が、高齢期。

楽しく、幸せ気分で、過ごしたい。
世のため、人のため・・は、おまかせしたい。
『私』のことに、とやかく言われたくない。
だから、『私』は、十分がんばっています。

おやッ!!??
これでは、助け合う地域、支え合う地域は、いつまでたっても、できそうにないですね。
いやいや、楽しいの意味が、幸せ気分の意味が、もっと、深いところにある・・・はず・・という国の仮説なのです。
人と触れ合う楽しさ、
人に感謝される楽しさ、
思いがけなく出会う日々の小さな嬉しさ・・
この先にあるはず・・・というものなのです。
一人の旅人として、どのかたも、歩む一日いちにち。






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