フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

大震災(1):東北地方に大地震が発生

2011-03-13 15:36:10 | 大震災

           
 
  それにしても凄い地震であった。

 3月11日の昼下がり、私はテレビをつけたまま、コタツで読み物をしていた。すると傍らで家内が書道の練習をしながら聞いていたFMラジオから緊急地震速報が流れ、すぐ追ってテレビからも流れた。
 大きな地震を予報するこのシステムが最近できたことは知っていたが、初めて聞くものであった。
 
 まあタカをくくりながら一応は身構えた。数秒後に実際揺れ始めた。 「これは大きい」とすぐに感じた。
 
揺れは長く、家具などの転倒も心配されるほどになった。
 和室のペンダント・タイプの電灯は左右に揺れるというより、振り回されている感じになった。
 家内は大きな金魚の水槽が転落するのを恐れて、恐怖の面持ちをしながら押さえていた。幸い我が家に被害はなかった。
 
 
揺れが収まった後、テレビは地震報道一色になり、私もテレビ画面にくぎ付けになった。
 しばらくして、予報されたように大きな津波が東北の沿岸部を襲い出した。テレビ画面では津波が港を襲い、船が翻弄されたり、岩壁を乗り越えた津波が自動車や建物を軽々と浮き上げて、破壊していく様を映し出している。本当に凄い威力だ。
 
 その津波が陸地に上がり、自動車や家を飲み込みながらどんどん広がっていく様子が空から中継された。家も自動車も津波の前ではまるでおもちゃのように、いとも簡単に押し流され破壊されていく。
 港にあった船までが陸地を押し流されている。異様な光景だ。
 津波が陸地の奥に突き進んでいる先に道路を走っている車が見えた。「これはヤバイ」と思う間もなく、津波は道路を乗り越え、自動車を飲みこんだ。
 これは映画や他国のニュースではない。テレビカメラの前で今起こっていることなのだ。
 
 人間がなすすべがない自然の猛威に、文字通り言葉を失った。
 もうパソコンに向かってブログに綴る気持ちを失ってしまった。
 地震のもの凄さ、津波の恐ろしさ、そしてそれらによる災害の大きさ・・・。 
どこまで被害が広がっているのか見当もつかない現在、暗たんたる気持ちの中で今綴っているところなのである。

 

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