昨日神代植物園を歩いて「あれ、今日は平日なのに来園者が多いな」と思ったのだが、家に帰ってから祝日だと気が付いた。『建国記念の日』も影が薄くなったというべきか、毎日が休日の私がボケてるというべきなのか。ともかく温和な天気であったが、人出の中心はやはり梅園であった。【写真上3枚】
私の関心の中心はフクジュソウ(福寿草)。相当咲き揃ったかと思ったが、まだ最盛期の2,3割程度。 それでも花は本当に美しい。【写真下左】 梅園の外縁に咲いているニホンズイセン(日本水仙)は何か勢いがなかった。【写真下中】 この日、フクジュソウに劣らず私の心に留まったのは、枯れ葦をまとい静かな水面に映ったラクウショウ(落羽松)の姿である。【写真下右】これは絵になる。
[日本語教師の中国滞在記] 山東省編#23-ジャスコで買い物
市内の繁華街にイオンモールがあり、飲食店や衣料品店、銘茶、薬店などの地元テナントに加えて、中心にスーパーのジャスコがあった。中国語で「佳世客」(ジャシカー)と言っている。繁華街一帯の中でも学校に近く、校門の前からバスで5,6分、歩いても20分ほどで行ける。地下1階から4階まで、食品売り場を中心に概ね日本の大型スパーと同じような店舗であり、商品の品質は確かだけれど値段が高い、というのが現地(学生)の評価であった。中には西欧の刃物やキッチン用品など日本でも高級品の売り場もあった。中国の経済発展に伴う高所得層向けに十分な需要があるとの見込みによる進出だったようだが、人口何百万とはいえ中国の地方都市には時期尚早だったようだ。前記の高級キッチン用品や寝装具、和食店などが順次閉止し、私の日本帰国後しばらくして店舗そのものが撤退した。同じ山東省でも青島市は近代都市らしく、ジャスコ2店舗は隆盛と聞く。
ともあれ私の濰坊滞在時は日常の簡単な自炊のための食材を中心に、身の回りの衣料などは大半ジャスコで買い物をした。何でも物価が安かった中国ではあったが、面白いもので日本からの輸入品は日本国内の値段と余り変わりがなかった。それはそうだろう、中国向けだからといってベラボーに安い価格で輸出できるわけがないと知った。私がつくる食事などは知れたもので一番の得意は「煮込みうどん」であったから、カトキチの「冷凍さぬきうどん」にヤマサの「こんぶつゆ」、それに豚肉と卵とネギ。また冷凍の「水餃子」を常に冷凍庫に入れておいた。そのほか学生が料理をしてくれる時には魚介類や果物類を買った。また時々はすぐ食べられる惣菜なども利用した。後に豚肉や卵、ネギは値段が安い街中(まちなか)の小売店や露天などで買うようになったが、ジャスコを含め買い出しには一人でまたは学生と一緒に週2回くらい出かけた。
鞋やズボン、シャツなどの衣料品は商店街で買うこともあったが、値段が安い分やはり品質が悪かった。同じ中国製でもジャスコは日本の品質基準による商品だけあって、値段の高い分長持ちがした。
ジャスコの正面入口 食品売り場 学生と遊歩道を通って買い物に
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