フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

力士のコロナ死の衝撃・検査体制の遅れ改めて浮き彫り/感染者・死亡者の年代別データは?

2020-05-14 11:46:00 | 日記

    新型コロナウィルス感染による死者は感染者数とともに毎日報道されており、日本国内では昨日(14日)判明分で700人に上っているが、昨日の大相撲の力士”勝武士”死亡のニュースには驚いた。
   これまでも志村けんさんや岡江久美子さんなど身近な知名人が新型コロナ感染で亡くなって衝撃を与えて来たが、今度は力士の死亡という衝撃である。 勝武士の番付は三段目で、いわゆる「関取」(十両以上の呼称)ではないが、大相撲の力士といえば一般人から見れば「屈強の男」の代表であり、しこ名も強さそのものを表わしている。それがコロナにやられたということはやはり大変な驚きである。
    勝武士がコロナ感染で死に至った原因は大きく2つあるようだ。一つは力士に少なくない糖尿病という基礎疾患があったとのこと。もう一つは日本の検査体制が貧弱で検査が遅れ、早期治療が出来なかったことだ。いわゆる『手遅れ』である。これについては海外からも指摘を受けていた大きな問題で、それが屈強な男の命をも奪って改めて浮き彫りにされた。
   後者のこの問題については、政府が医学界に言いくるめられて金科玉条にしていた『37.5度以上が4日以上続く』という縛りを「国民の誤解」という言い逃れでやっとこさ取り下げたところだ。
    始めからそんな縛り(=医療界の保身)がなければ、過去の死亡者数は半減していたのではないかと私は疑う。 

   勝武士の死亡の記事で、もう一つの驚きがあった。それは「20代以下の死亡は国内初めて」ということだ。これまで感染者や死亡者の数を年代別に分析したデータを見たことがない。感染拡大が報道されるようになった当初は高齢者が感染し易すく重篤化もし易いというイメージで、その後中年・青年層の感染者が増えているというような記事を見たように思う。新型コロナの感染原因や死亡要因を探る上で、年代別とか職業別の統計データを見てみたいものだがあるのだろうか?
 

コメント
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